第一話
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そして、船長の冒険に終わりが来た・・・
「じゃあいうぞ!」
「来い!覚悟は出来てる!」
「ロジャー海賊団を!
解散する!!」
「「「ぐわ~~~~!!!」」」
[ロジャー、ロジャー!
もちろん今日は飲み明かすよね?]
海賊団解散発言を聞いて皆が悲鳴を上げる中、ラティスがヒョコッと船長に顔を覗かせながら問いかける
「当然だろ?」
[そういうと思って前の島で大量に上質の酒を買っておいたよ♪]
「おお!よくやった!」
ガシガシと頭を撫でられて嬉しそうな顔を浮かべるラティスの表情はどう見ても・・・
「おれより年上には見えねェんだよなァ・・」
[まだ大人じゃないから幼く見えてもしょうがないでしょ?]
「あァ!シャンクスもお前もこれから大人の姿に変わっていくもんだ!」
もしかすると・・・
「いつか大人の姿になったラティスに媚びを売ってくる男共が現れるかもしれねェなwww」
「Σなっ!?」
[かもね~♪]
驚くおれとは逆に落ち着いた様子でラティスと船長は笑う
[ただでさえ青海人にとって空島というのは幻の島って言われてるし
放っておかない人の方が多いよね~?]
「少なくともヒューマンオークションには気ィ付けた方がいいだろうな!」
「・・・・」
「さて!話はこれぐらいにして今日は飲むぞー!」
[おー!・・ん?]
宴の支度をしている仲間達の元へ向かう船長と共に行こうとしたラティスの腕をつかみ足を止めさせたおれ
[どうしたの?]
「・・・そんな奴らには・・絶対に渡さない」
[え?なんて?]
「・・いや、何でもない
引き止めて悪かった・・・」
さ、船長達の所へ行こう
と腕を掴んだまま一緒に皆の元へ向かった
[―――レイリー]
船長が船を降り、おでんをワノ国へ帰しまだこの船に船長が乗っていると勘違いをしている海賊達が珍しく襲ってこないある日、ラティスがレイリーさんに声をかけた
「どうした?」
[わたし、ロジャーの最期を見てあげたい]
「!」
動きにはあまり変化はないけど少し驚いた顔でラティスを見降ろす
[ロジャーはあの時にわたし達と別れたけど、だからといって何もしてはいけない事にならないと思う]
それに・・・
[世界中に名前を轟かせた人の最期だよ?仮に仲間じゃなくてもわたしだったら見に行きたいな♪]
とレイリーさんにいうラティスの表情は、最後の島へと向かう時と同じ顔を浮かべていた
そんな彼女にレイリーさんは・・・
「・・・そうだな、その通りだ」
[♪]
ポンとラティスの頭に手を置きながら優しく言った
「だが、私は彼が船を降りる時に完全に別れを告げたつもりだ」
[レイリーは見に行かないんだね?
いいよ♪その分わたしが見ておくから♪]
「ああ、場所は分かり次第向かわせようと思うが・・」
そういいながらレイリーさんは舵輪のある場所へ歩き出し、それを握る
「ある程度の目星はついている
十中八九ロジャーの産まれた島だろう」
[ローグタウン?]
「ああ、その近辺の島で処刑の情報を得られるまで待ち、時が来れば向かうとしよう」
[うん♪]
自分の言葉に大きく頷いたラティスをみてどこか嬉しそうに微笑んだレイリーさんは船の航路を変えた
そしてついにその時がきた
「おぅい海賊王!!」
処刑台に腰を掛け、処刑用の刃が目の前に交差する中笑みを浮かべ続けている船長へ広場に集まった大勢の人達の誰かが大声で声をかける
「集めた宝はどこに隠したんだ!?やっぱ"偉大なる航路"の中かァ!?」
「貴様ッ!静かにしろ!」
「アンタは手に入れたんだろ!?あの伝説の秘宝!!」
貴様、黙れ!!
という処刑人の言葉を無視してその人は問いかけ続け・・・
「あの"ひとつなぎの大秘宝"
ワンピースをよおォ!!!」
そう言い切った誰かの声に少しの静けさが訪れた後だった
「ふっ、くっくっくっ・・・」
船長は静かに・・・
「わーっはっはっは!!」
そしておれ達がよく知る豪快な笑い声を響かせた後、口を開く
「俺の財宝か・・?」
「許可なく喋るな!」
「欲しけりゃァくれてやる
探せ、この世の全てをそこに置いて来た」
「執行ーーっ!!」
ザンッ!!
と鈍い音が響き、船長は言葉を紡がなくなったが・・・
「「「わあぁああぁぁぁっ!!!」」」
と広場にいる皆の歓声で溢れかえった
まだ、宝はあるのだと・・
欲しいのならば見つけてみろと・・・
そんな探求心を揺さぶられる一言によりおれは世界の何かが変わったような空気を感じ取りながらも
「~~~っ!!」
と尊敬していた船長の死に涙を流していた
カチッ
[ロジャー、貴方の生き様見せて貰った・・・]
これが、青海の海賊なんだね?
[男らしく、勇ましく・・立派だったよ]
これからは貴方の船に乗っていたわたし達と・・・
[この場で貴方から"何か"を受け取ったであろう人達がロジャーを生かしていくよ?]
