ボクの居場所は…
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"麦わらの大頭!!"よろしく頼むぜー!!
何かに縛られて行動することが嫌だと言って頭になる杯を交わそうとしないルフィに感動しながら黄緑色のリーゼントに近い鶏冠頭が印象に残るバルトロメオを筆頭にあぐら描いて座っているいくつかの船の船長が一斉に子分となる杯を飲み干した
その直後に歓声を上げながら宴の準備が手早く進んでいく・・
俺飲んでねェからな!
なんかもう中身なくなってっけど!
"さっきゾロが飲んでたぞ"
[ルフィ、酒が飲めないらしいから代わりに飲んだって事かな・・?]
必死に自分が飲んだことを否定するルフィに子分盃を交わした人達の1人が
「何かありゃ勝手に命かけて参上する。そんな奴らがいても損はねェだろ」
と言われて何も言い返せなかった代わりに宴のご馳走として用意された今いる島特有の魚のステーキに一目散に駆けていった
[る、ルフィも否定の言葉がないみたいなので
これで話はまとまったかと・・]
「じゃあ決まりだな?」
「「「宴だーーー!!!」」」
と区切りがついたのをいいことにボク達が乗っている大きな船が震えるほどみんな嬉しそうな声を上げた
「・・・お前は参加しねェのか?」
[えっ?]
「アイツらの馬鹿騒ぎにだ」
どんちゃん騒ぎになっている空間から少し離れた所でジュースをチビチビ飲んでいると不意に声をかけられ方を震わせて振り向くと、今回ルフィが同盟を組んだ海賊船の船長がいた
[ぼ、ボクは賑やかなのは苦手で‥
静かな所が落ち着くんです]
「ま、行くか行かねェかは自由だしな」
[あ、あの・・傷の方は大丈夫ですか?]
そう問いかけながらボクは彼の右腕を見つめる
この島であった強敵との戦いで彼の右腕は切断されたけど、仲間にいた小人族の能力で何とか引っ付けることが出来たみたい
「あァ、今んトコ違和感は感じねェ」
[すみません・・ボク、今回の戦いで活躍できなくて…]
「人気のある場所が苦手なんだろ?仕方ねェよ
その分、お前の仲間は結構活躍してくれたしな」
そいつらは無事か?
と聞いてくる彼の声はお医者さんが診察する時のように優しかった
[あ、はい
昨日、手当てをしたので
今はボールに入れて休ませてます]
「ボール?」
[これです。モンスターボールって言うんですけど]
ボクはポケットから頑張ってくれたボクのポケモンが入ったボールを取り出す
「そん中に入ってんのか?」
[はい、力が必要になればすぐに呼べます]
「ポケモン、だったか?
本当に不思議な生き物だな‥」
[確かトラファルガーさんの所にも動物がいましたよね?チョッパーとは違って能力者じゃないけど言葉を話すって聞きましたが]
「ベポの事か?
アイツはミンク族という人語を話せる種族だからソイツらとは違う」
「トラ男のいた海にもサヨの友達みたいなのはいなかったのか?」
[わっ!]
どこからか飛んできたルフィがボクの頭に顎を乗せながらトラファルガーさんに聞く
「見てねェ、お前らも同じだってンなら一体どこから来たんだ?」
[ボクも詳しくは分からないんです
ボールの存在とかは全てこの子達に教えてもらったので]
「お前の出身は?」
[シャボンディです
ルフィ達が2年前に色々騒ぎを起こしてた時は見つからないようにマンブローブの根元の方に隠れてました]
そう言うとトラファルガーさんは自分の顔を片手で覆う
[・・トラファルガーさん?]
「あの時の騒ぎは俺達だけじゃなくてトラ男も入ってんだ」
[あ、そうなんですか?
無事でしたし気にしてないので大丈夫ですよ?]
「・・それもあるが」
[?]
