第28話
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「さて、作戦の話はここで終わりだが
もう1つお前らに言っておくことがある」
「「「ん?」」」
話を切り替えたローさんに再びルフィ達の注目が集まる
「麦わら屋。シーザーを誘拐する前と牢屋から脱出する際、お前にメイナを借りるといったな?」
「ああそうだ!メイナに一体何をしたんだ?」
「この事に関して詳しく話そうとすれば長くなるんでいくつか割愛するが2年前にコイツから頼まれていた薬を飲ませた」
「「「薬ィ!?」」」
SMILEの話を聞いた後の薬の話だから皆が睨むようにローさんを見るけど本人は気にしないように話を続ける
「害はないから安心しろ
その薬のお蔭でメイナは夢が叶ったんだ」
「「「夢・・?」」」
「見せてやれ」
"うん♪"
ポンと優しく叩かれ、ローさんの前へ出た私は意識を高め"あの姿"へと変えた
当然ルフィ達は目を見開いて驚いているの
「これがメイナが望んだ人間の姿だ」
[あのしまでるまえにいっかいかわっただけだからまだことばもうまくはなせないしはしることもできないけど]
「何言ってんだ!十分上手ェじゃねェか!」
[ほんと?]
「ああ!」
ウソップの言ってくれた言葉に嬉しくなって思わず笑みが浮かぶ
「あら、笑った顔もとても素敵よ?」
「髪もとても綺麗ね~羨ましいわ~」
「人間のメイナちゃん最高~っ♪」
「喜んで貰えてよかったな?」
フッと笑いかけてくれたローさんに笑顔で頷く私
[ちゃんとちからもつかえるからあんしんしてね?]
「ちなみに一定時間経つと元の姿に戻るが、さらに時間が過ぎればまた姿を変えられる仕組みだ・・」
「そんな薬を作るなんてあんた器用ね~」
「不器用だったら医者なんて務まらねェよ」
そう言い切り、話を終わらせるとローさんはその場に立ちあがる
「さて、明日の朝刊までは自由だ
寝るなり周囲を警戒するなり好きにしろ
俺は寝る」
「私も寝ようかしら
ロビン、行こ?」
「何でお前ら寝られるんだよォ~!?」
スタスタとその場から離れていく彼らを見て涙を流しながら言っているのはウソップとチョッパー
[なにかちかづいてくるけはいがあればわたしたちがすぐにきづくからだいじょうぶなの!]
「だけどよォ~・・」
「じゃあお前も寝るのか?」
[うん♪]
大きく頷いた後私はゆっくりとローの傍へ近づく
私の気配に気づいたローが閉じていた目を片目だけ開け私を見ると小さく笑い
「一緒に寝てくれんのか?」
[うん、さむさやかぜからはわたしがまもるの]
「それはありがたい」
"神秘の守り"を使い、私とローさんを囲むように薄い膜を張ると隣に座りこむ
「・・・メイナ」
[ん?]
「お前、ドフラミンゴに何かされたのか?」
[!どうして?]
「俺がアイツの名を口にしたとき、僅かだが動揺したように見えたんでな」
焦らせず、返事を待ってくれているローさんに私もゆっくりと答える
[ドフラミンゴにはかいぐんほんぶであって、エースをとりかえすせんそうのときにはなぜかわたしをたすけてくれたの]
「なら、怯える必要は[でも‥]・・・」
[せんそうがはじまるまえにしょくじするときにかんじたけはいがこわかったし、すこしのあいだだけだけどみうごきがとれなくなったから‥]
「そうか・・・」
そう言ってローさんはどこか安心したように一息をつき
「まあ今回の作戦は一定の場所にジッとするなんて事は出来ねェからお前はアイツの部下にバレないよう俺達の作戦の手助けをしてくれ」
[うん、まかせて]
もんだいをおこしまくるルフィのぶんまでわたしがたすけるから!
「あァ、頼りにしてる‥」
(ローさん?)
