第22話
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ルフィ達が戦いを繰り広げている最中、私達のいる広場が急に暗くなったので不思議に思った私は空を見上げてみると
広場と同じくらいの大きさの船がゆっくりとこっちへ向かって来ていて、広場前に張られたシャボン玉にぶつかっているのが見えた
"大きな船・・・"
「何と!あれは"約束の舟"
なぜ動く・・誰がどうやって!?
い・・いかんぞコレは!」
「どうしたのです父上!確かに異常事態ではありますが、あれは過去の歴史の残骸・・!
そのように取り乱すほど必要なものでは・・・」
「違う!あの舟に何かあってはいかんのじゃもん!
"来たるべき日"まで!決して動かしてはいかん舟なのじゃもん!」
来たるべき日・・・
唖然とした顔で舟を見ながら何か大切な事を知っているような言い方をしたネプチューンと呼ばれた毛むくじゃらのおじさん
「島のシャボンを突き破ろうとしてるぞ!」
「シャボンが割れたら・・"ノア"が衝突する前に水圧で居住区なんて吹き飛んじまう!」
「??」
「何アレ!」
周囲にいる敵の悲鳴に遅く気付いたナミ達も彼らと同じようにほぼ真上にある舟を見て驚く
「一体誰が動かしてるんだ?」
「いや!"ノア"に動力なんてねェ筈だ!」
「何ですかアレ!」
「でけェ!」
あの舟が余程恐ろしいのか生き残っていた人達の更に半分以上の人がこの場から逃げ出そうと戦いをやめて走り出した
そんな彼らの上に突如「ホゲーー!!」といって落ちてきたのは魚人島に着く前にクラーケンに殴られていたネプチューンとは違った感じの毛むくじゃらな大男
「お前はデッケンの部下ワダツミ!」
「痛ったァ~・・・
バンらーれっケン船長~!
おれが落っこっちまったらー!
舟を止めてくれ~!」
「Σデッケン!?」
舟に向かって大きく手を振りながら「おれ死にたくないろ~!」と叫んでいるワダツミと呼ばれた毛むくじゃら
<バホホホ!!ワダツミィ~!
お前を助ける事はもう不ギャ能!
この能力で飛ばしたものは何かに激突するか標的を仕留めるまで止まらねェ!>
この魚人島と共にしらほしの死に備えられる生け贄となれェ!
とノアから拡声器で話しているのか聴こえてくる少し独特な口調をした男の声
"今しらほしって言った?"
「メイナ様・・・貴女にも1度助けていただきましたが、私に贈り物と称して武器を投げてきているのが彼です」
"え・・!"
驚いてしらほしの方を向くと今にもどこかへ行こうとしている彼女の姿が見えた
"待って!どこ行くの?"
「この広場の外です!
あの方がノアにいるのであれば船はわたくしに投げられたものだと思われますので・・」
"なら私も行く"
「!・・・はいっ」
「もうダメだァシャボンがもたねェ!」
「おい、しらほし姫はどこへ行った!?」
「何じゃと!?姫!」
「何を!?しらほしが消えた!?」
「わたくしならこちらです!」
と声がした方を見るとノアの真正面、シャボン玉の空気のあるギリギリの場所で両手を広げているしらほしの姿があった
「しらほし姫っ!」
「姫様ァ~!」
「しらほし!何であんな所に」
「要するにあの舟は姫に向かって飛んどるんじゃ!
いかん、姫を1人で「1人じゃねェ」ルフィ君?」
ジンベエの言葉を遮って言ったルフィが指を差した先にはしらほしを守ろうと傍で耳を広げ空を飛んでいるメイナ
しらほしが大きすぎて目に付きにくかったようだ
「おォオ!おれの愛した女ァ!
あと隣にいるのは噂に聞く竜族か?」
「あなた様の"マト"は私の命ではございませんか!
わたくし1人の命を奪う為だけにリュウグウ王国の皆様まで巻き添えになさるのはおやめくださいませ!わたくしならこちらに」
「人魚姫様~っ!」
「あァおれ達の為にそんな!」
「おォ、何と美しいんだしらほし!
その身1つにこの災害を引き受けて国を守ろうというのか!
その美しきままに死にわが胸に永遠に生きるがいい!」
ビュッ!!
と自己満の歪んだ愛に眩んだデッケンがしらほしに向かって投げられた短刀は・・
"させない!"
パァンっ!!
とメイナのアイアンテールで弾かれ、短刀は粉々になった!
"しらほしには傷1つ付けさせないの!"
「メイナ様・・・」
「よくやったぞメイナっ!」
「・・・あれ?ホーディ船長!?」
「空を見ろ!あそこだ!」
今の騒ぎを利用したのか、誰も見ていない内にノアの船底にいたホーディは「フザケやがって・・!」と怒りを露わにしながらも船の上にいるデッケンの元へ向かっていく
「サンジ!俺が飛ぶ!
お前らはこの広場を頼む!」
「わかった!
だが船は水の中だぞ!」
「舟の中も水かな・・」
「少なくともデッケンは能力者
奴が動ける程度の空気はあるハズ!」
行くならこれを・・!
とジンベエからシャボンの出るサンゴを受け取ったルフィはそれを口にくわえ空中にいるサンジに手を伸ばした
「じゃあ愛しのしらほしちゃんはお前に任せた!
