9日目
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
[・・・・]
その後、島のショッピングモールへやって来たおれはある方向にいるバラを口にくわえて群がっている女性達にアピールをしている背の高めな男性を見つけて思わず足を止めた
[なんで‥あいつがここに…]
距離が離れていても彼からキラキラした何かが届く気がしたおれは無理に話すこともないと思い、こっそりとその場を立ち去ろうとした時だった!
パチッ!
[Σ!?]
なんで"いつも"こういう時に限っておれを見つけるのが早いんだ!?
不意に目が合い"待っててね☆"とでも言いたげな目配せをしてきた彼に即見つかったことを内心焦る
[早く、ここから逃げ「どこへ行こうというんだい?」っ!?]
いつの間に傍へ来たのか俺の横からにゅっと現れたのはそのキラキラが眩しすぎる男性だった
~~~~~~~~~~~~~~
「ご機嫌麗しゅう♪
そんなに表情をコロコロ変えるほど元気そうで何よりだよ☆」
[お前のせいで変わってるんだ・・・]
「それはぼくのこの最高な存在感に感謝しないとだね☆」
あの後、今日だけで何度目かわからない無法地帯へと戻って来たおれは人だかりができていた男性と話す
自分で言うのもあれだけど、他の人とはニコニコと笑みを浮かべながら明るい会話ができるんだが、こいつと話をする時だけはとても疲れる気がする・・・
[というか、何でこの島にいるんだ?おれが得た情報が確かなら新世界へいるはずだろ?]
「フフ、新世界へはいつだって行ける
ぼくが今求めている者は君だよ?」
[本当にしつこいぞ?
"その件"はおれが決めたものじゃないし…]
そもそも…
いつものおれらしくなくやや声を荒げながら彼へと指さし…
[ハクバ、お前もこんな奴の好き勝手にさせていいのか?]
「…イインダヨ、殺シテイイ相手ガキャベンディッシュノ行ク先ニイルノナラナ」
「許可した覚えはないぞハクバ!」
つか、なんでお前の方が彼女と話せているんだ!おかしいだろ!?
さっきまで白目で凶悪な笑みを浮かべる"もう1人の人物"に変わっていたが、悔しさからかすぐに世間から凛々しく整った美青年な顔立ちに戻りながら羨ましそうに言う
「アマネガオ前見タイナキラキラシテテウザイ奴ト話シタクナイカラダロ」
「なっ!そんなわけ・・・」
(キラキラが鬱陶しいって考えたことあるから否定できないな…)
コロコロ切り替わる表情は、見知った光景なので特に何も言わず、目の前にいる人が1人で2人だと認識したうえで会話を続ける
[つまり、おれがここへ来てると知ってきたって事か?]
「その通りだとも♪家出をしたと聞いた時には胸が張り裂けそうだった・・・」
「ソノ暇ガネーンジャネェカッテ思ウ程早クアマネヲ探シニ島ヲ飛ビ出シタ奴ガヨク言ウゼ」
[やっぱりそっちだよな~]
「キャベツダゾ?当タリ前ダロ?」
「だーかーらーぼくをおいて楽しそうに話すなァ!」
ウガー!!
とハクバによく似た顔をしながら言った彼、キャベンディッシュにおれは1つある事を提案する
[ならキャベン、おれが行くとこについて来るのか?]
「当然さ☆」
[なら行きたい場所があるんだ
お前の船で連れてってくれよ?]
おれのこの言葉に彼は興奮と嬉しさの混ざった凄い顔を勢いよくこっちへ向けて
「ぼくの船に乗ってくれるのかい!?
もちろん大歓迎さ♪何処へなりとも向かおうじゃないか☆」
「ナラソノキラキラヲ何トカシロ
眩シソウダロウガ」
[お?気遣ってくれるのか?
ありがと、なっ!?]
「さあ!話がまとまったなら善は急げ」
すぐに船へ戻ろうじゃないか♪
と会話を遮るようにおれはキャベンに抱えられる
どうやらこのまま船まで歩いていくみたいだ・・・
[待て待て!この状態は流石に恥ずかしいぞ!]
「ふふっ、恥ずかしがっている君もまた可憐だね☆」
[・・・船には乗る。約束するから降ろしてくれ]
「・・約束だよ?」
軽く念を押すように言ってからキャベンはおれを地面へ下ろしてくれた
それにホッと胸を撫で下ろして(仕方なく)一緒に歩きだす
[船に着いたら過剰なスキンシップはやめてくれよ?]
「どうしてだい?」
[おれはキャベンのファンクラブ的な人達に恨まれてるんだ
船にまでその怨念を当てられちゃ困る
船旅は気ままにしたいんだ]
「・・・努力しよう」
おれとじゃれ合いたいという雰囲気を露わに出しながらもペースを合わせて歩いてくれているキャベンをみて
(本当におしとやかならいい奴なんだけどなぁ~)
キラキラが絶える事ない物がなければ・・・と不意に思いふけたおれがいた
その後、島のショッピングモールへやって来たおれはある方向にいるバラを口にくわえて群がっている女性達にアピールをしている背の高めな男性を見つけて思わず足を止めた
[なんで‥あいつがここに…]
距離が離れていても彼からキラキラした何かが届く気がしたおれは無理に話すこともないと思い、こっそりとその場を立ち去ろうとした時だった!
