15日目
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シャチとペンギンに事情を聴いたおれはローの部屋の前へとやって来た
2人はというと他の人を近付けさせないよう見張ってくれるらしい
[・・・・・]
キィ・・とドアノブを捻り、静かに室内へ入る
そしてベッドに伏せているローを見つける
コツッ
「Σっ、誰だッ!?」
おれが一歩歩くと、その足音に気付いたのか荒々しい口調でおれに問いかけて来たロー
[・・おれだよ]
「!アマネ…?」
[ああ]
短く言葉を返すとハッとした表情でゆっくりとおれへ視線を向けたローに小さく頷く
そしてここにおれがいることを確信したローは・・・
「それ以上近づくな・・!」
とさっきよりはトゲがなくなったが、やや荒い口調でおれに言う
ローがこう言う理由を知っているおれはそれに動じず話しかける
[ロー、辛いか?]
「・・・」
[シャチとペンギンから事情は聴いた]
"薬"盛られたんだって?
普段のローなら見ず知らずの人から何かを受け取るなんて絶対にありえない話だし、おれも驚いたけど・・
[その理由におれが関係してたから飲んだんだよな?]
おれは聞いた話を確かめるように問いかける
この言葉に薬の影響で苦しそうに息を切らし、両腕をクロスさせて自分を抱きしめるようにかかえているローは小さく頷き・・
「"これを全て飲めば、アマネが今いる場所を教えてやる"と言われた・・」
[それで飲んでこうなっちまってるんだよな?
どのくらい経った?]
「・・・3時間ほどだ
効果は収まる所かどんどん増して来てやがる」
[・・そうか]
呟くように言って再びローに近寄ると瞬時にハッとした表情でおれを見て
「近づくな!
それ以上近づいたら、お前もタダじゃ済まねェぞ!?」
[・・・・]
その言葉には何も言わず、おれはその場でスンと匂いを嗅ぐ
ツンと甘酸っぱい匂いがおれの鼻に届いた…
この匂いが表す効果を知っているおれはゆっくりと口を開いて答える
[いいぞ?]
「・・・は?」
予想しなかった言葉に苦しみながらも驚いた表情をおれに向ける
[・・・これほど強い薬を飲む事になった原因はおれにあるんだ
それを拒む理由はどこにもない]
「・・・」
[だから・・いいぞ?おれを襲っても]
ゆっくりと歩み寄り優しく言葉を投げかけながら両手を広げる
最初はおれの為にと拒んでいたロー
でも薬の効果に逆らえなくなったのか・・・
グイッ!!
ドサッ!
とローに両手首を掴まれ一瞬にしてベッドに組み敷かれ、逃がさないようにとおれの足を自分の足で固定された
「[・・・・]」
でもそれ以上の事はするつもりはないのか組み敷いた状態から動こうとしない
[ロー?]
「・・・出来ねェ」
出来るわけねェだろ・・・
と小さく呟きながら言うローは今の状況とは別の意味で辛そうな表情をしてる
[・・でもここから動かないとローが苦しいだけだ]
「それでもいい・・」
趣味悪ィ薬で狂い、発情した俺にアマネが無理やり犯されちまうくらいなら・・・
「俺が欲情に耐える苦しみを味わっていた方がマシだ!」
[仲間が傷付くより自分が・・か
おれはそういうの嫌いだと前に言ったんだけどな]
でも・・それがローなんだよな…
そう思い直し、フワッと笑みを浮かべたおれにぎこちなくも"?"マークが浮かんでいるような顔をしたロー
「アマネ‥?」
[・・・おれ、ローの仲間想いな所好きだぞ♪]
「Σっ/////」
掴まれている手首から判る程ローの心音が大きく跳ね上がるのと同時におれを見降ろすローの顔がより赤く染まった
「本当、なのか・・?」
[煽る為におれがローに言ってると思ってるのか?]
「・・・」
[なあロー]
「なんだ?」
[足はこのままでいいから手首から手を放してくれないか?]
大丈夫、おれは逃げたりしない♪
ニコッと笑いかけていった言葉に少し悩んだ後、手首から放した手をおれの顔のすぐ横に移動させてくれた
[ありがとな、ロー♪]
礼を言っておれは欲情が昂っている影響で熱を帯びているローの両頬に解放された手を添えソウッと顔を優しく抱きしめるように引き寄せた
その事にローは驚くけど、おれの手を振り払おうとはしない
[少し、別の意味で苦しくなるかもしれないけど我慢してくれな?]
「・・何をするつもりなんだ?」
[優しいローを蝕むモノの解毒]
"病よ消え去れ(シック・リヒター)"
バチバチバチィッ!
