第一話
名前変換
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ザパァッ!!
「着いたーー!!!」
おれ達が乗っているロジャー船長の船は海から離れ空高く上がった先にあった楽園のような国へ辿り着き・・
「あれ?青海からのお客さん?
随分と久しぶりだなぁ♪」
「Σ背中に羽が生えてるゥ!?」
「ああ、これはここにいる皆生えてるぞ?
空は飛べないから期待しないでくれよww」
白い羽を生やしているこの島の住民らしき人と出会い
「見つけたぞーー!!」
「こんな所にあったのか!?」
「この石は強い"声"が詰まってて見つけ易い
大きな"力"の話だな?」
黄金で造られたとても大きな鐘
それを見つけた時からずっと眺めていた船長が呟く
[・・・おじさんもその鐘の"声"が聞こえるんだ♪]
「ん?」
[わたしと一緒!この島には"声"が聞こえない人が多いから]
聴こえる人が空島へやって来てくれて嬉しいなぁ♪
そういいながら群がっている船長達の元へ歩いて来たおれと同じくらいの年に見える女の子
綺麗な青空に溶けていきそうなほど綺麗な髪色に白い肌、そして近づいてくるにつれてハッキリと聞こえてくる少し落ち着きのある女の子特有の声
「・・・・」
「・・・どうしたシャンクス?」
気付けばおれは、すぐ隣で親友のバギーが何を言っているのか分からない程・・
出会ったばかりの彼女に惚れてしまった・・・
「船長・・」
「ん?」
その子が傍にいないのを見て、おれは船長に耳打ちして頼みごとをする
何を頼むって?そんなの・・・
「船長と同じように"声"っていうのが聞こえてた女の子、船に乗せて欲しいんだ」
「・・ほう?」
彼女を傍におきたい。その為の許可に決まってるだろ?
「あの子が船に乗りたいって言ったのか?」
「・・いや、これは「シャンクスの我が儘なんですよ船長っ!」バギー!」
まさかおれの言葉を遮って言ってくるとは思ってなくて思わず声を張って言ってしまった…
でも船長はそんなおれを見て怒らないどころかニマァと笑みを浮かべて・・・
「シャンクス、お前あの子に一目惚れでもしたか?」
「Σ~っ!/////」
「わっはっは!」
図星をつかれ驚くおれを見て愉快そうに笑う船長
「笑わないでくださいよ!」
「いやぁ~あのシャンクスがなぁ~」
照れ隠しにバシバシと船長を叩くも全く応えてない様子で笑ったあと
「・・・だが、俺も仲間の初恋を沈めちまうほど性根が腐った男じゃねェ」
「え・・?」
ポンとおれの頭に手を置きながら言った船長の言葉に顔をあげると今度は頼もしい笑みを浮かべてくれた
「見てな?
おーい!お前、ちょっとこっちに来い!」
[わたし?]
「そう!話があるんだよ!」
手を振られながら船長に呼ばれ、駆け寄って来たあの女の子
おれは恥ずかしさのあまり彼女から目を背けて船長の後ろへ隠れる
[なに?]
「お前、名前は何て言うんだ?」
[ラティスだよ?]
「ラティスか!いい名前だな♪
俺はロジャー、そしてお前が来るなり俺の後ろに隠れたのがシャンクスだ」
しっかりとおれの紹介をしてくれた船長から名前を聞いたラティスと名乗った彼女は身体を傾けて隠れているおれを覗き込む
「それでなラティス、お前を呼んだのは他でもなく勧誘をする為なんだ」
[勧誘?]
「そうだ!」
船長は大きく頷いて彼女の背丈に合わせるように屈んだ後・・・
「お前、俺の仲間にならねェか?」
ラティスへ勧誘の言葉を発してくれた
[・・仲間に?]
「おう!この島も悪くはねェが下へ行けばもっと沢山面白いものが見つかるし飽きる事のない日々が待ってる!」
[・・・・]
「・・おっと、戦う術を持ってないというのなら心配すんな?ここにいるシャンクスがお前の事を守ってくれるぜ?」
「ああ、守るよ…」
勇気を振り絞ってやっと出た言葉はおれ自身も驚くほど小さく、弱々しい声だった
[ん~・・]
「どうだ?」
悩んでいる様子のラティスへ問いかけると彼女は無言でその場にしゃがみ込むと地面に何かを書き始める
「何やってんだ?」
[わたしね?何か決められない事があったら占って決めてるの]
「ほう?・・!今"覇気"を使ったな?」
[はき?"心網"のこと?]
占いしている彼女を眺めていた船長が何かに気付き問いかけると返ってきたのは聞き覚えのない言葉
この島ではそう呼ぶのかな・・?
「そうだ」
[うん、使ってるよ?
これ使って占いをすると当たり易くなるの]
「そりゃァいい!」
[うん、空島も飽きる事ないけど‥青海にあるわたしがまだ知らない物とか見て…みたいから・・・]
集中しているのかおれ達への返事が遅くなった
それに気付いたおれと船長は静かに見守る
少ししてラティスが顔をあげる
「…どうだ?」
[・・・一日頂戴?]
明日の朝までには支度済ませて来るから♪
そう言っておれ達から背を向けてどこかへ行くラティス
「・・・Σッッてことは!?」
「ラティスっ!明日スカイピアってトコにある船着き場に来てくれ!」
[分かったー!]
嬉しさのあまり身体を震わせているおれをみてニカッと笑った後もう遠くに見えるほど小さくなったラティスに言い残した船長は・・・
「お前ら!明日新しい仲間が増えるぞ!」
「「「よっしゃーー!!」」」
と片腕を振り上げながら言い放ち、それを聞いた仲間は歓声を上げた
「着いたーー!!!」
おれ達が乗っているロジャー船長の船は海から離れ空高く上がった先にあった楽園のような国へ辿り着き・・
「あれ?青海からのお客さん?
