8日目
名前変換
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[全く・・・急に来るんだなお前達]
「あの船にとってあちきらは敵でありんす」
「カイドウ様からの指示がない以上、無駄な戦闘は避けようと思っただけだ」
いなくなったアマネを探し始めているシャチが乗っている船がだんだん小さくなっていくのを見て呟きながら自分を攫った2人をみる
[よく言うぜ、比べて血の気が多いのはページだろ?]
「中途半端に名前を止めるな!
ちゃんとページワンと・・」
「ぺーたんと言わなきゃ怒るでありんすよ!」
「その呼び方じゃねぇ!」
と反論したことによりまた女性に叩かれているページワンと名乗った男性
[ぺーたんっていう呼び方はうるティの特別・・て方がよくないか?]
「あたいの特別?」
[ああ、せっかくそんなに仲いいなら自分だけの呼び方にすりゃいい]
「・・・ならそうするでありんす!」
あちきだけのぺーたん♪
そう言って嬉しそうにページワンに飛びつくが、操縦しているため乗っかられたと同時にストライカーが不安定にグラグラと揺れる
「ぎゃー!
しっかり操縦するでありんす!!」
「姉貴が飛びつくからだ!」
[・・・で、おれをどこに連れていこうとしてるんだ?]
「勿論、カイドウの所!」
「前回は上手い事逃げられたからな、今度はそうはさせない」
ちゃんとカイドウ様の元へ来てもらうぞ
操縦しながら答えるページワン
うるティと呼ばれた女性が離れた事で飛行も安定している
その事に気付いたアマネはゆっくりとストライカーから下を覗き、雪雲を越えて大人しくなった海を見渡す
[だってよ、カイドウってどう見ても甘党には見えねえもん]
「そこが信じられないでありんす!
どうしてあんたの作った料理がお砂糖みたいに甘くなるの?」
[いやぁ~そこはおれが知りたい所だな]
「作ったものが甘く・・カイドウ様と同じく四皇のアイツなら飛んで喜びそうだ」
ページワンのその言葉に[あ~・・]と声を漏らし
[確かに"スズ"はカイドウと違って甘党なイメージしかないな!]
「・・ちょっとまて、スズというのはまさか?」
[?ビッグ・マムの事だけど?]
「は!?なんでそんな可愛いあだ名付けてるでありんすか!?
あちきにもつけておくんなし!?」
「そこじゃねェ!」
とうるティの言葉にまたもやツッコミを入れ、想像もつかない大物への呼び名について問いかける
「お前、ビッグ・マムのこと"スズ"って呼んでんのか?」
[おう!名前のリンリンって鈴がなってるみたいだろ?だからスズって呼んでんだ
あ、ちゃんと本人にも許可とってるぜ♪]
「それで平然と言えるのお前だけだわ!」
[ならお前らも・・って敵同士だから無理か]
海賊って大物でもそうじゃなくても色々大変だよな~
なんて言いながら海を見渡し続けていたアマネが先程の2人のように"あるもの"を見つけ、ピタリと動きを止める
「大変でもいいんでありんす!
お蔭で退屈しない日々を過ごせて楽しいし」
「まあ、敵に関しては手応えがない奴らばっかりだけどな」
「それはあちきらが強すぎるだけでありんすよぺーたん♪」
「なら仕方ねェわ、ハハ!」
「・・・にしてもさっきから下を見てるけど何かいいものがあるでありんす?」
そこでようやくアマネの視線に気付き声をかけ、呼ばれたことに気付いた彼女が顔をあげてうるティを見るが、その顔はなぜか笑っていた
[おれにとっちゃいい物だな!
ついさっき見つけたぞ?]
「え!?なになに!何を見つけたでありんす?」
「浮かび上がる金銀財宝か?
"こっち側"にはそんなのもありそうだ!」
[そうだな・・・]
スッとアマネは人差し指でとある方向を指し・・
[この高さならこっちの方向にずっと飛んでいれば島にちゃんと着くからな?]
「「島?」」
「おいおい、俺達はカイドウ様の所へ戻るんだ」
寄り道なんて出来るわけ・・・
とページワンが呟いた直後だった!!
ビンッ!!と何か棒状のようなものがストライカーを突き抜けてさらに上へと飛んでいった
それが何なのか知ろうと状況を把握しようとするも次の瞬間にはボボン!!と破裂音を立ててストライカーが小規模の爆発を起こし少しずつ降下していく・・・
「え、なに?!何で降りていっているでありんす!?」
「つか、さっき何か突き抜けただろ!?
