第26話
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「反撃するって?」
「ああ・・さっさと片付けよう」
「!」
「この中で誰か物を燃やせる奴は?
いなきゃ別にいいが」
「火ならフランキーだ!」
「向かって右下の軍艦を燃やせるか?」
短く問いかけたトラファルガーさんの言葉に答え指示された通りの軍艦を燃やしたフランキー
その後燃えた影響でたった煙が牢屋を包み込む
「・・・さて」
「「え!?」」
「これで映像電伝虫には映らねェ・・すぐにはバレずに済みそうだ・・」
ジャラっ!!と聞こえてきた音とさっきよりでているトラファルガーさんの声
どうやらあの鎖を何とかしたみたい
「何だお前・・どうやって"海楼石"の鎖取ったんだ!?」
「なに、初めから俺のはただの鎖だ
能力で簡単に解ける」
「「Σえェ!?」」
「俺が何ヶ月ここにいたと思ってんだ?
いざって時にすり替えられるように普通の鎖を研究所内にいくつも用意しておいた」
何かの間違いで俺が捕まった時"海楼石"だけは避けられるようにな
と説明しているトラファルガーさんは今私達が引き起こそうとしている事に本気で、その為に色々と考えて来たんだということが判る
"(それをルフィがどんどん崩していっちゃってるのよね・・性格上仕方ないって普通なら思うんだけど・・)ん?"
考え事してしまったので解けてしまった覇気で聞こえにくくなった牢屋の中から「きゃー!!」と女性の悲鳴が聞こえ、その後もその声の人が何か言っているのが聞こえる
"・・・とりあえずルフィ達が入れる場所作らないと"
私はするに壁に向かってアイアンテールと覇気を使い円形状に穴をあけるとその取れた部分が落ちる音がしないようにソウッとおろす
するとそれに気付いたのかあの半透明の円形が私と牢屋を包み、次の瞬間にはトラファルガーさんが私の目の前に現れた
"トラファルガーさん!入り口を作ったの"
「ああ、お蔭で助かったよ」
「メイナ~!お前も無事でぶっ!!」
いつものように声を張って私の元へ来たルフィを尻尾で思いきり叩いた!
ちゃんと室内へ入るよう殴ったので大人しくルフィはその方へ飛んでいき、今の光景を見た海兵さんやロビンは目を見開く
"ルフィ!トラファルガーさんの計画に協力し合うって言ったでしょ!?"
「メイナ・・」
"ここにいる間ずっと考えて来たもの・・それを今ルフィが壊していってるの!
そんなことしちゃダメ!"
「もしかしてメイナは、貴方の事で怒ってるんじゃないかしら?」
「!」
"ルフィだって、大切なもの壊されたら怒るでしょ?
だったら言う事聞いてあげて!"
最後まで言い切った私に「ああ、そうだな‥すまねェ」と起き上がりながら言ったルフィ
"協力するんでしょ?だったらちゃんとしなきゃ"
「ああ、メイナの言う通りだ」
「・・倉庫にいた時から疑問だったが、麦わら屋はメイナの言うことが判るのか?」
「彼だけじゃないわ、ゾロとサンジの2人も判るみたい
彼女の言葉が人の言葉として聴くには"何か条件"があるんじゃないかしら」
「ああ!ちゃんとあるぞ?」
私がルフィを尻尾で殴った場所を同じ尻尾で撫でていると後ろから聞こえてきた会話に気付いた彼が答える
「その条件はなんだ?」
「簡単だ・・"覇気が使える"事と"メイナとすんげ~仲良しか"だ!」
"ルフィ、その答え方はトラファルガーさんには判りにくいの"
「そうか?分かんねェけどトラ男なら大丈夫だろ♪」
「2つ目は判るか・・!」
"とにかく研究所の中に
ゾロ達の入る入り口も開けて閉めないと"
飽きれるように溜息交じりに言ったトラファルガーさんに少し同情しながらも私はこの中で唯一言葉が通じるルフィに声をかける
「そうだな、ケムリンの仲間も一緒にいたから助けてやらねーとな!
あの入り口はどこだ?」
「モニターから見えた景色からしてあっちだな
シャッターの開閉レバーも近くにあるだろう」
「じゃあそこへ急ごう!」
~~~~~~~~~~~~~
ズズゥ・・ン!!
「うおー!シャッターが開いたぞー!」
「何でか知らねェがやったー!」
「誰がレバーを触った!?」
「侵入者だ!あそこ・・」
「「「え~~!!?」」」
「「「ロー!麦わら!!スモーカー!!?」」」
「あいつら"M"に捕まったはずじゃ・・!」
とシャッターへと駆け込もうとする人たちは開閉レバーの傍に佇む面々を見て驚きつつも自分の命欲しさに研究所内へ入っていく
「ししし!楽しくなってきた!」
「ある程度入ったな‥閉めるぞ?」
"・・!トラファルガーさん、待って!"
