11日目
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[お?]
「あ?」
演習所にやって来たおれ達は鍛錬の真っ最中なのか自分の能力を使いながらの体術を広い空間で繰り広げていた白髪の男性を見て声を漏らし、その声に気付いたその人もおれの存在に気付く
[スモーカー?]
「アマネか、なんでテメェのような立場の人間がこんな所に居やがる」
[本部を探検?どこにどんなものがあるかを兼ねて見て回りたかったからかな?]
「んで、キミを知ってる人がいればお話したいっていう感じでしょ?」
[流石クザン、よく分かってるな♪]
自分にとって上司であるその人と気さくに話しかけている女性の性格を人並みには理解している男性は注意することはせず、ただその場で溜息をつく
「で、こんな何もねェ所に何しに来た?」
[相変わらず不愛想だな~
おれはこれからクザンの鳥を見せて貰うんだ]
「本部内で能力使っちゃったら大惨事になっちゃうでしょ?」
「・・・・」
だら~っとしていながらも彼女に見せる気はしっかりと持っているのか能力(チカラ)を見せる気がどこか満々なクザンをやや珍しいもの見たような顔で見る
[そうだ!スモーカーも能力者だろ?
力見せてくれよ!]
「ソイツの能力も見たいなら折角だし
俺の暴雉嘴に力使うってのはどう?」
[お~!そりゃいい光景が見れそうだな!
よけりゃ見せてくれないか?]
「・・・」
俺に断らせる気ねェだろ・・
と期待に満ちてキラキラした顔で自分を見上げてくるアマネに2度目の溜息をつくと2人から距離を置いた
「これくらいでいいか?」
「いいんじゃないの?
アマネちゃんは好きな場所で見ていいよ」
[じゃあ・・ここがいい!]
2人の中間、そしてそれなりに離れた場所で立ち止まり言った彼女に「まぁ十分だ」と短く答えた後
「行くぞ?」
[おう!]
「"アイス塊・・暴雉嘴"!!」
「うおぉぉあぁぁァっ!!!!」
氷と煙、個体と期待の能力が正面衝突し、その壮大な威力によって
ドグアァァァン!!!
とすさまじい音を立てて爆発に近いものを引き起こし飛び散ったかけらがアマネへ襲い掛かるが・・
[これくらいならこれでいいかな?]
アマネは自分の身体を透明化させ、飛んできた物質を通り抜けさせて防いだ
「―――アマネちゃんの"透過"を見たのは初めてだわ」
「その力を使うと気配まで消えるんだな」
[消えるようになったのは特訓の成果さ
最初は気配までは消せれなかったからな]
バラバラになった氷の雉を見やりながら一息ついた後2人がアマネの方を向いたのでそれに気付いた彼女が自分の能力を解くのを目の当たりにして呟くように感想を言う
[でもやっぱり能力者っていいな~!
それぞれの特有の能力があってそれを自在に操れるんだろ?]
「バカ、お前の力とは違って悪魔の実は弱点が沢山あるんだよ」
「俺達の自然系は他の超人系、動物系と比べりゃ"前半の海"でなら長所が多いけどね」
彼女の傍に歩み寄りながらさっきの能力の打ち合いがなかったかのように自然に問いかけに答える彼らにアマネはカメラで撮った写真を見せる
[でもこんなカッコいい瞬間なんて能力じゃないと見れない気がするんだよな‥]
「随分と瞬間的ないい場面を収めてるじゃないの」
「己の能力を見るなんざ第3者がいねェとみれねェから新鮮な気分だ‥」
[おれの兄妹にも2人みたいな能力を持った奴がいればいいんだが、どちらかと言えば超人系に近い力が多いんだ]
「・・逆にそういう力を持った奴らがいる国が恐れしらずなんじゃねェか?」
その光景を想像したのか真顔になっているスモーカーにアマネはクスリと笑い
[まぁ~兄弟喧嘩なんて起ころうものならその力を使ったものになるから時には大惨事になりかねなかったりするな]
「そういう時住民は大丈夫なのかよ?」
[住民も力を持ってるからいざという時には相殺できるから平気だ
でももし相殺しきれなかったら国の王が直々に治すんだ]
「その流れが出来てるからレヴェンダ国に海兵の駐屯所が存在しない訳ね」
そんな力持ってるならそもそも必要ないし
といつもの気の抜けた口調でいうクザンに[そういうこと♪]と頷いて肯定を示した
[鍛錬の邪魔をして悪かったなスモーカー、おれは満足したから別の場所回るよ♪]
「本当に能力が見たかっただけなんだな」
[更には写真に収めたかったんだ♪]
「・・そうかよ」
と不愛想に言うとスモーカーは彼女に背を向けその場から去っていった
「悪いねェアマネちゃん、君に対してあんな態度で」
[あれがスモーカーらしさだろ?全く気にしてないぞ♪]
「そう言ってくれるとありがたいよ」
さぁ~て次つぎ♪
と両手を機嫌良さそうに振りながら歩きだしたアマネの後をクザンは大人しくついて行った
「あ?」
演習所にやって来たおれ達は鍛錬の真っ最中なのか自分の能力を使いながらの体術を広い空間で繰り広げていた白髪の男性を見て声を漏らし、その声に気付いたその人もおれの存在に気付く
[スモーカー?]
