第28話
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"ローさん♪"
「・・また頭撫でて欲しいのか?」
"うん♪"
「くくっ、素直だな」
サニー号の甲板から海岸で海兵さん達が泣きながら叫んでいるのを聞きながら私はローさんに擦り寄り頭を撫でて貰う
「メイナ」
"?"
呼ばれた声に気付くとゾロが私を手招きしていたから近付くと頭をクシャッとされた
"わっ、なに?"
「・・・・」
「はっ、怖ェ怖ェ」
何が怖いのか分からないけどローさんはゾロを見てそういいながらメインマストのある甲板へ降りていく
"ゾロ、どうしたの?"
「お前、ルフィに怒ってんのか?」
"!"
ゾロに問いかけられた言葉に私はハッとなりつつも頷く
"一度だけじゃなく、何度もローさんの考えを裏切る事をしたから‥私も注意したのに"
「・・・・」
"ローさん、これから何か大きな事をしようと思ってる
それは後で話してくれるらしいけど本当に大きくて重要な事らしいの"
自分が解ってる限りの事を話す私の声をゾロは大人しく聞いてくれている
"だから、手伝うってルフィ自身が言ったからにはしっかりと守って欲しかったの"
「それでお前から"心"を切ったのか?」
"うん"
「まぁアイツは昔からああだからな‥
とりあえず今回は許してやってくれねェか?」
次に俺達が向かう島は出来る限り俺が見といてやるから
と言ったゾロの真剣な目を見つめ、私は小さく頷いた
"・・・"
「!メイナ・・?」
私の気配に気づいたルフィがこっちを見る
でも"声"が聞こえないと思ったのか顔を俯かせようとした彼に私は口を開く
"ルフィ"
「声が・・!」
"今回だけだよ?
後でゾロに礼を言ってね?"
「ああ、すまなかった!」
大きく頷いてルフィは私の"言葉"が聞こえた事を嬉しそうに笑った
「ナミ~~今から行く場所はどこだ?」
「ドレスローザっていう場所
この真ん中の指針をまっすぐ進まず遠回りに辿れってトラ男君が」
「ド、ドレスローザ!?」
それからしばらく経ち、パンクハザードが完全に見えなくなった後ルフィの問いかけに答えたナミの言葉に驚くオレンジ色のゆったりとした服を着た男性
その人の傍にはピンク色の同じような形の服を着た男の子が立っている
「知ってんのか?」
「せ、拙者達・・いや拙者が行きたい島というのはまさにそこでござる!
お主らもそこに用が!?」
「うん、多分な!
トラ男、さっき誰と喋ってたんだ?」
「ドフラミンゴだ」
"!?"
ローさんから出た人物の名前を聞いて思わず身震いをした私
(モックタウンや海軍本部の食堂では怖かったけど、戦いの時には助けてくれたからいいか悪い人かまだ決められずにいるの・・)
「ドフラミンゴォ!"七武海"の一番ヤベェって奴だろ!?」
「もう作戦は始まってる」
「そうだ、作戦教えろ!
みんな集まれ~!」
ルフィの声掛けでナミ達が集まってきて
揃ったところでローさんが内容を話し始める
その冒頭で・・・
「同盟組んで"四皇"を倒す!!?」
と悲鳴に似た声が船中に響く
「そうだ、ウチとトラ男の海賊団で同盟を組んだぞ?仲良くやろう」
"・・・"
相変わらずマイペースな様子のルフィに困った顔をしながらもその手は私の身体に触れていた
「反対の人ーっ!」
「反対したらどうにかなるんですか?」
「どうせルフィが決めたんだろ?」
そして、メイナを怒らせた・・だな?
「「「えっ!?」」」
私がルフィを怒ったのが意外だったのか皆が私を見る
"私だって怒る時は怒るよ?
今回は許したけど、また続けて勝手な行動したらそう簡単には許さないの"
「ああ、わかってる」
「パンクハザードでお前らに頼んだのはシーザーの誘拐
俺は"SAD"という薬品を作る装置を壊した」
後ろで私とフランキーが捕まえたシーザーが笑いながら私達を馬鹿にしたからサンジが蹴り飛ばしたのを見てチョッパーが怒っている
「"新世界"にいる大海賊達は大概海のどこかに"ナワバリ"を持ち無数の部下達を率いて巨大な犯罪シンジケートの様に君臨している」
とにかく今までとは規模が違う!
一海賊団で挑んでも船長の顔すら拝めやしない
「―――だがあくまで裏社会。海軍に目を付けられねェように必要な取り引きは闇の中で行われる
その中で最も信頼と力を持っている男がドフラミンゴだ」
闇の名を"ジョーカー"さらに今"ジョーカー"によって最も巨大な取り引き相手が"四皇"百獣のカイドウ""
未だにローさんは私の身体に触れたまま深刻な話をしている
どうして私に触ってるのか分からないけど、何か理由があるんだと思いそのままにする
(ローさんに触れられるの好きだしね♪)
「俺達が狙うのは"四皇"カイドウの首だ‥つまりコイツの戦力をいかに減らすことが出来るかが鍵!」
今カイドウは"ジョーカー"から大量の果実を買い込んでいる
「人造の動物系悪魔の実"SMILE"だ」
「"人造"ってそんなもん作れたら際限なく能力者が増えちまうじゃねェか!」
「そういう事だ
人造なだけにリスクはあるようだが
現に今カイドウの海賊団には500人を超える能力者がいる」
・・・だが、もう能力者が増える事はない
そう言いながらローさんはシーザーを見た
「・・また頭撫でて欲しいのか?」
"うん♪"
「くくっ、素直だな」
サニー号の甲板から海岸で海兵さん達が泣きながら叫んでいるのを聞きながら私はローさんに擦り寄り頭を撫でて貰う
「メイナ」
"?"
