8日目
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[流石フォルクだ
海図を本格的に描くだけじゃなくその周囲の特質な気候も把握してる]
お蔭でおれ達は絶賛吹雪の中だけどな!
ヒュオォォオ!!と猛烈な吹雪が船を襲う中、甲板から優秀な弟の記憶力に喜ぶアマネ
「褒めてる場合か!なんてオレ達はフォルクの注意を聞いておきながらこんな目にあってんだよ!?」
[ベポが最近暑い気候ばかりだからたまには涼みたいって言ったんだろ?
帰る前のフォルクとしばらく口喧嘩なってたしな]
「だからってガチで吹雪のど真ん中突っ込む船があるか!」
お蔭で雪かきする羽目になっただろ!
ベポを今にも恨みそうな勢いで言いながらも両手は雪かきに専念している
[まぁ条件付きでフォルクの方が折れたけど、あいつの意見をちゃんと聞いていたから雪かきの準備も万端だったんだし
突然襲われるってのよりマシじゃないか♪]
「そりゃそうだけど・・・」
その頃、その雪雲につかる擦れ擦れな上空では・・・
「っおいこら姉貴!そこはそうやって大雑把に動かすもんじゃ・・」
「なにィ!?アンタまたあちきに口答えをする気!?」
「痛でて・・!操縦しながら器用に俺を小突いてくんな!」
側頭部から大きな二本角が生え、メッシュの入ったストレートヘアーと、雲吹き出しのような口元のマスクを付けた女性が飛行型ストライカーのような物を操縦しているのを
顔の右側にウェーブのかかった紫色の前髪を流し、体の前面には"PAGE1"という文字を斜め上に向けて綴った刺青を彫っている男性がふらついている飛行に焦りながら反論している
「つーか俺達カイドウ様から与えられた任務をこなす為にこのストライカーを借りたんだろ?」
「当たり前でありんす!」
「なら何でそのルートから外れたこんな猛吹雪の中を飛んでんだよ!」
「そんなの任務終えて自由になったから寄り道がしたくなったからに決まってる!」
「Σそれが駄目だと「あーっ!!」っせェ!今度はなんだ?」
自分の声を遮って叫んだ彼女に問いかけると彼女はある一点を見つめているので、彼もその視線を追い・・その先の海に浮かんでいた一隻の船の甲板に立っている女性を見て目を見開く
「アイツ!何でこんなところに!」
「あちきと一緒で寄り道「ンなワケねェだろ!?」言葉を途切らせるな!」
「イデェっ!
・・・って、言ってる場合じゃねェな姉貴!」
「勿論でありんす♪
あの子をこのストライカーで掻っ攫う!」
「なら操縦代われ!姉貴がアイツを・・!」
そう言った男性に「あちきじゃないとあの子男身体が小さくて潰れちゃうもの」と言いながら大きく頷き女性は快く彼に操縦を任せた
「さあぺーたん!行くでありんす!」
「ぺーたん言うな!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~
[ーーーでもおれ雪は好きだよ?
寒いけど降ってる光景とかきれいだし]
「まぁ確かに綺麗だよな
こういう吹雪じゃなけりゃそういったもんゆっくり見れるだろうに」
雪かきを続けているシャチの傍で話を続けるアマネは溜息交じりに出た彼の言葉に笑みを浮かべ
[まぁまぁw吹雪越えたらこの積もった雪でかまくらでも作って温かいもの食べようぜ♪]
「お!いいな!なんか作ってくれよ?」
[全然構わないけどいいのか?]
「?どういうことだ?」
[おれに何かしらつくらせたらさ
理由は分からないけど、どんなものを作ってもすっごく甘い料理になっちまうんだよ]
「Σなにそれww初耳なんだけどww」
知らなかったことに吹き出して笑いながら問いかける
[ローが料理を作らせてくれないからな~
この船に相当な甘党がいないとおれの手作り料理なんて食えないだろうし]
「おいおいwその料理ってどんだけ甘いんだよwww」
[ん~例えばケーキとかに入れる砂糖の量を通常の10倍くらいにした感じ?]
「Σそれすっげェ甘いじゃん!
逆に気になって来たんだけどww」
[そうか?なら今度作ってあげ ヒュンッ!!
「・・・アマネ?」
変なタイミングで声が聞こえなくなったことに気付いたシャチが除雪作業をしていた手を止め顔を上げる
彼女の姿が綺麗さっぱりなくなっていた・・・
「・・・あれ?」
海図を本格的に描くだけじゃなくその周囲の特質な気候も把握してる]
お蔭でおれ達は絶賛吹雪の中だけどな!