「アマネか、なんでテメェのような立場の人間がこんな所に居やがる」
[本部を探検?どこにどんなものがあるかを兼ねて見て回りたかったからかな?]
「んで、キミを知ってる人がいればお話したいっていう感じでしょ?」
[流石クザン、よく分かってるな♪]
自分にとって上司であるその人と気さくに話しかけている女性の性格を人並みには理解している男性は注意することはせず、ただその場で溜息をつく
「で、こんな何もねェ所に何しに来た?」
[相変わらず不愛想だな~
おれはこれからクザンの鳥を見せて貰うんだ]
「本部内で能力使っちゃったら大惨事になっちゃうでしょ?」
「・・・・」
だら~っとしていながらも彼女に見せる気はしっかりと持っているのか能力(チカラ)を見せる気がどこか満々なクザンをやや珍しいもの見たような顔で見る
[そうだ!スモーカーも能力者だろ?
力見せてくれよ!]
「ソイツの能力も見たいなら折角だし
俺の暴雉嘴に力使うってのはどう?」
[お~!そりゃいい光景が見れそうだな!
よけりゃ見せてくれないか?]
「・・・」
俺に断らせる気ねェだろ・・
と期待に満ちてキラキラした顔で自分を見上げてくるアマネに2度目の溜息をつくと2人から距離を置いた
「これくらいでいいか?」
「いいんじゃないの?
アマネちゃんは好きな場所で見ていいよ」
[じゃあ・・ここがいい!]
2人の中間、そしてそれなりに離れた場所で立ち止まり言った彼女に「まぁ十分だ」と短く答えた後
「行くぞ?」
[おう!]
「"アイス塊・・暴雉嘴"!!」
「うおぉぉあぁぁァっ!!!!」
氷と煙、個体と期待の能力が正面衝突し、その壮大な威力によって
ドグアァァァン!!!
とすさまじい音を立てて爆発に近いものを引き起こし飛び散ったかけらがアマネへ襲い掛かるが・・
[これくらいならこれでいいかな?]
アマネは自分の身体を透明化させ、飛んできた物質を通り抜けさせて防いだ
「―――アマネちゃんの"透過"を見たのは初めてだわ」
「その力を使うと気配まで消えるんだな」
[消えるようになったのは特訓の成果さ
最初は気配までは消せれなかったからな]
バラバラになった氷の雉を見やりながら一息ついた後2人がアマネの方を向いたのでそれに気付いた彼女が自分の能力を解くのを目の当たりにして呟くように感想を言う
[でもやっぱり能力者っていいな~!
それぞれの特有の能力があってそれを自在に操れるんだろ?]
「バカ、お前の力とは違って悪魔の実は弱点が沢山あるんだよ」
「俺達の自然系は他の超人系、動物系と比べりゃ"前半の海"でなら長所が多いけどね」
彼女の傍に歩み寄りながらさっきの能力の打ち合いがなかったかのように自然に問いかけに答える彼らにアマネはカメラで撮った写真を見せる
[でもこんなカッコいい瞬間なんて能力じゃないと見れない気がするんだよな‥]
「随分と瞬間的ないい場面を収めてるじゃないの」
「己の能力を見るなんざ第3者がいねェとみれねェから新鮮な気分だ‥」
[おれの兄妹にも2人みたいな能力を持った奴がいればいいんだが、どちらかと言えば超人系に近い力が多いんだ]
「・・逆にそういう力を持った奴らがいる国が恐れしらずなんじゃねェか?」
その光景を想像したのか真顔になっているスモーカーにアマネはクスリと笑い
[まぁ~兄弟喧嘩なんて起ころうものならその力を使ったものになるから時には大惨事になりかねなかったりするな]
「そういう時住民は大丈夫なのかよ?」
[住民も力を持ってるからいざという時には相殺できるから平気だ
でももし相殺しきれなかったら国の王が直々に治すんだ]
「その流れが出来てるからレヴェンダ国に海兵の駐屯所が存在しない訳ね」
そんな力持ってるならそもそも必要ないし
といつもの気の抜けた口調でいうクザンに[そういうこと♪]と頷いて肯定を示した
[鍛錬の邪魔をして悪かったなスモーカー、おれは満足したから別の場所回るよ♪]
「本当に能力が見たかっただけなんだな」
[更には写真に収めたかったんだ♪]
「・・そうかよ」
と不愛想に言うとスモーカーは彼女に背を向けその場から去っていった
「悪いねェアマネちゃん、君に対してあんな態度で」
[あれがスモーカーらしさだろ?全く気にしてないぞ♪]
「そう言ってくれるとありがたいよ」
さぁ~て次つぎ♪
と両手を機嫌良さそうに振りながら歩きだしたアマネの後をクザンは大人しくついて行った