第3話
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「気が向けばまた来よう
その時も今と同じ顔をしていることを望む」
シャン君達が宴をしている中
海岸へ見送りに来ている私にそう言い残してミホークは洋風な自分の小舟に乗り込むと、島を後にした・・・
その数日後・・
私達の船、レッドフォース号内にある私の部屋からシャン君の部屋へ向かいこっそりと"ある物"を取ってから甲板に出る
[シャン君、私には本当に警戒心がないからなぁ~♪]
部屋に入って出るまで気配に敏感な彼がずっと眠ったままだったことを思い出してクスリと笑みを零し・・
[・・・よし♪]
1つ、大きく深呼吸をして私は・・・
[ヨホホホ~ヨ~ホホ~ホ~♪]
ロジャー達と初めて出会った時に皆が歌っていた歌を歌い始めた
[嵐がきったぞ~千里の空に♪
な~みがおっど~るよドラ~ム鳴~らせ~♪]
歌の中盤に差し掛かる時には起きて来たベン達が私をそれとなくな感じで囲み歌を聴いている
[おっくびょう風に、吹っかれ~りゃ最後
明日の~朝日がな~いじゃなし~♪]
「「「ヨホホホ~ヨ~ホホ~ホ~♪」」」
[!ヨホホホ~ヨ~ホホ~ホ~♪]
本当に朝日が昇ったばかりだからか声を抑えめにして歌ってくれる皆に笑みを浮かべて歌い続け・・
ガチャ‥
「おいお前ら朝っぱらから何歌って[果て~なし、あて~なし、笑~いば~なし~♪]お?」
「「[ヨホホホ~ヨ~ホホ~ホ~♪
ヨホホホ~ヨ~ホホ~ホ~♪]」」
この船の船長が起きて来たのはこの曲が終わる直前だったww
「いやァ~目覚めのいい歌をありがとな!」
[皆が歌ってる歌詞を聞いてるだけだからうろ覚えだけど、歌えてた?]
「おう!一文字も間違ってなかったぞ」
そう言って拍手してくれたヤソップにつられるように周りにいる皆も私に拍手をする
[よかった~♪]
「そしてお頭、起きてくるの遅過ぎだぞ?」
「ラティスちゃんの綺麗な歌声、聞かなくてよかったのか?」
「ん?お前らの誰かが歌い始めたんじゃねェのか?」
拍手し終わったあと、遅れてやって来たシャン君に問いかけるルウ達に軽く首を傾げながら問い返した言葉に皆は笑う
「アッハッハ!違ェよお頭!」
「さっきの拍手で分かると思うが、歌いだしたのはラティスだ」
「俺達が参加したのは中間の合いの手から。そこまではずっと1人で歌い、俺達は聴いてた」
タバコに火を付けながら答えたベンの返答を聞いたシャン君は・・・
「ラティス~っ!!
ちゃんと聞いてやれなくて悪かったなァ~っ!!」
[だ、だから首、首締まるってww]
「おーおー、お頭がラティスちゃんに手をかけてるぜ?」
「力と覇気入れ過ぎんなよ~?」
恒例となっているシャン君の首絞めともいえる力強い抱擁を受けもがく私とヤジを飛ばす仲間達
「それとラティス、帽子も似合ってるな!」
[へへっ、歌い始める前にシャン君の部屋に入って取って来たんだ♪]
「へ?俺の部屋に来てたのか?」
「お頭が人の気配に気付かないなんてな…」
「流石ラティスちゃんを海賊一溺愛してる男だ・・・」
「聴こえてんぞお前らァ!」
コソコソと言っている人達の間に割り込んで来たシャン君。普通の人が見れば今から怒り出すと思うんだろうけど・・
「海賊一じゃねェ!世界一溺愛してるんだ!そこ、訂正しろ!」
(((だろうなwww)))
付き合いの長い私達は何を言うか読めていたので止めるどころかその様子を見て楽しむ
[・・でも、この髪型で麦わら帽子って似合うのかな?]
「気になるなら少し切るか?
お前に似合う髪型にしてやるぞ?」
[そうだね~、お願いしようかな?]
「何ィ!?髪を切るだと!?」
と地獄耳のようにクルーにずっと声を張って喋っていたシャン君が私とベンの会話を聞いて飛んできたw
「アンタは手を出すなよ?」
「何でだ!?」
[シャン君が散髪できるイメージないもん]
「Σぐっ!」
私の言葉を聞いて自分の胸を抑えるシャン君
どこか痛くなったのかと問いかけようとした時
「あれは一発入ったか?」
「入ったなwwラティスの無自覚攻撃」
[・・あ~]
自分達の船長の様子について話しているのを聞いて納得した
[また"言葉パンチ"やっちゃった?]
「まァ今回のは優しい方だから問題ないんじゃないか?」
私はどうやら無意識にシャン君をああやって苦しめてしまう言葉を発してるみたい
本当に無自覚だから直そうにも直せないww
「さ、そこで苦しんでいる人は放っておいて俺達は飯にするぞ」
「「おー!」」
「「メシだ~!」」
空腹の人達を筆頭に次々と船内に入っていく中、私は1人シャン君に近寄って
[はい]
スッと手を差し伸べる
[シャン君もご飯食べよ?]
「俺、お前の隣がいい」
[それは言わなくてもそうなってるでしょ?]