スウゥ‥と目を閉じた後静かになった所を見るとローさんは眠ったみたいなの
わたしはゆっくりと薬の効果を解き、竜の姿に戻りながら彼を囲むようにとぐろを巻いて自分の身体に首を置いて
"・・・お休み、ローさん"
小声でそう言って私も眠りについた
翌日、ドフラミンゴの七武海脱退と書かれた新聞を見て満足そうに頷くローさんと逆に恐怖に怯えた表情を浮かべるチョッパー達
そんな時、電伝虫が鳴り始める
「きたか」
"?"
待ってましたとばかりにローさんは受話器を取る
そこから聞こえてきた声はこの新聞に大きく載っている人物その人だった
「"俺だ、七武海をやめたぞ"」
その電話でシーザーを引き渡す約束をしたローさんの受話器を奪い通話を切るルフィ
でも、ドフラミンゴが言っていた"喉から手が出るほど欲しがるもの"という言葉に彼の眼は肉の形に変わっていた
"・・・・"
「・・・お前もドフラミンゴが言っていたものが気になるか?」
ローさんが私に聞いてくる
正直気になっている私は素直に頷く
"ドフラミンゴとは短い付き合いだけど、ルフィが想像しているような物を"欲しい物"なんて言わないと思う"
「同感だな、アイツがああ言うからにはもっと重要で麦わら屋が欲しがるものを指すに違いない」
食べ物とは違う・・ルフィがすごく欲しがるもの・・・
"!まさか"
「…心当たりを見つけたみてェだな」
"ローさん、私…"
「探してくるといい」
今は作戦が上手くいくように動くべきなんだろうけど、もし私が思ってる通りの物を彼が持っていたらと思うと居ても立っても居られない
ローさんは私が言いたいことを察してくれたのか短く答えた
"ありがとう、でも作戦で出来る限りのことはするからね?"
「ああ、だがお前が麦わら屋の一味だということはバレている以上行動には気をつけろ」
"はいなの"
私は大きく頷いた
もう1つお前らに言っておくことがある」
「「「ん?」」」
話を切り替えたローさんに再びルフィ達の注目が集まる
「麦わら屋。シーザーを誘拐する前と牢屋から脱出する際、お前にメイナを借りるといったな?」
「ああそうだ!メイナに一体何をしたんだ?」
「この事に関して詳しく話そうとすれば長くなるんでいくつか割愛するが2年前にコイツから頼まれていた薬を飲ませた」
「「「薬ィ!?」」」
SMILEの話を聞いた後の薬の話だから皆が睨むようにローさんを見るけど本人は気にしないように話を続ける
「害はないから安心しろ
その薬のお蔭でメイナは夢が叶ったんだ」
「「「夢・・?」」」
「見せてやれ」
"うん♪"
ポンと優しく叩かれ、ローさんの前へ出た私は意識を高め"あの姿"へと変えた
当然ルフィ達は目を見開いて驚いているの
「これがメイナが望んだ人間の姿だ」
[あのしまでるまえにいっかいかわっただけだからまだことばもうまくはなせないしはしることもできないけど]
「何言ってんだ!十分上手ェじゃねェか!」
[ほんと?]
「ああ!」
ウソップの言ってくれた言葉に嬉しくなって思わず笑みが浮かぶ
「あら、笑った顔もとても素敵よ?」
「髪もとても綺麗ね~羨ましいわ~」
「人間のメイナちゃん最高~っ♪」
「喜んで貰えてよかったな?」
フッと笑いかけてくれたローさんに笑顔で頷く私
[ちゃんとちからもつかえるからあんしんしてね?]
