第3話
名前変換
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[退屈だな~]
食堂の椅子に座って足をブラブラさせながら天井を見上げて呟く
今この船に奇襲を仕掛けて来た海賊とシャン君達が甲板で戦闘中だから戦えない私はここでお留守番
[そこまで強そうじゃなかったしそろそろここにやってきたりしないかな~?]
そう呟いていると、遠くからこっちへ駆けてきている音が聞こえてきて私はハッと目を開けてドアのほうを向く
[・・・ん?]
その音が皆のとは違いどこか焦っているような音になって近づいてきているのはおかしいと思った私は・・
(久しぶりに使えるかな?)
自分の手の平を見て笑みを浮かべた
そうしていると乱暴にドアが開かれて案の定私の知らない男性と目線が合った
「女ァ?」
[ようこそ~赤髪海賊団の遊技場へ♪]
いつでも暇を潰せるようにポケットに入れているトランプを取り出してカードを繰りながら笑みを浮かべて話す
「テメェふざけてんのか!?」
[自分がふざけてない事と、戦う力がないことなんて君が賢ければ一目瞭然だと思うよ?]
「・・・・」
納得したのか振り上げていた武器を下すとゆっくり歩み寄ってくる男性
「・・で?遊技場ってどういうことだ?」
[甲板では戦闘が行われている
そんな中、ここへ辿り着けられた人にはゲームで楽しんでもらおうと思ってね♪]
もちろん、ルールの中には遊戯中に邪魔をしてはいけないというものもあるからゲームに集中できるよ
そう説明すると「そりゃ助かる」といって私の向かい側の席に座る
[(敵なのに警戒心解くの早いなぁ~私としてはありがたいけどww)じゃあこのゲームに賭けるものを決めて?]
「賭けるもの?なんでもいいのか?」
[もちろん♪お金でも道具でも"船長の命"でもね?]
「!そりゃいい」
[でもそこまで長い時間遊べない。つまり一回限りの真剣勝負だからよく考えて決めてほしいな♪]
笑顔のまま話す私に少し考えた後男性は賭けるものを言った
[私はいいけど後悔はないね?]
「おォ」
[・・交渉成立♪]
では、"遊戯開始(アクション)"
「ラティスっ!無事か!?」
食堂への扉が開いていることに気付き慌てて入ってきたシャンクスは目の前に広がっていた光景を見て気の抜けた表情をする
[あ、シャン君おかえり
戦いは終わったの?]
「あ、ああ・・」
「ん?おォ、1人入ってきてたんだな♪」
ポーカーでもしていたのか定位置にカードが配られていて彼女の向かいにいる男性が椅子の傍にしゃがみ込んで自分の手首を掴んで唸っている
そんな様子を遅れて入ってきたヤソップが見るやニヤニヤした顔を男性へ向けながらラティスへ近づく
[うん、今日はポーカーをしたんだ♪]
「相手は・・ほう、スリーカード
結構いい役を出してきたもんだ」
[でも私はフォーカードだったから勝ちなんだよね~♪]
「まあ"本気の遊戯中"のお前に勝てる奴なんて一人もいないがな!」
彼がこうなっている理由を知っているらしくその男性を気にすることもなく話し続ける
「お、お前・・ズルしやがったな‥?」
[卑怯な手を使ってるかどうかなんて私を注意深く見てた君なら分かってると思うけど?]
「う、うるせェ!」
ラティスに怒鳴りながら勢い良く武器を手に取り向かって行こうとした男性だが
「Σっ!」
ガシャン!!
「畜生ォ!!」
手に力が入らず再びその場に膝をつく形になり、身体を震わせて悔しがる様子にシャンクスは不思議そうに首を傾げるが彼の仲間はニヤニヤと笑ったままだ
[じゃあ後はお願いしてもいい?]
「おう、任せな?」
ヤソップ達にお願いして食堂から出ていこうとした時だった!
「クッ…ソがァっ!」
[おっと?]
何とか反撃しようと力が入らないままひっかけようと片足を伸ばしてきたのを軽い動作で避ける
[力が入らないんだから無理しちゃいけないよ?]
「ガキみてェな抵抗をするもんだなww」
「だがいくら弱くても抵抗は抵抗だ」
そう言いながら彼らは自分達の船長を横目で見やる
ラティスへ好意を寄せている彼にとって彼女に被害を与えようとしていたのは変わらない訳で・・・
明らかに怒りを露わにしていた
[・・今度こそ私は甲板にでも出てるよ?]
「ああ」
「そうだ!出ていく前に1ついいか?」
ドアの前にまで歩いて来ていたラティスに駆け寄りながらヤソップが声をかける
[なに?]
「アイツは"何を賭けた"?」
["力"だよ?話してた時は私の事信じてくれていた感じだったのになぁ]
「はっ!そりゃあなるワケだww」
答えてくれてありがとな?もういいぜ?