あれはなんだ!」
[何かを知る前におれが指さした方向へ出来るだけ舵を取っておけよ?]
慌てている自分達とは逆に落ち着いた口調で答えているアマネに気付き彼女を見やると一歩踏み出せば海へ真っ逆さまになる場所に立っていた
「おい、何して・・」
[じゃあな!また逢えたら会おうぜ♪
けど、今度は誘拐なんてするなよ?]
そう言い残してアマネはストライカーから飛び降りた!
「ちょっと待てええええ!!!」
「ぺーたん!舵を取っておくんなし!
ここ一帯海でありんすよ!」
「Σっ!?」
ポニョン!!
[おぅ、っと!]
「怪我はないか?」
白い弾力性のあるものに落ちたアマネはそれに衝撃を吸い取って貰ったおかげでするりと立派な船に降り立つことができ、自分へ気遣いの言葉をかけた世紀末風の露出が多めの服を着て、体や腕に彫られている刺青はショッキングピンクで統一され口元はファーで隠している整った筋肉質でかなりの長身の男性をこれでもかという程顔を上にして見上げて笑みを浮かべ
[お前のお蔭でな♪
どうしてこんな所にいるのか知らないけどカイドウの所に行きたくなかったから丁度良かった♪]
「なに、礼には及ばんが‥何かしてくれるというのなら"アレ"を貰いたいものだ」
アマネが自分を見上げるのがどこか辛そうに見えたのか、軽い動作で彼女を抱え自分の肩に乗せながら言った言葉に笑い声をあげた
[ハハッ!本当にお前はあれが好きだな!
他の人達は甘すぎて一口で食べるのやめるほどなのに]
「俺の甘党をなめるな」
[ナメてなんていないさ
完食してくれる奴がいて逆に嬉しいんだ♪]
「・・・ならいい」
[おう♪]
じゃあ早速作るか!この船のキッチンへ案内してくれ、カタクリ
と言ったアマネの言葉に大きく頷くと彼女を乗せたまま歩き出し、船内へと入っていった
「あの船にとってあちきらは敵でありんす」
「カイドウ様からの指示がない以上、無駄な戦闘は避けようと思っただけだ」
いなくなったアマネを探し始めているシャチが乗っている船がだんだん小さくなっていくのを見て呟きながら自分を攫った2人をみる
[よく言うぜ、比べて血の気が多いのはページだろ?]
「中途半端に名前を止めるな!
ちゃんとページワンと・・」
「ぺーたんと言わなきゃ怒るでありんすよ!」
「その呼び方じゃねぇ!」
と反論したことによりまた女性に叩かれているページワンと名乗った男性
[ぺーたんっていう呼び方はうるティの特別・・て方がよくないか?]
「あたいの特別?」
[ああ、せっかくそんなに仲いいなら自分だけの呼び方にすりゃいい]
「・・・ならそうするでありんす!」
あちきだけのぺーたん♪
そう言って嬉しそうにページワンに飛びつくが、操縦しているため乗っかられたと同時にストライカーが不安定にグラグラと揺れる
「ぎゃー!
しっかり操縦するでありんす!!」
「姉貴が飛びつくからだ!」
[・・・で、おれをどこに連れていこうとしてるんだ?]
「勿論、カイドウの所!」
「前回は上手い事逃げられたからな、今度はそうはさせない」
ちゃんとカイドウ様の元へ来てもらうぞ
操縦しながら答えるページワン
うるティと呼ばれた女性が離れた事で飛行も安定している
その事に気付いたアマネはゆっくりとストライカーから下を覗き、雪雲を越えて大人しくなった海を見渡す
[だってよ、カイドウってどう見ても甘党には見えねえもん]
「そこが信じられないでありんす!
どうしてあんたの作った料理がお砂糖みたいに甘くなるの?」
[いやぁ~そこはおれが知りたい所だな]
「作ったものが甘く・・カイドウ様と同じく四皇のアイツなら飛んで喜びそうだ」
ページワンのその言葉に[あ~・・]と声を漏らし
[確かに"スズ"はカイドウと違って甘党なイメージしかないな!]
「・・ちょっとまて、スズというのはまさか?」
[?ビッグ・マムの事だけど?]