あの日、お前の存在に気付いてりゃ俺が仲間に勧誘したんだがなと悔やんでいただけだ
と顔から手を放しながら言うトラファルガーさんの表情は何か企んでいるような笑みを浮かべている
「!ダメだぞ!」
[ぐえっ!?]
「サヨは俺が勧誘したんだから俺達の仲間だ!」
「くくっ、まァ隙が出来た時に勧誘するんで頭の隅にでも入れておけ
・・・それと」
麦わら屋、そのままだとソイツが窒息するぜ?
と言ってくれたお蔭でボクは彼の能力によって首にグルグル巻きついていた手から解放されてようやく息を吸うことが出来た
「わ、悪ィ‥」
[ぅん、大丈夫ですよ‥]
気道を確保しながらボクはトラファルガーさんの方を向いて・・
[ルフィが言ってたようにボクは彼の勧誘を受けて入ったので麦わらの一味です
ですから、彼がボクを降ろすというまでは彼の仲間ですし助け合いもします]
「・・・」
[・・・ですが]
そんな彼と同盟組んでいる以上、ボク達はあなたの意見も聞きます
だからどうか無茶はしないでください
ボクが言い切ったあと少しの間誰も口を開こうとしなかったけどしばらくして・・
「・・くっ」
[?]
「くっくっくっ」
とトラファルガーさんが小さく笑い声を漏らしたのを見て笑っている理由を問いかけようとした時
「なんだ、ちゃんと自分の意見が言えるじゃねェか。サヨ」
[!]
「モノ言わねェお澄まし人形じゃないかと心配だったが余計なお世話だったらしいな」
ボクの名前を出して続けていった彼の言葉にボクとルフィはハッとなった
「トラ男、お前いい奴だな」
「さあ、何のことだか」
[ありがとうございます]
ペコリと頭を下げたボク達を見てトラファルガーさんはまた小さく笑い
「ドレスローザの件はこれで終わったが俺達が同盟を組んだ目的はまだ終わっちゃァいねェ
油断するんじゃねェぞ?」
[はい!]
「おう!」
何かに縛られて行動することが嫌だと言って頭になる杯を交わそうとしないルフィに感動しながら黄緑色のリーゼントに近い鶏冠頭が印象に残るバルトロメオを筆頭にあぐら描いて座っているいくつかの船の船長が一斉に子分となる杯を飲み干した
その直後に歓声を上げながら宴の準備が手早く進んでいく・・
俺飲んでねェからな!
なんかもう中身なくなってっけど!
"さっきゾロが飲んでたぞ"
[ルフィ、酒が飲めないらしいから代わりに飲んだって事かな・・?]
必死に自分が飲んだことを否定するルフィに子分盃を交わした人達の1人が
「何かありゃ勝手に命かけて参上する。そんな奴らがいても損はねェだろ」
と言われて何も言い返せなかった代わりに宴のご馳走として用意された今いる島特有の魚のステーキに一目散に駆けていった
[る、ルフィも否定の言葉がないみたいなので
これで話はまとまったかと・・]
「じゃあ決まりだな?」
「「「宴だーーー!!!」」」
と区切りがついたのをいいことにボク達が乗っている大きな船が震えるほどみんな嬉しそうな声を上げた
「・・・お前は参加しねェのか?」
[えっ?]
「アイツらの馬鹿騒ぎにだ」
どんちゃん騒ぎになっている空間から少し離れた所でジュースをチビチビ飲んでいると不意に声をかけられ方を震わせて振り向くと、今回ルフィが同盟を組んだ海賊船の船長がいた
[ぼ、ボクは賑やかなのは苦手で‥
静かな所が落ち着くんです]
「ま、行くか行かねェかは自由だしな」
[あ、あの・・傷の方は大丈夫ですか?]
