第8話
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ラティスって本当に泳げねェんだな!」
[逆にルフィは泳ぐの得意だね♪]
海で泳ぎたいって言ったルフィと一緒にやって来た
気持ちよさそうに泳ぎながら水面に行こうとしない私を見て可笑しそうに笑う
「泳ぐの気持ちいいぞ?」
[ルフィの顔見てたら凄くわかるよ?]
「おれラティスと泳ぎてぇのに‥」
[ごめんね?]
素直に謝ると「いいよ、無理に泳がせるのも悪いしな!」と笑ってまた泳ぎ始めた時だった!
[・・・っ!]
とある気配を感じた私は海水に濡れる事を気にせずルフィの元へ駆け寄り勢いよく引き上げる
「Σわっ!どうしたんだラティス?」
ついさっき泳がないといった私が海へとやって来たから首を傾げてるルフィに
[少しの間、後ろ振り向かないでね?]
「え ザパアァッ!! Σ!?」
私に聞こうとした言葉を遮るように海面が上がっていく音と荒々しい波が自分を襲った事に目を見開いたのを感じた
[この海域の主?
・・でもまだ少し小さい気がする]
ルフィを抱えたまま目の前に現れた海獣を頭の中で分析しながらホルスターに手を伸ばす
「!グオォォッ!!」
[Σ!?]
そんな私の行動が悪かったのか
海獣は雄たけびを上げながら私に向かってくる!
貝を取り出すことに間に合わないと思いルフィを守るように庇いながら目を閉じた瞬間!
ダァン!!
と銃声が響き渡ったことに目を開けると
目の前の海獣が白目をむいて海面に倒れた
「ラティスっ、ルフィ!無事か!?」
[!ヤソップ‥]
「おう、よく守ったな!」
私へ駆け寄り褒めながら頭を撫でてくれるけど‥
[ごめん・・私、もう・・]
「だな、ルフィ自分で立てるか?」
「おう!」
ルフィが私から浅瀬に降り立ったのとほぼ同時に気が抜けたのと海水でその場に崩れそうになった私をヤソップが支えてくれた
「え、え?」
「まあ説明すると長くなるが
ラティスは海水に浸かるとこうなっちまうから泳げねェんだ」
だから無理やり海へ連れて行くなよ?
と弱ってる私を見て動揺しているルフィに優しく注意しながら私達は海岸へ上がった
~~~~~~~~~~~
「お前、今日はなんか随分と大人しいな?」
その後船に戻って着替えを済ませた私はサボ達の元へやって来た
でもまだ少し海水の余韻が残ってて弱々しくなってる私を見てサボが問いかける
[ちょっと訳ありでさっき海に浸かっちゃったからだよ?]
「今は海に浸かってねぇのにそんな弱くなるのか?」
[海の感覚が肌に残ってるからかもしれないね
簡単に言うなら気持ちの問題かな?]
能力者が海水に弱い事を知ってる彼らに説明すると「「へぇ(ふぅん)」」といつもの勉強モードに入ってうんうんと頷く2人
「この前自分でも言ってたけどラティスの能力って本当に独特だよな」
「大抵運がよかったとかマグレとかって言われそうだ」
[あ~確かに言われそうだねww]
私自身も否定できない♪
と答えながら小さく笑う
「で、今日も何かを持ってきてくれたのか?」
[2人にプレゼントをね?]
「「本当か!?」」
ここに来る前に船で私が包装した物を2人に渡す
サボにはまとめて四角い箱に入れたけど
黒髪の彼には包装してても分かりやすい棒状の物
プレゼントを貰えたのが嬉しいみたいで受け取ってすぐに解いて中身を見た
「海図セットだ!」
[仲間が使わなくなった物っていう完全なお古だけどね?]
「でも汚れとかなくて新品に近いよ
ありがとな!」
「・・・・」
黒髪の子は私がプレゼントした物を何も言わず真っ直ぐ見つめてる
[君はサボみたいなものよりもそういう物の方が好きそうだったから選んだんだけど、良かったかな?]
「・・ああ、嬉しいよ」
「一体何を貰って・・Σ!?」
彼が受け取ったものを見てサボの目が見開いた
彼に送ったものは少し不釣り合いなくらいの大きさの短刀
[今好きな事がないのならこれから先で自分の趣味を作ればいいよ♪]
「海賊も趣味があるのか?」
[もちろん♪じゃないと気分転換もできないしね?]
「ならオレ海図を掻くことを趣味にしようかな~?」
真っ白な紙を上へ掲げて見ながら呟くように言ったサボに頷いて
[船長兼航海士っていうのも私としては面白そうだと思うな♪]
「いいなそれ!」
「・・・」
おれの好きなことか・・・
ずっと手に持ったナイフを見つめながら呟いた彼の言葉に・・
「ラティスのマネじゃねぇけど何か好きな事を見つけてみろよ、"エース"」
(え・・?)
サボの口から出た黒髪のこの名前を聞いて私は思わず動きを止めた
「将来この島から出て色んな冒険をするんだ!