「は!?なんでそんな可愛いあだ名付けてるでありんすか!?
あちきにもつけておくんなし!?」
「そこじゃねェ!」
とうるティの言葉にまたもやツッコミを入れ、想像もつかない大物への呼び名について問いかける
「お前、ビッグ・マムのこと"スズ"って呼んでんのか?」
[おう!名前のリンリンって鈴がなってるみたいだろ?だからスズって呼んでんだ
あ、ちゃんと本人にも許可とってるぜ♪]
「それで平然と言えるのお前だけだわ!」
[ならお前らも・・って敵同士だから無理か]
海賊って大物でもそうじゃなくても色々大変だよな~
なんて言いながら海を見渡し続けていたアマネが先程の2人のように"あるもの"を見つけ、ピタリと動きを止める
「大変でもいいんでありんす!
お蔭で退屈しない日々を過ごせて楽しいし」
「まあ、敵に関しては手応えがない奴らばっかりだけどな」
「それはあちきらが強すぎるだけでありんすよぺーたん♪」
「なら仕方ねェわ、ハハ!」
「・・・にしてもさっきから下を見てるけど何かいいものがあるでありんす?」
そこでようやくアマネの視線に気付き声をかけ、呼ばれたことに気付いた彼女が顔をあげてうるティを見るが、その顔はなぜか笑っていた
[おれにとっちゃいい物だな!
ついさっき見つけたぞ?]
「え!?なになに!何を見つけたでありんす?」
「浮かび上がる金銀財宝か?
"こっち側"にはそんなのもありそうだ!」
[そうだな・・・]
スッとアマネは人差し指でとある方向を指し・・
[この高さならこっちの方向にずっと飛んでいれば島にちゃんと着くからな?]
「「島?」」
「おいおい、俺達はカイドウ様の所へ戻るんだ」
寄り道なんて出来るわけ・・・
とページワンが呟いた直後だった!!
ビンッ!!と何か棒状のようなものがストライカーを突き抜けてさらに上へと飛んでいった
それが何なのか知ろうと状況を把握しようとするも次の瞬間にはボボン!!と破裂音を立ててストライカーが小規模の爆発を起こし少しずつ降下していく・・・
「え、なに?!何で降りていっているでありんす!?」
「つか、さっき何か突き抜けただろ!?
あれはなんだ!」
[何かを知る前におれが指さした方向へ出来るだけ舵を取っておけよ?]
慌てている自分達とは逆に落ち着いた口調で答えているアマネに気付き彼女を見やると一歩踏み出せば海へ真っ逆さまになる場所に立っていた
「おい、何して・・」
[じゃあな!また逢えたら会おうぜ♪
けど、今度は誘拐なんてするなよ?]
そう言い残してアマネはストライカーから飛び降りた!
「ちょっと待てええええ!!!」
「ぺーたん!舵を取っておくんなし!
ここ一帯海でありんすよ!」
「Σっ!?」
ポニョン!!
[おぅ、っと!]
「怪我はないか?」
白い弾力性のあるものに落ちたアマネはそれに衝撃を吸い取って貰ったおかげでするりと立派な船に降り立つことができ、自分へ気遣いの言葉をかけた世紀末風の露出が多めの服を着て、体や腕に彫られている刺青はショッキングピンクで統一され口元はファーで隠している整った筋肉質でかなりの長身の男性をこれでもかという程顔を上にして見上げて笑みを浮かべ
[お前のお蔭でな♪
どうしてこんな所にいるのか知らないけどカイドウの所に行きたくなかったから丁度良かった♪]
「なに、礼には及ばんが‥何かしてくれるというのなら"アレ"を貰いたいものだ」
アマネが自分を見上げるのがどこか辛そうに見えたのか、軽い動作で彼女を抱え自分の肩に乗せながら言った言葉に笑い声をあげた
[ハハッ!本当にお前はあれが好きだな!
他の人達は甘すぎて一口で食べるのやめるほどなのに]
「俺の甘党をなめるな」
[ナメてなんていないさ
完食してくれる奴がいて逆に嬉しいんだ♪]
「・・・ならいい」
[おう♪]
じゃあ早速作るか!この船のキッチンへ案内してくれ、カタクリ
と言ったアマネの言葉に大きく頷くと彼女を乗せたまま歩き出し、船内へと入っていった