随分と久しぶりだなぁ♪」
「Σ背中に羽が生えてるゥ!?」
「ああ、これはここにいる皆生えてるぞ?
空は飛べないから期待しないでくれよww」
白い羽を生やしているこの島の住民らしき人と出会い
「見つけたぞーー!!」
「こんな所にあったのか!?」
「この石は強い"声"が詰まってて見つけ易い
大きな"力"の話だな?」
黄金で造られたとても大きな鐘
それを見つけた時からずっと眺めていた船長が呟く
[・・・おじさんもその鐘の"声"が聞こえるんだ♪]
「ん?」
[わたしと一緒!この島には"声"が聞こえない人が多いから]
聴こえる人が空島へやって来てくれて嬉しいなぁ♪
そういいながら群がっている船長達の元へ歩いて来たおれと同じくらいの年に見える女の子
綺麗な青空に溶けていきそうなほど綺麗な髪色に白い肌、そして近づいてくるにつれてハッキリと聞こえてくる少し落ち着きのある女の子特有の声
「・・・・」
「・・・どうしたシャンクス?」
気付けばおれは、すぐ隣で親友のバギーが何を言っているのか分からない程・・
出会ったばかりの彼女に惚れてしまった・・・
「船長・・」
「ん?」
その子が傍にいないのを見て、おれは船長に耳打ちして頼みごとをする
何を頼むって?そんなの・・・
「船長と同じように"声"っていうのが聞こえてた女の子、船に乗せて欲しいんだ」
「・・ほう?」
彼女を傍におきたい。その為の許可に決まってるだろ?
「あの子が船に乗りたいって言ったのか?」
「・・いや、これは「シャンクスの我が儘なんですよ船長っ!」バギー!」
まさかおれの言葉を遮って言ってくるとは思ってなくて思わず声を張って言ってしまった…
でも船長はそんなおれを見て怒らないどころかニマァと笑みを浮かべて・・・
「シャンクス、お前あの子に一目惚れでもしたか?」
「Σ~っ!/////」
「わっはっは!」
図星をつかれ驚くおれを見て愉快そうに笑う船長
「笑わないでくださいよ!」
「いやぁ~あのシャンクスがなぁ~」
照れ隠しにバシバシと船長を叩くも全く応えてない様子で笑ったあと
「・・・だが、俺も仲間の初恋を沈めちまうほど性根が腐った男じゃねェ」
「え・・?」
ポンとおれの頭に手を置きながら言った船長の言葉に顔をあげると今度は頼もしい笑みを浮かべてくれた
「見てな?
おーい!お前、ちょっとこっちに来い!」
[わたし?]
「そう!話があるんだよ!」
手を振られながら船長に呼ばれ、駆け寄って来たあの女の子
おれは恥ずかしさのあまり彼女から目を背けて船長の後ろへ隠れる
[なに?]
「お前、名前は何て言うんだ?」
[ラティスだよ?]
「ラティスか!いい名前だな♪
俺はロジャー、そしてお前が来るなり俺の後ろに隠れたのがシャンクスだ」
しっかりとおれの紹介をしてくれた船長から名前を聞いたラティスと名乗った彼女は身体を傾けて隠れているおれを覗き込む
「それでなラティス、お前を呼んだのは他でもなく勧誘をする為なんだ」
[勧誘?]
「そうだ!」
船長は大きく頷いて彼女の背丈に合わせるように屈んだ後・・・
「お前、俺の仲間にならねェか?」
ラティスへ勧誘の言葉を発してくれた
[・・仲間に?]
「おう!この島も悪くはねェが下へ行けばもっと沢山面白いものが見つかるし飽きる事のない日々が待ってる!」
[・・・・]
「・・おっと、戦う術を持ってないというのなら心配すんな?ここにいるシャンクスがお前の事を守ってくれるぜ?」
「ああ、守るよ…」
勇気を振り絞ってやっと出た言葉はおれ自身も驚くほど小さく、弱々しい声だった
[ん~・・]
「どうだ?」
悩んでいる様子のラティスへ問いかけると彼女は無言でその場にしゃがみ込むと地面に何かを書き始める
「何やってんだ?」
[わたしね?何か決められない事があったら占って決めてるの]
「ほう?・・!今"覇気"を使ったな?」
[はき?"心網"のこと?]
占いしている彼女を眺めていた船長が何かに気付き問いかけると返ってきたのは聞き覚えのない言葉
この島ではそう呼ぶのかな・・?
「そうだ」
[うん、使ってるよ?
これ使って占いをすると当たり易くなるの]
「そりゃァいい!」
[うん、空島も飽きる事ないけど‥青海にあるわたしがまだ知らない物とか見て…みたいから・・・]
集中しているのかおれ達への返事が遅くなった
それに気付いたおれと船長は静かに見守る
少ししてラティスが顔をあげる
「…どうだ?」
[・・・一日頂戴?]
明日の朝までには支度済ませて来るから♪
そう言っておれ達から背を向けてどこかへ行くラティス
「・・・Σッッてことは!?」
「ラティスっ!明日スカイピアってトコにある船着き場に来てくれ!」
[分かったー!]
嬉しさのあまり身体を震わせているおれをみてニカッと笑った後もう遠くに見えるほど小さくなったラティスに言い残した船長は・・・
「お前ら!明日新しい仲間が増えるぞ!」
「「「よっしゃーー!!」」」
と片腕を振り上げながら言い放ち、それを聞いた仲間は歓声を上げた