遅く閉めていると己の命が危うくなるのですぐに閉めようとレバーを上げようとしたローに言ってシャッターから外へ飛んでいく細長い竜
「アイツ、一体何しに・・!」
「見ろ!ゾロ達だ!
あいつらに気付いてトラ男を止めたんだ!」
その竜はシャッターから外の少し離れた場所からこっちへ走ってきている下半身がわにのような姿をした大男に何かを言うと・・・
"ん~しょっ!"
ドガッ!!
「痛っだあァ!!?」
自分の尻尾を鋼のように固くしてそのワニ人間の下半身を思い切り殴り飛ばしシャッターの中へ投げ込むとすぐに竜も室内へ入っていく
"これで全員なの♪"
「ああ!これで揃ったな!
おーし、暴れるぞォ!!」
「ここにいる全員に話しておくが、八方毒ガスに囲まれたこの研究所から外気に触れず直接海へ脱出できる通路が一本だけある!」
"R棟66"と書かれた巨大な扉がそうだ!
俺は殺戮の趣味はねェが猶予は2時間!それ以上この研究所内にいる奴に
「命の保証は出来ねェ!」
「「「えぇっ!?」」」
ガスのような物から逃げた先にいたおかげで海兵やルフィの仲間たちの注目を浴びているのをいいタイミングだと思ったのか、これからの行動について大切なことを話してくれたトラファルガーさん
「研究所、どうにかなんのか?」
「どうなるかわからねェ事をするだけだ
それと、お前んトコの船医は別行動をさせてある。どこかで会う筈だ
あとメイナとの件はこれから向かう」
"!"
いよいよなの♪
トラファルガーさんの言葉を聞いて私は思わず尻尾を振る
「だからその件が終わったあとのコイツへの指示は俺に任せてほしい」
「ああ、わかった!
とにかく行くぞシーザー!!もう息なんか止められねェ!ブッ飛ばして誘拐してやる!」
「"Gー5"お前らは誘拐されたガキ共を回収しつつ"Rー66"の扉を目指せ!港のタンカーを奪い!パンクハザードから脱出する!」
と話し終わると同時に駆け出していくルフィと部下に指示を出すスモーカーなどと、それぞれの目的を持った行動を開始した
「ああ・・さっさと片付けよう」
「!」
「この中で誰か物を燃やせる奴は?
いなきゃ別にいいが」
「火ならフランキーだ!」
「向かって右下の軍艦を燃やせるか?」
短く問いかけたトラファルガーさんの言葉に答え指示された通りの軍艦を燃やしたフランキー
その後燃えた影響でたった煙が牢屋を包み込む
「・・・さて」
「「え!?」」
「これで映像電伝虫には映らねェ・・すぐにはバレずに済みそうだ・・」
ジャラっ!!と聞こえてきた音とさっきよりでているトラファルガーさんの声
どうやらあの鎖を何とかしたみたい
「何だお前・・どうやって"海楼石"の鎖取ったんだ!?」
「なに、初めから俺のはただの鎖だ
能力で簡単に解ける」
「「Σえェ!?」」
「俺が何ヶ月ここにいたと思ってんだ?
いざって時にすり替えられるように普通の鎖を研究所内にいくつも用意しておいた」
何かの間違いで俺が捕まった時"海楼石"だけは避けられるようにな
と説明しているトラファルガーさんは今私達が引き起こそうとしている事に本気で、その為に色々と考えて来たんだということが判る
"(それをルフィがどんどん崩していっちゃってるのよね・・性格上仕方ないって普通なら思うんだけど・・)ん?"
考え事してしまったので解けてしまった覇気で聞こえにくくなった牢屋の中から「きゃー!!」と女性の悲鳴が聞こえ、その後もその声の人が何か言っているのが聞こえる
"・・・とりあえずルフィ達が入れる場所作らないと"
私はするに壁に向かってアイアンテールと覇気を使い円形状に穴をあけるとその取れた部分が落ちる音がしないようにソウッとおろす
するとそれに気付いたのかあの半透明の円形が私と牢屋を包み、次の瞬間にはトラファルガーさんが私の目の前に現れた
"トラファルガーさん!入り口を作ったの"
「ああ、お蔭で助かったよ」
「メイナ~!お前も無事でぶっ!!」
いつものように声を張って私の元へ来たルフィを尻尾で思いきり叩いた!
ちゃんと室内へ入るよう殴ったので大人しくルフィはその方へ飛んでいき、今の光景を見た海兵さんやロビンは目を見開く
"ルフィ!トラファルガーさんの計画に協力し合うって言ったでしょ!?"
