第6話
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ポロロン♪ポロン♪
「ん?」
宴用の食い物や酒を持って仲間と共に移動していると正面から心地いい音色が聞こえてきた
「ハープ?」
「アイツの仲間に楽器を扱える奴がいたのか♪」
俺にも一曲弾いてもらおう
そう思いながら宴会場となる場所に戻った俺は驚きを隠せない
途中から聴こえてきていたハープを弾いていたのがラティスだったからだ
[あ、シャン君達おかえり〜♪]
「シャンクス以外は今やってきたから"おかえり"っつーのは間違ってんぞ?」
「お前、ハープ弾けたのか?」
いまだに驚きを隠せない顔をしたままラティスに聞くとこの質問に何故か2人はニコーっと笑みを浮かべ
バギーの表情に至ってはどこか優越感を含んでいるようにも見える
「やっぱりオメェは気付いてなかったんだなwww」
「何のことだ?」
[私、小さい頃からハープは弾けるよ?]
「オレ達と初めて会った時も大事そうにハープ抱えてたんだが、視界に入ってなかったみてェだなw」
まァ、流石と言えば流石だが?ww
と我慢できなくなったのかついに笑い出すバギー
「でも船長について来た時ハープなんて持ってなかっただろ?」
「持ってくるのを忘れたんだとよ
"[空島に戻って]"なんて言えるワケねェし我慢するしかねェだろうが」
[まさかバギーが覚えてくれてたのには驚いたけどね?]
「ハデ浮かれ野郎と一緒にすんなw」
勝ち誇った顔を向けられ、俺は素直に悔しくなる
「ラティスについては結構知っている気でいたんだがなァ…」
「よく言うぜお頭ァ!」
「ラティスが能力者だと知ったの数ヶ月前だろ?」
「Σなにっ!?お前能力者なのか!?」
「お前もかwww」
あの時の俺と同じように驚いた顔をラティスに向けているバギーを見て(俺だけじゃなくてよかった)と少し安心した
「どんな能力だ?今まで戦ってるトコ見た事ねェから戦闘向きじゃなさそうだが」
[一言でまとめるとちゃんと条件を守れば賭け事に負ける事ない能力だよ?]
「そりゃカジノとか行きゃ大儲けだな!!」
[正直カジノは興味あるから一回行ってみたいな♪]
バギー達が能力について楽しそうに話ししているのを羨ましいと思ってる中「そろそろこいつら起こすか?」とベンが呼びかけた
「そうだな、このままじゃ宴もできやしねェしな」
「よし、お前ら耳塞いでろ」
「「[え?]」」
ベンが愛用している銃の確認をしながら言った言葉に3人揃って首を傾げた直後
ダァンッ!!
と空に向かって空砲を放った
その音で何事かと正気に戻った奴らが飛び上がる
「これでいいだろ?」
「やってくれた事はありがてェがハデに荒療治だな」
「っ!バギー船長・・?」
俺のせいではあるが頭を押さえながら起き上がりながらもバギーを見るが、俺達の姿に気付くと
「あ、"赤髪のシャンクス"」
仲間全員がクワッと目を見開きながら動揺を隠せない動きをする
「落ち着け、これからコイツの仲間と宴をやる」
「へ?」
「ああ、見ての通り戦り合う意思はない
無礼講で行こうじゃないか」
「は、はぁ・・・」
今目の前で起きていることに理解が追い付かず空返事をする奴らに思わず笑みが零れてしまった俺に
[この人達がこうなっちゃってるのもシャン君のせいなんだから反省してよ?]
「それは分かっているさ」
少し呆れたような笑みを浮かべながら俺に向かって言ったラティスに頷いて答える
「まァ、宴を始めりゃこの空気なんてガラッと変わる
とっとと始めようじゃないか!」
「お前は少し自分の立場ってモンを自覚しやがれってんだ・・・」
[四皇が東の海にいるっていう事が珍しい事だからね]
宴をしたくて自ら支度を手伝っている俺を後ろからている2人の言葉を聞いて
「自覚はしてるぞ?」
「ならオレの仲間が動揺してんのも理解しろ」
[新世界に行ってない人達は特にこうなっちゃうってww]
「ラティスちゃ~ん、ドリンクは何にする?」
飲み物を運んできたヤソップがラティスに問いかける
[折角だから私も最初はお酒にしようかな?]
「お~いいねぇ」
「お前酒を飲むようにもなったのか?」
本当に色々変わったなァ
とラティスを不思議そうに見ながら呟くように言ったバギーに
[でも私達が仲良しなのは変わらないでしょ?]
