第26話
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私が感じた通り、トラファルガーさんと入ってきたのと同じ入り口からやって来たケムリンは真っ直ぐ男性を見る
「俺もお前は黙らせるつもりでいた事だしな」
ケムリンと男性が話し始めた為トドメを刺されずに済んだトラファルガーさんは柵に持たれながらも力なく倒れる
「これは何だ?この怪しげな部屋はよ!」
「君が知る必要はない」
と問いかけるケムリンに男性はただ淡々と答える
「・・・白猟屋?」
「ヴェルゴ、俺は部下にテメェの本性について言いたくねェんだが・・・奴等はお前の事を親のように大事に思っていた。この裏切りは「ああ、遅かったな。ついさっき私はすでに彼らに会ってきたところだ」
そのケムリンの言葉にかぶせて聞こえた言葉に彼は目を張らせ
「何しやがった!?ヴェルゴ!!」
と彼の武器である十手を構えながらいうケムリンと答えながら竹を取り出した男性はそれで攻撃を受け止める
「頭にキているのか?スモーカー君。 君が彼らを心配したところでどうする事も出来ない。私は基地司令だ、何をしようと私の・・・」
自由だ
と言うヴェルゴをスモーカーが睨みつける
さらに
「君が私の正体を知ったと言うなら、どのみち君にも消えて貰わなければな」
どういう風につくられているのか男性が竹に大きく息を吹き込むとその竹はパンパンに膨れ上がり次の瞬間、竹から矢じりのようなものが飛び出す!
"ケムリン!"
それをケムリンは煙になってかわしているのをみて私はほっと安心する
その矢じりはSADと書かれた機械のようなものの一つに当たり爆発し、辺りを吹き飛ばす
(Σえ!?あれ一つにこんな威力!?
あの装置みたいなのって一体何なの?)
そのまま男性の背後に回りこんだケムリンは彼を十手で背後から狙い、その攻撃を身を仰け反らしてかわした男性はそのまま背面蹴りを繰り出す
それを同じく蹴りで受け止め、即煙になり受け流すケムリン
(凄い戦い・・目で追って必死に判断するのでやっとなの・・・あ!)
その時、ケムリンの煙が"アレ"を隠すように包んだ状態でトラファルガーさんへ向かっているのをみて私はこっそり"しろいきり"を発生させて彼の煙に見立てる
(凄い・・ケムリンは"いつ取ったんだろ"?)
そうしている間にも今度は正面に回りこみ武装色で硬化した拳を煙で加速させ男性の顔面に叩き込まれ、大きく吹き飛ぶ!
「あいつらとどれだけの時間を過ごしてきたかなんて事は俺の知った事じゃねェ…
もしテメェが基地司令だったとしてもテメェが基地を離れた時は、部隊の指揮権は副司令官の手にあるんだ」
俺の部下に手ェ出してんじゃねェよ!
「・・・海軍を愚弄した私を消したければ、真に強くならなければならないぞ…スモーカー
勇気だけでは部下の仇討ちもままならない」
「・・・・・」
そんな男性の背後にそっと立つトラファルガーさん
彼の手にはケムリンから受け取ったモノを持っていた
「白猟屋、俺の心臓・・確かに返してもらった!」
「Σなんだと!?」
サングラスからは見えないけど声からして驚きを隠せない男性が見やる中、コートを捲って自分の胸元にその心臓を押し当てて入れ込む
(というかトラファルガーさんあんなに寒い中そのコート一枚だったなんて寒くなかったのかな・・?)
「これでいいだろ、さっさとケリをつけやがれ!」
「海賊に借りをつくるのはそんなに嫌いか?」
「海軍の面汚しだ。部下に合わせる顔がねェ」
自分の問いかけに答えてくれるケムリンの言葉を聞きながら能力を発動させどこかへ吹き飛んでいた帽子を手にするとトラファルガーさんは「これで終わりだ。ヴェルゴ"さん"」と呟く
「やっと礼儀というものを思い出したようだな。クソガキめ…」
「そう思いたければ思え
だが、いつまでも"その立場"にいられると思うなよ?」
(え?立場?)
と私が思ったのも束の間で
聞こえてンだろ、ジョーカー!!
