12日目
名前変換
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[海賊らしくない海賊だと予想はしてたけど‥]
ここまでとはなww
と船長は仲間達と釣り、他の船員達もトレーニングしたり読書したりと自由気ままに過ごしている様子を見て呟く
「ん?アマネが乗ってた海賊は違ったのか?」
[まぁ数人は気ままな人がいたけど、殆どは自分の役割の仕事をしてたな]
「そっちが普通なのは分かってるんだけどね」
この船じゃ、そういう気も起きなくなるのよ
とおれと同じ気持ちを感じたことがあるのか少し思いふけったような声で答えるナミ
[自由なのはいい事だから否定はしないけどこういう海賊もいるんだなと思ってさ]
「そういや、おれ達が海賊らしくないって事はお前が勝手に思ったのか?」
[いや、とある砂の国の王女からお前達の事を聞いた時からだな♪]
長い鼻とたらこ唇が特徴の男性ウソップの言葉に答えると"砂の国の王女"に反応したルフィ達がおれの方を一斉に見て
「ビビに会ったのか!?」
[ああ、ちょっと国に用事があったからついでにな]
「元気だったか!?」
[王女だというのに街中を歩きまわってたくらいには元気だったぞ?]
「・・・で」
[ん?]
貴女は何の用事でアラバスタへ?
と聞いて来たのはロビンで、単純な疑問と何かしら感じ取っているような表情を浮かべている
[(隠さなくてもいいかな?)その国の"歴史の本文"を見に行ったんだ
ちゃんと国王に許可貰ってな♪]
「貴女も読めるの・・!?」
["歴史の本文"だけじゃない
おれはそれよりも珍しい文字も読むことが出来る]
さっきまでの冷静さを失い、興奮気味に聞いてくるロビン
おれは彼女の過去をクザンから聞いて知ってるからそこまで驚く様子を見せず普通に答える
「あの文字よりも珍しい文字・・?」
[例えば樹文字は分かるか?]
「いいえ、聞いた事がないわ」
[文字の種類としてはそのままの意味で植物が示す文字だ]
例えば昨日おれと話をした食堂の壁の木の模様があるだろ?
[本来なら樹齢を測ったりするその模様を文字とするのを樹文字っていうんだ]
「その樹文字は何を教えてくれるの?」
[海賊船とかの木は今までの航海を教えてくれるぞ?]
この船もそうだけど"前の船"も壮大な冒険をしてきたんだな
おれもその場にいたかったよ♪
と食堂の壁の樹文字を読み終わっているおれが笑みを浮かべて感想を言うと・・・
「メリー号のことも判んのか!?」
[メリー号っていうのか、可愛い名前だな♪]
「壁の木目だけでそこまで知ることが出来るなんて…」
[でも樹文字は普通の人間が読む事は出来ない]
読むことが出来るのはおれの故郷の島の人間だけだろうな
「そうなる理由があるってのか?」
[ある。けどそれはあまり口外しちゃいけない事になってるから言えない]
ロー達に教えたのはただおれの気紛れってのもあるけど、おれに好意を寄せてくれてる人に感謝の意もこもってる
おれを好きになったって、結ばれることはないのに・・・
[なんて綴られてあるかは教える事は出来るからそこは聞いてくれ]
「そうか、わかった」
「アマネちゃ~ん♡ナミすぅわ~ん♡ロビンちゅわぁ~ん♡おやつだよぉ~♡」
足を渦巻き状にしながらサンジがおれ達の元へ美味しそうなデザートが乗ったお盆を持ってきた
[わ、美味しそう♪
食べていいのか?]
「もちろん♪
貴女のお口に合えば光栄でございます」
[じゃあ、いただきます]
合掌してサンジから受け取ったデザートを一口・・・
[・・ん?]
「お気に召しませんでしたか‥?」
[これ、懐かしい味がする・・ザバランって名前だったっけ?]
「!よくご存じで」
[食べた事があったから・・・]
確かその日は父さんが長男を連れて北の海に行った時だったっけ・・・?