と俺の好きな笑顔を浮かべて答え「あたぼうよ!」とバギーも満足そうに頷き
「まあ、コイツらがお前に会うのは初めてだし軽く挨拶してくれや」
[そうだね♪じゃあ改めて・・
私はラティス。隣にいるシャン君が率いる赤髪海賊団の一員でバギーとは昔からの親友だよ?]
「年齢は上だがオレにとっちゃァ可愛い妹みてェなもんだ。覚えておけ」
ラティスの背中をポンと叩きながらどこか自慢げに言うバギー
こんな様子を見るのも懐かしい気がするが‥
「そして俺の女だ
そこも理解してもらおうか」
さっきからずっと仲良くしている様子が羨ましく思った俺は大人げなく、彼女の腰に手を添え自分の方へ引き寄せながら彼らに言うと
やはりというべきか仲良くなろうと近寄って来ていた距離が一気に離れていった
[シャン君・・・]
「お前のそういう所も相変わらずだな・・」
その様子を見て2人が呆れ顔をして俺を見る
だが、それだけラティスの事が好きで愛おしいんだ・・・
「ラティスから行ってやってくれるか?」
[うん♪ベン~お願いね?]
「任せろ」
ラティスはヤソップから酒の入ったグラスを受け取るとベンに見張りを頼んで遠ざかった彼らの元に向かった
「ほんとお前は・・・」
「独占欲の塊過ぎだろ」
傍にやって来たベンもバギーと同じように呆れ顔になりながら俺を見やる
「さっきの発言で察したが、めでたい事になったんだろ?
ならムダに威嚇とか独り占めとかしなくてもいいじゃねェか」
「アイツらだってお前の仲間にそう簡単に手出すとは思わないしな」
「頭の中では分かってるんだが・・・」
どうもその感情が勝って気が付けば今のようにやってしまう
といった表情を浮かべると長い付き合いの2人は俺の思ってる事を察したのか溜息をつく
「ハデに世話のかかる同じ船に乗った同士がいたもんだぜ・・」
「ラティスの心の広さ様々だな」
呆れ顔のまま話している2人から視線を変えラティスへ向けてみるとバギーの仲間と一緒に何やら楽しそうに話をしたり羽を触らせたりしている
「・・んでもう視線はアイツに、ってな」
「行くなよ?」
「あァ・・・」
俺に注意を促すベンに頷きながらも視線はずっと彼女に向ける
するとそんな俺の視線に気付いたのかラティスがこっちを見て
[・・♪]
笑顔で手を振ってきた
「~っ////」
((重症だな・・・))
「ん?」
宴用の食い物や酒を持って仲間と共に移動していると正面から心地いい音色が聞こえてきた
「ハープ?」
「アイツの仲間に楽器を扱える奴がいたのか♪」
俺にも一曲弾いてもらおう
そう思いながら宴会場となる場所に戻った俺は驚きを隠せない
途中から聴こえてきていたハープを弾いていたのがラティスだったからだ
[あ、シャン君達おかえり〜♪]
「シャンクス以外は今やってきたから"おかえり"っつーのは間違ってんぞ?」
「お前、ハープ弾けたのか?」
いまだに驚きを隠せない顔をしたままラティスに聞くとこの質問に何故か2人はニコーっと笑みを浮かべ
バギーの表情に至ってはどこか優越感を含んでいるようにも見える
「やっぱりオメェは気付いてなかったんだなwww」
「何のことだ?」
[私、小さい頃からハープは弾けるよ?]
「オレ達と初めて会った時も大事そうにハープ抱えてたんだが、視界に入ってなかったみてェだなw」
まァ、流石と言えば流石だが?ww
と我慢できなくなったのかついに笑い出すバギー
「でも船長について来た時ハープなんて持ってなかっただろ?」
「持ってくるのを忘れたんだとよ
"[空島に戻って]"なんて言えるワケねェし我慢するしかねェだろうが」
[まさかバギーが覚えてくれてたのには驚いたけどね?]
「ハデ浮かれ野郎と一緒にすんなw」
勝ち誇った顔を向けられ、俺は素直に悔しくなる
「ラティスについては結構知っている気でいたんだがなァ…」
「よく言うぜお頭ァ!」
「ラティスが能力者だと知ったの数ヶ月前だろ?」
「Σなにっ!?お前能力者なのか!?」
「お前もかwww」
あの時の俺と同じように驚いた顔をラティスに向けているバギーを見て(俺だけじゃなくてよかった)と少し安心した
「どんな能力だ?今まで戦ってるトコ見た事ねェから戦闘向きじゃなさそうだが」
[一言でまとめるとちゃんと条件を守れば賭け事に負ける事ない能力だよ?]