そう問いかけながらボクは彼の右腕を見つめる
この島であった強敵との戦いで彼の右腕は切断されたけど、仲間にいた小人族の能力で何とか引っ付けることが出来たみたい
「あァ、今んトコ違和感は感じねェ」
[すみません・・ボク、今回の戦いで活躍できなくて…]
「人気のある場所が苦手なんだろ?仕方ねェよ
その分、お前の仲間は結構活躍してくれたしな」
そいつらは無事か?
と聞いてくる彼の声はお医者さんが診察する時のように優しかった
[あ、はい
昨日、手当てをしたので
今はボールに入れて休ませてます]
「ボール?」
[これです。モンスターボールって言うんですけど]
ボクはポケットから頑張ってくれたボクのポケモンが入ったボールを取り出す
「そん中に入ってんのか?」
[はい、力が必要になればすぐに呼べます]
「ポケモン、だったか?
本当に不思議な生き物だな‥」
[確かトラファルガーさんの所にも動物がいましたよね?チョッパーとは違って能力者じゃないけど言葉を話すって聞きましたが]
「ベポの事か?
アイツはミンク族という人語を話せる種族だからソイツらとは違う」
「トラ男のいた海にもサヨの友達みたいなのはいなかったのか?」
[わっ!]
どこからか飛んできたルフィがボクの頭に顎を乗せながらトラファルガーさんに聞く
「見てねェ、お前らも同じだってンなら一体どこから来たんだ?」
[ボクも詳しくは分からないんです
ボールの存在とかは全てこの子達に教えてもらったので]
「お前の出身は?」
[シャボンディです
ルフィ達が2年前に色々騒ぎを起こしてた時は見つからないようにマンブローブの根元の方に隠れてました]
そう言うとトラファルガーさんは自分の顔を片手で覆う
[・・トラファルガーさん?]
「あの時の騒ぎは俺達だけじゃなくてトラ男も入ってんだ」
[あ、そうなんですか?
無事でしたし気にしてないので大丈夫ですよ?]
「・・それもあるが」
[?]
あの日、お前の存在に気付いてりゃ俺が仲間に勧誘したんだがなと悔やんでいただけだ
と顔から手を放しながら言うトラファルガーさんの表情は何か企んでいるような笑みを浮かべている
「!ダメだぞ!」
[ぐえっ!?]
「サヨは俺が勧誘したんだから俺達の仲間だ!」
「くくっ、まァ隙が出来た時に勧誘するんで頭の隅にでも入れておけ
・・・それと」
麦わら屋、そのままだとソイツが窒息するぜ?
と言ってくれたお蔭でボクは彼の能力によって首にグルグル巻きついていた手から解放されてようやく息を吸うことが出来た
「わ、悪ィ‥」
[ぅん、大丈夫ですよ‥]
気道を確保しながらボクはトラファルガーさんの方を向いて・・
[ルフィが言ってたようにボクは彼の勧誘を受けて入ったので麦わらの一味です
ですから、彼がボクを降ろすというまでは彼の仲間ですし助け合いもします]
「・・・」
[・・・ですが]
そんな彼と同盟組んでいる以上、ボク達はあなたの意見も聞きます
だからどうか無茶はしないでください
ボクが言い切ったあと少しの間誰も口を開こうとしなかったけどしばらくして・・
「・・くっ」
[?]
「くっくっくっ」
とトラファルガーさんが小さく笑い声を漏らしたのを見て笑っている理由を問いかけようとした時
「なんだ、ちゃんと自分の意見が言えるじゃねェか。サヨ」
[!]
「モノ言わねェお澄まし人形じゃないかと心配だったが余計なお世話だったらしいな」
ボクの名前を出して続けていった彼の言葉にボクとルフィはハッとなった
「トラ男、お前いい奴だな」
「さあ、何のことだか」
[ありがとうございます]
ペコリと頭を下げたボク達を見てトラファルガーさんはまた小さく笑い
「ドレスローザの件はこれで終わったが俺達が同盟を組んだ目的はまだ終わっちゃァいねェ
油断するんじゃねェぞ?」
[はい!]
「おう!」