呼ばれた声に気付くとゾロが私を手招きしていたから近付くと頭をクシャッとされた
"わっ、なに?"
「・・・・」
「はっ、怖ェ怖ェ」
何が怖いのか分からないけどローさんはゾロを見てそういいながらメインマストのある甲板へ降りていく
"ゾロ、どうしたの?"
「お前、ルフィに怒ってんのか?」
"!"
ゾロに問いかけられた言葉に私はハッとなりつつも頷く
"一度だけじゃなく、何度もローさんの考えを裏切る事をしたから‥私も注意したのに"
「・・・・」
"ローさん、これから何か大きな事をしようと思ってる
それは後で話してくれるらしいけど本当に大きくて重要な事らしいの"
自分が解ってる限りの事を話す私の声をゾロは大人しく聞いてくれている
"だから、手伝うってルフィ自身が言ったからにはしっかりと守って欲しかったの"
「それでお前から"心"を切ったのか?」
"うん"
「まぁアイツは昔からああだからな‥
とりあえず今回は許してやってくれねェか?」
次に俺達が向かう島は出来る限り俺が見といてやるから
と言ったゾロの真剣な目を見つめ、私は小さく頷いた
"・・・"
「!メイナ・・?」
私の気配に気づいたルフィがこっちを見る
でも"声"が聞こえないと思ったのか顔を俯かせようとした彼に私は口を開く
"ルフィ"
「声が・・!」
"今回だけだよ?
後でゾロに礼を言ってね?"
「ああ、すまなかった!」
大きく頷いてルフィは私の"言葉"が聞こえた事を嬉しそうに笑った
「ナミ~~今から行く場所はどこだ?」
「ドレスローザっていう場所
この真ん中の指針をまっすぐ進まず遠回りに辿れってトラ男君が」
「ド、ドレスローザ!?」
それからしばらく経ち、パンクハザードが完全に見えなくなった後ルフィの問いかけに答えたナミの言葉に驚くオレンジ色のゆったりとした服を着た男性
その人の傍にはピンク色の同じような形の服を着た男の子が立っている
「知ってんのか?」
「せ、拙者達・・いや拙者が行きたい島というのはまさにそこでござる!
お主らもそこに用が!?」
「うん、多分な!
トラ男、さっき誰と喋ってたんだ?」
「ドフラミンゴだ」
"!?"
ローさんから出た人物の名前を聞いて思わず身震いをした私
(モックタウンや海軍本部の食堂では怖かったけど、戦いの時には助けてくれたからいいか悪い人かまだ決められずにいるの・・)
「ドフラミンゴォ!"七武海"の一番ヤベェって奴だろ!?」
「もう作戦は始まってる」
「そうだ、作戦教えろ!
みんな集まれ~!」
ルフィの声掛けでナミ達が集まってきて
揃ったところでローさんが内容を話し始める
その冒頭で・・・
「同盟組んで"四皇"を倒す!!?」
と悲鳴に似た声が船中に響く
「そうだ、ウチとトラ男の海賊団で同盟を組んだぞ?仲良くやろう」
"・・・"
相変わらずマイペースな様子のルフィに困った顔をしながらもその手は私の身体に触れていた
「反対の人ーっ!」
「反対したらどうにかなるんですか?」
「どうせルフィが決めたんだろ?」
そして、メイナを怒らせた・・だな?
「「「えっ!?」」」
私がルフィを怒ったのが意外だったのか皆が私を見る
"私だって怒る時は怒るよ?
今回は許したけど、また続けて勝手な行動したらそう簡単には許さないの"
「ああ、わかってる」
「パンクハザードでお前らに頼んだのはシーザーの誘拐
俺は"SAD"という薬品を作る装置を壊した」
後ろで私とフランキーが捕まえたシーザーが笑いながら私達を馬鹿にしたからサンジが蹴り飛ばしたのを見てチョッパーが怒っている
「"新世界"にいる大海賊達は大概海のどこかに"ナワバリ"を持ち無数の部下達を率いて巨大な犯罪シンジケートの様に君臨している」
とにかく今までとは規模が違う!
一海賊団で挑んでも船長の顔すら拝めやしない
「―――だがあくまで裏社会。海軍に目を付けられねェように必要な取り引きは闇の中で行われる
その中で最も信頼と力を持っている男がドフラミンゴだ」
闇の名を"ジョーカー"さらに今"ジョーカー"によって最も巨大な取り引き相手が"四皇"百獣のカイドウ""
未だにローさんは私の身体に触れたまま深刻な話をしている
どうして私に触ってるのか分からないけど、何か理由があるんだと思いそのままにする
(ローさんに触れられるの好きだしね♪)
「俺達が狙うのは"四皇"カイドウの首だ‥つまりコイツの戦力をいかに減らすことが出来るかが鍵!」
今カイドウは"ジョーカー"から大量の果実を買い込んでいる
「人造の動物系悪魔の実"SMILE"だ」
「"人造"ってそんなもん作れたら際限なく能力者が増えちまうじゃねェか!」
「そういう事だ
人造なだけにリスクはあるようだが
現に今カイドウの海賊団には500人を超える能力者がいる」
・・・だが、もう能力者が増える事はない
そう言いながらローさんはシーザーを見た