21日目
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おれがあの手紙を空へ送って1ヶ月
そろそろ何か起きるんじゃないかと思いながらも王としての職務に励んでいると
「アマネ様、お勤めの最中に申し訳ありません」
[大丈夫だがどうした?]
「こちらを、先程速報として飛んできた新聞です」
おれに仕えている人の1人がやって来て自分に新聞を手渡してきたので内容を見ると・・
"億越え海賊"ローとキッドの"同盟"か!?
協力して数多くの島を占領!
と2人の写真が記事と共に大きく載せられているのを見て思わず笑みを浮かべた
[この2人って結構有名だよな、島を占領していってどうする気なんだろ]
「今の所レヴェンダが所有する島を占領されたという話は届いておりませんが恐らく時間の問題だと思うのですが‥」
どう致しますか?
そう対策について聞いてくる男性に[そうだな~]と言葉を濁す
今日こうして知らせてくれたのはありがたいが、実を言えば彼らの情報はもうとっくに集め始めているw
そして彼らが器用におれの所有する島"以外"を占領しているのも把握済み
(何か考えがあるんだろうけど海賊らしいことをしててなんか微笑ましく感じるなぁ♪)
[とりあえず今は様子を見よう
島に変化が起きてから考えればいいだろう]
「畏まりました」
「ここも制圧したな!」
「新世界だというのにこんな島があっていいのか?」
随分と呆気なかったもんだが‥
その頃、新世界にてまた新たに占領し終えた2つの海賊団が周囲の確認をしつつ話し始める
「確かに物足りねェが四皇や大将と鉢合わせちまうよりはマシだろ」
「まあ、確かにな」
少しでもアマネの国の敵を減らして置かねェと"あの後"もしばらく落ち着かねェ
と空を見上げながら言う彼らの脳裏には何が浮かんでいるのか・・・
「船長!物資などの補給は完了しました!」
「よし、次の島へ移るぞ」
「了解、直ちに出航の準備に取り掛かります」
バタバタと慌ただしく船へ戻っていく仲間を見届けた後2人はほぼ同時にキラキラと光る手紙を取り出して眺める
「数ヶ月経っただけだってのにアイツの文字がこんなに懐かしく感じちまうとはな」
「それだけアマネの存在がデケェってことだ」
そんなもの、この先も失ったままにしておく程俺達は馬鹿じゃねェ・・・
「・・・ユースタス屋」
「ァ?」
「この作戦、必ず成功させるぞ」
「はっ、当たり前だ!」
鼻で笑いながら問いかけてきたローへ返事を返し、自分達の船へ足を進めた
[急に呼び出したりして悪いな、バタバタしてただろ?]
「紛れもない君に呼び出されるならいくらでも応じるよ♪」
ボクの愛しき人の願いだからね♪
あれから景気も変わらず好調な状態で早5年ほど月日が流れていった中、おれが呼んだ部屋に来たキャベンはいつもと同じようにニコニコと笑みを浮かべ右手を差し出しながらいう
相変わらず元気そうで何よりだ
[今日キャベンに折り入って頼みがあって呼んだんだ]
「ぼくに頼み事とは、いつも自分で片づけてしまう君にしては珍しい
何なりと言ってくれ、どんな願いでも叶えてみせるよ♪」
それが例え、ぼく達にしか話せない程重要な内容であろうとね?
軽くあたりを見渡しながらキャベンは笑顔を崩さずに言う
今この場にはおれの人払いによって二人きりの状態になっている
それがどういう事か把握したうえでそう言ってくれる彼に感謝しながら口を開く
[その願いがな、お前にとっては少し過酷かもしれないんだが]
「構わないよ?」
キャベンは間を開けずに答える相当な覚悟の上らしい
それを察したおれはもうこれ以上言葉を濁そうなどとは思わなかった
おれは座っていた玉座から腰を上げ、キャベンの真横に立ち・・
[キャベン。おれと結婚してくれないか?]
「・・・へ?」
言葉を聞いて真剣な表情とは一変してポカンと気の抜けた表情でおれを見つめるキャベンだったが
「!そういう事か」
何かを納得したように表情を元に戻して呟いた彼の言葉におれも小さく頷いた
「確かにこれは過酷、いや苦痛に近い物なのかもしれないね」
[ああ、だから前置きとして聞いたんだ]
「そんなアマネの優しさとこの先に見えてくるであろう結末を願って」
ぼくも意思を曲げない。君との結婚の申し出、快く受け入れるよ☆
そう言ってキャベンはまたおれに微笑んだ
そろそろ何か起きるんじゃないかと思いながらも王としての職務に励んでいると
「アマネ様、お勤めの最中に申し訳ありません」
[大丈夫だがどうした?]
