4日目
名前変換
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「アマネ~…って
わっ!相変わらずいい匂いする部屋~!」
[お?ここに来るのは久しぶりだな
今日はどうしたんだ?]
イッカク
と部屋へ入ってくるなり匂いを嗅いでテンションを少し上げながら言う黒いドレッドヘアーにボーダー柄の帽子をかぶった肌の白い女性に問いかける
「あ!そうそう、アマネはアレ持ってない?」
[アレ?
・・ああ、アレか。持ってないぞ?
おれの島の人間はそういうのが起こるのは
あの認識が本格的に定まってからだからな]
前にも教えただろ?
と聞くも彼女が持ってないことに悔しがってるイッカクにはその言葉は届いてないようだ
[ん~ちょっと待ってろよ]
「え?なになに?
何か持ってんの?」
[代用できる奴をやるからそれ当てておけばないよりマシだろ]
そう言って取り出して見せたのはどう見ても吸水性の良さそうなハンカチ数枚
「わぁ!助かる!
貰っていいの!?」
[おう、おれには必要ないからな♪]
「ありがと!今日さっそく使ってみる!」
嬉しそうに受け取ったイッカクをみてアマネも嬉しそうに微笑んだ
「でもアレが来ないとか本当に羨ましいんだけど~」
[まぁ海賊やってたら絶不調の時とか最悪だろうなぁ]
「いやもう、本当にそれなのよ!
かと言ってアタシだけ休むわけにはいかないでしょ?」
[逆におれは休んでばっかりで暇なんだけどなww]
「アマネはいいのよ船長の意思なんだし!
・・あ、これもいい匂い♪」
つなぎポケットにハンカチを納めながらイッカクは彼女から手渡された湯飲みを受け取り湯気から漂ってくる匂いに目を細めた
[ハーブティーだ
身体暖かくしとくのがいいんだろ?]
「はぁ、ほんとこの船じゃコレに関してわかってくれるのがアンタしかいないわ」
[まぁおれもそこまで詳しくないぞ?]
イッカクの言葉に問いかけるも「アンタが女、それだけでも違うのよ」とバッサリ言われ思わず笑みがこぼれた
[シャチから聞いたけどおれが来る前は特に何もないときは潜水してから航海してたんだろ?]
「うん、この船内も真夏みたいに熱くなるわよ」
[でもおれが来てからずっと浮上した状態で航海してないか?]
「これも船長の意思よ
アンタ、船長に物凄く気に入られてるんだから」
羨ましいわ…
と呟きながら湯飲みに口を付けるイッカクに[はは・・]とまた笑みを浮かべて・・・
[ローに気に入られてんのは普段の生活でよくわかるけどな]
「なに?何か不満な事でもあるワケ?」
[おれよりイッカクだよ]
「アタシ?」
[そ♪]
例えおれがお気に入りであるとしても同じ船にいる以上男は少しでも女に優しくするべきだと思うんだ
[今回のイッカクみたいに女には辛い時期があるんだから ガバッ!! お?]
「アンタ本当にいい奴だねぇ~!」
自分の言葉を遮るように抱き着いて来たイッカクに驚いた様子を見せるが次に聞こえてきた彼女の言葉にその表情はふわりと緩む
[それはイッカクもだろ?
船長命令だとしても仲間に入らないおれとこうやって仲良くしてくれてるんだからさ]
「・・・・」
[何かしらな憧れを持って入った海賊団なら船長に気に入られたいのも、気に入られているおれは毛嫌いされるんじゃないかって思ってたぞ?]
「そういう展開が普通なんだろうけどさ」
[おう?]
アタシはそれよりも女が来て欲しかったんだよ~
ずべーっとアマネに腕を伸ばし縋りつきながら溜息交じりに答えるイッカク
[ははは!まぁ同性いないと話せない話もあるだろうしな!]
「うん!だからアンタがきてメッチャ気分転換できる!」
[・・・あー、イッカク?
悪いけどさ…]
「・・ん、解ってる」
アンタ、ずっとここにいるつもりはないんだろ?
しがみ付き、アマネの顔を見ない状態のまま淡々と言ったイッカクの言葉に唖然としつつも小さく頷き
[ああ"いつまで~"とかそう言った事は一切考えてないけど、この船をいつか降りるのは変わらない]
「そっか・・ま、アンタにも何か事情があんだろ?」
[そうだな‥話せない事ばかりで悪いな?]
「いいって、話したくないモンの一つや二つ誰だって持ってるよ」
知らないけど、船長も何か隠してるらしいしね・・・
[ローが?]
「んぁ?知らないの?」
[ああ、何か隠してるように見えなかったからさ]
「船長隠すの上手いもん、アタシらの前で出したりしないだろうね‥フフ」
[・・・ん?どうした?]
笑みがこぼれた事に首を傾げながら問いかけるとイッカクはその薄い笑みを浮かべたまま答えた
「アマネのポカンとした顔初めて見たなぁ~と思ってさww」
[いやいやwおれだってそんな表情の1つや2つするってww]
「それは知らなかった~ww」
[知っとけよ~ww]
そうやってお互いにからかい合ってお互いに笑い合い、その声が部屋をこだました
わっ!相変わらずいい匂いする部屋~!」
[お?ここに来るのは久しぶりだな
今日はどうしたんだ?]
