第22話
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「早く海へ出なくてはシャボンが割れてしまいます」
"ごめんねしらほし、瞬間移動できる技は覚えてなくて・・・"
「お気になさらないでください」
小さく首を振りながら答えるとしらほしは頭の中で何か考え事をしているのか無言になったあと思いついたようにハッとなって
「メイナ様、こちらへ!」
"うん!"
と進む方向を変えたしらほしに頷いてついて行き始めた途端後ろから「ぎゃーー!!」「ぐわぁーー!!」と何かに苦しむ声が下から聞こえて来たので思わずその声の方を向くと
ノアがしらほしへ向かうのを少しでも止めようと魚人島の住民達が鎖を引っ張っているのをその鎖に乗っているホーディがあの水の銃弾のようなもので撃ち落としていた!
「皆様・・・」
"ホーディ、何て事を・・・"
「あんにゃろ~!!」
怒りが沸き上がって来ていた私の耳に聞こえた声に気が付くとホーディとは別の鎖にルフィがいてやられていく住民達を見て怒りを露わにしていた
「!やっぱり、竜宮城への出入り口が開いたまま!突入しますよ!」
"わかった!"
私達がやって来た竜宮城からの水路を通り広場の空気を抜けると広い海の中へ飛び出る
振り返ってみるとしらほしが向かう先にしっかりとついて来る舟
(本当にしらほしが"マト"なんだ・・・)
「バホホホ!
し~ら~ほ~し~!」
"あ!"
「自由はどうだ?
10年間お前を守り続けた硬殻塔の壁はもうないぞ!」
ノアから逃げ続けているしらほしにあの独特な笑い声が聞こえてきたけど、今度は甲板にいるのをしっかりと確認できた
「最後にもう一度チャンスをやろうかしらほし!
YESならば今からでも命を助けよう
おれと結婚しろォ~!」
「どうかお許しくださいませデッケン様
タイプじゃないんです!」
"こう言う話は全然知らないけど
そんな風に強引にさせようとする人は嫌いなの!"
デッケンが再びしらほしに向かって投げつけた数本の短刀を私はさっきと同じように壊して彼女を守った直後!
「お前との結婚なんかおいら達が認めるか!」
「我らのたった1人の妹!
指1本触れさせんぞデッケン!」
「マンボシお兄様!リュウボシお兄様!ホエ様!」
"ん?しらほしの兄妹?"
しらほしのすぐ後ろに立ち、デッケンへ警戒態勢を取る2人の人魚少し小柄なクジラ
彼女が呼んだ名前で彼らが私達にとって味方だと言う事を知って少し安心する
「そうだとも!
今まで妹を守ってくれてありがとう!」
「おれ達の紹介は後だ!
父曰くあのノアは傷付ける事も許されぬ舟ラシド!」
"なら山みたいな所を避けて泳がないと!"
「ではどこへ逃げれば!?」
「上だ!海底は障害物が多すぎる!
君は引き続き妹を頼む」
おれ達はデッケンを討ち取るぞ!
~~~~~~~~~~~~
そうしらほしの兄が言ってから数分も経たずにデッケンはホーディによって殺され、能力が解けたノアは真っ直ぐ、ゆっくりと広場のあるシャボンへと落下していく!
「邪魔だ貴様らァ~!!」
「ぐあァ!!」
「お兄様方ぁ~~!!」
2人の戦うスピードが凄く遅く感じるほどホーディの攻撃速度はとても早くて、一撃で倒し終えた彼はしらほしを視界に入れた
「しらほし逃げろォ!全速力で!」
「あっ!」
「世界最速人魚族の遊泳速度も
今の俺には通用しねェ!」
"しらほしを・・離せっ!"
「Σぐっ!」
必死に逃げようとするもすぐに捕まってしまったしらほしを助けようとすぐさまアイアンテールより力を込めやすいドラゴンダイブを思いっきりホーディにぶつける!
なのにこの人は少しの距離と小さい呻き声だけで済ませてしまった
"こんなに力の差が・・!?"
「メイナっ!」
"!"
私を呼びかけるその凄く聞きなれた声でその先の言葉を理解しすぐにその場からよけた瞬間「"蛇銃(スネークショット)"」という言葉と同時にクネクネとうねった腕がホーディをとらえ、メキメキと軋んだ音が鳴る程掴んだ手の指に力を入れているルフィと彼を乗せている私の身体の色に似た髪色をした人魚の男性が私達の元へやって来た
「やっぱ威力落ちるなー」
「ルフィ様!フカボシお兄様っ!」
「すまない、少々準備で遅くなった」
"ルフィ・・私、全力でやったのに・・・"
「ああ、前に見た時よりも威力増してる」
攻撃したことで実感してしまった自分との力の差に落ち込む私を褒めて慰めてくれるルフィと「あの桁違いの力は禁断の薬を用いている結果。心配せずとも君は強い」と優しい言葉を言ってくれたフカボシさん
「ここは深海だぞ下等種族!
お前に勝ち目はねェ!」
しらほしも!魚人島も、てめェの仲間たちも!
「お前ごときにゃ何も守れねェんだよ!」
「いいや・・全部守る!