船のなかでの楽しい事1つや2つあったって悪い事ないさ♪」
「・・そうだな、少しずつ視点変えてみるか」
「ああ!」
そんな私を気付くことなく海賊生活について話し始めた2人に心の中で感謝した
[逆にルフィは泳ぐの得意だね♪]
海で泳ぎたいって言ったルフィと一緒にやって来た
気持ちよさそうに泳ぎながら水面に行こうとしない私を見て可笑しそうに笑う
「泳ぐの気持ちいいぞ?」
[ルフィの顔見てたら凄くわかるよ?]
「おれラティスと泳ぎてぇのに‥」
[ごめんね?]
素直に謝ると「いいよ、無理に泳がせるのも悪いしな!」と笑ってまた泳ぎ始めた時だった!
[・・・っ!]
とある気配を感じた私は海水に濡れる事を気にせずルフィの元へ駆け寄り勢いよく引き上げる
「Σわっ!どうしたんだラティス?」
ついさっき泳がないといった私が海へとやって来たから首を傾げてるルフィに
[少しの間、後ろ振り向かないでね?]
「え ザパアァッ!! Σ!?」
私に聞こうとした言葉を遮るように海面が上がっていく音と荒々しい波が自分を襲った事に目を見開いたのを感じた
[この海域の主?
・・でもまだ少し小さい気がする]
ルフィを抱えたまま目の前に現れた海獣を頭の中で分析しながらホルスターに手を伸ばす
「!グオォォッ!!」
[Σ!?]
そんな私の行動が悪かったのか
海獣は雄たけびを上げながら私に向かってくる!
貝を取り出すことに間に合わないと思いルフィを守るように庇いながら目を閉じた瞬間!
ダァン!!
と銃声が響き渡ったことに目を開けると
目の前の海獣が白目をむいて海面に倒れた
「ラティスっ、ルフィ!無事か!?」
[!ヤソップ‥]
「おう、よく守ったな!」
私へ駆け寄り褒めながら頭を撫でてくれるけど‥
[ごめん・・私、もう・・]
「だな、ルフィ自分で立てるか?」
「おう!」
ルフィが私から浅瀬に降り立ったのとほぼ同時に気が抜けたのと海水でその場に崩れそうになった私をヤソップが支えてくれた
「え、え?」
「まあ説明すると長くなるが
ラティスは海水に浸かるとこうなっちまうから泳げねェんだ」
だから無理やり海へ連れて行くなよ?
と弱ってる私を見て動揺しているルフィに優しく注意しながら私達は海岸へ上がった
~~~~~~~~~~~
「お前、今日はなんか随分と大人しいな?」
その後船に戻って着替えを済ませた私はサボ達の元へやって来た
でもまだ少し海水の余韻が残ってて弱々しくなってる私を見てサボが問いかける
[ちょっと訳ありでさっき海に浸かっちゃったからだよ?]
「今は海に浸かってねぇのにそんな弱くなるのか?」
[海の感覚が肌に残ってるからかもしれないね
簡単に言うなら気持ちの問題かな?]
能力者が海水に弱い事を知ってる彼らに説明すると「「へぇ(ふぅん)」」といつもの勉強モードに入ってうんうんと頷く2人
「この前自分でも言ってたけどラティスの能力って本当に独特だよな」
「大抵運がよかったとかマグレとかって言われそうだ」
[あ~確かに言われそうだねww]
私自身も否定できない♪
と答えながら小さく笑う
「で、今日も何かを持ってきてくれたのか?」
[2人にプレゼントをね?]
「「本当か!?」」
ここに来る前に船で私が包装した物を2人に渡す
サボにはまとめて四角い箱に入れたけど
黒髪の彼には包装してても分かりやすい棒状の物
プレゼントを貰えたのが嬉しいみたいで受け取ってすぐに解いて中身を見た
「海図セットだ!」
[仲間が使わなくなった物っていう完全なお古だけどね?]
「でも汚れとかなくて新品に近いよ
ありがとな!」
「・・・・」
黒髪の子は私がプレゼントした物を何も言わず真っ直ぐ見つめてる
[君はサボみたいなものよりもそういう物の方が好きそうだったから選んだんだけど、良かったかな?]
「・・ああ、嬉しいよ」
「一体何を貰って・・Σ!?」
彼が受け取ったものを見てサボの目が見開いた
彼に送ったものは少し不釣り合いなくらいの大きさの短刀
[今好きな事がないのならこれから先で自分の趣味を作ればいいよ♪]
「海賊も趣味があるのか?」
[もちろん♪じゃないと気分転換もできないしね?]
「ならオレ海図を掻くことを趣味にしようかな~?」
真っ白な紙を上へ掲げて見ながら呟くように言ったサボに頷いて
[船長兼航海士っていうのも私としては面白そうだと思うな♪]
「いいなそれ!」
「・・・」
おれの好きなことか・・・
ずっと手に持ったナイフを見つめながら呟いた彼の言葉に・・
「ラティスのマネじゃねぇけど何か好きな事を見つけてみろよ、"エース"」
(え・・?)
サボの口から出た黒髪のこの名前を聞いて私は思わず動きを止めた
「将来この島から出て色んな冒険をするんだ!
船のなかでの楽しい事1つや2つあったって悪い事ないさ♪」
「・・そうだな、少しずつ視点変えてみるか」
「ああ!」
そんな私を気付くことなく海賊生活について話し始めた2人に心の中で感謝した