3日目
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「アマネよ・・・」
誰もが見てもお金を沢山かけてそうな一国の城
そこで立派な髭を生やした王様が立派な王座に腰かけたままおれに呼びかける
おれはいつものように跪いたりお辞儀をせずにただそこにいる王を真っ直ぐ見て次の言葉を待つ
「お前に言い始めて幾年月が立つが、私の願いを聞き入れてくれる気になったか?」
[本当にいつも言ってくるな
でも答えはその時から変わらない]
「むぅ・・私もいつ床から動けなくなる日が判らぬというのに、早く頷いて欲しいものなのだがな」
王の表情はおれが頷く時を本当に願っているようで、首を横に振ったの自分をみてどこかさみしそうな表情を含ませていた
~~~~~~~~~~~~
[・・・?]
薄く目を開けてぼやけていた視界が晴れていくとここ数ヶ月見続けている天井が映った
[夢・・か?]
目を擦りながら今いるここが現実だと把握する
[懐かしい夢を見たなぁ…]
王様元気かな~?
おれこの船に攫われちゃったから誰にも何も言ってないから・・・
そうブツブツいいながらハンモックから降りて身支度を済ませる
あの店でキッド達と飲みながら話をしていた途中で眠ってしまったおれは気が付くとこの部屋でさっきのように眠っていて
ローに聞くとキッドが眠っているおれをここへ連れて来てくれたらしい
(今度何か奢らないとな!)
確認を済ませながら頷いたおれは部屋から出て、朝食をとるために食堂へ向かった
~~~~~~~~~~~~~~
[・・・なぁロー]
「なんだ?」
[この状態だとさ、動きにくいんだが‥?]
船の甲板の縁側、そこから外を眺めているおれがローに問いかけた
今ローは後ろからおれに覆いかぶさり、顔を埋め両腕はお腹部分に回されて身動きが取れない状況になってる
「嫌か?」
[嫌じゃないけど、前の島出てから暇さえあればおれにこう乗っかってるからどうしたんだろ?って思ってさ]
「別に、俺がこうしていたいだけだ」
「まぁまぁアマネ、船長の事あしらわないでくれ」
そう言いながらやって来たのはシャチで今日の気温が高めで暑いのかつなぎを半分脱いで腰の部分で縛った状態にしてある
[あ、シャチ]
「オレあの島で何があったかは知らないけどさ、1人で船に帰ってきた船長はどこか気落ちしててさ
お前が帰ってくるまでずっと自室から出てこなかったんだぜ?」
[ローが?]
「シャチ、余計なこと言うんじゃねェ」
「・・・・」
少し怒ってるようなローの声を聞いてシャチが怯えてるんじゃないかと思い顔だけ振り向いて彼を見たおれは僅かに目を見開く
今の声にいつも怯えた様子を見せていたはずのシャチは何ともないような顔で真っ直ぐにおれ達を見ていた
[シャチ?いつもと顔が違うな
どうしてそんな顔してるんだ?]
「!お、そんな顔してたか?
そんなつもりじゃなかったんだけどなぁ!」
問いかけてみると本当かは分からないけどハッとした顔を見せた後でいつもの笑顔で答えた
・・・なんか、いつものシャチじゃない
おれがいない間、何かあったのか?
と思った直後だった!
「っ!」
ぐんっ!!
[うおぁ!?]
いつものように腕を引っ張られおれを手摺りから引き剥がした後
ドッパーン!!と大きな音と共にすぐ手前の海に大きな水柱が立った!
[おー!結構威力のある砲弾だなぁ♪]
「全く、アマネも相変わらずだなww」
「今回は随分と大物の客だ‥」
というローはおれに引っ付くことが出来なくなったからか不機嫌オーラをこれでもかという程出しながら結構離れた所からこっちへ向かってきている数隻の船を見る
「あ、あれは・・!」
[犬の船首だ~可愛いな!]
「・・・とりあえず、アマネは船内へ入ってろ」
[わかった!]
ローの言葉に頷き、おれは大人しく船内に入っていく
(あの船の誰かさん、おれをみてるなぁ…)
かなりの距離があるにもかかわらず視線に気付き、その人が誰なのかを考えながら・・・
~~~~~~~~~~~~
ガチャ
「おぉ、ここは食堂か」
以前おれの部屋がばれた事が理由で食堂へ隠れることになったおれの元へやって来たのは船首と同じ被り物をした老人
(お?この人見たことあるぞ!)
その老人には見覚えがあり、正体を知るため近寄っていく・・・すると!
ちらっ
[へ?]
「そこかあぁっ!」
[ぐえっ!?]
一瞬にして鍛えられた老人の腕が首元へ回り、息が詰まったことで変な声が出てしまったww
「んん?」
[く、首・・締まって・・・]
「おお!スマン!」
腕をバンバン叩きながら訴えると軽いノリで謝られながら解放された
[げほっ、げほっ!
あービックリした~!]
「すまんのぅ、にしても本当に気配まで消せるんじゃな」
(おれのこの力のこと知ってる・・・
そして海軍で、老人・・・)
[・・・あ!ガープじいちゃんか!?]
「あ!ってなんじゃい!ワシのこと忘れておったのか!?」
[すっかり忘れてた!
ってギャー!殴ろうとするのはよしてくれ!]
