第25話
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空を飛んで島を回っていると暑い炎の島から一変して吹雪が止まない中雪山がそびえ立っている雪の島が見えてきた
"あれ?1つの島に雪と炎の島?
これも新世界の影響なのかな?"
どう見ても収まりそうにない吹雪を見て私は身体を震わせる
"私姿代わってから少し寒いの苦手になったんだけどな~・・ん?"
「フフフ・・・」
いつからいたのか空を飛ぶ私の隣に並んで飛んでいる両腕と足が鳥のようになっているナミに似た髪型の女性がこっちをみて笑っている
"あ、えと・・こんにちは?"
「ええ、こんにちは」
"!私の言葉分かるの?"
「分かるわよ?だって私"人面鳥(ハーピー)"だもの♪」
"ハーピー?"
よくわからないけど手足が鳥だから私の言葉を判ってくれてるみたい…
「それより貴女・・寒そうね・・・」
"寒さには少し弱いの
水の冷たさには平気なんだけど
この吹雪が少しでも止んでくれたら嬉しいの・・・"
「止ませてあげましょうか?」
"へ?"
その言葉に首を傾げる私に彼女はまた「ふふふ」と笑って両翼を大きく広げるとみるみるうちに吹雪が止んでいった!
"わぁ!吹雪が止んだの!"
「凄い?」
"うん!凄いし助かったの!ありがと♪"
喜びながら礼を言うと恥ずかしそうに顔を赤くしながら翼でその顔を隠した
恥ずかしがり屋さんなの♪
「ところで貴女はどうしてここを飛んでいるの?」
"この島がどんな島なのか気になって飛び回ってるの。駄目だった?"
「普通の人ならすぐに追い出すのだけど
貴女なら特別に許可するわ」
"ほんと!?"
「ええ♪」
"ジョーカー"のお気に入りの貴女はね?
"?何か言ったの?"
「ふふ。いえ、何も言ってないわ
探索、楽しんで?この島はきっと飽きる事がないと思うから」
"うん、ありがとなの♪"
そう言って私はその女性(?)と別れて雪の島へと向かう
魚人だけじゃなくて鳥人間も私の言葉が解るのね。思ったより解ってくれる人が多そうでよかった~
解ってくれる人が全くいなかった"偉大なる航路"前半とは違う新世界の人達にありがたく思いながら飛んでいると、吹雪とは違う。やや穏やかな風が吹いてきて・・・
"Σ!?"
私の鼻に嗅いだ覚えのある匂いが通り抜けていった
"この匂い・・・もし本当なら"あの人"がこの島にいる!"
私はこの匂いを辿るように飛んでいくと少し遠くだけど彼女が吹雪を止めてない範囲なのかふぶいている場所に帽子の形は違うけど見覚えのある柄をしたものを被っている高身長の男性がどこかへ歩いていっているのが見えた
その男性の目の前には黄色いシマシマのつなぎのようなものを頭から着ている人が立ってその人に話しかけている
"今は吹雪で匂いが判らないけど、もしかしたら・・あ!"
空からその様子を眺めていると見覚えのある半透明の球体が彼らを包み込んだ状態で現れ、一瞬にしてそのシマシマの人達はバラバラにされていた
それを見て私は確信した!
"あの人だ!"
「どこへ行こうと、俺の自由だ」
俺は麦わら屋がいると情報を受けた場所へ向かうべく見回りの奴らをバラす
アイツは2年前と変わらず、騒ぎを起こす元凶の塊らしい
「だが今回はタイミングがいい
麦わら屋には協力をして貰う」
"お~~い!"
「俺の目的の為・・一時的に同盟でも組むか・・・」
"トラファルガーさ~ん!"
「・・・あ?」
吹雪の中、この島には生息しねェ生き物の鳴き声に気付き進めていた足を止めると同時に俺は"彼女の存在"を思い出す
「そういや、麦わら屋の一味だったな・・・
メイナ」
"トラファルガーさんっ♪"
シュルルっ!!
と後ろへ振り返った俺に細長い身体を絡ませてきたメイナ
力加減をしてくれてるお蔭で痛くはねェ
「久しぶりだな」
"トラファルガーさんっ!会いたかったの♪"
「・・・」
"・・あ"
何を思ったのか俺から離れると少し申し訳なさそうに頭を俯かせたメイナ
こいつの性格上、今考えてる事は・・・
「悪いな、お前の言葉はまだ理解出来ねェ」
"やっぱり・・"
「(図星みてェだな)だが、お前との約束を果たすことは可能だ」
"!本当?じゃあ・・"
メイナの口から聞こえてくる声は竜族特有の鳴き声だが、性格をある程度把握していれば何を伝えようとしてんのかは分かる
だから・・
「話は略すが、ここにいる俺の立場で少し厄介事があってな‥その手助けをしてくれるなら"2年前、お前が望んだもの"をやるよ」
"協力する!トラファルガーさんの力になるの!"
「くくく・・話が早くて助かる」
言葉が通じてなくてもメイナと会話を成立させることは可能だ
「まずはその話をする為に麦わら屋達と合流する
お前もついて来い」
"はいなの!"
