第21話
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<懸賞金4億β"麦わらのルフィ"
お前の首は地上の人間達への見せしめに丁度いい!>
<さァ!旧リュウグウ王国の大掃除を始めるぞ!
3時間後この国はプライドある魚人島に生まれ変わる!>
森から現れた映像電伝虫のモニター越しから話し始めた白めの肌に黒髪のロングパーマの目つきの悪い魚人、ホーディは少しずつ水面が上がっている部屋でなぜか檻に捕らえられゾロ達。
そして、バツ印に建てられた磔に鎖で身動きが取れなくなっている逆三角形の体格にオレンジ色に近い赤毛の長髪と髭が特徴の人魚が傷だらけで縛られている光景を映しながら彼はそう言い残して通信を切った
"ルフィ、ジンベエ!
私ゾロ達を助けに行ってくるの!"
「確かに、お主ならこの中の誰よりも安全に行けるじゃろう」
水の中で息の出来ないゾロ達、更に一緒に捕まってたブルックは能力者だから特に水は危ないと思った私が2人に言うとジンベエは頷いてくれた
「ならば彼らを助けた後、さっきホーディの言っておった広場にまで連れて来てくれ」
「気をつけろよ?メイナっ」
"はいなの!"
私は耳を大きく広げ空を飛び、竜宮城へと向かった!
~~~~~~~~~~~~
"ゾロ~!"
「おお!メイナ。よくここが判ったな」
もう閉める必要がないのか大きく開いていた竜宮城の大きな扉をくぐった私は他の人に見つからないように天井近くまで浮上した状態で移動して
映像に映っていたのと同じ場所に吊るされている檻に入っていたゾロに声をかけた
"さっきホーディが映像でここを映してたの"
「俺達は完全に見せモンだな‥」
「メイナっ、この檻の鍵を持って来てほしいんだが「必要ねェ」
まだ遠いけど少しずつ上がってきている水面に焦りながら言うウソップの言葉を遮ったゾロは
「だろ?メイナ・・?」
ニヤリと口元を上げながら私に言ったので私も大きく頷いて檻から少しだけ距離を取る
"皆伏せてっ!"
「やれ!メイナ!」
「Σうおっ!?」
唯一私の言葉が判るゾロがウソップたちを伏せさせたのを確認して私は尻尾を真横に振りかざし檻にぶつけた!
メイナのアイアンテール!
ズパァンッ!!
と私が力を込めて尻尾をぶつけた檻は物が斬れたような音を立てて真っ二つに割れると水面へ真っ逆さまへ落ちていく・・・
「ブルックだけ浮かせろ!」
"うんっ!"
私はすぐに念力を使い、水が弱点なブルックを宙へ浮かせて水の中へ落ちていったゾロ達の元へ近寄る
「ぷはっ!」
"ゾロ!ウソップ!大丈夫?"
「ああ!助かったよ!」
「メイナ・・・"武装色"も覚えてたんだな」
すげェ威力だった
というゾロはとても頼もしそうな笑みを浮かべていてそれを見て私も笑みがこぼれる
""見聞色"の方が得意だからこっちの方は力加減とかうまくできないけど…"
「ああ、ここからの力仕事は俺達が引き受ける」
「メイナ、今すぐパッパグを探そう!
アイツと一緒にとられたゾロとブルックの刀返してもらわねェと!」
"!パッパグならさっき見たの!"
「そうか!なら案内しろ!」
「ついでに俺達が水の中で息出来るようになるサンゴのかけら貰えねェかな?」
「とりあえずそのパッパグさんのいた方へ向かいましょう」
"うん!"
私は大きく頷いてパッパグがいた方へ向かった
~~~~~~~~~~~
「何が起きた…」
「どうやら・・ジンベエが"麦わら"達と一計を案じていたようです!」
ドッスウ~~ン!!
と大きな音を立てながら広場の真ん中に堂々と落ちてきたサニー号から次々とルフィ達が地面へと降り立つ
「"麦わらの一味"!」
「全員来た!」
「おい"麦わらのルフィ"
お前らは本当にこの島を滅ぼす気なのか!?」
「何故竜宮城を占領した!?」
「人魚達を誘拐したのはお前達なのか!?」
「答えてくれ!お前達は魚人島の敵なのか?味方なのか!?」
そんな彼らに広場の外壁から身を乗り出して大声で問いかける魚人や人魚達の言葉に・・・
「敵か・・味方か?・・そんな事
お前らが!勝手に決めろォ!!」
その船の船長、ルフィは短く・・そしてハッキリと言い切った!
