7日目
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「なんだ‥そういう事だったのか…」
[早とちりしたのはペンギンなんだからそう落ち込むなよ]
何とか全員を納得させたおれは盛大な溜息をもらすペンギンの背中をポンポンと叩きながら言う
「だってもしこれが本当だったら俺達凄く嬉しかったんだぞ?」
[なんでだ?]
「なんでってそりゃ「あー!そういやアマネ!この前いた島の事なんだけどな!?」むぐっ!?」
理由を話そうとしたペンギンの口を強引に抑えながら割り込んで話題を振ったのはシャチ
[お、どうした?]
「イッカクが攫われた時の待ち合わせしてた場所にオレ達行ってみたんだけどさ
あれ一体どうやったんだ?」
「ぷはっ!俺もそれ気になった」
抑えられていた手が鼻にまで当たっていたのか振り解いた後大量の空気を吐いて吸い込んだ後ペンギンもシャチの言葉に同意する
[あーあの廃工場か?
事件後は海軍の取り調べか何かで閉鎖されてただろうにお前らよく行けたな~]
「悲しい事に俺達は船長程の知名度がないからな」
「私服に着替えれば事件に集まる野次馬になれるんだよ…」
うっうっ…
と袖で涙をぬぐう仕草をしながらいう2人に(海賊も有名人になるには色々大変そうだしなぁ)と何だか申し訳ない気持ちになったので本当は言うまいとしていた内容を話すことにした
[そうだな‥その時のおれが手に持ってたのは地面に転がってたスパナみたいなものだけど、別にそれをやるには特に制限はない]
しいて言うならこういった棒状の物ならやり易いかな?
そう言っておれはポケットからボールペンを取り出す
「丸かったりしたらやりにくいのか?」
[出来ない事はないけどな、棒状がいい♪
そんで…シャチ]
「ん?」
[軽~くおれに殴りかかって来てくれ]
「Σはァ!?」
言葉の内容に驚いたのかいつもかけている細目用のサングラスからでも分かるくらいに目を見開いて唖然とするシャチに[あの工場でおれが何をしたか教えてやるから♪]と笑いかけながら言うと納得してくれたようで駆けだすために距離を置いた
[とりあえず何が起きても受け身取れるようにして来てくれ]
「分かった、行くぜ?」
[おう♪]
頷いたおれをみて駆けだして思い切り拳を振りかざしてきた
加減をしてはいるが割と勢いのあるそれを見ておれはもう一度頷いてボールペンをシャチへ向け"あの盾のようなもの"を出現させた
バチバチバチィッ!!
電気が走ってるような音ともに張られたその半透明の物にシャチは勿論、周囲の人達は唖然とした表情でその光景を見る
「わ、お、降りれねェ‥!?」
[おれが張ったこれに触れてる物や人はその場から動けなくなるからな
・・・ほら、受け身取れよ?]
弾け(リコール)
「うおぉあぁ…っと!」
[おぉ、流石あの人達と違うな♪]
吹っ飛ばされはしたものの、体をひねらせるなど工夫をして起用に着地して見せたシャチに軽く拍手しながら言う
「これ相手の力がそのまま返ってくるのか?」
[そこも判ったんだ!正解だぞ♪]
「なるほどな~最初はちょっと力込めようとしてたけど・・・」
込めなくて正解だったな…
とその場合の光景を想像したのかおれの目の前で身震いしたシャチ
[ま、ここは一面海だし飛ばされたとしても海へ落ちるだけだから]
「そーだけど上がるの面倒だろ?」
[はは、確かにな]
とシャチと笑い合っていると・・・
「アマネ、3時の方向にさっきのを張れ」
[お?]
聞こえてきた声に疑問を持ちながら言う通りに盾を張ったその時だった!
ザッパアァァンッ!!
と何かが海に落ちて大きな水柱が上がり
盾が傘代わりになって濡れずに済んだオレ以外はびしょ濡れになってて思わず吹き出してしまったww
「笑うなよアマネ~」
[だって見事なまでにビシャビシャだから可笑しくてなwww]
「・・ま、お喋りはここまでにしろ」
敵船だ
おれと同じく濡れていないローが言いながら視線で方角を示した先には見覚えのない海賊船がこっちへ向かって来ていた
[じゃあ今回はおれもいようっと♪]
「「「は(へ)?」」」
「アマネ‥[ちゃんと姿隠すから♪]・・・」
部屋に入って欲しかったのか反論しようとしたローに言葉を付け加えると許してくれた
[じゃあ、皆頑張れよ!
ピンチになったらこの盾出してやるから]
「お!それは助かる!じゃあお前の力を使ってもら「言っておくがアマネに盾の力使わせた奴は1週間飯抜きだ」わずいくぜえええ!!」
[それは可哀想じゃないか?
食事だって楽しみの一つなのにさ]
シャチの言葉に割り込んで言ったローの言葉は船員全員を刺激したのか順調に敵を倒していく
けど人数が多く、体力のない人から攻撃するスピードが遅くなりつつある
(やっぱりおれも参戦するしか…)
戦う事は好きじゃないけどそんなこと言ってる場合じゃないとさっきのペンを取り出そうとした時だった・・・
・・・・バサッ
[・・・ん?]