「そりゃカジノとか行きゃ大儲けだな!!」
[正直カジノは興味あるから一回行ってみたいな♪]
バギー達が能力について楽しそうに話ししているのを羨ましいと思ってる中「そろそろこいつら起こすか?」とベンが呼びかけた
「そうだな、このままじゃ宴もできやしねェしな」
「よし、お前ら耳塞いでろ」
「「[え?]」」
ベンが愛用している銃の確認をしながら言った言葉に3人揃って首を傾げた直後
ダァンッ!!
と空に向かって空砲を放った
その音で何事かと正気に戻った奴らが飛び上がる
「これでいいだろ?」
「やってくれた事はありがてェがハデに荒療治だな」
「っ!バギー船長・・?」
俺のせいではあるが頭を押さえながら起き上がりながらもバギーを見るが、俺達の姿に気付くと
「あ、"赤髪のシャンクス"」
仲間全員がクワッと目を見開きながら動揺を隠せない動きをする
「落ち着け、これからコイツの仲間と宴をやる」
「へ?」
「ああ、見ての通り戦り合う意思はない
無礼講で行こうじゃないか」
「は、はぁ・・・」
今目の前で起きていることに理解が追い付かず空返事をする奴らに思わず笑みが零れてしまった俺に
[この人達がこうなっちゃってるのもシャン君のせいなんだから反省してよ?]
「それは分かっているさ」
少し呆れたような笑みを浮かべながら俺に向かって言ったラティスに頷いて答える
「まァ、宴を始めりゃこの空気なんてガラッと変わる
とっとと始めようじゃないか!」
「お前は少し自分の立場ってモンを自覚しやがれってんだ・・・」
[四皇が東の海にいるっていう事が珍しい事だからね]
宴をしたくて自ら支度を手伝っている俺を後ろからている2人の言葉を聞いて
「自覚はしてるぞ?」
「ならオレの仲間が動揺してんのも理解しろ」
[新世界に行ってない人達は特にこうなっちゃうってww]
「ラティスちゃ~ん、ドリンクは何にする?」
飲み物を運んできたヤソップがラティスに問いかける
[折角だから私も最初はお酒にしようかな?]
「お~いいねぇ」
「お前酒を飲むようにもなったのか?」
本当に色々変わったなァ
とラティスを不思議そうに見ながら呟くように言ったバギーに
[でも私達が仲良しなのは変わらないでしょ?]
と俺の好きな笑顔を浮かべて答え「あたぼうよ!」とバギーも満足そうに頷き
「まあ、コイツらがお前に会うのは初めてだし軽く挨拶してくれや」
[そうだね♪じゃあ改めて・・
私はラティス。隣にいるシャン君が率いる赤髪海賊団の一員でバギーとは昔からの親友だよ?]
「年齢は上だがオレにとっちゃァ可愛い妹みてェなもんだ。覚えておけ」
ラティスの背中をポンと叩きながらどこか自慢げに言うバギー
こんな様子を見るのも懐かしい気がするが‥
「そして俺の女だ
そこも理解してもらおうか」
さっきからずっと仲良くしている様子が羨ましく思った俺は大人げなく、彼女の腰に手を添え自分の方へ引き寄せながら彼らに言うと
やはりというべきか仲良くなろうと近寄って来ていた距離が一気に離れていった
[シャン君・・・]
「お前のそういう所も相変わらずだな・・」
その様子を見て2人が呆れ顔をして俺を見る
だが、それだけラティスの事が好きで愛おしいんだ・・・
「ラティスから行ってやってくれるか?」
[うん♪ベン~お願いね?]
「任せろ」
ラティスはヤソップから酒の入ったグラスを受け取るとベンに見張りを頼んで遠ざかった彼らの元に向かった
「ほんとお前は・・・」
「独占欲の塊過ぎだろ」
傍にやって来たベンもバギーと同じように呆れ顔になりながら俺を見やる
「さっきの発言で察したが、めでたい事になったんだろ?
ならムダに威嚇とか独り占めとかしなくてもいいじゃねェか」
「アイツらだってお前の仲間にそう簡単に手出すとは思わないしな」
「頭の中では分かってるんだが・・・」
どうもその感情が勝って気が付けば今のようにやってしまう
といった表情を浮かべると長い付き合いの2人は俺の思ってる事を察したのか溜息をつく
「ハデに世話のかかる同じ船に乗った同士がいたもんだぜ・・」
「ラティスの心の広さ様々だな」
呆れ顔のまま話している2人から視線を変えラティスへ向けてみるとバギーの仲間と一緒に何やら楽しそうに話をしたり羽を触らせたりしている
「・・んでもう視線はアイツに、ってな」
「行くなよ?」
「あァ・・・」
俺に注意を促すベンに頷きながらも視線はずっと彼女に向ける
するとそんな俺の視線に気付いたのかラティスがこっちを見て
[・・♪]
笑顔で手を振ってきた
「~っ////」
((重症だな・・・))