8日目
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「ハ~ハマママ!!随分と久しぶりじゃないかい?
相変わらず小さいねェ!」
丸々とした体つきで、口紅や大きな鼻と丸い形の強靭な歯。頭には水玉模様のバンダナと二角帽を被り、ピンク色の巻き毛の髪にピンクの水玉模様のキャミソールのようなワンピースや白と黄色のマントを羽織り、左腕にハート型の赤いタトゥーを入れているカタクリよりもはるかに大きな女性が少しでも近づけるようにと彼の肩に乗ったアマネを見て笑いながらも再会を喜ぶ
[スズは相変わらず大きいな
こうやってカタクリに乗せてもらってもおれ達の方が低い♪]
「よく食う子は育つもんだ!
・・で、今日お前は何しに来たんだい?
殺して欲しい奴でもいるのか?」
おれを簡単に飽きさせない面白いお前の頼みだ
お前が嫌いな殺戮だろうが頼まれてやるよ!
ニタリと笑い、上機嫌で問いかけた女性
四皇、シャーロット・リンリン。通称ビッグ・マムの言葉に小さく首を振り
[おれがここに来た理由はスズに料理を食べさせてやりたいから]
「!」
[呼ばれる度に色々なもん作ってきたけど
今日はセムラを作ってみようと思う]
スズの大好物だってカタクリから聞いたしな♪
ニカッと笑いながら答えたアマネの言葉に彼女はさらにご機嫌になり
「分かってるじゃないか!
流石おれのお気に入りだ!」
[ただ、作り方が判らないからカタクリをもうしばらく連れてていいか?]
「もちろんさ!材料も好きなだけ使え!
その分大量にセムラをおれに寄越せ!」
[はは♪じゃあお言葉に甘えさせてもらうぞ?
カタクリ、キッチンに連れてってくれ]
「ああ」
アマネ、どこか行くのか?
今お前にとジュースを絞って来たんだが
ストライプ柄のレオタードを着て、ボブスレーに乗る人のヘルメットのような帽子を右目を隠しているロングヘア―の上からかぶり、独特な足の長さをしていながらもカラクリより頭2個分ほど背丈の低い女性がオレンジ色の液体の入ったグラスを見せながらアマネへ問いかける
[スムージーか?悪いな
これからスズに料理を作るんだ]
「ソイツはこれからおれの大好物のセムラを作るんだ!邪魔すんじゃないよ!」
「そうか、ならまた後で出そう」
[人間とか生きたもののジュースはやめてくれよ?]
そう言い残してアマネはカタクリと共にキッチンがあるであろう場所へ向かい・・・
~~~~~~~~~~~
数時間後には大量のシュークリームに近い形をしたものが乗せられた数枚の大皿がビッグ・マムの前のテーブルに置かれた
「マ~マママ!
初めてにしては上出来の見栄えじゃないか!」
[作ってたらシュトロイゼンって人が来てコツを教えてくれたんだ!
お蔭で考えてた個数よりも大量につくれた♪]
「そうかい、なら褒めたげないとね!」
と言いながらも目の前のセムラに釘付けになっていて今にも飛びかかろうかという状態になっているビッグ・マムにアマネは笑みを浮かべ
[さ、是非食べてみてくれ!
おれ特製のセムラだ♪]
「いただきま~す!」
狂暴そうな見た目からしては意外で律義に両手を合わせて一皿目のセムラの山へかぶりついた!
「あんま~い♪」
[そりゃよかった♪]
「普通のカムラにお前の特性が備わってるみたいだな
ママの表情からしてとても甘そうだ」
[2人の分を取っておいたから食べてみるか?]