どこからか聴こえてきた鳥の羽ばたく音に空を見渡してみると明るく薄い青紫色の身体をした大きめの鳥がこっちへ向かって来ていた
[あ、あれは!]
その鳥にはすごく見覚えのあったおれはその鳥が見える端にまで来て姿を現す
「Σはっ?女!?」
「Σいつの間に!?」
「Σアマネっ!?」
[おーいっ!]
皆が驚く声が後ろから聞こえて来るけど"あの子"ならもう皆が傷付く心配はないので気にせず鳥へ呼びかける声を張る
するとおれに気付いたのかさっきより飛行速度を速めこっちへ向かってくる
[悪い!いつものやってくれ~!]
「女ァ俺達を他所目に鳥に呼びかける
たァ大した根性じゃねェかよ…」
[・・・あーそれ"あの子"の前でしない方がいいぞ?]
「はァ?何言って ドカッ!! ぐふぉぁっ!?」
おれに反論しようとした敵がその鳥に顔を勢いよく蹴られ吹っ飛んでいったのをみて[だからいったのにw]と呆れながらも昔と変わらない様子の彼に笑みを浮かべ
[いいか?]
「・・・任せろ」
鳥が短く答えたかと思えばおれの横を通り過ぎ、白熱している甲板へ向かい大きく宙返りしながら袖の無いフード付きのローブを着ていてそのローブの間や腕からよく鍛えられている体つきをした高身長の目つきの悪い男性に姿を変えダアァン!! と大きな音を立てながら降り立つ
「なんだ!?鳥が人に・・!?」
「能力者か?」
その男性は周囲から色々な武器を向けられながらもフードを深めに被った状態で状況を把握すると「チッ」と舌打ちをして
「・・・おいテメェら」
「あ?」
「一体どういった了見であの女が乗った船を襲ってんだ、ア‶ァ?」
その言葉にロー達がハッとなりおれをみる
丁度いいその視線におれは口パクで言う
[もう大丈夫だからそのままでいろ]
「弱ェ癖に…ナメんじゃねええェっ!!!」
ギイィィンッ!!!
と彼が背中を張らせながら叫んだのと同時に発動した力を受けたロー達を除く敵達が気を失い床に力なく倒れ動かなくなった
「これは・・」
「覇王色の覇気!」
「一っ生起き上がんじゃねェぞクソモブがァ!」
目の前で起きた光景に信じられず立ち尽くすしかできないロー達を横目に彼は敵を見やり指を立てながら叫ぶように言った
[早とちりしたのはペンギンなんだからそう落ち込むなよ]
何とか全員を納得させたおれは盛大な溜息をもらすペンギンの背中をポンポンと叩きながら言う
「だってもしこれが本当だったら俺達凄く嬉しかったんだぞ?」
[なんでだ?]
「なんでってそりゃ「あー!そういやアマネ!この前いた島の事なんだけどな!?」むぐっ!?」
理由を話そうとしたペンギンの口を強引に抑えながら割り込んで話題を振ったのはシャチ
[お、どうした?]
「イッカクが攫われた時の待ち合わせしてた場所にオレ達行ってみたんだけどさ
あれ一体どうやったんだ?」
「ぷはっ!俺もそれ気になった」
抑えられていた手が鼻にまで当たっていたのか振り解いた後大量の空気を吐いて吸い込んだ後ペンギンもシャチの言葉に同意する
[あーあの廃工場か?
事件後は海軍の取り調べか何かで閉鎖されてただろうにお前らよく行けたな~]
「悲しい事に俺達は船長程の知名度がないからな」
「私服に着替えれば事件に集まる野次馬になれるんだよ…」
うっうっ…
と袖で涙をぬぐう仕草をしながらいう2人に(海賊も有名人になるには色々大変そうだしなぁ)と何だか申し訳ない気持ちになったので本当は言うまいとしていた内容を話すことにした
[そうだな‥その時のおれが手に持ってたのは地面に転がってたスパナみたいなものだけど、別にそれをやるには特に制限はない]
しいて言うならこういった棒状の物ならやり易いかな?
そう言っておれはポケットからボールペンを取り出す
「丸かったりしたらやりにくいのか?」
[出来ない事はないけどな、棒状がいい♪
そんで…シャチ]
「ん?」
[軽~くおれに殴りかかって来てくれ]
「Σはァ!?」
言葉の内容に驚いたのかいつもかけている細目用のサングラスからでも分かるくらいに目を見開いて唖然とするシャチに[あの工場でおれが何をしたか教えてやるから♪]と笑いかけながら言うと納得してくれたようで駆けだすために距離を置いた
[とりあえず何が起きても受け身取れるようにして来てくれ]
「分かった、行くぜ?」
[おう♪]
頷いたおれをみて駆けだして思い切り拳を振りかざしてきた
加減をしてはいるが割と勢いのあるそれを見ておれはもう一度頷いてボールペンをシャチへ向け"あの盾のようなもの"を出現させた
バチバチバチィッ!!