と唱えたおれの両手から白い雷のようなものが現れローの身体を薄白色に発光させる
「う・・ぐっ、ぁ!」
[・・・頑張ってくれ、おれにしがみ付いてくれても構わないから]
電流に近いものを受け苦痛の声をあげながらもおれの言葉が聞き取れたのかガバッ!とおれを強く抱きしめる
[おれには感電したりしないから安心して掴まってろ]
そう言い終わるとおれも治療に専念した
2人はというと他の人を近付けさせないよう見張ってくれるらしい
[・・・・・]
キィ・・とドアノブを捻り、静かに室内へ入る
そしてベッドに伏せているローを見つける
コツッ
「Σっ、誰だッ!?」
おれが一歩歩くと、その足音に気付いたのか荒々しい口調でおれに問いかけて来たロー
[・・おれだよ]
「!アマネ…?」
[ああ]
短く言葉を返すとハッとした表情でゆっくりとおれへ視線を向けたローに小さく頷く
そしてここにおれがいることを確信したローは・・・
「それ以上近づくな・・!」
とさっきよりはトゲがなくなったが、やや荒い口調でおれに言う
ローがこう言う理由を知っているおれはそれに動じず話しかける
[ロー、辛いか?]
「・・・」
[シャチとペンギンから事情は聴いた]
"薬"盛られたんだって?
普段のローなら見ず知らずの人から何かを受け取るなんて絶対にありえない話だし、おれも驚いたけど・・
[その理由におれが関係してたから飲んだんだよな?]
おれは聞いた話を確かめるように問いかける
この言葉に薬の影響で苦しそうに息を切らし、両腕をクロスさせて自分を抱きしめるようにかかえているローは小さく頷き・・
「"これを全て飲めば、アマネが今いる場所を教えてやる"と言われた・・」
[それで飲んでこうなっちまってるんだよな?
どのくらい経った?]
「・・・3時間ほどだ
効果は収まる所かどんどん増して来てやがる」
[・・そうか]
呟くように言って再びローに近寄ると瞬時にハッとした表情でおれを見て
「近づくな!
それ以上近づいたら、お前もタダじゃ済まねェぞ!?」
[・・・・]
その言葉には何も言わず、おれはその場でスンと匂いを嗅ぐ
ツンと甘酸っぱい匂いがおれの鼻に届いた…
この匂いが表す効果を知っているおれはゆっくりと口を開いて答える
[いいぞ?]
「・・・は?」
予想しなかった言葉に苦しみながらも驚いた表情をおれに向ける
[・・・これほど強い薬を飲む事になった原因はおれにあるんだ
それを拒む理由はどこにもない]
「・・・」
[だから・・いいぞ?おれを襲っても]
ゆっくりと歩み寄り優しく言葉を投げかけながら両手を広げる
最初はおれの為にと拒んでいたロー
でも薬の効果に逆らえなくなったのか・・・
グイッ!!
ドサッ!
とローに両手首を掴まれ一瞬にしてベッドに組み敷かれ、逃がさないようにとおれの足を自分の足で固定された
「[・・・・]」
でもそれ以上の事はするつもりはないのか組み敷いた状態から動こうとしない
[ロー?]
「・・・出来ねェ」
出来るわけねェだろ・・・
と小さく呟きながら言うローは今の状況とは別の意味で辛そうな表情をしてる
[・・でもここから動かないとローが苦しいだけだ]
「それでもいい・・」
趣味悪ィ薬で狂い、発情した俺にアマネが無理やり犯されちまうくらいなら・・・
「俺が欲情に耐える苦しみを味わっていた方がマシだ!」
[仲間が傷付くより自分が・・か
おれはそういうの嫌いだと前に言ったんだけどな]
でも・・それがローなんだよな…
そう思い直し、フワッと笑みを浮かべたおれにぎこちなくも"?"マークが浮かんでいるような顔をしたロー
「アマネ‥?」
[・・・おれ、ローの仲間想いな所好きだぞ♪]
「Σっ/////」
掴まれている手首から判る程ローの心音が大きく跳ね上がるのと同時におれを見降ろすローの顔がより赤く染まった
「本当、なのか・・?」
[煽る為におれがローに言ってると思ってるのか?]
「・・・」
[なあロー]
「なんだ?」
[足はこのままでいいから手首から手を放してくれないか?]
大丈夫、おれは逃げたりしない♪
ニコッと笑いかけていった言葉に少し悩んだ後、手首から放した手をおれの顔のすぐ横に移動させてくれた
[ありがとな、ロー♪]
礼を言っておれは欲情が昂っている影響で熱を帯びているローの両頬に解放された手を添えソウッと顔を優しく抱きしめるように引き寄せた
その事にローは驚くけど、おれの手を振り払おうとはしない
[少し、別の意味で苦しくなるかもしれないけど我慢してくれな?]
「・・何をするつもりなんだ?」
[優しいローを蝕むモノの解毒]
"病よ消え去れ(シック・リヒター)"
バチバチバチィッ!
と唱えたおれの両手から白い雷のようなものが現れローの身体を薄白色に発光させる
「う・・ぐっ、ぁ!」
[・・・頑張ってくれ、おれにしがみ付いてくれても構わないから]
電流に近いものを受け苦痛の声をあげながらもおれの言葉が聞き取れたのかガバッ!とおれを強く抱きしめる
[おれには感電したりしないから安心して掴まってろ]
そう言い終わるとおれも治療に専念した