その言葉にカタクリとスムージーがほぼ同時に彼女の方を見ると持っているお盆の上には確かにカムラが2つ置かれていた
「くれるのか?」
[もちろん♪食ってみてくれよ]
「頂こう」
礼を言いながら受け取ったカムラを頬張る・・・
「っ!甘い!」
「これは美味いな!」
[それはよかった♪]
~~~~~~~~~~~~~~
「マ~ママ、ご馳走様!」
[お粗末様でした♪]
「おれは満足だ!お前の願いを叶えたげるよ?
遠慮せずにいいな!」
[なら"偉大なる航路"の前半最後の島シャボンディ諸島まで連れてってくれないか?]
この言葉に疑問を持ったのか「ん~お前の島じゃないのかい?」と問いかけてきたビッグ・マムにスムージーから受け取ったグラスでジュースを飲みながら[おれは今家出中だからな]と素直に答える
「マハハ!なら帰るわけにもいかないね!
いいぜ、誰かの船に乗せてもらえ!」
「ママ、俺がアマネを連れていく」
「ああ、そうしな」
にしても・・
ビッグ・マムは出航の準備をと一足先にこの場を去っていったカタクリを横目で見送ったあと自分を見上げている彼女へ向き直りながら不気味に口元を上げ・・
「カタクリは随分とお前に執着してるな
婿にどうだい?」
[年の差凄いぞ?
お断りさせてもらうし、その話はしないって約束しただろ?]
「マハハハ!その通りだ!
言ってみただけさ!」
お前がこうやっておれに甘いものを提供する為に来てくれる限りは守ってやるって決めた約束だもんな!
普通の人間ならば断りの言葉を入れただけで即殺されるであろう言葉にもアマネが発しているものであるだけで彼女は不機嫌になる事もなく楽しそうに会話を続けている
[だからおれがどこにいるかは情報網を漁ってくれな?
スズの力ならすぐにわかるだろ?]
「おれをなめるんじゃないよ♪」
[そうだな♪]
「だが、どうして行きたい場所がシャボンディ諸島なんだ?」
2人の会話を黙って聞いていたスムージーのその問いかけにアマネはどこか困ったように笑って答えた
[目立ちたがり屋な弟がね、いる気がするんだよ・・・]
相変わらず小さいねェ!」
丸々とした体つきで、口紅や大きな鼻と丸い形の強靭な歯。頭には水玉模様のバンダナと二角帽を被り、ピンク色の巻き毛の髪にピンクの水玉模様のキャミソールのようなワンピースや白と黄色のマントを羽織り、左腕にハート型の赤いタトゥーを入れているカタクリよりもはるかに大きな女性が少しでも近づけるようにと彼の肩に乗ったアマネを見て笑いながらも再会を喜ぶ
[スズは相変わらず大きいな
こうやってカタクリに乗せてもらってもおれ達の方が低い♪]
「よく食う子は育つもんだ!
・・で、今日お前は何しに来たんだい?
殺して欲しい奴でもいるのか?」
おれを簡単に飽きさせない面白いお前の頼みだ
お前が嫌いな殺戮だろうが頼まれてやるよ!
ニタリと笑い、上機嫌で問いかけた女性
四皇、シャーロット・リンリン。通称ビッグ・マムの言葉に小さく首を振り
[おれがここに来た理由はスズに料理を食べさせてやりたいから]
「!」
[呼ばれる度に色々なもん作ってきたけど
今日はセムラを作ってみようと思う]
スズの大好物だってカタクリから聞いたしな♪
ニカッと笑いながら答えたアマネの言葉に彼女はさらにご機嫌になり
「分かってるじゃないか!
流石おれのお気に入りだ!」
[ただ、作り方が判らないからカタクリをもうしばらく連れてていいか?]
「もちろんさ!材料も好きなだけ使え!
その分大量にセムラをおれに寄越せ!」
[はは♪じゃあお言葉に甘えさせてもらうぞ?
カタクリ、キッチンに連れてってくれ]
「ああ」
アマネ、どこか行くのか?