ヒュオォォオ!!と猛烈な吹雪が船を襲う中、甲板から優秀な弟の記憶力に喜ぶアマネ
「褒めてる場合か!なんてオレ達はフォルクの注意を聞いておきながらこんな目にあってんだよ!?」
[ベポが最近暑い気候ばかりだからたまには涼みたいって言ったんだろ?
帰る前のフォルクとしばらく口喧嘩なってたしな]
「だからってガチで吹雪のど真ん中突っ込む船があるか!」
お蔭で雪かきする羽目になっただろ!
ベポを今にも恨みそうな勢いで言いながらも両手は雪かきに専念している
[まぁ条件付きでフォルクの方が折れたけど、あいつの意見をちゃんと聞いていたから雪かきの準備も万端だったんだし
突然襲われるってのよりマシじゃないか♪]
「そりゃそうだけど・・・」
その頃、その雪雲につかる擦れ擦れな上空では・・・
「っおいこら姉貴!そこはそうやって大雑把に動かすもんじゃ・・」
「なにィ!?アンタまたあちきに口答えをする気!?」
「痛でて・・!操縦しながら器用に俺を小突いてくんな!」
側頭部から大きな二本角が生え、メッシュの入ったストレートヘアーと、雲吹き出しのような口元のマスクを付けた女性が飛行型ストライカーのような物を操縦しているのを
顔の右側にウェーブのかかった紫色の前髪を流し、体の前面には"PAGE1"という文字を斜め上に向けて綴った刺青を彫っている男性がふらついている飛行に焦りながら反論している
「つーか俺達カイドウ様から与えられた任務をこなす為にこのストライカーを借りたんだろ?」
「当たり前でありんす!」
「なら何でそのルートから外れたこんな猛吹雪の中を飛んでんだよ!」
「そんなの任務終えて自由になったから寄り道がしたくなったからに決まってる!」
「Σそれが駄目だと「あーっ!!」っせェ!今度はなんだ?」
自分の声を遮って叫んだ彼女に問いかけると彼女はある一点を見つめているので、彼もその視線を追い・・その先の海に浮かんでいた一隻の船の甲板に立っている女性を見て目を見開く
「アイツ!何でこんなところに!」
「あちきと一緒で寄り道「ンなワケねェだろ!?」言葉を途切らせるな!」
「イデェっ!
・・・って、言ってる場合じゃねェな姉貴!」
「勿論でありんす♪
あの子をこのストライカーで掻っ攫う!」
「なら操縦代われ!姉貴がアイツを・・!」
そう言った男性に「あちきじゃないとあの子男身体が小さくて潰れちゃうもの」と言いながら大きく頷き女性は快く彼に操縦を任せた
「さあぺーたん!行くでありんす!」
「ぺーたん言うな!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~
[ーーーでもおれ雪は好きだよ?
寒いけど降ってる光景とかきれいだし]
「まぁ確かに綺麗だよな
こういう吹雪じゃなけりゃそういったもんゆっくり見れるだろうに」
雪かきを続けているシャチの傍で話を続けるアマネは溜息交じりに出た彼の言葉に笑みを浮かべ
[まぁまぁw吹雪越えたらこの積もった雪でかまくらでも作って温かいもの食べようぜ♪]
「お!いいな!なんか作ってくれよ?」
[全然構わないけどいいのか?]
「?どういうことだ?」
[おれに何かしらつくらせたらさ
理由は分からないけど、どんなものを作ってもすっごく甘い料理になっちまうんだよ]
「Σなにそれww初耳なんだけどww」
知らなかったことに吹き出して笑いながら問いかける
[ローが料理を作らせてくれないからな~
この船に相当な甘党がいないとおれの手作り料理なんて食えないだろうし]
「おいおいwその料理ってどんだけ甘いんだよwww」
[ん~例えばケーキとかに入れる砂糖の量を通常の10倍くらいにした感じ?]
「Σそれすっげェ甘いじゃん!
逆に気になって来たんだけどww」
[そうか?なら今度作ってあげ ヒュンッ!!
「・・・アマネ?」
変なタイミングで声が聞こえなくなったことに気付いたシャチが除雪作業をしていた手を止め顔を上げる
彼女の姿が綺麗さっぱりなくなっていた・・・
「・・・あれ?」