第6話
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[ねぇヤソップ]
「なんだ?ラティスちゃん」
とある海域にやって来た私は銃の手入れをしていたヤソップに話しかける
[シロップ村に寄らなくていいの?]
「・・・」
カチャ、と音を立てたのを最後にヤソップの手入れしていた手が止まる
そう、ここはヤソップの故郷のシロップ村近くの海域
仲間集めをしていた時のシャン君が腕の立つ人がいるとうわさを聞きつけて勧誘した島でもあるから私も覚えていた
「そっか、ここらはお前の故郷に近いんだったな」
「嫁と子供がいるんだろ?少しくらい顔を見せてやったらどうだ?」
話を聞きつけてやって来た仲間達も背中を押すように声をかけるけど
ヤソップは小さく首を振った
「オレだって生半可な覚悟で海に出たわけじゃねェ
近くの海域に来たからって会おうなんて思わねぇよ」
[・・「それにな」ん?]
ヤソップは話を聞いていた私の方を急に向いて・・
「息子もオレの血が流れてるってンならアイツだっていつかは海へ出る」
この広大な海で出会えた方が感動はでけェだろ?
と言いながらニカッと笑った顔には迷いなんてどこにもない様子だった
「だからバンキーナにゃ悪いが、オレは村には行かねェ」
[・・それでいいんだね?]
「おう、だからラティスちゃんの行きたい所へ舵をきってくれや♪」
そう言って手入れを再開したヤソップ
周りの仲間達はしばしその様子を見ていたけどすぐに自分がやっていた事へ動き出す
けど私は違う・・
「・・・おし、手入れ終わり♪
ん?」
[・・・・]
私は手入れが終わったばかりの銃を手に取るとシロップ村がある方の縁に立つと…
ダァンッ!!
と空に向かって発砲した
「ラティスちゃん・・?」
[・・・今の一発はヤソップが生きているっていう証拠]
そして・・・
["赤髪海賊団"の狙撃手として立派に役目を果たしてるよっていう報告♪]
「!」
「「「お~っ!」」」
「なかなか海賊らしいことするじゃねェか!」
目を見開いて驚くヤソップとは逆に私が起こした行動を見て面白いものが見れたと話し始める仲間達
[これ、シロップ村に届いたかな?]
「大丈夫さ!」
「絶対届いたよ、な?」
「・・・ああ」
ありがとな?ラティスちゃん
とはにかみながら礼を言ったヤソップに私も笑い返した
~~~~~~~~~
「島に上陸するぞー!」
[石造りの建物が綺麗な島だね♪]
次の日の夕方ごろ、島に上陸した私達
並んでいる建物が夕焼け色になっている光景がとても綺麗
「街を観光してみっか!」
「新世界じゃ悠長にそんなこと出来ないしなww」
[・・・]
「ラティス?」
ぼーっと街の中を見ていたからかシャン君が私に声をかけて来た
[シャン君、なんか懐かしい気配を感じない?]
「気配?」
私はどこから流れてきているのか早足で歩いて向かって行く
その時だった!
ボワワンッ!!
と急に煙幕が張られて視界が悪くなり
シュルッ!ガシッ!
誰かに目隠しをされた後手足を掴まれてどこかへ運ばれていく感覚になる
本当なら暴れるべきなんだろうけど、掴んでいる人の手の力がそこまで強くない所から悪気を感じないので
私は大人しく連行されていった
~~~~~~
「なに?珍しいものを見つけたって?」
「へい!」
今夜は景気よく花火でも打ち上げようと部下に大砲を並ばせていた時に呼ばれ、不機嫌になりながらもそれを見るために移動する
全く、これで面白いもんじゃなかったら承知しねェぞ?
「これです!」
辿り着いた先でオレが見たものはすっごく見覚えのある羽を背中に付けている女が目隠しをされた状態で座らされている光景だった
「Σ!?」
「あ!船長!みてください!
不思議じゃないですか?
背中から翼が生えている女性なんて!」
「・・・・」
「・・船長?」
「ばっ…バッキャロー!!」
ゴンッ!!
とオレは連れてきたという奴の頭を思い切りブン殴った
(お?)
「なっ、何すんですか船長!」
「おお、おま、お前!何でこいつを連れてきた!つか、何でこんな所に・・!?」
「え?船長の知り合いで?」
[この声は・・バギーかな?]
怒鳴っていたオレに聞こえてきたどこか柔らかくて大人しめの女の声に振り向くと
ソイツはオレがいるであろう方を向いて笑みを浮かべていた
「お、おう」
[やっぱり!
この島に来た時懐かしい気配を感じたんだ♪]
「・・お前何で"東の海"にいるんだ?」
[話をする前にとりあえず目隠しとか取って欲しいな]
「!すまねェ!オラ!とっとと解かねェかクソハデアホ共が!」
「は、はいィっ!!」
「なんだ?ラティスちゃん」
とある海域にやって来た私は銃の手入れをしていたヤソップに話しかける
[シロップ村に寄らなくていいの?]