「こちらを、先程速報として飛んできた新聞です」
おれに仕えている人の1人がやって来て自分に新聞を手渡してきたので内容を見ると・・
"億越え海賊"ローとキッドの"同盟"か!?
協力して数多くの島を占領!
と2人の写真が記事と共に大きく載せられているのを見て思わず笑みを浮かべた
[この2人って結構有名だよな、島を占領していってどうする気なんだろ]
「今の所レヴェンダが所有する島を占領されたという話は届いておりませんが恐らく時間の問題だと思うのですが‥」
どう致しますか?
そう対策について聞いてくる男性に[そうだな~]と言葉を濁す
今日こうして知らせてくれたのはありがたいが、実を言えば彼らの情報はもうとっくに集め始めているw
そして彼らが器用におれの所有する島"以外"を占領しているのも把握済み
(何か考えがあるんだろうけど海賊らしいことをしててなんか微笑ましく感じるなぁ♪)
[とりあえず今は様子を見よう
島に変化が起きてから考えればいいだろう]
「畏まりました」
「ここも制圧したな!」
「新世界だというのにこんな島があっていいのか?」
随分と呆気なかったもんだが‥
その頃、新世界にてまた新たに占領し終えた2つの海賊団が周囲の確認をしつつ話し始める
「確かに物足りねェが四皇や大将と鉢合わせちまうよりはマシだろ」
「まあ、確かにな」
少しでもアマネの国の敵を減らして置かねェと"あの後"もしばらく落ち着かねェ
と空を見上げながら言う彼らの脳裏には何が浮かんでいるのか・・・
「船長!物資などの補給は完了しました!」
「よし、次の島へ移るぞ」
「了解、直ちに出航の準備に取り掛かります」
バタバタと慌ただしく船へ戻っていく仲間を見届けた後2人はほぼ同時にキラキラと光る手紙を取り出して眺める
「数ヶ月経っただけだってのにアイツの文字がこんなに懐かしく感じちまうとはな」
「それだけアマネの存在がデケェってことだ」
そんなもの、この先も失ったままにしておく程俺達は馬鹿じゃねェ・・・
「・・・ユースタス屋」
「ァ?」
「この作戦、必ず成功させるぞ」
「はっ、当たり前だ!」
鼻で笑いながら問いかけてきたローへ返事を返し、自分達の船へ足を進めた
[急に呼び出したりして悪いな、バタバタしてただろ?]
「紛れもない君に呼び出されるならいくらでも応じるよ♪」
ボクの愛しき人の願いだからね♪
あれから景気も変わらず好調な状態で早5年ほど月日が流れていった中、おれが呼んだ部屋に来たキャベンはいつもと同じようにニコニコと笑みを浮かべ右手を差し出しながらいう
相変わらず元気そうで何よりだ
[今日キャベンに折り入って頼みがあって呼んだんだ]
「ぼくに頼み事とは、いつも自分で片づけてしまう君にしては珍しい
何なりと言ってくれ、どんな願いでも叶えてみせるよ♪」
それが例え、ぼく達にしか話せない程重要な内容であろうとね?
軽くあたりを見渡しながらキャベンは笑顔を崩さずに言う
今この場にはおれの人払いによって二人きりの状態になっている
それがどういう事か把握したうえでそう言ってくれる彼に感謝しながら口を開く
[その願いがな、お前にとっては少し過酷かもしれないんだが]
「構わないよ?」
キャベンは間を開けずに答える相当な覚悟の上らしい
それを察したおれはもうこれ以上言葉を濁そうなどとは思わなかった
おれは座っていた玉座から腰を上げ、キャベンの真横に立ち・・
[キャベン。おれと結婚してくれないか?]
「・・・へ?」
言葉を聞いて真剣な表情とは一変してポカンと気の抜けた表情でおれを見つめるキャベンだったが
「!そういう事か」
何かを納得したように表情を元に戻して呟いた彼の言葉におれも小さく頷いた
「確かにこれは過酷、いや苦痛に近い物なのかもしれないね」
[ああ、だから前置きとして聞いたんだ]
「そんなアマネの優しさとこの先に見えてくるであろう結末を願って」
ぼくも意思を曲げない。君との結婚の申し出、快く受け入れるよ☆
そう言ってキャベンはまたおれに微笑んだ