「ちなみに一定時間経つと元の姿に戻るが、さらに時間が過ぎればまた姿を変えられる仕組みだ・・」
「そんな薬を作るなんてあんた器用ね~」
「不器用だったら医者なんて務まらねェよ」
そう言い切り、話を終わらせるとローさんはその場に立ちあがる
「さて、明日の朝刊までは自由だ
寝るなり周囲を警戒するなり好きにしろ
俺は寝る」
「私も寝ようかしら
ロビン、行こ?」
「何でお前ら寝られるんだよォ~!?」
スタスタとその場から離れていく彼らを見て涙を流しながら言っているのはウソップとチョッパー
[なにかちかづいてくるけはいがあればわたしたちがすぐにきづくからだいじょうぶなの!]
「だけどよォ~・・」
「じゃあお前も寝るのか?」
[うん♪]
大きく頷いた後私はゆっくりとローの傍へ近づく
私の気配に気づいたローが閉じていた目を片目だけ開け私を見ると小さく笑い
「一緒に寝てくれんのか?」
[うん、さむさやかぜからはわたしがまもるの]
「それはありがたい」
"神秘の守り"を使い、私とローさんを囲むように薄い膜を張ると隣に座りこむ
「・・・メイナ」
[ん?]
「お前、ドフラミンゴに何かされたのか?」
[!どうして?]
「俺がアイツの名を口にしたとき、僅かだが動揺したように見えたんでな」
焦らせず、返事を待ってくれているローさんに私もゆっくりと答える
[ドフラミンゴにはかいぐんほんぶであって、エースをとりかえすせんそうのときにはなぜかわたしをたすけてくれたの]
「なら、怯える必要は[でも‥]・・・」
[せんそうがはじまるまえにしょくじするときにかんじたけはいがこわかったし、すこしのあいだだけだけどみうごきがとれなくなったから‥]
「そうか・・・」
そう言ってローさんはどこか安心したように一息をつき
「まあ今回の作戦は一定の場所にジッとするなんて事は出来ねェからお前はアイツの部下にバレないよう俺達の作戦の手助けをしてくれ」
[うん、まかせて]
もんだいをおこしまくるルフィのぶんまでわたしがたすけるから!
「あァ、頼りにしてる‥」
(ローさん?)
スウゥ‥と目を閉じた後静かになった所を見るとローさんは眠ったみたいなの
わたしはゆっくりと薬の効果を解き、竜の姿に戻りながら彼を囲むようにとぐろを巻いて自分の身体に首を置いて
"・・・お休み、ローさん"
小声でそう言って私も眠りについた
翌日、ドフラミンゴの七武海脱退と書かれた新聞を見て満足そうに頷くローさんと逆に恐怖に怯えた表情を浮かべるチョッパー達
そんな時、電伝虫が鳴り始める
「きたか」
"?"
待ってましたとばかりにローさんは受話器を取る
そこから聞こえてきた声はこの新聞に大きく載っている人物その人だった
「"俺だ、七武海をやめたぞ"」
その電話でシーザーを引き渡す約束をしたローさんの受話器を奪い通話を切るルフィ
でも、ドフラミンゴが言っていた"喉から手が出るほど欲しがるもの"という言葉に彼の眼は肉の形に変わっていた
"・・・・"
「・・・お前もドフラミンゴが言っていたものが気になるか?」
ローさんが私に聞いてくる
正直気になっている私は素直に頷く
"ドフラミンゴとは短い付き合いだけど、ルフィが想像しているような物を"欲しい物"なんて言わないと思う"
「同感だな、アイツがああ言うからにはもっと重要で麦わら屋が欲しがるものを指すに違いない」
食べ物とは違う・・ルフィがすごく欲しがるもの・・・
"!まさか"
「…心当たりを見つけたみてェだな」
"ローさん、私…"
「探してくるといい」
今は作戦が上手くいくように動くべきなんだろうけど、もし私が思ってる通りの物を彼が持っていたらと思うと居ても立っても居られない
ローさんは私が言いたいことを察してくれたのか短く答えた
"ありがとう、でも作戦で出来る限りのことはするからね?"
「ああ、だがお前が麦わら屋の一味だということはバレている以上行動には気をつけろ」
"はいなの"
私は大きく頷いた
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