第27話
名前変換
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「大したもんだな・・・」
[できた!できた♪]
少しして、歩けるようになったメイナを見て感心するロー
[これで、どこでもあるける♪]
「そうだな、靴とかは麦わら屋んトコの女クルーにでも貸して貰え」
[うん♪]
歩けた事の嬉しさで満面な笑みをローへ向ける
その時
「トラファルガー、誰だその女は?」
周囲を巡回して歩いていたのかスモーカーがやって来た
彼はローの隣に立っているメイナを見てやや警戒心を露わにしながら問いかける
「よォ白猟屋、コイツは[あ!ケムリン]っww」
「・・・メイナ、なのか?」
メイナの口から出た"スモーカー"ではなく"ケムリン"という独特なあだ名に思わず吹き出すローとその名前を出したことによって彼女の正体を当てて見せた
[うん、わたしだよ?]
「そいつ、竜族じゃなかったか?」
「メイナたっての希望でな、一定時間だけというオプション付きだが人になれる薬を飲ませた
で、人語を話す練習させた後に歩行練習もさせてこの成果だ」
「・・目まぐるしい成長速度だな」
そこまで長い時間は経ってないのにも関わらず、ほぼ人間に近い歩き方になっている彼女を見て呟くようにいうスモーカー
[ろーさん、ろーさん]
「どうした?」
[かみ、じゃま]
「ああ・・」
自分の足元にまである長く、そしてサラリとした外側のシアン色とも言われている明るい青色と内側の白色という綺麗に分かれた2色の髪を鬱陶しそうに持ち上げながら言ったメイナ
「確かにそれじゃあいつか自分の髪に躓いて転びそうだな・・・」
[きりたい]
「短くするか?
だが俺達が斬ったら雑になりそうだが」
「たしぎに事情を話してやってもらうか」
[どっちでもいい]
これ、じゃま
と再び自分の髪が邪魔だといったメイナに笑うローと(余程邪魔みてェだな)と思ったスモーカー
「すぐ呼んでくるから待ってろ」
「なるべく早くしろ
結構時間が経っちまってるから程なくして竜の姿に戻る可能性が高い」
「わかった」
ローの言葉に小さく頷くと自分の姿を煙に変えて飛んでいったスモーカーを見送ると
[ろーさん]
「今度はなんだ?」
[このすがたでもわざだせるのかな?]
「・・言われてみればそうだな」
試しに何か出してみろ
といったローに頷き、口を顔ごと勢いよく前に出すが何も出る様子はない・・
[あれ?]
「出ねェな、人の姿だと技が使えなくなるって事か」
[え、それもやだ]
んー、んー
とその場で考え始めたメイナはふと、自分の手を見やる
[・・・・]
シュバアァァ!!
[だせた♪]
「技の発射口が手になったのか」
手から勢いよく水を放出させてご機嫌そうなメイナをみて呟くロー
「連れて来たぞ」
「わぁ!綺麗な髪ですね♪
本当に切っちゃっていいんですか?」
そこへ駆けて来たスモーカーとメイナの髪を見て内心勿体なさそうに問いかける彼の部下の女海兵たしぎ
[うん、おねがい
あるいてもころばないくらいに]
「人語上手ですね
ついさっき話せるようになったとは思えない」
時間がない事も聞いたのかメイナの髪を褒めながらもてきぱきと散髪していく彼女
そして・・・
「このくらいでいかがですか?」
[らく♪ありがと]
「どういたしまして」
首元ほどの髪の長さになったメイナにといかけ、軽くなった髪を撫でながら素直に礼を言う彼女
「本当にバッサリいったな・・・」
「こういう子は短めな髪の方が好きなんです
実際に気に入っているようですし」
「お?」
とローが言った時、メイナの身体から白い霧のようなものが発生して瞬く間に彼女の姿はあの細長い竜に戻った
「タイミングが良かったみてェだ」
"・・少し、この姿にも違和感がするの"
「くくっ、そんなに人の姿が楽しかったか?」
自分の身体を見渡して言うメイナにローが笑みを零しながら問いかけると彼女は[もちろん]と何度も頷いて
"ずっと願ってた皆と同じになれる姿だもん
すごく楽しかったの♪"
「それはなによりだ」
「本当に言葉が通じてるみてェだな
俺には鳴き声にしか聞こえねェよ」
「私もです。ですが」
改めてみると、その竜の姿も美しいですね♪
とたしぎに褒められ、身体をクネらせるメイナ
「・・さて、そろそろ麦わら屋達には引き上げて貰わねェとな」
「俺達も準備をするぞ、たしぎ」
「はい!スモーカーさん!」
[できた!できた♪]
少しして、歩けるようになったメイナを見て感心するロー
[これで、どこでもあるける♪]
「そうだな、靴とかは麦わら屋んトコの女クルーにでも貸して貰え」
[うん♪]
歩けた事の嬉しさで満面な笑みをローへ向ける
その時
「トラファルガー、誰だその女は?」
周囲を巡回して歩いていたのかスモーカーがやって来た
彼はローの隣に立っているメイナを見てやや警戒心を露わにしながら問いかける
「よォ白猟屋、コイツは[あ!ケムリン]っww」
「・・・メイナ、なのか?」
メイナの口から出た"スモーカー"ではなく"ケムリン"という独特なあだ名に思わず吹き出すローとその名前を出したことによって彼女の正体を当てて見せた
[うん、わたしだよ?]