頷いたメイナをみたあと止めていた足を進ませるとすぐ後ろからついて来る
「本当にコイツは、麦わら屋のクルーには勿体無ェな・・・」
"あれ?1つの島に雪と炎の島?
これも新世界の影響なのかな?"
どう見ても収まりそうにない吹雪を見て私は身体を震わせる
"私姿代わってから少し寒いの苦手になったんだけどな~・・ん?"
「フフフ・・・」
いつからいたのか空を飛ぶ私の隣に並んで飛んでいる両腕と足が鳥のようになっているナミに似た髪型の女性がこっちをみて笑っている
"あ、えと・・こんにちは?"
「ええ、こんにちは」
"!私の言葉分かるの?"
「分かるわよ?だって私"人面鳥(ハーピー)"だもの♪」
"ハーピー?"
よくわからないけど手足が鳥だから私の言葉を判ってくれてるみたい…
「それより貴女・・寒そうね・・・」
"寒さには少し弱いの
水の冷たさには平気なんだけど
この吹雪が少しでも止んでくれたら嬉しいの・・・"
「止ませてあげましょうか?」
"へ?"
その言葉に首を傾げる私に彼女はまた「ふふふ」と笑って両翼を大きく広げるとみるみるうちに吹雪が止んでいった!
"わぁ!吹雪が止んだの!"
「凄い?」
"うん!凄いし助かったの!ありがと♪"
喜びながら礼を言うと恥ずかしそうに顔を赤くしながら翼でその顔を隠した
恥ずかしがり屋さんなの♪
「ところで貴女はどうしてここを飛んでいるの?」
"この島がどんな島なのか気になって飛び回ってるの。駄目だった?"
「普通の人ならすぐに追い出すのだけど
貴女なら特別に許可するわ」
"ほんと!?"
「ええ♪」
"ジョーカー"のお気に入りの貴女はね?
"?何か言ったの?"
「ふふ。いえ、何も言ってないわ
探索、楽しんで?この島はきっと飽きる事がないと思うから」
"うん、ありがとなの♪"
そう言って私はその女性(?)と別れて雪の島へと向かう
魚人だけじゃなくて鳥人間も私の言葉が解るのね。思ったより解ってくれる人が多そうでよかった~
解ってくれる人が全くいなかった"偉大なる航路"前半とは違う新世界の人達にありがたく思いながら飛んでいると、吹雪とは違う。やや穏やかな風が吹いてきて・・・
"Σ!?"
私の鼻に嗅いだ覚えのある匂いが通り抜けていった
"この匂い・・・もし本当なら"あの人"がこの島にいる!"
私はこの匂いを辿るように飛んでいくと少し遠くだけど彼女が吹雪を止めてない範囲なのかふぶいている場所に帽子の形は違うけど見覚えのある柄をしたものを被っている高身長の男性がどこかへ歩いていっているのが見えた
その男性の目の前には黄色いシマシマのつなぎのようなものを頭から着ている人が立ってその人に話しかけている
"今は吹雪で匂いが判らないけど、もしかしたら・・あ!"
空からその様子を眺めていると見覚えのある半透明の球体が彼らを包み込んだ状態で現れ、一瞬にしてそのシマシマの人達はバラバラにされていた
それを見て私は確信した!
"あの人だ!"
「どこへ行こうと、俺の自由だ」
俺は麦わら屋がいると情報を受けた場所へ向かうべく見回りの奴らをバラす
アイツは2年前と変わらず、騒ぎを起こす元凶の塊らしい
「だが今回はタイミングがいい
麦わら屋には協力をして貰う」
"お~~い!"
「俺の目的の為・・一時的に同盟でも組むか・・・」
"トラファルガーさ~ん!"
「・・・あ?」
吹雪の中、この島には生息しねェ生き物の鳴き声に気付き進めていた足を止めると同時に俺は"彼女の存在"を思い出す
「そういや、麦わら屋の一味だったな・・・
メイナ」
"トラファルガーさんっ♪"
シュルルっ!!
と後ろへ振り返った俺に細長い身体を絡ませてきたメイナ
力加減をしてくれてるお蔭で痛くはねェ
「久しぶりだな」
"トラファルガーさんっ!会いたかったの♪"
「・・・」
"・・あ"
何を思ったのか俺から離れると少し申し訳なさそうに頭を俯かせたメイナ
こいつの性格上、今考えてる事は・・・
「悪いな、お前の言葉はまだ理解出来ねェ」
"やっぱり・・"
「(図星みてェだな)だが、お前との約束を果たすことは可能だ」
"!本当?じゃあ・・"
メイナの口から聞こえてくる声は竜族特有の鳴き声だが、性格をある程度把握していれば何を伝えようとしてんのかは分かる
だから・・
「話は略すが、ここにいる俺の立場で少し厄介事があってな‥その手助けをしてくれるなら"2年前、お前が望んだもの"をやるよ」
"協力する!トラファルガーさんの力になるの!"
「くくく・・話が早くて助かる」
言葉が通じてなくてもメイナと会話を成立させることは可能だ
「まずはその話をする為に麦わら屋達と合流する
お前もついて来い」
"はいなの!"
頷いたメイナをみたあと止めていた足を進ませるとすぐ後ろからついて来る
「本当にコイツは、麦わら屋のクルーには勿体無ェな・・・」