今お前にとジュースを絞って来たんだが
ストライプ柄のレオタードを着て、ボブスレーに乗る人のヘルメットのような帽子を右目を隠しているロングヘア―の上からかぶり、独特な足の長さをしていながらもカラクリより頭2個分ほど背丈の低い女性がオレンジ色の液体の入ったグラスを見せながらアマネへ問いかける
[スムージーか?悪いな
これからスズに料理を作るんだ]
「ソイツはこれからおれの大好物のセムラを作るんだ!邪魔すんじゃないよ!」
「そうか、ならまた後で出そう」
[人間とか生きたもののジュースはやめてくれよ?]
そう言い残してアマネはカタクリと共にキッチンがあるであろう場所へ向かい・・・
~~~~~~~~~~~
数時間後には大量のシュークリームに近い形をしたものが乗せられた数枚の大皿がビッグ・マムの前のテーブルに置かれた
「マ~マママ!
初めてにしては上出来の見栄えじゃないか!」
[作ってたらシュトロイゼンって人が来てコツを教えてくれたんだ!
お蔭で考えてた個数よりも大量につくれた♪]
「そうかい、なら褒めたげないとね!」
と言いながらも目の前のセムラに釘付けになっていて今にも飛びかかろうかという状態になっているビッグ・マムにアマネは笑みを浮かべ
[さ、是非食べてみてくれ!
おれ特製のセムラだ♪]
「いただきま~す!」
狂暴そうな見た目からしては意外で律義に両手を合わせて一皿目のセムラの山へかぶりついた!
「あんま~い♪」
[そりゃよかった♪]
「普通のカムラにお前の特性が備わってるみたいだな
ママの表情からしてとても甘そうだ」
[2人の分を取っておいたから食べてみるか?]
その言葉にカタクリとスムージーがほぼ同時に彼女の方を見ると持っているお盆の上には確かにカムラが2つ置かれていた
「くれるのか?」
[もちろん♪食ってみてくれよ]
「頂こう」
礼を言いながら受け取ったカムラを頬張る・・・
「っ!甘い!」
「これは美味いな!」
[それはよかった♪]
~~~~~~~~~~~~~~
「マ~ママ、ご馳走様!」
[お粗末様でした♪]
「おれは満足だ!お前の願いを叶えたげるよ?
遠慮せずにいいな!」
[なら"偉大なる航路"の前半最後の島シャボンディ諸島まで連れてってくれないか?]
この言葉に疑問を持ったのか「ん~お前の島じゃないのかい?」と問いかけてきたビッグ・マムにスムージーから受け取ったグラスでジュースを飲みながら[おれは今家出中だからな]と素直に答える
「マハハ!なら帰るわけにもいかないね!
いいぜ、誰かの船に乗せてもらえ!」
「ママ、俺がアマネを連れていく」
「ああ、そうしな」
にしても・・
ビッグ・マムは出航の準備をと一足先にこの場を去っていったカタクリを横目で見送ったあと自分を見上げている彼女へ向き直りながら不気味に口元を上げ・・
「カタクリは随分とお前に執着してるな
婿にどうだい?」
[年の差凄いぞ?
お断りさせてもらうし、その話はしないって約束しただろ?]
「マハハハ!その通りだ!
言ってみただけさ!」
お前がこうやっておれに甘いものを提供する為に来てくれる限りは守ってやるって決めた約束だもんな!
普通の人間ならば断りの言葉を入れただけで即殺されるであろう言葉にもアマネが発しているものであるだけで彼女は不機嫌になる事もなく楽しそうに会話を続けている
[だからおれがどこにいるかは情報網を漁ってくれな?
スズの力ならすぐにわかるだろ?]
「おれをなめるんじゃないよ♪」
[そうだな♪]
「だが、どうして行きたい場所がシャボンディ諸島なんだ?」
2人の会話を黙って聞いていたスムージーのその問いかけにアマネはどこか困ったように笑って答えた
[目立ちたがり屋な弟がね、いる気がするんだよ・・・]