「そいつ、竜族じゃなかったか?」
「メイナたっての希望でな、一定時間だけというオプション付きだが人になれる薬を飲ませた
で、人語を話す練習させた後に歩行練習もさせてこの成果だ」
「・・目まぐるしい成長速度だな」
そこまで長い時間は経ってないのにも関わらず、ほぼ人間に近い歩き方になっている彼女を見て呟くようにいうスモーカー
[ろーさん、ろーさん]
「どうした?」
[かみ、じゃま]
「ああ・・」
自分の足元にまである長く、そしてサラリとした外側のシアン色とも言われている明るい青色と内側の白色という綺麗に分かれた2色の髪を鬱陶しそうに持ち上げながら言ったメイナ
「確かにそれじゃあいつか自分の髪に躓いて転びそうだな・・・」
[きりたい]
「短くするか?
だが俺達が斬ったら雑になりそうだが」
「たしぎに事情を話してやってもらうか」
[どっちでもいい]
これ、じゃま
と再び自分の髪が邪魔だといったメイナに笑うローと(余程邪魔みてェだな)と思ったスモーカー
「すぐ呼んでくるから待ってろ」
「なるべく早くしろ
結構時間が経っちまってるから程なくして竜の姿に戻る可能性が高い」
「わかった」
ローの言葉に小さく頷くと自分の姿を煙に変えて飛んでいったスモーカーを見送ると
[ろーさん]
「今度はなんだ?」
[このすがたでもわざだせるのかな?]
「・・言われてみればそうだな」
試しに何か出してみろ
といったローに頷き、口を顔ごと勢いよく前に出すが何も出る様子はない・・
[あれ?]
「出ねェな、人の姿だと技が使えなくなるって事か」
[え、それもやだ]
んー、んー
とその場で考え始めたメイナはふと、自分の手を見やる
[・・・・]
シュバアァァ!!
[だせた♪]
「技の発射口が手になったのか」
手から勢いよく水を放出させてご機嫌そうなメイナをみて呟くロー
「連れて来たぞ」
「わぁ!綺麗な髪ですね♪
本当に切っちゃっていいんですか?」
そこへ駆けて来たスモーカーとメイナの髪を見て内心勿体なさそうに問いかける彼の部下の女海兵たしぎ
[うん、おねがい
あるいてもころばないくらいに]
「人語上手ですね
ついさっき話せるようになったとは思えない」
時間がない事も聞いたのかメイナの髪を褒めながらもてきぱきと散髪していく彼女
そして・・・
「このくらいでいかがですか?」
[らく♪ありがと]
「どういたしまして」
首元ほどの髪の長さになったメイナにといかけ、軽くなった髪を撫でながら素直に礼を言う彼女
「本当にバッサリいったな・・・」
「こういう子は短めな髪の方が好きなんです
実際に気に入っているようですし」
「お?」
とローが言った時、メイナの身体から白い霧のようなものが発生して瞬く間に彼女の姿はあの細長い竜に戻った
「タイミングが良かったみてェだ」
"・・少し、この姿にも違和感がするの"
「くくっ、そんなに人の姿が楽しかったか?」
自分の身体を見渡して言うメイナにローが笑みを零しながら問いかけると彼女は[もちろん]と何度も頷いて
"ずっと願ってた皆と同じになれる姿だもん
すごく楽しかったの♪"
「それはなによりだ」
「本当に言葉が通じてるみてェだな
俺には鳴き声にしか聞こえねェよ」
「私もです。ですが」
改めてみると、その竜の姿も美しいですね♪
とたしぎに褒められ、身体をクネらせるメイナ
「・・さて、そろそろ麦わら屋達には引き上げて貰わねェとな」
「俺達も準備をするぞ、たしぎ」
「はい!スモーカーさん!」