「・・・」
カチャ、と音を立てたのを最後にヤソップの手入れしていた手が止まる
そう、ここはヤソップの故郷のシロップ村近くの海域
仲間集めをしていた時のシャン君が腕の立つ人がいるとうわさを聞きつけて勧誘した島でもあるから私も覚えていた
「そっか、ここらはお前の故郷に近いんだったな」
「嫁と子供がいるんだろ?少しくらい顔を見せてやったらどうだ?」
話を聞きつけてやって来た仲間達も背中を押すように声をかけるけど
ヤソップは小さく首を振った
「オレだって生半可な覚悟で海に出たわけじゃねェ
近くの海域に来たからって会おうなんて思わねぇよ」
[・・「それにな」ん?]
ヤソップは話を聞いていた私の方を急に向いて・・
「息子もオレの血が流れてるってンならアイツだっていつかは海へ出る」
この広大な海で出会えた方が感動はでけェだろ?
と言いながらニカッと笑った顔には迷いなんてどこにもない様子だった
「だからバンキーナにゃ悪いが、オレは村には行かねェ」
[・・それでいいんだね?]
「おう、だからラティスちゃんの行きたい所へ舵をきってくれや♪」
そう言って手入れを再開したヤソップ
周りの仲間達はしばしその様子を見ていたけどすぐに自分がやっていた事へ動き出す
けど私は違う・・
「・・・おし、手入れ終わり♪
ん?」
[・・・・]
私は手入れが終わったばかりの銃を手に取るとシロップ村がある方の縁に立つと…
ダァンッ!!
と空に向かって発砲した
「ラティスちゃん・・?」
[・・・今の一発はヤソップが生きているっていう証拠]
そして・・・
["赤髪海賊団"の狙撃手として立派に役目を果たしてるよっていう報告♪]
「!」
「「「お~っ!」」」
「なかなか海賊らしいことするじゃねェか!」
目を見開いて驚くヤソップとは逆に私が起こした行動を見て面白いものが見れたと話し始める仲間達
[これ、シロップ村に届いたかな?]
「大丈夫さ!」
「絶対届いたよ、な?」
「・・・ああ」
ありがとな?ラティスちゃん
とはにかみながら礼を言ったヤソップに私も笑い返した
~~~~~~~~~
「島に上陸するぞー!」
[石造りの建物が綺麗な島だね♪]
次の日の夕方ごろ、島に上陸した私達
並んでいる建物が夕焼け色になっている光景がとても綺麗
「街を観光してみっか!」
「新世界じゃ悠長にそんなこと出来ないしなww」
[・・・]
「ラティス?」
ぼーっと街の中を見ていたからかシャン君が私に声をかけて来た
[シャン君、なんか懐かしい気配を感じない?]
「気配?」
私はどこから流れてきているのか早足で歩いて向かって行く
その時だった!
ボワワンッ!!
と急に煙幕が張られて視界が悪くなり
シュルッ!ガシッ!
誰かに目隠しをされた後手足を掴まれてどこかへ運ばれていく感覚になる
本当なら暴れるべきなんだろうけど、掴んでいる人の手の力がそこまで強くない所から悪気を感じないので
私は大人しく連行されていった
~~~~~~
「なに?珍しいものを見つけたって?」
「へい!」
今夜は景気よく花火でも打ち上げようと部下に大砲を並ばせていた時に呼ばれ、不機嫌になりながらもそれを見るために移動する
全く、これで面白いもんじゃなかったら承知しねェぞ?
「これです!」
辿り着いた先でオレが見たものはすっごく見覚えのある羽を背中に付けている女が目隠しをされた状態で座らされている光景だった
「Σ!?」
「あ!船長!みてください!
不思議じゃないですか?
背中から翼が生えている女性なんて!」
「・・・・」
「・・船長?」
「ばっ…バッキャロー!!」
ゴンッ!!
とオレは連れてきたという奴の頭を思い切りブン殴った
(お?)
「なっ、何すんですか船長!」
「おお、おま、お前!何でこいつを連れてきた!つか、何でこんな所に・・!?」
「え?船長の知り合いで?」
[この声は・・バギーかな?]
怒鳴っていたオレに聞こえてきたどこか柔らかくて大人しめの女の声に振り向くと
ソイツはオレがいるであろう方を向いて笑みを浮かべていた
「お、おう」
[やっぱり!
この島に来た時懐かしい気配を感じたんだ♪]
「・・お前何で"東の海"にいるんだ?」
[話をする前にとりあえず目隠しとか取って欲しいな]
「!すまねェ!オラ!とっとと解かねェかクソハデアホ共が!」
「は、はいィっ!!」