パチッ!
[Σ!?]
なんで"いつも"こういう時に限っておれを見つけるのが早いんだ!?
不意に目が合い"待っててね☆"とでも言いたげな目配せをしてきた彼に即見つかったことを内心焦る
[早く、ここから逃げ「どこへ行こうというんだい?」っ!?]
いつの間に傍へ来たのか俺の横からにゅっと現れたのはそのキラキラが眩しすぎる男性だった
~~~~~~~~~~~~~~
「ご機嫌麗しゅう♪
そんなに表情をコロコロ変えるほど元気そうで何よりだよ☆」
[お前のせいで変わってるんだ・・・]
「それはぼくのこの最高な存在感に感謝しないとだね☆」
あの後、今日だけで何度目かわからない無法地帯へと戻って来たおれは人だかりができていた男性と話す
自分で言うのもあれだけど、他の人とはニコニコと笑みを浮かべながら明るい会話ができるんだが、こいつと話をする時だけはとても疲れる気がする・・・
[というか、何でこの島にいるんだ?おれが得た情報が確かなら新世界へいるはずだろ?]
「フフ、新世界へはいつだって行ける
ぼくが今求めている者は君だよ?」
[本当にしつこいぞ?
"その件"はおれが決めたものじゃないし…]
そもそも…
いつものおれらしくなくやや声を荒げながら彼へと指さし…
[ハクバ、お前もこんな奴の好き勝手にさせていいのか?]
「…イインダヨ、殺シテイイ相手ガキャベンディッシュノ行ク先ニイルノナラナ」
「許可した覚えはないぞハクバ!」
つか、なんでお前の方が彼女と話せているんだ!おかしいだろ!?
さっきまで白目で凶悪な笑みを浮かべる"もう1人の人物"に変わっていたが、悔しさからかすぐに世間から凛々しく整った美青年な顔立ちに戻りながら羨ましそうに言う
「アマネガオ前見タイナキラキラシテテウザイ奴ト話シタクナイカラダロ」
「なっ!そんなわけ・・・」
(キラキラが鬱陶しいって考えたことあるから否定できないな…)
コロコロ切り替わる表情は、見知った光景なので特に何も言わず、目の前にいる人が1人で2人だと認識したうえで会話を続ける
[つまり、おれがここへ来てると知ってきたって事か?]
「その通りだとも♪家出をしたと聞いた時には胸が張り裂けそうだった・・・」
「ソノ暇ガネーンジャネェカッテ思ウ程早クアマネヲ探シニ島ヲ飛ビ出シタ奴ガヨク言ウゼ」
[やっぱりそっちだよな~]
「キャベツダゾ?当タリ前ダロ?」
「だーかーらーぼくをおいて楽しそうに話すなァ!」
ウガー!!
とハクバによく似た顔をしながら言った彼、キャベンディッシュにおれは1つある事を提案する
[ならキャベン、おれが行くとこについて来るのか?]
「当然さ☆」
[なら行きたい場所があるんだ
お前の船で連れてってくれよ?]
おれのこの言葉に彼は興奮と嬉しさの混ざった凄い顔を勢いよくこっちへ向けて
「ぼくの船に乗ってくれるのかい!?
もちろん大歓迎さ♪何処へなりとも向かおうじゃないか☆」
「ナラソノキラキラヲ何トカシロ
眩シソウダロウガ」
[お?気遣ってくれるのか?
ありがと、なっ!?]
「さあ!話がまとまったなら善は急げ」
すぐに船へ戻ろうじゃないか♪
と会話を遮るようにおれはキャベンに抱えられる
どうやらこのまま船まで歩いていくみたいだ・・・
[待て待て!この状態は流石に恥ずかしいぞ!]
「ふふっ、恥ずかしがっている君もまた可憐だね☆」
[・・・船には乗る。約束するから降ろしてくれ]
「・・約束だよ?」
軽く念を押すように言ってからキャベンはおれを地面へ下ろしてくれた
それにホッと胸を撫で下ろして(仕方なく)一緒に歩きだす
[船に着いたら過剰なスキンシップはやめてくれよ?]
「どうしてだい?」
[おれはキャベンのファンクラブ的な人達に恨まれてるんだ
船にまでその怨念を当てられちゃ困る
船旅は気ままにしたいんだ]
「・・・努力しよう」
おれとじゃれ合いたいという雰囲気を露わに出しながらもペースを合わせて歩いてくれているキャベンをみて
(本当におしとやかならいい奴なんだけどなぁ~)
キラキラが絶える事ない物がなければ・・・と不意に思いふけたおれがいた