14日目
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
["威力増加(パワリディ)"]
ボオォォッ!!
「「「おォ~っ!!」」」
おれが唱えた後にヒートが吹いた炎を見て歓声が上がる
今日もキッドの船は平和な様子
[暑くなくいい気候だな~]
「暑さに弱いのか?」
ぐいーっと背伸びしながら言ったおれに問いかけてきたのはキラー
珍しく武器を持ってなくて丸腰の状態
[暑さも寒さも人並みな弱さだと思うけど過ごしやすい気候が一番だろ?]
「まぁな」
[そういやキラー、1つ聞きたいんだけど]
「?なんだ?」
おれはキラーの仮面を指さして[その仮面の裏ってどうなってるんだ?]と気になっていたことを問いかけた
「俺の素顔と言う事か?」
[そ♪]
「みたいのなら見せてやるが?」
[お?見せてくれんのか?]
返ってきた返事が少し意外だったので嬉しくなってズイッと顔を近づけながら問いかけるとキラーは小さく頷いて付けている仮面に手を伸ばし・・
カチャカチャ
「これでいいか?」
[へ~お前そんな顔してたんだな]
「意外か?」
[でもこれがキラーなんだろ?]
否定なんてするわけないぞ?
そういいながら必死に背伸びしてキラーの頭を撫でるとキラーは驚いた顔をした
「・・本当か?」
[キラーに嘘ついてどうするんだよww
おれはお前らに嘘つかないぞ?]
「そうだな‥それがアマネだったな」
[ああ♪]
ニカッと笑うとキラーも笑い返してくれた
と、そこに・・・
「お?仮面外してるなんて珍しいじゃねェか!」
キッドがやって来て素顔をさらしているキラーに驚きつつも機嫌の良さそうな声で話す
「アマネに頼まれてな、外してみた」
[いつも仮面付けてるからどんな顔してるのか気になったんだ]
「そうか
様子からして素顔を拒まれなかったみてェだな」
[ん?拒絶されてたのか?]
「世間サマは悪人面を好まねェ
とんでくるのはクソな言葉ばかりだ」
奴らの声なんざ気にしちゃいねェがキラーも俺もいい顔はしてねェからな
と自分を貶すような言葉を発したキッド
その表情も気にしているようには見えないけれど…
[・・やめろ]
「アマネ?」
[キッドの口から自分を貶すような言葉は聞きたくない]
「「!?」」
おれはキッドもキラーも気に入ってるんだ
そんな寂しい言葉は言わないでくれ・・
[おれまで寂しくなっちゃうだろ?]
「・・・悪かった」
もう言わねェよ
そう言ってキッドは慰めるようにグシャグシャとおれの頭を撫でる
[分かってくれりゃいいんだ♪]
「・・おう」
「頭、島が見えて来た」
話が一段落着いた丁度いいタイミングで見張り台にいるワイヤーがおれ達へ報告してくれた
[お?この気候で着くって事は常秋島か?
キッドに勝ってもらった子の服で上陸できるなんて嬉しいな♪]
「Σ!?////」
「・・・フッ」
[なあキッド、あの島の特産品って何だろうな?
・・・ってキッドどうした?]
後ろにいるキッドへ振り返ったおれは自分の顔を手で押さえているキッドを見て首を傾げる
ふと隣にいるキラーを見ると何かに笑い堪えている様子
「な、何でもねェよ///」
[そうか?]
ワイヤーが島を見つけ到着するまでの間で傾いていた日は海面に沈み始め、時間は夕暮れになった
[おれ島巡りしてくる~!]
「Σあっ、おい!」
おれと一緒に行きたかったのか呼び止める声が聞こえる中、足を止めることなく少し奥に見えている街へと駆けだしていった
そしておれが向かったのは酒場、前にマーロ語を見つけられたのもあって行ってみようと思った
・・・だから"彼ら"に逢えるとは思ってもみなかった
[こんばん「なぁマスター知らねェか!?本当に大変なんだ!」お?]