ボソッと呟いたシャン君の言葉に笑いながら答えて彼の手を取り、立ち上がらせると遅れて朝食を取る為に船内へ向かった
その時も今と同じ顔をしていることを望む」
シャン君達が宴をしている中
海岸へ見送りに来ている私にそう言い残してミホークは洋風な自分の小舟に乗り込むと、島を後にした・・・
その数日後・・
私達の船、レッドフォース号内にある私の部屋からシャン君の部屋へ向かいこっそりと"ある物"を取ってから甲板に出る
[シャン君、私には本当に警戒心がないからなぁ~♪]
部屋に入って出るまで気配に敏感な彼がずっと眠ったままだったことを思い出してクスリと笑みを零し・・
[・・・よし♪]
1つ、大きく深呼吸をして私は・・・
[ヨホホホ~ヨ~ホホ~ホ~♪]
ロジャー達と初めて出会った時に皆が歌っていた歌を歌い始めた
[嵐がきったぞ~千里の空に♪
な~みがおっど~るよドラ~ム鳴~らせ~♪]
歌の中盤に差し掛かる時には起きて来たベン達が私をそれとなくな感じで囲み歌を聴いている
[おっくびょう風に、吹っかれ~りゃ最後
明日の~朝日がな~いじゃなし~♪]
「「「ヨホホホ~ヨ~ホホ~ホ~♪」」」
[!ヨホホホ~ヨ~ホホ~ホ~♪]
本当に朝日が昇ったばかりだからか声を抑えめにして歌ってくれる皆に笑みを浮かべて歌い続け・・
ガチャ‥
「おいお前ら朝っぱらから何歌って[果て~なし、あて~なし、笑~いば~なし~♪]お?」
「「[ヨホホホ~ヨ~ホホ~ホ~♪
ヨホホホ~ヨ~ホホ~ホ~♪]」」
この船の船長が起きて来たのはこの曲が終わる直前だったww
「いやァ~目覚めのいい歌をありがとな!」
[皆が歌ってる歌詞を聞いてるだけだからうろ覚えだけど、歌えてた?]
「おう!一文字も間違ってなかったぞ」
そう言って拍手してくれたヤソップにつられるように周りにいる皆も私に拍手をする
[よかった~♪]
「そしてお頭、起きてくるの遅過ぎだぞ?」
「ラティスちゃんの綺麗な歌声、聞かなくてよかったのか?」
「ん?お前らの誰かが歌い始めたんじゃねェのか?」
拍手し終わったあと、遅れてやって来たシャン君に問いかけるルウ達に軽く首を傾げながら問い返した言葉に皆は笑う
「アッハッハ!違ェよお頭!」
「さっきの拍手で分かると思うが、歌いだしたのはラティスだ」
「俺達が参加したのは中間の合いの手から。そこまではずっと1人で歌い、俺達は聴いてた」
タバコに火を付けながら答えたベンの返答を聞いたシャン君は・・・
「ラティス~っ!!
ちゃんと聞いてやれなくて悪かったなァ~っ!!」
[だ、だから首、首締まるってww]
「おーおー、お頭がラティスちゃんに手をかけてるぜ?」
「力と覇気入れ過ぎんなよ~?」
恒例となっているシャン君の首絞めともいえる力強い抱擁を受けもがく私とヤジを飛ばす仲間達
「それとラティス、帽子も似合ってるな!」
[へへっ、歌い始める前にシャン君の部屋に入って取って来たんだ♪]
「へ?俺の部屋に来てたのか?」
「お頭が人の気配に気付かないなんてな…」
「流石ラティスちゃんを海賊一溺愛してる男だ・・・」
「聴こえてんぞお前らァ!」
コソコソと言っている人達の間に割り込んで来たシャン君。普通の人が見れば今から怒り出すと思うんだろうけど・・
「海賊一じゃねェ!世界一溺愛してるんだ!そこ、訂正しろ!」
(((だろうなwww)))
付き合いの長い私達は何を言うか読めていたので止めるどころかその様子を見て楽しむ
[・・でも、この髪型で麦わら帽子って似合うのかな?]
「気になるなら少し切るか?
お前に似合う髪型にしてやるぞ?」
[そうだね~、お願いしようかな?]
「何ィ!?髪を切るだと!?」
と地獄耳のようにクルーにずっと声を張って喋っていたシャン君が私とベンの会話を聞いて飛んできたw
「アンタは手を出すなよ?」
「何でだ!?」
[シャン君が散髪できるイメージないもん]
「Σぐっ!」
私の言葉を聞いて自分の胸を抑えるシャン君
どこか痛くなったのかと問いかけようとした時
「あれは一発入ったか?」
「入ったなwwラティスの無自覚攻撃」
[・・あ~]
自分達の船長の様子について話しているのを聞いて納得した
[また"言葉パンチ"やっちゃった?]
「まァ今回のは優しい方だから問題ないんじゃないか?」
私はどうやら無意識にシャン君をああやって苦しめてしまう言葉を発してるみたい
本当に無自覚だから直そうにも直せないww
「さ、そこで苦しんでいる人は放っておいて俺達は飯にするぞ」
「「おー!」」
「「メシだ~!」」
空腹の人達を筆頭に次々と船内に入っていく中、私は1人シャン君に近寄って
[はい]
スッと手を差し伸べる
[シャン君もご飯食べよ?]
「俺、お前の隣がいい」
[それは言わなくてもそうなってるでしょ?]
ボソッと呟いたシャン君の言葉に笑いながら答えて彼の手を取り、立ち上がらせると遅れて朝食を取る為に船内へ向かった