「はいコレ書状!」
「ありがとうございます皆様!
これはお母様が残してくださった魚人島の希望・・!」
「"よわほし"の奴、危ねェぞ」
「捕まったこと自体計画外じゃ
・・1人逃がすのもな」
「・・・え?ルフィ様、今わたくしの事・・・」
今まで"弱虫"と呼ばれていたはずが若干違う呼び名で呼ばれたことに気付き問い返すと「お前思ったほど弱虫じゃなかった」と彼のいつもの口調で答える
「その通りじゃしらほし姫・・辛かったのう
何年も…」
"自分のお母さんを殺した張本人を知ってるのに最期の願いであってもその人を憎まずにいるのは凄いと思うよ!"
「メイナ様・・・」
大きく頷きながら言った細長い青き竜の言葉に彼女の名前を呟いた後この魚人島の姫しらほしは小さく首を横に振り
「ですが、わたくしが勝手に真実を胸の内に隠していたばかりに・・・」
「ええんじゃ、お前さんはそのままでええ!」
隠していなかったらもっと平和な魚人島があったのかもしれない…
そう思ったのか顔を俯かせながらいう彼女にジンベエは優しく声をかける
「憎しみを受け継がん…これこそ偉人達の願い!
お前さんに息づいたその小さな"芽"がいつしか島中に広がり」
皆が同じように考えられる日が来ればその時はもう争いも消え魚人と人間のしがらみもなくなる事じゃろう…
耐え忍んだお前さんの数年間を否定する為じゃない
たった一人で来る日も来る日も懸命に守り続けたその小さな"芽"を今度はわしらに守らせてくれ!」</font>
「はいっ、ありがとうございます
え~~~ん!!」
ジンベエの言葉を聞き、その場で泣き始めたしらほしに…
「よわむしじゃねェけど泣き虫だな!」
"ルフィ、少しは空気読んでほしいの…"
笑いながら言ったルフィに小さな溜息を漏らしながら呟いたメイナだった
お前の首は地上の人間達への見せしめに丁度いい!>
<さァ!旧リュウグウ王国の大掃除を始めるぞ!
3時間後この国はプライドある魚人島に生まれ変わる!>
森から現れた映像電伝虫のモニター越しから話し始めた白めの肌に黒髪のロングパーマの目つきの悪い魚人、ホーディは少しずつ水面が上がっている部屋でなぜか檻に捕らえられゾロ達。
そして、バツ印に建てられた磔に鎖で身動きが取れなくなっている逆三角形の体格にオレンジ色に近い赤毛の長髪と髭が特徴の人魚が傷だらけで縛られている光景を映しながら彼はそう言い残して通信を切った
"ルフィ、ジンベエ!
私ゾロ達を助けに行ってくるの!"
「確かに、お主ならこの中の誰よりも安全に行けるじゃろう」
水の中で息の出来ないゾロ達、更に一緒に捕まってたブルックは能力者だから特に水は危ないと思った私が2人に言うとジンベエは頷いてくれた
「ならば彼らを助けた後、さっきホーディの言っておった広場にまで連れて来てくれ」
「気をつけろよ?メイナっ」
"はいなの!"
私は耳を大きく広げ空を飛び、竜宮城へと向かった!
~~~~~~~~~~~~
"ゾロ~!"
「おお!メイナ。よくここが判ったな」
もう閉める必要がないのか大きく開いていた竜宮城の大きな扉をくぐった私は他の人に見つからないように天井近くまで浮上した状態で移動して
映像に映っていたのと同じ場所に吊るされている檻に入っていたゾロに声をかけた
"さっきホーディが映像でここを映してたの"
「俺達は完全に見せモンだな‥」
「メイナっ、この檻の鍵を持って来てほしいんだが「必要ねェ」
まだ遠いけど少しずつ上がってきている水面に焦りながら言うウソップの言葉を遮ったゾロは
「だろ?メイナ・・?」
ニヤリと口元を上げながら私に言ったので私も大きく頷いて檻から少しだけ距離を取る
"皆伏せてっ!"