というトラファルガーさんの言葉にハッとなる
(あの人のポケットか何かに電伝虫がいるのかな・・そしてずっと戦う音を聞いてた・・?)
「ヴェルゴは終わりだ。お前は一番貴重な部下を失うんだ。
麦わら屋もシーザーを倒すだろう。さらに、SADもすべて失う!」
お前がこの最悪の結果を予測できなかった原因は、過信だ!
いつものように高笑いしながら次の行動でも考えてろ!
だが、その笑みが長く続く程・・お前の思い通りには動かない!
心臓が戻ってきてトラファルガーさんも安心したのかそう男性が持っているらしい電伝虫に言い放つ声にはその感情が少しだけ含まれているようだった
<フフフッ、お前分かってんのかァ?
目の前にいるヴェルゴを怒らせてはいねェかァ・・?>
その言葉と共に男性を見た私は思わず身震いをした
その人は怒りから身体を武装強化をさせ、濃い紫色に変色させている
<昔、覚えてるか?ヴェルゴをキレさせてどうなった?フフフ!トラウマだろう?そう簡単には消えねェ筈だ>
(昔・・?)
トラファルガーさんは昔ジョーカーって人の部下だったの・・?
「・・・・・・」
「そいつの覇気はてめェの切断能力すら防ぐぞ!」
男性が竹も強化させ、硬化を確かめるように床をへこませるように叩いているのを見ながらトラファルガーさんは掌から領域を出現させる
「いくぞ・・」
一声呟いた後、突進してくる男性へトラファルガーさんの刀が真横に振りかざされ胴体を真っ二つにした
"凄い・・・あ!"
トラファルガーさんの刀の切れ味はそこで留まらず、この部屋全体をも横一文字に両断されている
この様子だと研究所ごと斬られているように・・・
「頂上戦争から2年・・誰が、何を動かした?
お前は平静を守っただけ
白ひげは時代にケジメをつけただけ
海軍本部は新勢力を整えた」
大物達も仕掛けなかった。まるで・・準備をするかのように!
「あの戦争は"序章"に過ぎない
お前がいつも言ってたな‥手に終えねェうねりとともに、豪傑共の"新時代"がやって来る!」
歯車を壊したぞ…
「もう誰も・・引き返せねェ!」
「俺もお前は黙らせるつもりでいた事だしな」
ケムリンと男性が話し始めた為トドメを刺されずに済んだトラファルガーさんは柵に持たれながらも力なく倒れる
「これは何だ?この怪しげな部屋はよ!」
「君が知る必要はない」
と問いかけるケムリンに男性はただ淡々と答える
「・・・白猟屋?」
「ヴェルゴ、俺は部下にテメェの本性について言いたくねェんだが・・・奴等はお前の事を親のように大事に思っていた。この裏切りは「ああ、遅かったな。ついさっき私はすでに彼らに会ってきたところだ」
そのケムリンの言葉にかぶせて聞こえた言葉に彼は目を張らせ
「何しやがった!?ヴェルゴ!!」
と彼の武器である十手を構えながらいうケムリンと答えながら竹を取り出した男性はそれで攻撃を受け止める
「頭にキているのか?スモーカー君。 君が彼らを心配したところでどうする事も出来ない。私は基地司令だ、何をしようと私の・・・」
自由だ
と言うヴェルゴをスモーカーが睨みつける
さらに
「君が私の正体を知ったと言うなら、どのみち君にも消えて貰わなければな」
どういう風につくられているのか男性が竹に大きく息を吹き込むとその竹はパンパンに膨れ上がり次の瞬間、竹から矢じりのようなものが飛び出す!
"ケムリン!"
それをケムリンは煙になってかわしているのをみて私はほっと安心する
その矢じりはSADと書かれた機械のようなものの一つに当たり爆発し、辺りを吹き飛ばす
(Σえ!?あれ一つにこんな威力!?
あの装置みたいなのって一体何なの?)
そのまま男性の背後に回りこんだケムリンは彼を十手で背後から狙い、その攻撃を身を仰け反らしてかわした男性はそのまま背面蹴りを繰り出す
それを同じく蹴りで受け止め、即煙になり受け流すケムリン
(凄い戦い・・目で追って必死に判断するのでやっとなの・・・あ!)
