グルアァァァッ！！



「ほっ、と！」


と巨大な熊の攻撃を後ろに飛んでかわしたサボ。



「これでも！」


「食らえぇっ！！」





ドゴォッ！！
と背後から高く飛んで手に持っている鉄パイプで後頭部を殴ったエースとルフィ。


熊は目眩みを起こしフラつく。




「今だメイナ、水鉄砲！」



メイナの水鉄砲！


顔面にクリーンヒット！



熊は倒れた。




「「「やったあぁっ！！」」」



お互いにハイタッチをして喜ぶ。

私も3人にしてもらった♪



「今まで倒せなかった熊なのに」



「協力することって大切なんだな…」





いいことを学んだ気がするな♪

と言ってるサボ達はとっても嬉しそう♪



「これも、メイナのおかげだな！」



「ありがとな、メイナ！」





私は嬉しくなってサボに飛びついた。





「はははっ！くすぐったいよ！」




"ふふふ♪"

















それから数日後、


私はダダンという山賊の人とそこの仲間達に会った。



見たこともない生き物だと不思議がられてたけど、なんとか仲良くしてくれるみたいで安心した。


そんなある日･･･。




「おれは海賊王になるんだ！」



そういったルフィの後ろに立っていたのは白い髪をしたおじいちゃんでした。



















「また明日くる」



と(本人曰く)特訓を終わらせて森を去って行ったおじいちゃんを見送ると私はボロボロになって倒れている３人に近寄る。



"大丈夫？"



「心配してくれてんのか？」



「大丈夫は大丈夫だけどよ…」



「ったく、ルフィのじーさんメチャクチャだな…」




よろよろと立ち上がりながら言うサボに「昔っからなんだ、あのジジイ」と不機嫌そうに返すエース。







「さーて、運動したら腹減ったな～！」



「だな！」



「メイナ！飯食いに行くか！」




"うんっ！"



「体汚れてっから今日は魚にしようぜ！」



「おう！じゃあ一番乗りしたやつが一番デカい魚を食えるってことな！」




｢｢その勝負、乗った！｣｣






ダーッ！！と駆けていったルフィ達にホッと胸をなでおろしながら私は自分のペースで後を追った。