[すごく美味しいスイーツをありがとう♪]
「幸せだぁ~♡」
「はいはい、食べてるからそこで暴れないでね~」
「サンジーー!!俺にもそれくれよォ!!」
「てめェらのは食堂だ!!」
さっきまでおれ達に目をハートにさせていたのにルフィ達には目元を吊り上げて怒鳴るように言い放つサンジ
[・・・男女で性格が変わるんだな]
「いつもああだから気にしなくていいわ」
「賑やかで落ち着かないでしょ?」
[でも・・]
凄く毎日を楽しんでるのが分かる・・いい人達だ
とその様子を眺めながら呟いたおれにロビンとナミが柔らかい笑みを浮かべたのを感じた
ここまでとはなww
と船長は仲間達と釣り、他の船員達もトレーニングしたり読書したりと自由気ままに過ごしている様子を見て呟く
「ん?アマネが乗ってた海賊は違ったのか?」
[まぁ数人は気ままな人がいたけど、殆どは自分の役割の仕事をしてたな]
「そっちが普通なのは分かってるんだけどね」
この船じゃ、そういう気も起きなくなるのよ
とおれと同じ気持ちを感じたことがあるのか少し思いふけったような声で答えるナミ
[自由なのはいい事だから否定はしないけどこういう海賊もいるんだなと思ってさ]
「そういや、おれ達が海賊らしくないって事はお前が勝手に思ったのか?」
[いや、とある砂の国の王女からお前達の事を聞いた時からだな♪]
長い鼻とたらこ唇が特徴の男性ウソップの言葉に答えると"砂の国の王女"に反応したルフィ達がおれの方を一斉に見て
「ビビに会ったのか!?」
[ああ、ちょっと国に用事があったからついでにな]
「元気だったか!?」
[王女だというのに街中を歩きまわってたくらいには元気だったぞ?]
「・・・で」
[ん?]
貴女は何の用事でアラバスタへ?
と聞いて来たのはロビンで、単純な疑問と何かしら感じ取っているような表情を浮かべている
[(隠さなくてもいいかな?)その国の"歴史の本文"を見に行ったんだ
ちゃんと国王に許可貰ってな♪]
「貴女も読めるの・・!?」
["歴史の本文"だけじゃない
おれはそれよりも珍しい文字も読むことが出来る]
さっきまでの冷静さを失い、興奮気味に聞いてくるロビン
おれは彼女の過去をクザンから聞いて知ってるからそこまで驚く様子を見せず普通に答える
「あの文字よりも珍しい文字・・?」
[例えば樹文字は分かるか?]
「いいえ、聞いた事がないわ」
[文字の種類としてはそのままの意味で植物が示す文字だ]
例えば昨日おれと話をした食堂の壁の木の模様があるだろ?
[本来なら樹齢を測ったりするその模様を文字とするのを樹文字っていうんだ]
「その樹文字は何を教えてくれるの?」
[海賊船とかの木は今までの航海を教えてくれるぞ?]
この船もそうだけど"前の船"も壮大な冒険をしてきたんだな
おれもその場にいたかったよ♪
と食堂の壁の樹文字を読み終わっているおれが笑みを浮かべて感想を言うと・・・
「メリー号のことも判んのか!?」
[メリー号っていうのか、可愛い名前だな♪]
「壁の木目だけでそこまで知ることが出来るなんて…」
[でも樹文字は普通の人間が読む事は出来ない]
読むことが出来るのはおれの故郷の島の人間だけだろうな
「そうなる理由があるってのか?」
[ある。けどそれはあまり口外しちゃいけない事になってるから言えない]
ロー達に教えたのはただおれの気紛れってのもあるけど、おれに好意を寄せてくれてる人に感謝の意もこもってる
おれを好きになったって、結ばれることはないのに・・・
[なんて綴られてあるかは教える事は出来るからそこは聞いてくれ]
「そうか、わかった」
「アマネちゃ~ん♡ナミすぅわ~ん♡ロビンちゅわぁ~ん♡おやつだよぉ~♡」
足を渦巻き状にしながらサンジがおれ達の元へ美味しそうなデザートが乗ったお盆を持ってきた
[わ、美味しそう♪
食べていいのか?]
「もちろん♪
貴女のお口に合えば光栄でございます」
[じゃあ、いただきます]
合掌してサンジから受け取ったデザートを一口・・・
[・・ん?]
「お気に召しませんでしたか‥?」
[これ、懐かしい味がする・・ザバランって名前だったっけ?]
「!よくご存じで」
[食べた事があったから・・・]
確かその日は父さんが長男を連れて北の海に行った時だったっけ・・・?
[すごく美味しいスイーツをありがとう♪]
「幸せだぁ~♡」
「はいはい、食べてるからそこで暴れないでね~」
「サンジーー!!俺にもそれくれよォ!!」
「てめェらのは食堂だ!!」
さっきまでおれ達に目をハートにさせていたのにルフィ達には目元を吊り上げて怒鳴るように言い放つサンジ
[・・・男女で性格が変わるんだな]
「いつもああだから気にしなくていいわ」
「賑やかで落ち着かないでしょ?」
[でも・・]
凄く毎日を楽しんでるのが分かる・・いい人達だ
とその様子を眺めながら呟いたおれにロビンとナミが柔らかい笑みを浮かべたのを感じた