イッカク
と部屋へ入ってくるなり匂いを嗅いでテンションを少し上げながら言う黒いドレッドヘアーにボーダー柄の帽子をかぶった肌の白い女性に問いかける
「あ!そうそう、アマネはアレ持ってない?」
[アレ?
・・ああ、アレか。持ってないぞ?
おれの島の人間はそういうのが起こるのは
あの認識が本格的に定まってからだからな]
前にも教えただろ?
と聞くも彼女が持ってないことに悔しがってるイッカクにはその言葉は届いてないようだ
[ん~ちょっと待ってろよ]
「え?なになに?
何か持ってんの?」
[代用できる奴をやるからそれ当てておけばないよりマシだろ]
そう言って取り出して見せたのはどう見ても吸水性の良さそうなハンカチ数枚
「わぁ!助かる!
貰っていいの!?」
[おう、おれには必要ないからな♪]
「ありがと!今日さっそく使ってみる!」
嬉しそうに受け取ったイッカクをみてアマネも嬉しそうに微笑んだ
「でもアレが来ないとか本当に羨ましいんだけど~」
[まぁ海賊やってたら絶不調の時とか最悪だろうなぁ]
「いやもう、本当にそれなのよ!
かと言ってアタシだけ休むわけにはいかないでしょ?」
[逆におれは休んでばっかりで暇なんだけどなww]
「アマネはいいのよ船長の意思なんだし!
・・あ、これもいい匂い♪」
つなぎポケットにハンカチを納めながらイッカクは彼女から手渡された湯飲みを受け取り湯気から漂ってくる匂いに目を細めた
[ハーブティーだ
身体暖かくしとくのがいいんだろ?]
「はぁ、ほんとこの船じゃコレに関してわかってくれるのがアンタしかいないわ」
[まぁおれもそこまで詳しくないぞ?]
イッカクの言葉に問いかけるも「アンタが女、それだけでも違うのよ」とバッサリ言われ思わず笑みがこぼれた
[シャチから聞いたけどおれが来る前は特に何もないときは潜水してから航海してたんだろ?]
「うん、この船内も真夏みたいに熱くなるわよ」
[でもおれが来てからずっと浮上した状態で航海してないか?]
「これも船長の意思よ
アンタ、船長に物凄く気に入られてるんだから」
羨ましいわ…
と呟きながら湯飲みに口を付けるイッカクに[はは・・]とまた笑みを浮かべて・・・
[ローに気に入られてんのは普段の生活でよくわかるけどな]
「なに?何か不満な事でもあるワケ?」
[おれよりイッカクだよ]
「アタシ?」
[そ♪]
例えおれがお気に入りであるとしても同じ船にいる以上男は少しでも女に優しくするべきだと思うんだ
[今回のイッカクみたいに女には辛い時期があるんだから ガバッ!! お?]
「アンタ本当にいい奴だねぇ~!」
自分の言葉を遮るように抱き着いて来たイッカクに驚いた様子を見せるが次に聞こえてきた彼女の言葉にその表情はふわりと緩む
[それはイッカクもだろ?
船長命令だとしても仲間に入らないおれとこうやって仲良くしてくれてるんだからさ]
「・・・・」
[何かしらな憧れを持って入った海賊団なら船長に気に入られたいのも、気に入られているおれは毛嫌いされるんじゃないかって思ってたぞ?]
「そういう展開が普通なんだろうけどさ」
[おう?]
アタシはそれよりも女が来て欲しかったんだよ~
ずべーっとアマネに腕を伸ばし縋りつきながら溜息交じりに答えるイッカク
[ははは!まぁ同性いないと話せない話もあるだろうしな!]
「うん!だからアンタがきてメッチャ気分転換できる!」
[・・・あー、イッカク?
悪いけどさ…]
「・・ん、解ってる」
アンタ、ずっとここにいるつもりはないんだろ?
しがみ付き、アマネの顔を見ない状態のまま淡々と言ったイッカクの言葉に唖然としつつも小さく頷き
[ああ"いつまで~"とかそう言った事は一切考えてないけど、この船をいつか降りるのは変わらない]
「そっか・・ま、アンタにも何か事情があんだろ?」
[そうだな‥話せない事ばかりで悪いな?]
「いいって、話したくないモンの一つや二つ誰だって持ってるよ」
知らないけど、船長も何か隠してるらしいしね・・・
[ローが?]
「んぁ?知らないの?」
[ああ、何か隠してるように見えなかったからさ]
「船長隠すの上手いもん、アタシらの前で出したりしないだろうね‥フフ」
[・・・ん?どうした?]
笑みがこぼれた事に首を傾げながら問いかけるとイッカクはその薄い笑みを浮かべたまま答えた
「アマネのポカンとした顔初めて見たなぁ~と思ってさww」
[いやいやwおれだってそんな表情の1つや2つするってww]
「それは知らなかった~ww」
[知っとけよ~ww]
そうやってお互いにからかい合ってお互いに笑い合い、その声が部屋をこだました