だから・・安心しておやすみ?
「じゃあいうぞ!」
「来い!覚悟は出来てる!」
「ロジャー海賊団を!
解散する!!」
「「「ぐわ~~~~!!!」」」
[ロジャー、ロジャー!
もちろん今日は飲み明かすよね?]
海賊団解散発言を聞いて皆が悲鳴を上げる中、ラティスがヒョコッと船長に顔を覗かせながら問いかける
「当然だろ?」
[そういうと思って前の島で大量に上質の酒を買っておいたよ♪]
「おお!よくやった!」
ガシガシと頭を撫でられて嬉しそうな顔を浮かべるラティスの表情はどう見ても・・・
「おれより年上には見えねェんだよなァ・・」
[まだ大人じゃないから幼く見えてもしょうがないでしょ?]
「あァ!シャンクスもお前もこれから大人の姿に変わっていくもんだ!」
もしかすると・・・
「いつか大人の姿になったラティスに媚びを売ってくる男共が現れるかもしれねェなwww」
「Σなっ!?」
[かもね~♪]
驚くおれとは逆に落ち着いた様子でラティスと船長は笑う
[ただでさえ青海人にとって空島というのは幻の島って言われてるし
放っておかない人の方が多いよね~?]
「少なくともヒューマンオークションには気ィ付けた方がいいだろうな!」
「・・・・」
「さて!話はこれぐらいにして今日は飲むぞー!」
[おー!・・ん?]
宴の支度をしている仲間達の元へ向かう船長と共に行こうとしたラティスの腕をつかみ足を止めさせたおれ
[どうしたの?]
「・・・そんな奴らには・・絶対に渡さない」
[え?なんて?]
「・・いや、何でもない
引き止めて悪かった・・・」
さ、船長達の所へ行こう
と腕を掴んだまま一緒に皆の元へ向かった
[―――レイリー]
船長が船を降り、おでんをワノ国へ帰しまだこの船に船長が乗っていると勘違いをしている海賊達が珍しく襲ってこないある日、ラティスがレイリーさんに声をかけた
「どうした?」
[わたし、ロジャーの最期を見てあげたい]
「!」
動きにはあまり変化はないけど少し驚いた顔でラティスを見降ろす
[ロジャーはあの時にわたし達と別れたけど、だからといって何もしてはいけない事にならないと思う]
それに・・・
[世界中に名前を轟かせた人の最期だよ?仮に仲間じゃなくてもわたしだったら見に行きたいな♪]
とレイリーさんにいうラティスの表情は、最後の島へと向かう時と同じ顔を浮かべていた
そんな彼女にレイリーさんは・・・
「・・・そうだな、その通りだ」
[♪]
ポンとラティスの頭に手を置きながら優しく言った
「だが、私は彼が船を降りる時に完全に別れを告げたつもりだ」
[レイリーは見に行かないんだね?
いいよ♪その分わたしが見ておくから♪]
「ああ、場所は分かり次第向かわせようと思うが・・」
そういいながらレイリーさんは舵輪のある場所へ歩き出し、それを握る
「ある程度の目星はついている
十中八九ロジャーの産まれた島だろう」
[ローグタウン?]
「ああ、その近辺の島で処刑の情報を得られるまで待ち、時が来れば向かうとしよう」
[うん♪]
自分の言葉に大きく頷いたラティスをみてどこか嬉しそうに微笑んだレイリーさんは船の航路を変えた
そしてついにその時がきた
「おぅい海賊王!!」
処刑台に腰を掛け、処刑用の刃が目の前に交差する中笑みを浮かべ続けている船長へ広場に集まった大勢の人達の誰かが大声で声をかける
「集めた宝はどこに隠したんだ!?やっぱ"偉大なる航路"の中かァ!?」
「貴様ッ!静かにしろ!」
「アンタは手に入れたんだろ!?あの伝説の秘宝!!」
貴様、黙れ!!
という処刑人の言葉を無視してその人は問いかけ続け・・・
「あの"ひとつなぎの大秘宝"
ワンピースをよおォ!!!」
そう言い切った誰かの声に少しの静けさが訪れた後だった
「ふっ、くっくっくっ・・・」
船長は静かに・・・
「わーっはっはっは!!」
そしておれ達がよく知る豪快な笑い声を響かせた後、口を開く
「俺の財宝か・・?」
「許可なく喋るな!」
「欲しけりゃァくれてやる
探せ、この世の全てをそこに置いて来た」
「執行ーーっ!!」
ザンッ!!
と鈍い音が響き、船長は言葉を紡がなくなったが・・・
「「「わあぁああぁぁぁっ!!!」」」
と広場にいる皆の歓声で溢れかえった
まだ、宝はあるのだと・・
欲しいのならば見つけてみろと・・・
そんな探求心を揺さぶられる一言によりおれは世界の何かが変わったような空気を感じ取りながらも
「~~~っ!!」
と尊敬していた船長の死に涙を流していた
カチッ
[ロジャー、貴方の生き様見せて貰った・・・]
これが、青海の海賊なんだね?
[男らしく、勇ましく・・立派だったよ]
これからは貴方の船に乗っていたわたし達と・・・
[この場で貴方から"何か"を受け取ったであろう人達がロジャーを生かしていくよ?]
だから・・安心しておやすみ?