その時、ケムリンの煙が"アレ"を隠すように包んだ状態でトラファルガーさんへ向かっているのをみて私はこっそり"しろいきり"を発生させて彼の煙に見立てる
(凄い・・ケムリンは"いつ取ったんだろ"?)
そうしている間にも今度は正面に回りこみ武装色で硬化した拳を煙で加速させ男性の顔面に叩き込まれ、大きく吹き飛ぶ!
「あいつらとどれだけの時間を過ごしてきたかなんて事は俺の知った事じゃねェ…
もしテメェが基地司令だったとしてもテメェが基地を離れた時は、部隊の指揮権は副司令官の手にあるんだ」
俺の部下に手ェ出してんじゃねェよ!
「・・・海軍を愚弄した私を消したければ、真に強くならなければならないぞ…スモーカー
勇気だけでは部下の仇討ちもままならない」
「・・・・・」
そんな男性の背後にそっと立つトラファルガーさん
彼の手にはケムリンから受け取ったモノを持っていた
「白猟屋、俺の心臓・・確かに返してもらった!」
「Σなんだと!?」
サングラスからは見えないけど声からして驚きを隠せない男性が見やる中、コートを捲って自分の胸元にその心臓を押し当てて入れ込む
(というかトラファルガーさんあんなに寒い中そのコート一枚だったなんて寒くなかったのかな・・?)
「これでいいだろ、さっさとケリをつけやがれ!」
「海賊に借りをつくるのはそんなに嫌いか?」
「海軍の面汚しだ。部下に合わせる顔がねェ」
自分の問いかけに答えてくれるケムリンの言葉を聞きながら能力を発動させどこかへ吹き飛んでいた帽子を手にするとトラファルガーさんは「これで終わりだ。ヴェルゴ"さん"」と呟く
「やっと礼儀というものを思い出したようだな。クソガキめ…」
「そう思いたければ思え
だが、いつまでも"その立場"にいられると思うなよ?」
(え?立場?)
と私が思ったのも束の間で
聞こえてンだろ、ジョーカー!!
というトラファルガーさんの言葉にハッとなる
(あの人のポケットか何かに電伝虫がいるのかな・・そしてずっと戦う音を聞いてた・・?)
「ヴェルゴは終わりだ。お前は一番貴重な部下を失うんだ。
麦わら屋もシーザーを倒すだろう。さらに、SADもすべて失う!」
お前がこの最悪の結果を予測できなかった原因は、過信だ!
いつものように高笑いしながら次の行動でも考えてろ!
だが、その笑みが長く続く程・・お前の思い通りには動かない!
心臓が戻ってきてトラファルガーさんも安心したのかそう男性が持っているらしい電伝虫に言い放つ声にはその感情が少しだけ含まれているようだった
<フフフッ、お前分かってんのかァ?
目の前にいるヴェルゴを怒らせてはいねェかァ・・?>
その言葉と共に男性を見た私は思わず身震いをした
その人は怒りから身体を武装強化をさせ、濃い紫色に変色させている
<昔、覚えてるか?ヴェルゴをキレさせてどうなった?フフフ!トラウマだろう?そう簡単には消えねェ筈だ>
(昔・・?)
トラファルガーさんは昔ジョーカーって人の部下だったの・・?
「・・・・・・」
「そいつの覇気はてめェの切断能力すら防ぐぞ!」
男性が竹も強化させ、硬化を確かめるように床をへこませるように叩いているのを見ながらトラファルガーさんは掌から領域を出現させる
「いくぞ・・」
一声呟いた後、突進してくる男性へトラファルガーさんの刀が真横に振りかざされ胴体を真っ二つにした
"凄い・・・あ!"
トラファルガーさんの刀の切れ味はそこで留まらず、この部屋全体をも横一文字に両断されている
この様子だと研究所ごと斬られているように・・・
「頂上戦争から2年・・誰が、何を動かした?
お前は平静を守っただけ
白ひげは時代にケジメをつけただけ
海軍本部は新勢力を整えた」
大物達も仕掛けなかった。まるで・・準備をするかのように!
「あの戦争は"序章"に過ぎない
お前がいつも言ってたな‥手に終えねェうねりとともに、豪傑共の"新時代"がやって来る!」
歯車を壊したぞ…
「もう誰も・・引き返せねェ!」