息苦しさで思わず姿が見えるようにしていたおれの言葉に勢いよく拳を振り下ろしてきたのを叫びながら避けた
誰もが見てもお金を沢山かけてそうな一国の城
そこで立派な髭を生やした王様が立派な王座に腰かけたままおれに呼びかける
おれはいつものように跪いたりお辞儀をせずにただそこにいる王を真っ直ぐ見て次の言葉を待つ
「お前に言い始めて幾年月が立つが、私の願いを聞き入れてくれる気になったか?」
[本当にいつも言ってくるな
でも答えはその時から変わらない]
「むぅ・・私もいつ床から動けなくなる日が判らぬというのに、早く頷いて欲しいものなのだがな」
王の表情はおれが頷く時を本当に願っているようで、首を横に振ったの自分をみてどこかさみしそうな表情を含ませていた
~~~~~~~~~~~~
[・・・?]
薄く目を開けてぼやけていた視界が晴れていくとここ数ヶ月見続けている天井が映った
[夢・・か?]
目を擦りながら今いるここが現実だと把握する
[懐かしい夢を見たなぁ…]
王様元気かな~?
おれこの船に攫われちゃったから誰にも何も言ってないから・・・
そうブツブツいいながらハンモックから降りて身支度を済ませる
あの店でキッド達と飲みながら話をしていた途中で眠ってしまったおれは気が付くとこの部屋でさっきのように眠っていて
ローに聞くとキッドが眠っているおれをここへ連れて来てくれたらしい
(今度何か奢らないとな!)
確認を済ませながら頷いたおれは部屋から出て、朝食をとるために食堂へ向かった
~~~~~~~~~~~~~~
[・・・なぁロー]
「なんだ?」
[この状態だとさ、動きにくいんだが‥?]
船の甲板の縁側、そこから外を眺めているおれがローに問いかけた
今ローは後ろからおれに覆いかぶさり、顔を埋め両腕はお腹部分に回されて身動きが取れない状況になってる
「嫌か?」
[嫌じゃないけど、前の島出てから暇さえあればおれにこう乗っかってるからどうしたんだろ?って思ってさ]
「別に、俺がこうしていたいだけだ」
「まぁまぁアマネ、船長の事あしらわないでくれ」
そう言いながらやって来たのはシャチで今日の気温が高めで暑いのかつなぎを半分脱いで腰の部分で縛った状態にしてある
[あ、シャチ]
「オレあの島で何があったかは知らないけどさ、1人で船に帰ってきた船長はどこか気落ちしててさ
お前が帰ってくるまでずっと自室から出てこなかったんだぜ?」
[ローが?]
「シャチ、余計なこと言うんじゃねェ」
「・・・・」
少し怒ってるようなローの声を聞いてシャチが怯えてるんじゃないかと思い顔だけ振り向いて彼を見たおれは僅かに目を見開く
今の声にいつも怯えた様子を見せていたはずのシャチは何ともないような顔で真っ直ぐにおれ達を見ていた
[シャチ?いつもと顔が違うな
どうしてそんな顔してるんだ?]
「!お、そんな顔してたか?
そんなつもりじゃなかったんだけどなぁ!」
問いかけてみると本当かは分からないけどハッとした顔を見せた後でいつもの笑顔で答えた
・・・なんか、いつものシャチじゃない
おれがいない間、何かあったのか?
と思った直後だった!
「っ!」
ぐんっ!!
[うおぁ!?]
いつものように腕を引っ張られおれを手摺りから引き剥がした後
ドッパーン!!と大きな音と共にすぐ手前の海に大きな水柱が立った!
[おー!結構威力のある砲弾だなぁ♪]
「全く、アマネも相変わらずだなww」
「今回は随分と大物の客だ‥」
というローはおれに引っ付くことが出来なくなったからか不機嫌オーラをこれでもかという程出しながら結構離れた所からこっちへ向かってきている数隻の船を見る
「あ、あれは・・!」
[犬の船首だ~可愛いな!]
「・・・とりあえず、アマネは船内へ入ってろ」
[わかった!]
ローの言葉に頷き、おれは大人しく船内に入っていく
(あの船の誰かさん、おれをみてるなぁ…)
かなりの距離があるにもかかわらず視線に気付き、その人が誰なのかを考えながら・・・
~~~~~~~~~~~~
ガチャ
「おぉ、ここは食堂か」
以前おれの部屋がばれた事が理由で食堂へ隠れることになったおれの元へやって来たのは船首と同じ被り物をした老人
(お?この人見たことあるぞ!)
その老人には見覚えがあり、正体を知るため近寄っていく・・・すると!
ちらっ
[へ?]
「そこかあぁっ!」
[ぐえっ!?]
一瞬にして鍛えられた老人の腕が首元へ回り、息が詰まったことで変な声が出てしまったww
「んん?」
[く、首・・締まって・・・]
「おお!スマン!」
腕をバンバン叩きながら訴えると軽いノリで謝られながら解放された
[げほっ、げほっ!
あービックリした~!]
「すまんのぅ、にしても本当に気配まで消せるんじゃな」
(おれのこの力のこと知ってる・・・
そして海軍で、老人・・・)
[・・・あ!ガープじいちゃんか!?]
「あ!ってなんじゃい!ワシのこと忘れておったのか!?」
[すっかり忘れてた!
ってギャー!殴ろうとするのはよしてくれ!]
息苦しさで思わず姿が見えるようにしていたおれの言葉に勢いよく拳を振り下ろしてきたのを叫びながら避けた