電気が走ってるような音ともに張られたその半透明の物にシャチは勿論、周囲の人達は唖然とした表情でその光景を見る
「わ、お、降りれねェ‥!?」
[おれが張ったこれに触れてる物や人はその場から動けなくなるからな
・・・ほら、受け身取れよ?]
弾け(リコール)
「うおぉあぁ…っと!」
[おぉ、流石あの人達と違うな♪]
吹っ飛ばされはしたものの、体をひねらせるなど工夫をして起用に着地して見せたシャチに軽く拍手しながら言う
「これ相手の力がそのまま返ってくるのか?」
[そこも判ったんだ!正解だぞ♪]
「なるほどな~最初はちょっと力込めようとしてたけど・・・」
込めなくて正解だったな…
とその場合の光景を想像したのかおれの目の前で身震いしたシャチ
[ま、ここは一面海だし飛ばされたとしても海へ落ちるだけだから]
「そーだけど上がるの面倒だろ?」
[はは、確かにな]
とシャチと笑い合っていると・・・
「アマネ、3時の方向にさっきのを張れ」
[お?]
聞こえてきた声に疑問を持ちながら言う通りに盾を張ったその時だった!
ザッパアァァンッ!!
と何かが海に落ちて大きな水柱が上がり
盾が傘代わりになって濡れずに済んだオレ以外はびしょ濡れになってて思わず吹き出してしまったww
「笑うなよアマネ~」
[だって見事なまでにビシャビシャだから可笑しくてなwww]
「・・ま、お喋りはここまでにしろ」
敵船だ
おれと同じく濡れていないローが言いながら視線で方角を示した先には見覚えのない海賊船がこっちへ向かって来ていた
[じゃあ今回はおれもいようっと♪]
「「「は(へ)?」」」
「アマネ‥[ちゃんと姿隠すから♪]・・・」
部屋に入って欲しかったのか反論しようとしたローに言葉を付け加えると許してくれた
[じゃあ、皆頑張れよ!
ピンチになったらこの盾出してやるから]
「お!それは助かる!じゃあお前の力を使ってもら「言っておくがアマネに盾の力使わせた奴は1週間飯抜きだ」わずいくぜえええ!!」
[それは可哀想じゃないか?
食事だって楽しみの一つなのにさ]
シャチの言葉に割り込んで言ったローの言葉は船員全員を刺激したのか順調に敵を倒していく
けど人数が多く、体力のない人から攻撃するスピードが遅くなりつつある
(やっぱりおれも参戦するしか…)
戦う事は好きじゃないけどそんなこと言ってる場合じゃないとさっきのペンを取り出そうとした時だった・・・
・・・・バサッ
[・・・ん?]
どこからか聴こえてきた鳥の羽ばたく音に空を見渡してみると明るく薄い青紫色の身体をした大きめの鳥がこっちへ向かって来ていた
[あ、あれは!]
その鳥にはすごく見覚えのあったおれはその鳥が見える端にまで来て姿を現す
「Σはっ?女!?」
「Σいつの間に!?」
「Σアマネっ!?」
[おーいっ!]
皆が驚く声が後ろから聞こえて来るけど"あの子"ならもう皆が傷付く心配はないので気にせず鳥へ呼びかける声を張る
するとおれに気付いたのかさっきより飛行速度を速めこっちへ向かってくる
[悪い!いつものやってくれ~!]
「女ァ俺達を他所目に鳥に呼びかける
たァ大した根性じゃねェかよ…」
[・・・あーそれ"あの子"の前でしない方がいいぞ?]
「はァ?何言って ドカッ!! ぐふぉぁっ!?」
おれに反論しようとした敵がその鳥に顔を勢いよく蹴られ吹っ飛んでいったのをみて[だからいったのにw]と呆れながらも昔と変わらない様子の彼に笑みを浮かべ
[いいか?]
「・・・任せろ」
鳥が短く答えたかと思えばおれの横を通り過ぎ、白熱している甲板へ向かい大きく宙返りしながら袖の無いフード付きのローブを着ていてそのローブの間や腕からよく鍛えられている体つきをした高身長の目つきの悪い男性に姿を変えダアァン!! と大きな音を立てながら降り立つ
「なんだ!?鳥が人に・・!?」
「能力者か?」
その男性は周囲から色々な武器を向けられながらもフードを深めに被った状態で状況を把握すると「チッ」と舌打ちをして
「・・・おいテメェら」
「あ?」
「一体どういった了見であの女が乗った船を襲ってんだ、ア‶ァ?」
その言葉にロー達がハッとなりおれをみる
丁度いいその視線におれは口パクで言う
[もう大丈夫だからそのままでいろ]
「弱ェ癖に…ナメんじゃねええェっ!!!」
ギイィィンッ!!!
と彼が背中を張らせながら叫んだのと同時に発動した力を受けたロー達を除く敵達が気を失い床に力なく倒れ動かなくなった
「これは・・」
「覇王色の覇気!」
「一っ生起き上がんじゃねェぞクソモブがァ!」
目の前で起きた光景に信じられず立ち尽くすしかできないロー達を横目に彼は敵を見やり指を立てながら叫ぶように言った