2日目
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
[ついたー!]</font>
島に船をつけたのを確認したおれはペンギン達を待たずに一足先に街中へ向かった
[お?]
「ア?」
街中についてさて何見ようと思った時におれのすぐ前を通り抜けようとした自分よりかなり背の高い人物を見上げ思わず声を漏らし
その声に気付いたその人もおれの方を見ると・・・
「アマネじゃねーか!」
[やっぱりキッドか?
久しぶりだなー!]
派手な赤髪で悪人面な顔が明るくなり
足を止めておれの方を向いてくれた
「何ヶ月以来だ?
お前がいた島で話した時以来だろ」
[お!キラー!それにヒートにワイヤーまで!
お前ら勢揃いだな!]
「普通の女が見たらビビッて腰抜ける光景だってのに・・・」
「動じないどころか笑みまで浮かべて・・
本当に不思議な奴だな」
ヒートたちにそう言われて改めて今の状況を確認する
確かにこいつらは俺より背が高いし、キッドに対しては2mはありそうで空を見上げるのと同じ感覚になりかけてる
「アマネ、俺達の知らない情報はないか?」
[ん~大した内容じゃないけど
知っといて損はないものならあるぞ?
それを聞くか?]
「そうか!なら聞かせて貰おうじゃねェか!」
キラーの質問に答えたおれの言葉を聞いて上機嫌に言ってくるキッド
だけど
[ん~折角だし、話す代わりに何か貰いたいなぁ]
「対価って事か?」
[そ・・あ、でも金とか宝はいらないぞ?
間に合ってるから]
「それを欲しがらないのもお前らしいがな」
「じゃあ何が条件だ?言ってみろ」
与えてばかりでも構わないのだけど、珍しく思ったから試しに聞いてみると結構軽い気持ちで条件を聞いてくれたので嬉しくなり・・
[何でもいいのか?
ならキッドの手に触れてみたい!]
「「「は?」」」
素直なおれのお願いに気の抜けた声を出すキッド達
[おれ今海賊んとこにいるんだけどさ、そこの船長に比べて手の大きさとか全然違うからちょっと触って実感してみたいと思ったんだ!]
「そんなんでいいのか?」
[キッド達にとってはそう思う事だろうけど今のおれにとってはそうして欲しいんだよ!]
「・・・・」
ニコニコしたまま話すおれに何を思ったのかは分からないけど無言で大人しく片手を差し出してくれたのでその手を勢い良く取る
[ありがと!・・おお!
すげー!固たい!本当に男みたいだ!]
「みたいじゃねェ、俺は男だ」
[アハハ、悪い悪いw
でも凄いなぁ、本当に触り心地が全然違う・・]
「なら、これはどうだ?」
[ん?Σうぉっ!?]
グラッと視界が揺れたのも束の間でキッドの片腕に座る形で抱えられたおれは
[お、おお~!]
姿勢が安定したのちに広がるいつも見ている物とは違う、高くて広くなった景色に声を漏らす
[すげぇ!見晴らしがいいなー!
キッドはいつもこの景色を見てるのか?]
「いいもんだろ?」
[ああ!爽快感がこう・・なんか凄い!]
「そうだろ!ハハハ!
やっぱりお前は分かる女だぜ!」
豪快に笑いながらいうキッドはとてもご機嫌で嬉しそうだ
[キッド、もう少しこのままでいいか?]
「構わねェぜ?
・・・おい」
「へい」
キッドの短い言葉にヒートが小さく頷いて何処かへ行った
[あれ?ヒート?]
「いい店を探させた
話すんならああいった場所の方が楽だろ?」
[確かにな!
でもキッド]
「なんだ?」
[お前、うまい酒のある酒場って大抵予想ついてんじゃないか?]
キッド、そういうのに煩そうだし
って言ったらキッドは目を大きく開いてポカンとした表情になった
なんか変な事でも言ったか?と気になったのも束の間で
「ほんと、いい女だよお前は」
ニタァと口元あげて落ち着いた口調で言ってくれたから
[そっかありがとな!
キッドも男らしくてカッコいいぞ?]
というと「たりめーだ馬鹿野郎!」と言ってまた豪快に笑いながらキラー達を後ろに連れた状態でヒートが向かったであろう酒場へ歩き始めた
島に船をつけたのを確認したおれはペンギン達を待たずに一足先に街中へ向かった
[お?]