かっ飛ばすぞルフィ!」
「頼むっ!」
広場と同じくらいの大きさの船がゆっくりとこっちへ向かって来ていて、広場前に張られたシャボン玉にぶつかっているのが見えた
"大きな船・・・"
「何と!あれは"約束の舟"
なぜ動く・・誰がどうやって!?
い・・いかんぞコレは!」
「どうしたのです父上!確かに異常事態ではありますが、あれは過去の歴史の残骸・・!
そのように取り乱すほど必要なものでは・・・」
「違う!あの舟に何かあってはいかんのじゃもん!
"来たるべき日"まで!決して動かしてはいかん舟なのじゃもん!」
来たるべき日・・・
唖然とした顔で舟を見ながら何か大切な事を知っているような言い方をしたネプチューンと呼ばれた毛むくじゃらのおじさん
「島のシャボンを突き破ろうとしてるぞ!」
「シャボンが割れたら・・"ノア"が衝突する前に水圧で居住区なんて吹き飛んじまう!」
「??」
「何アレ!」
周囲にいる敵の悲鳴に遅く気付いたナミ達も彼らと同じようにほぼ真上にある舟を見て驚く
「一体誰が動かしてるんだ?」
「いや!"ノア"に動力なんてねェ筈だ!」
「何ですかアレ!」
「でけェ!」
あの舟が余程恐ろしいのか生き残っていた人達の更に半分以上の人がこの場から逃げ出そうと戦いをやめて走り出した
そんな彼らの上に突如「ホゲーー!!」といって落ちてきたのは魚人島に着く前にクラーケンに殴られていたネプチューンとは違った感じの毛むくじゃらな大男
「お前はデッケンの部下ワダツミ!」
「痛ったァ~・・・
バンらーれっケン船長~!
おれが落っこっちまったらー!
舟を止めてくれ~!」
「Σデッケン!?」
舟に向かって大きく手を振りながら「おれ死にたくないろ~!」と叫んでいるワダツミと呼ばれた毛むくじゃら
<バホホホ!!ワダツミィ~!
お前を助ける事はもう不ギャ能!
この能力で飛ばしたものは何かに激突するか標的を仕留めるまで止まらねェ!>
この魚人島と共にしらほしの死に備えられる生け贄となれェ!
とノアから拡声器で話しているのか聴こえてくる少し独特な口調をした男の声
"今しらほしって言った?"
「メイナ様・・・貴女にも1度助けていただきましたが、私に贈り物と称して武器を投げてきているのが彼です」
"え・・!"
驚いてしらほしの方を向くと今にもどこかへ行こうとしている彼女の姿が見えた
"待って!どこ行くの?"
「この広場の外です!
あの方がノアにいるのであれば船はわたくしに投げられたものだと思われますので・・」
"なら私も行く"
「!・・・はいっ」
「もうダメだァシャボンがもたねェ!」
「おい、しらほし姫はどこへ行った!?」
「何じゃと!?姫!」
「何を!?しらほしが消えた!?」
「わたくしならこちらです!」
と声がした方を見るとノアの真正面、シャボン玉の空気のあるギリギリの場所で両手を広げているしらほしの姿があった
「しらほし姫っ!」
「姫様ァ~!」
「しらほし!何であんな所に」
「要するにあの舟は姫に向かって飛んどるんじゃ!
いかん、姫を1人で「1人じゃねェ」ルフィ君?」
ジンベエの言葉を遮って言ったルフィが指を差した先にはしらほしを守ろうと傍で耳を広げ空を飛んでいるメイナ
しらほしが大きすぎて目に付きにくかったようだ
「おォオ!おれの愛した女ァ!
あと隣にいるのは噂に聞く竜族か?」
「あなた様の"マト"は私の命ではございませんか!
わたくし1人の命を奪う為だけにリュウグウ王国の皆様まで巻き添えになさるのはおやめくださいませ!わたくしならこちらに」
「人魚姫様~っ!」
「あァおれ達の為にそんな!」
「おォ、何と美しいんだしらほし!
その身1つにこの災害を引き受けて国を守ろうというのか!
その美しきままに死にわが胸に永遠に生きるがいい!」
ビュッ!!
と自己満の歪んだ愛に眩んだデッケンがしらほしに向かって投げられた短刀は・・
"させない!"
パァンっ!!
とメイナのアイアンテールで弾かれ、短刀は粉々になった!
"しらほしには傷1つ付けさせないの!"
「メイナ様・・・」
「よくやったぞメイナっ!」
「・・・あれ?ホーディ船長!?」
「空を見ろ!あそこだ!」
今の騒ぎを利用したのか、誰も見ていない内にノアの船底にいたホーディは「フザケやがって・・!」と怒りを露わにしながらも船の上にいるデッケンの元へ向かっていく
「サンジ!俺が飛ぶ!
お前らはこの広場を頼む!」
「わかった!
だが船は水の中だぞ!」
「舟の中も水かな・・」
「少なくともデッケンは能力者
奴が動ける程度の空気はあるハズ!」
行くならこれを・・!
とジンベエからシャボンの出るサンゴを受け取ったルフィはそれを口にくわえ空中にいるサンジに手を伸ばした
「じゃあ愛しのしらほしちゃんはお前に任せた!
かっ飛ばすぞルフィ!」
「頼むっ!」