その為の"2年"だったんだ!」
"ごめんねしらほし、瞬間移動できる技は覚えてなくて・・・"
「お気になさらないでください」
小さく首を振りながら答えるとしらほしは頭の中で何か考え事をしているのか無言になったあと思いついたようにハッとなって
「メイナ様、こちらへ!」
"うん!"
と進む方向を変えたしらほしに頷いてついて行き始めた途端後ろから「ぎゃーー!!」「ぐわぁーー!!」と何かに苦しむ声が下から聞こえて来たので思わずその声の方を向くと
ノアがしらほしへ向かうのを少しでも止めようと魚人島の住民達が鎖を引っ張っているのをその鎖に乗っているホーディがあの水の銃弾のようなもので撃ち落としていた!
「皆様・・・」
"ホーディ、何て事を・・・"
「あんにゃろ~!!」
怒りが沸き上がって来ていた私の耳に聞こえた声に気が付くとホーディとは別の鎖にルフィがいてやられていく住民達を見て怒りを露わにしていた
「!やっぱり、竜宮城への出入り口が開いたまま!突入しますよ!」
"わかった!"
私達がやって来た竜宮城からの水路を通り広場の空気を抜けると広い海の中へ飛び出る
振り返ってみるとしらほしが向かう先にしっかりとついて来る舟
(本当にしらほしが"マト"なんだ・・・)
「バホホホ!
し~ら~ほ~し~!」
"あ!"
「自由はどうだ?
10年間お前を守り続けた硬殻塔の壁はもうないぞ!」
ノアから逃げ続けているしらほしにあの独特な笑い声が聞こえてきたけど、今度は甲板にいるのをしっかりと確認できた
「最後にもう一度チャンスをやろうかしらほし!
YESならば今からでも命を助けよう
おれと結婚しろォ~!」
「どうかお許しくださいませデッケン様
タイプじゃないんです!」
"こう言う話は全然知らないけど
そんな風に強引にさせようとする人は嫌いなの!"
デッケンが再びしらほしに向かって投げつけた数本の短刀を私はさっきと同じように壊して彼女を守った直後!
「お前との結婚なんかおいら達が認めるか!」
「我らのたった1人の妹!
指1本触れさせんぞデッケン!」
「マンボシお兄様!リュウボシお兄様!ホエ様!」
"ん?しらほしの兄妹?"
しらほしのすぐ後ろに立ち、デッケンへ警戒態勢を取る2人の人魚少し小柄なクジラ
彼女が呼んだ名前で彼らが私達にとって味方だと言う事を知って少し安心する
「そうだとも!
今まで妹を守ってくれてありがとう!」
「おれ達の紹介は後だ!
父曰くあのノアは傷付ける事も許されぬ舟ラシド!」
"なら山みたいな所を避けて泳がないと!"
「ではどこへ逃げれば!?」
「上だ!海底は障害物が多すぎる!
君は引き続き妹を頼む」
おれ達はデッケンを討ち取るぞ!
~~~~~~~~~~~~
そうしらほしの兄が言ってから数分も経たずにデッケンはホーディによって殺され、能力が解けたノアは真っ直ぐ、ゆっくりと広場のあるシャボンへと落下していく!
「邪魔だ貴様らァ~!!」
「ぐあァ!!」
「お兄様方ぁ~~!!」
2人の戦うスピードが凄く遅く感じるほどホーディの攻撃速度はとても早くて、一撃で倒し終えた彼はしらほしを視界に入れた
「しらほし逃げろォ!全速力で!」
「あっ!」
「世界最速人魚族の遊泳速度も
今の俺には通用しねェ!」
"しらほしを・・離せっ!"
「Σぐっ!」
必死に逃げようとするもすぐに捕まってしまったしらほしを助けようとすぐさまアイアンテールより力を込めやすいドラゴンダイブを思いっきりホーディにぶつける!
なのにこの人は少しの距離と小さい呻き声だけで済ませてしまった
"こんなに力の差が・・!?"
「メイナっ!」
"!"
私を呼びかけるその凄く聞きなれた声でその先の言葉を理解しすぐにその場からよけた瞬間「"蛇銃(スネークショット)"」という言葉と同時にクネクネとうねった腕がホーディをとらえ、メキメキと軋んだ音が鳴る程掴んだ手の指に力を入れているルフィと彼を乗せている私の身体の色に似た髪色をした人魚の男性が私達の元へやって来た
「やっぱ威力落ちるなー」
「ルフィ様!フカボシお兄様っ!」
「すまない、少々準備で遅くなった」
"ルフィ・・私、全力でやったのに・・・"
「ああ、前に見た時よりも威力増してる」
攻撃したことで実感してしまった自分との力の差に落ち込む私を褒めて慰めてくれるルフィと「あの桁違いの力は禁断の薬を用いている結果。心配せずとも君は強い」と優しい言葉を言ってくれたフカボシさん
「ここは深海だぞ下等種族!
お前に勝ち目はねェ!」
しらほしも!魚人島も、てめェの仲間たちも!
「お前ごときにゃ何も守れねェんだよ!」
「いいや・・全部守る!
その為の"2年"だったんだ!」