第26話
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「ここだ」
皆と別れてトラファルガーさんが私を連れてきたのは必要最低限の物以外置いていないシンプルな部屋だった
"何もないね"
「研究所内の隅にある小部屋だからな
シーザーの目を盗んで何かを隠すにはうってつけだ」
アイツも、全部屋を把握してるなんて事はないだろうしな
といいながらトラファルガーさんは本棚の奥を探りオレンジ色の液体が入ったコップくらいの大きさのビンを取り出した
「待たせたな、これが例の薬だ」
"これが・・"
「ただし、この薬でお前の願いが完全に叶えられるってわけじゃねェ」
"え?"
棚の前に置かれたビンをまじまじと見ていた私はその言葉に驚くというよりは疑問に近い表情を浮かべる
「これを飲むとどうなるかって顔してるな
まずは身体全体に行き渡るまで多少時間がかかる
そのタイミングはいつになるかは俺にも判らねェが一定時間たった後、メイナが自分に強く念じればそれにこの薬の成分が反応し姿が変わる」
お前が望んだ"人間の姿"にな
「だがそれにも制限時間があり、それを過ぎるとその竜の姿に戻っちまう」
"じゃあ姿変えられるのはその一回だけって事なの?"
「姿は何度でも変化可能だ
ただ姿を変えられる時間と次に姿を変えられるまでにも間が必要だと言う事だな」
"十分なの!ありがとう♪"
ルフィと違って言葉が通じない代わりに満面の笑みを浮かべて頷くと、意思が伝わったのか・・・
「どういたしまして」
トラファルガーさんも私に笑い返してくれた
そして・・・
「早速飲んでみるか?
尻尾じゃ持てないだろうから手を貸してやる」
"あ、助かるの♪"
代わりにビンを持ってもらい一口…
その液体は言葉では言い表せない味をしていて思わず顔をしかめたけど
私は我慢して全部飲み干した
"ごちそうさまでした"
「飲みにくい味ですまなかったな
だが、ここでその時間まで待ってる余裕はない
すぐに移動を始める」
"うん!"
頷いた私を見てトラファルガーさんはすぐに扉を開けて歩き出す
「メイナは俺の近くにいろ
だが、SADと書かれた物がある広い空間へついた時は気配を消して物陰にひそめながら俺の心臓を取り返す手助けをしてほしい」
"分かったの!"
「言っておくが俺の心臓を持ってる奴は隙をあまり見せない奴だ用心しろ」
"了解!"
~~~~~~~~~~~~
(トラファルガーさんの言う通りだった・・・)
説明してくれた通りの場所に辿り着き、私がすぐに物陰に隠れた直後にやってきたあの白いコートを着た男性
その人がトラファルガーさんの心臓を持っているらしくさっきから取り返そうと戦闘を続けているけど・・
「ハァ・・・ハァ…"ROOM"!"シャンブルズ"!戻れ心臓!」
と息を切らせながらオペオペの実の能力を発動させる中、カツン・・・カツン・・と領域の中を男性が彼にゆっくりと近づいてくるのを見やりながら能力で心臓(らしきもの)を取り返すけど
心臓を手にしたのとほぼ同時に男性がトラファルガーさんを激しく蹴り飛ばし鉄柵に激突させる
「ガフッ!!」
勢いあまってトラファルガーさんの手元から離れた心臓は再び男性の手に戻り、心臓を握る手に力を入れられ「ウアアァァアア!」と身体にに激痛が走り絶叫する
この人・・・本当に隙もないし、とても強いの
(んなから心臓を奪う為に私はどう手助けをすれば…?)
「ハァ・・ハァ・・・」
トラファルガーさんがよろめきながら鉄柵に掴まり立ち上がったあとすぐに男性はモコモコ帽子も吹き飛ぶほどの重い拳で容赦なく彼を殴りつけ鉄柵にもたれかかりながらその人の顎下に手を伸ばし・・・
「"カウンターショック"」
と唱え激しい電気ショックが男性へダメージは与えられたものの、仕留めるまではいかなくて・・・
「ジョーカーから伝言がある
"残念だ"だそうだ」
と呟くようにいう
「へ・・シーザーから心臓を取り戻す算段はついていたのにお前だけは計算外だった、ヴェルゴ」
苦しみながらも不敵な笑みを浮かべて言ったトラファルガーさんの言葉が燗に触れたのか「"さん"だ!」と男性は心臓を握りつぶすつもりで手に力を込める
「ウアアァァアア!!」
やだ・・もうこれ以上トラファルガーさんの苦しそうな声聞きたくない・・・
でも、今もいい案が浮かばないし…!
と1人唸っていた時だった!