「そう言われても俺は医者じゃなくここは酒屋だぞ?」
「今やアンタの職種を気にしてられる余裕なんてねェんだ!」
店に入るや酒場の店主に突っかかっている凄く見慣れた人物におれは言葉が止まる
様子を見るにおれが入ってきたことに気付かない程に何か事件が起きているみたいだ
[・・おいシャチ、ペンギン?]
「食いモン扱ってんならなんとか出来ねェのか!?」
「"頭"の一大事なんだよ!何とかしろやオラ!」
(ペンギンがヤクザ口調になってるなんて珍し・・ん?ちょっとまって?)
頭ってローの事か‥?
キレた時にしかならないオラオラ口調になりながらも発したペンギンの言葉に引っかかったおれは2人に近寄り問いかける
[ペンギン、シャチ?
ローの身に何かあったのか?]
「アマネはちょっと待っててくれ!今キャプテンの一大事で・・へ?」
「アマネ‥?」
[おう]
ようやくおれの存在に気付いてくれた2人に片手あげて答え、改めて問いかけ直そうとした瞬間!
「アマネ~~っ!!」
[わぶっ!?]
勢いよく2人に飛びつかれて思わず倒れそうになるが何とかとどまる
「アマネっ!無事だったんだな!?」
[何も言わない形で船からいなくなって悪かったな?
色々あったんだ]
「・・!そうだアマネ、今すぐに船長の元へ行ってくれ」
「ああ!それがいい!」
おれとの再会を喜んでいた2人だがさっきまで店主に言い寄っていたことを思い出したのかまた焦りを含んだ表情に変わりおれにいう
[もちろんおれは構わないけどローに何かあったのか?]
「それは移動しながら説明する!」
「邪魔したな!」
[この2人がごめんな?]
ポカンとしている店主に謝り、店を出た後おれは2人と共に懐かしい船へと向かった
ボオォォッ!!
「「「おォ~っ!!」」」
おれが唱えた後にヒートが吹いた炎を見て歓声が上がる
今日もキッドの船は平和な様子
[暑くなくいい気候だな~]
「暑さに弱いのか?」
ぐいーっと背伸びしながら言ったおれに問いかけてきたのはキラー
珍しく武器を持ってなくて丸腰の状態
[暑さも寒さも人並みな弱さだと思うけど過ごしやすい気候が一番だろ?]
「まぁな」
[そういやキラー、1つ聞きたいんだけど]
「?なんだ?」
おれはキラーの仮面を指さして[その仮面の裏ってどうなってるんだ?]と気になっていたことを問いかけた
「俺の素顔と言う事か?」
[そ♪]
「みたいのなら見せてやるが?」
[お?見せてくれんのか?]
返ってきた返事が少し意外だったので嬉しくなってズイッと顔を近づけながら問いかけるとキラーは小さく頷いて付けている仮面に手を伸ばし・・
カチャカチャ
「これでいいか?」
[へ~お前そんな顔してたんだな]
「意外か?」
[でもこれがキラーなんだろ?]
否定なんてするわけないぞ?
そういいながら必死に背伸びしてキラーの頭を撫でるとキラーは驚いた顔をした
「・・本当か?」
[キラーに嘘ついてどうするんだよww
おれはお前らに嘘つかないぞ?]
「そうだな‥それがアマネだったな」
[ああ♪]
ニカッと笑うとキラーも笑い返してくれた
と、そこに・・・
「お?仮面外してるなんて珍しいじゃねェか!」
キッドがやって来て素顔をさらしているキラーに驚きつつも機嫌の良さそうな声で話す
「アマネに頼まれてな、外してみた」
[いつも仮面付けてるからどんな顔してるのか気になったんだ]
「そうか
様子からして素顔を拒まれなかったみてェだな」
[ん?拒絶されてたのか?]