軽く背中を押して彼女を部屋の外に出した後手を振って扉を閉めた後甲板へ歩き出した彼女の背後から男性の絶叫に近い悲鳴が聞こえたのは言うまでもない
食堂の椅子に座って足をブラブラさせながら天井を見上げて呟く
今この船に奇襲を仕掛けて来た海賊とシャン君達が甲板で戦闘中だから戦えない私はここでお留守番
[そこまで強そうじゃなかったしそろそろここにやってきたりしないかな~?]
そう呟いていると、遠くからこっちへ駆けてきている音が聞こえてきて私はハッと目を開けてドアのほうを向く
[・・・ん?]
その音が皆のとは違いどこか焦っているような音になって近づいてきているのはおかしいと思った私は・・
(久しぶりに使えるかな?)
自分の手の平を見て笑みを浮かべた
そうしていると乱暴にドアが開かれて案の定私の知らない男性と目線が合った
「女ァ?」
[ようこそ~赤髪海賊団の遊技場へ♪]
いつでも暇を潰せるようにポケットに入れているトランプを取り出してカードを繰りながら笑みを浮かべて話す
「テメェふざけてんのか!?」
[自分がふざけてない事と、戦う力がないことなんて君が賢ければ一目瞭然だと思うよ?]
「・・・・」
納得したのか振り上げていた武器を下すとゆっくり歩み寄ってくる男性
「・・で?遊技場ってどういうことだ?」
[甲板では戦闘が行われている
そんな中、ここへ辿り着けられた人にはゲームで楽しんでもらおうと思ってね♪]
もちろん、ルールの中には遊戯中に邪魔をしてはいけないというものもあるからゲームに集中できるよ
そう説明すると「そりゃ助かる」といって私の向かい側の席に座る
[(敵なのに警戒心解くの早いなぁ~私としてはありがたいけどww)じゃあこのゲームに賭けるものを決めて?]
「賭けるもの?なんでもいいのか?」
[もちろん♪お金でも道具でも"船長の命"でもね?]
「!そりゃいい」
[でもそこまで長い時間遊べない。つまり一回限りの真剣勝負だからよく考えて決めてほしいな♪]
笑顔のまま話す私に少し考えた後男性は賭けるものを言った
[私はいいけど後悔はないね?]
「おォ」
[・・交渉成立♪]
では、"遊戯開始(アクション)"
「ラティスっ!無事か!?」
食堂への扉が開いていることに気付き慌てて入ってきたシャンクスは目の前に広がっていた光景を見て気の抜けた表情をする
[あ、シャン君おかえり
戦いは終わったの?]
「あ、ああ・・」
「ん?おォ、1人入ってきてたんだな♪」
ポーカーでもしていたのか定位置にカードが配られていて彼女の向かいにいる男性が椅子の傍にしゃがみ込んで自分の手首を掴んで唸っている
そんな様子を遅れて入ってきたヤソップが見るやニヤニヤした顔を男性へ向けながらラティスへ近づく
[うん、今日はポーカーをしたんだ♪]
「相手は・・ほう、スリーカード
結構いい役を出してきたもんだ」
[でも私はフォーカードだったから勝ちなんだよね~♪]
「まあ"本気の遊戯中"のお前に勝てる奴なんて一人もいないがな!」
彼がこうなっている理由を知っているらしくその男性を気にすることもなく話し続ける
「お、お前・・ズルしやがったな‥?」
[卑怯な手を使ってるかどうかなんて私を注意深く見てた君なら分かってると思うけど?]
「う、うるせェ!」
ラティスに怒鳴りながら勢い良く武器を手に取り向かって行こうとした男性だが
「Σっ!」
ガシャン!!
「畜生ォ!!」
手に力が入らず再びその場に膝をつく形になり、身体を震わせて悔しがる様子にシャンクスは不思議そうに首を傾げるが彼の仲間はニヤニヤと笑ったままだ
[じゃあ後はお願いしてもいい?]
「おう、任せな?」
ヤソップ達にお願いして食堂から出ていこうとした時だった!
「クッ…ソがァっ!」
[おっと?]
何とか反撃しようと力が入らないままひっかけようと片足を伸ばしてきたのを軽い動作で避ける
[力が入らないんだから無理しちゃいけないよ?]
「ガキみてェな抵抗をするもんだなww」
「だがいくら弱くても抵抗は抵抗だ」
そう言いながら彼らは自分達の船長を横目で見やる
ラティスへ好意を寄せている彼にとって彼女に被害を与えようとしていたのは変わらない訳で・・・
明らかに怒りを露わにしていた
[・・今度こそ私は甲板にでも出てるよ?]
「ああ」
「そうだ!出ていく前に1ついいか?」
ドアの前にまで歩いて来ていたラティスに駆け寄りながらヤソップが声をかける
[なに?]
「アイツは"何を賭けた"?」
["力"だよ?話してた時は私の事信じてくれていた感じだったのになぁ]
「はっ!そりゃあなるワケだww」
答えてくれてありがとな?もういいぜ?
軽く背中を押して彼女を部屋の外に出した後手を振って扉を閉めた後甲板へ歩き出した彼女の背後から男性の絶叫に近い悲鳴が聞こえたのは言うまでもない