「やれ!メイナ!」
「Σうおっ!?」
唯一私の言葉が判るゾロがウソップたちを伏せさせたのを確認して私は尻尾を真横に振りかざし檻にぶつけた!
メイナのアイアンテール!
ズパァンッ!!
と私が力を込めて尻尾をぶつけた檻は物が斬れたような音を立てて真っ二つに割れると水面へ真っ逆さまへ落ちていく・・・
「ブルックだけ浮かせろ!」
"うんっ!"
私はすぐに念力を使い、水が弱点なブルックを宙へ浮かせて水の中へ落ちていったゾロ達の元へ近寄る
「ぷはっ!」
"ゾロ!ウソップ!大丈夫?"
「ああ!助かったよ!」
「メイナ・・・"武装色"も覚えてたんだな」
すげェ威力だった
というゾロはとても頼もしそうな笑みを浮かべていてそれを見て私も笑みがこぼれる
""見聞色"の方が得意だからこっちの方は力加減とかうまくできないけど…"
「ああ、ここからの力仕事は俺達が引き受ける」
「メイナ、今すぐパッパグを探そう!
アイツと一緒にとられたゾロとブルックの刀返してもらわねェと!」
"!パッパグならさっき見たの!"
「そうか!なら案内しろ!」
「ついでに俺達が水の中で息出来るようになるサンゴのかけら貰えねェかな?」
「とりあえずそのパッパグさんのいた方へ向かいましょう」
"うん!"
私は大きく頷いてパッパグがいた方へ向かった
~~~~~~~~~~~
「何が起きた…」
「どうやら・・ジンベエが"麦わら"達と一計を案じていたようです!」
ドッスウ~~ン!!
と大きな音を立てながら広場の真ん中に堂々と落ちてきたサニー号から次々とルフィ達が地面へと降り立つ
「"麦わらの一味"!」
「全員来た!」
「おい"麦わらのルフィ"
お前らは本当にこの島を滅ぼす気なのか!?」
「何故竜宮城を占領した!?」
「人魚達を誘拐したのはお前達なのか!?」
「答えてくれ!お前達は魚人島の敵なのか?味方なのか!?」
そんな彼らに広場の外壁から身を乗り出して大声で問いかける魚人や人魚達の言葉に・・・
「敵か・・味方か?・・そんな事
お前らが!勝手に決めろォ!!」
その船の船長、ルフィは短く・・そしてハッキリと言い切った!
「はいコレ書状!」
「ありがとうございます皆様!
これはお母様が残してくださった魚人島の希望・・!」
「"よわほし"の奴、危ねェぞ」
「捕まったこと自体計画外じゃ
・・1人逃がすのもな」
「・・・え?ルフィ様、今わたくしの事・・・」
今まで"弱虫"と呼ばれていたはずが若干違う呼び名で呼ばれたことに気付き問い返すと「お前思ったほど弱虫じゃなかった」と彼のいつもの口調で答える
「その通りじゃしらほし姫・・辛かったのう
何年も…」
"自分のお母さんを殺した張本人を知ってるのに最期の願いであってもその人を憎まずにいるのは凄いと思うよ!"
「メイナ様・・・」
大きく頷きながら言った細長い青き竜の言葉に彼女の名前を呟いた後この魚人島の姫しらほしは小さく首を横に振り
「ですが、わたくしが勝手に真実を胸の内に隠していたばかりに・・・」
「ええんじゃ、お前さんはそのままでええ!」
隠していなかったらもっと平和な魚人島があったのかもしれない…
そう思ったのか顔を俯かせながらいう彼女にジンベエは優しく声をかける
「憎しみを受け継がん…これこそ偉人達の願い!
お前さんに息づいたその小さな"芽"がいつしか島中に広がり」
皆が同じように考えられる日が来ればその時はもう争いも消え魚人と人間のしがらみもなくなる事じゃろう…
耐え忍んだお前さんの数年間を否定する為じゃない
たった一人で来る日も来る日も懸命に守り続けたその小さな"芽"を今度はわしらに守らせてくれ!」</font>
「はいっ、ありがとうございます
え~~~ん!!」
ジンベエの言葉を聞き、その場で泣き始めたしらほしに…
「よわむしじゃねェけど泣き虫だな!」
"ルフィ、少しは空気読んでほしいの…"
笑いながら言ったルフィに小さな溜息を漏らしながら呟いたメイナだった