「世間サマは悪人面を好まねェ
とんでくるのはクソな言葉ばかりだ」
奴らの声なんざ気にしちゃいねェがキラーも俺もいい顔はしてねェからな
と自分を貶すような言葉を発したキッド
その表情も気にしているようには見えないけれど…
[・・やめろ]
「アマネ?」
[キッドの口から自分を貶すような言葉は聞きたくない]
「「!?」」
おれはキッドもキラーも気に入ってるんだ
そんな寂しい言葉は言わないでくれ・・
[おれまで寂しくなっちゃうだろ?]
「・・・悪かった」
もう言わねェよ
そう言ってキッドは慰めるようにグシャグシャとおれの頭を撫でる
[分かってくれりゃいいんだ♪]
「・・おう」
「頭、島が見えて来た」
話が一段落着いた丁度いいタイミングで見張り台にいるワイヤーがおれ達へ報告してくれた
[お?この気候で着くって事は常秋島か?
キッドに勝ってもらった子の服で上陸できるなんて嬉しいな♪]
「Σ!?////」
「・・・フッ」
[なあキッド、あの島の特産品って何だろうな?
・・・ってキッドどうした?]
後ろにいるキッドへ振り返ったおれは自分の顔を手で押さえているキッドを見て首を傾げる
ふと隣にいるキラーを見ると何かに笑い堪えている様子
「な、何でもねェよ///」
[そうか?]
ワイヤーが島を見つけ到着するまでの間で傾いていた日は海面に沈み始め、時間は夕暮れになった
[おれ島巡りしてくる~!]
「Σあっ、おい!」
おれと一緒に行きたかったのか呼び止める声が聞こえる中、足を止めることなく少し奥に見えている街へと駆けだしていった
そしておれが向かったのは酒場、前にマーロ語を見つけられたのもあって行ってみようと思った
・・・だから"彼ら"に逢えるとは思ってもみなかった
[こんばん「なぁマスター知らねェか!?本当に大変なんだ!」お?]
「そう言われても俺は医者じゃなくここは酒屋だぞ?」
「今やアンタの職種を気にしてられる余裕なんてねェんだ!」
店に入るや酒場の店主に突っかかっている凄く見慣れた人物におれは言葉が止まる
様子を見るにおれが入ってきたことに気付かない程に何か事件が起きているみたいだ
[・・おいシャチ、ペンギン?]
「食いモン扱ってんならなんとか出来ねェのか!?」
「"頭"の一大事なんだよ!何とかしろやオラ!」
(ペンギンがヤクザ口調になってるなんて珍し・・ん?ちょっとまって?)
頭ってローの事か‥?
キレた時にしかならないオラオラ口調になりながらも発したペンギンの言葉に引っかかったおれは2人に近寄り問いかける
[ペンギン、シャチ?
ローの身に何かあったのか?]
「アマネはちょっと待っててくれ!今キャプテンの一大事で・・へ?」
「アマネ‥?」
[おう]
ようやくおれの存在に気付いてくれた2人に片手あげて答え、改めて問いかけ直そうとした瞬間!
「アマネ~~っ!!」
[わぶっ!?]
勢いよく2人に飛びつかれて思わず倒れそうになるが何とかとどまる
「アマネっ!無事だったんだな!?」
[何も言わない形で船からいなくなって悪かったな?
色々あったんだ]
「・・!そうだアマネ、今すぐに船長の元へ行ってくれ」
「ああ!それがいい!」
おれとの再会を喜んでいた2人だがさっきまで店主に言い寄っていたことを思い出したのかまた焦りを含んだ表情に変わりおれにいう
[もちろんおれは構わないけどローに何かあったのか?]
「それは移動しながら説明する!」
「邪魔したな!」
[この2人がごめんな?]
ポカンとしている店主に謝り、店を出た後おれは2人と共に懐かしい船へと向かった