「メイナ・・」
"ここにいる間ずっと考えて来たもの・・それを今ルフィが壊していってるの!
そんなことしちゃダメ!"
「もしかしてメイナは、貴方の事で怒ってるんじゃないかしら?」
「!」
"ルフィだって、大切なもの壊されたら怒るでしょ?
だったら言う事聞いてあげて!"
最後まで言い切った私に「ああ、そうだな‥すまねェ」と起き上がりながら言ったルフィ
"協力するんでしょ?だったらちゃんとしなきゃ"
「ああ、メイナの言う通りだ」
「・・倉庫にいた時から疑問だったが、麦わら屋はメイナの言うことが判るのか?」
「彼だけじゃないわ、ゾロとサンジの2人も判るみたい
彼女の言葉が人の言葉として聴くには"何か条件"があるんじゃないかしら」
「ああ!ちゃんとあるぞ?」
私がルフィを尻尾で殴った場所を同じ尻尾で撫でていると後ろから聞こえてきた会話に気付いた彼が答える
「その条件はなんだ?」
「簡単だ・・"覇気が使える"事と"メイナとすんげ~仲良しか"だ!」
"ルフィ、その答え方はトラファルガーさんには判りにくいの"
「そうか?分かんねェけどトラ男なら大丈夫だろ♪」
「2つ目は判るか・・!」
"とにかく研究所の中に
ゾロ達の入る入り口も開けて閉めないと"
飽きれるように溜息交じりに言ったトラファルガーさんに少し同情しながらも私はこの中で唯一言葉が通じるルフィに声をかける
「そうだな、ケムリンの仲間も一緒にいたから助けてやらねーとな!
あの入り口はどこだ?」
「モニターから見えた景色からしてあっちだな
シャッターの開閉レバーも近くにあるだろう」
「じゃあそこへ急ごう!」
~~~~~~~~~~~~~
ズズゥ・・ン!!
「うおー!シャッターが開いたぞー!」
「何でか知らねェがやったー!」
「誰がレバーを触った!?」
「侵入者だ!あそこ・・」
「「「え~~!!?」」」
「「「ロー!麦わら!!スモーカー!!?」」」
「あいつら"M"に捕まったはずじゃ・・!」
とシャッターへと駆け込もうとする人たちは開閉レバーの傍に佇む面々を見て驚きつつも自分の命欲しさに研究所内へ入っていく
「ししし!楽しくなってきた!」
「ある程度入ったな‥閉めるぞ?」
"・・!トラファルガーさん、待って!"
遅く閉めていると己の命が危うくなるのですぐに閉めようとレバーを上げようとしたローに言ってシャッターから外へ飛んでいく細長い竜
「アイツ、一体何しに・・!」
「見ろ!ゾロ達だ!
あいつらに気付いてトラ男を止めたんだ!」
その竜はシャッターから外の少し離れた場所からこっちへ走ってきている下半身がわにのような姿をした大男に何かを言うと・・・
"ん~しょっ!"
ドガッ!!
「痛っだあァ!!?」
自分の尻尾を鋼のように固くしてそのワニ人間の下半身を思い切り殴り飛ばしシャッターの中へ投げ込むとすぐに竜も室内へ入っていく
"これで全員なの♪"
「ああ!これで揃ったな!
おーし、暴れるぞォ!!」
「ここにいる全員に話しておくが、八方毒ガスに囲まれたこの研究所から外気に触れず直接海へ脱出できる通路が一本だけある!」
"R棟66"と書かれた巨大な扉がそうだ!
俺は殺戮の趣味はねェが猶予は2時間!それ以上この研究所内にいる奴に
「命の保証は出来ねェ!」
「「「えぇっ!?」」」
ガスのような物から逃げた先にいたおかげで海兵やルフィの仲間たちの注目を浴びているのをいいタイミングだと思ったのか、これからの行動について大切なことを話してくれたトラファルガーさん
「研究所、どうにかなんのか?」
「どうなるかわからねェ事をするだけだ
それと、お前んトコの船医は別行動をさせてある。どこかで会う筈だ
あとメイナとの件はこれから向かう」
"!"
いよいよなの♪
トラファルガーさんの言葉を聞いて私は思わず尻尾を振る
「だからその件が終わったあとのコイツへの指示は俺に任せてほしい」
「ああ、わかった!
とにかく行くぞシーザー!!もう息なんか止められねェ!ブッ飛ばして誘拐してやる!」
「"Gー5"お前らは誘拐されたガキ共を回収しつつ"Rー66"の扉を目指せ!港のタンカーを奪い!パンクハザードから脱出する!」
と話し終わると同時に駆け出していくルフィと部下に指示を出すスモーカーなどと、それぞれの目的を持った行動を開始した