「ア?」
街中についてさて何見ようと思った時におれのすぐ前を通り抜けようとした自分よりかなり背の高い人物を見上げ思わず声を漏らし
その声に気付いたその人もおれの方を見ると・・・
「アマネじゃねーか!」
[やっぱりキッドか?
久しぶりだなー!]
派手な赤髪で悪人面な顔が明るくなり
足を止めておれの方を向いてくれた
「何ヶ月以来だ?
お前がいた島で話した時以来だろ」
[お!キラー!それにヒートにワイヤーまで!
お前ら勢揃いだな!]
「普通の女が見たらビビッて腰抜ける光景だってのに・・・」
「動じないどころか笑みまで浮かべて・・
本当に不思議な奴だな」
ヒートたちにそう言われて改めて今の状況を確認する
確かにこいつらは俺より背が高いし、キッドに対しては2mはありそうで空を見上げるのと同じ感覚になりかけてる
「アマネ、俺達の知らない情報はないか?」
[ん~大した内容じゃないけど
知っといて損はないものならあるぞ?
それを聞くか?]
「そうか!なら聞かせて貰おうじゃねェか!」
キラーの質問に答えたおれの言葉を聞いて上機嫌に言ってくるキッド
だけど
[ん~折角だし、話す代わりに何か貰いたいなぁ]
「対価って事か?」
[そ・・あ、でも金とか宝はいらないぞ?
間に合ってるから]
「それを欲しがらないのもお前らしいがな」
「じゃあ何が条件だ?言ってみろ」
与えてばかりでも構わないのだけど、珍しく思ったから試しに聞いてみると結構軽い気持ちで条件を聞いてくれたので嬉しくなり・・
[何でもいいのか?
ならキッドの手に触れてみたい!]
「「「は?」」」
素直なおれのお願いに気の抜けた声を出すキッド達
[おれ今海賊んとこにいるんだけどさ、そこの船長に比べて手の大きさとか全然違うからちょっと触って実感してみたいと思ったんだ!]
「そんなんでいいのか?」
[キッド達にとってはそう思う事だろうけど今のおれにとってはそうして欲しいんだよ!]
「・・・・」
ニコニコしたまま話すおれに何を思ったのかは分からないけど無言で大人しく片手を差し出してくれたのでその手を勢い良く取る
[ありがと!・・おお!
すげー!固たい!本当に男みたいだ!]
「みたいじゃねェ、俺は男だ」
[アハハ、悪い悪いw
でも凄いなぁ、本当に触り心地が全然違う・・]
「なら、これはどうだ?」
[ん?Σうぉっ!?]
グラッと視界が揺れたのも束の間でキッドの片腕に座る形で抱えられたおれは
[お、おお~!]
姿勢が安定したのちに広がるいつも見ている物とは違う、高くて広くなった景色に声を漏らす
[すげぇ!見晴らしがいいなー!
キッドはいつもこの景色を見てるのか?]
「いいもんだろ?」
[ああ!爽快感がこう・・なんか凄い!]
「そうだろ!ハハハ!
やっぱりお前は分かる女だぜ!」
豪快に笑いながらいうキッドはとてもご機嫌で嬉しそうだ
[キッド、もう少しこのままでいいか?]
「構わねェぜ?
・・・おい」
「へい」
キッドの短い言葉にヒートが小さく頷いて何処かへ行った
[あれ?ヒート?]
「いい店を探させた
話すんならああいった場所の方が楽だろ?」
[確かにな!
でもキッド]
「なんだ?」
[お前、うまい酒のある酒場って大抵予想ついてんじゃないか?]
キッド、そういうのに煩そうだし
って言ったらキッドは目を大きく開いてポカンとした表情になった
なんか変な事でも言ったか?と気になったのも束の間で
「ほんと、いい女だよお前は」
ニタァと口元あげて落ち着いた口調で言ってくれたから
[そっかありがとな!
キッドも男らしくてカッコいいぞ?]
というと「たりめーだ馬鹿野郎!」と言ってまた豪快に笑いながらキラー達を後ろに連れた状態でヒートが向かったであろう酒場へ歩き始めた