「…俺は今忙しいんだが、手伝ってくれるというわけではなさそうだな・・・・」
スモーカー君
皆と別れてトラファルガーさんが私を連れてきたのは必要最低限の物以外置いていないシンプルな部屋だった
"何もないね"
「研究所内の隅にある小部屋だからな
シーザーの目を盗んで何かを隠すにはうってつけだ」
アイツも、全部屋を把握してるなんて事はないだろうしな
といいながらトラファルガーさんは本棚の奥を探りオレンジ色の液体が入ったコップくらいの大きさのビンを取り出した
「待たせたな、これが例の薬だ」
"これが・・"
「ただし、この薬でお前の願いが完全に叶えられるってわけじゃねェ」
"え?"
棚の前に置かれたビンをまじまじと見ていた私はその言葉に驚くというよりは疑問に近い表情を浮かべる
「これを飲むとどうなるかって顔してるな
まずは身体全体に行き渡るまで多少時間がかかる
そのタイミングはいつになるかは俺にも判らねェが一定時間たった後、メイナが自分に強く念じればそれにこの薬の成分が反応し姿が変わる」
お前が望んだ"人間の姿"にな
「だがそれにも制限時間があり、それを過ぎるとその竜の姿に戻っちまう」
"じゃあ姿変えられるのはその一回だけって事なの?"
「姿は何度でも変化可能だ
ただ姿を変えられる時間と次に姿を変えられるまでにも間が必要だと言う事だな」
"十分なの!ありがとう♪"
ルフィと違って言葉が通じない代わりに満面の笑みを浮かべて頷くと、意思が伝わったのか・・・
「どういたしまして」
トラファルガーさんも私に笑い返してくれた
そして・・・
「早速飲んでみるか?
尻尾じゃ持てないだろうから手を貸してやる」
"あ、助かるの♪"
代わりにビンを持ってもらい一口…
その液体は言葉では言い表せない味をしていて思わず顔をしかめたけど
私は我慢して全部飲み干した
"ごちそうさまでした"
「飲みにくい味ですまなかったな
だが、ここでその時間まで待ってる余裕はない
すぐに移動を始める」
"うん!"
頷いた私を見てトラファルガーさんはすぐに扉を開けて歩き出す
「メイナは俺の近くにいろ
だが、SADと書かれた物がある広い空間へついた時は気配を消して物陰にひそめながら俺の心臓を取り返す手助けをしてほしい」
"分かったの!"
「言っておくが俺の心臓を持ってる奴は隙をあまり見せない奴だ用心しろ」
"了解!"
~~~~~~~~~~~~
(トラファルガーさんの言う通りだった・・・)
説明してくれた通りの場所に辿り着き、私がすぐに物陰に隠れた直後にやってきたあの白いコートを着た男性
その人がトラファルガーさんの心臓を持っているらしくさっきから取り返そうと戦闘を続けているけど・・
「ハァ・・・ハァ…"ROOM"!"シャンブルズ"!戻れ心臓!」
と息を切らせながらオペオペの実の能力を発動させる中、カツン・・・カツン・・と領域の中を男性が彼にゆっくりと近づいてくるのを見やりながら能力で心臓(らしきもの)を取り返すけど
心臓を手にしたのとほぼ同時に男性がトラファルガーさんを激しく蹴り飛ばし鉄柵に激突させる
「ガフッ!!」
勢いあまってトラファルガーさんの手元から離れた心臓は再び男性の手に戻り、心臓を握る手に力を入れられ「ウアアァァアア!」と身体にに激痛が走り絶叫する
この人・・・本当に隙もないし、とても強いの
(んなから心臓を奪う為に私はどう手助けをすれば…?)
「ハァ・・ハァ・・・」
トラファルガーさんがよろめきながら鉄柵に掴まり立ち上がったあとすぐに男性はモコモコ帽子も吹き飛ぶほどの重い拳で容赦なく彼を殴りつけ鉄柵にもたれかかりながらその人の顎下に手を伸ばし・・・
「"カウンターショック"」
と唱え激しい電気ショックが男性へダメージは与えられたものの、仕留めるまではいかなくて・・・
「ジョーカーから伝言がある
"残念だ"だそうだ」
と呟くようにいう
「へ・・シーザーから心臓を取り戻す算段はついていたのにお前だけは計算外だった、ヴェルゴ」
苦しみながらも不敵な笑みを浮かべて言ったトラファルガーさんの言葉が燗に触れたのか「"さん"だ!」と男性は心臓を握りつぶすつもりで手に力を込める
「ウアアァァアア!!」
やだ・・もうこれ以上トラファルガーさんの苦しそうな声聞きたくない・・・
でも、今もいい案が浮かばないし…!
と1人唸っていた時だった!
「…俺は今忙しいんだが、手伝ってくれるというわけではなさそうだな・・・・」
スモーカー君