第18話
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「数日前、俺がサニー号に辿り着いた時ァ…」
目を疑った・・・。
~~~~~~~~~~~~
"「――待っていた・・・」"
"「Σ!?
おめェそこで何を!?」"
とオレは武器を構えるも奴はそう言った動きを見せることなく、
"「"任務・・・完了"だ」"
そう呟いて俺の傍を去っていったくまを見送った俺がサニー号を見ると船には傷1つなかった。
~~~~~~~~~~~
「あとでレイリーに話を聞きゃあ…実はあの時戦いの最中、奴から耳打ちをしてきたらしい」
"「俺は革命軍の幹部・・・縁あってこの一味をここから逃がしたい」"
「おめェらも薄々気付いてたと思うが…俺達は命を救われてたんだ」
――そして俺達が島から消えた後レイリーを訪ねたくまさんの言う事にゃあどんな弱みを握られたか知らねェが、
「奴は"実験体"として海軍によって少しずつ体をサイボーグ化され"頂上戦争"の前には完全に人格を奪われる契約を交わしていた」
「・・・でもよ!バラバラに飛ばしてもその後オレ達がどうするかはアイツに分かるハズない!」
それでも船で待ってたのか!?
人格も失ったのに!?
人造人間となったくまの行動に異論を持ったチョッパーが食事をしながらフランキーに問いかけている。
「改造の執刀医Dr.ベガパンクとの間に1つだけ任務をプログラムするという約束をしてたらしい」
「じゃあそれにくまは・・・!」
「あァ、""麦わらの一味"の誰かが再び船に戻ってくる日まで海賊船を死守せよ"この約束があったから奴は本来の記憶も持たないまま2年間」
"人間兵器"として過去の自分の命令を全うし俺達を待っていた。
その言葉に周囲がしんとなり、食事する音さえも聞こえなくなった・・。
「・・・やり方がメチャクチャすぎる、なぜ俺達にそこまで」
「"革命軍"・"縁"とくりゃ俺にはルフィの親父が革命軍のボスだって事しか思いつかねェな」
再び食事を始めながらウソップがルフィに言葉を投げかける。
「俺父ちゃんの事よく知らねェもん、
でも"くまみてェな奴"やっぱいい奴だったのかー」
(・・・くま…)
「実際俺達にとって意味のあるこの2年間を生み出してくれたのはあの男だって事は間違いねェ…!
今となっちゃ本人にその胸の内を訪ねる事も出来ねェが」
心に留めとけ――この一味にとってバーソロミュー・くまは結果的に"大恩人"だって事をな…。
「そしてまたいつかで逢う日が来てもくまはもう心無き"人間兵器"だ…!」
「ありがてェが疑問が残る・・いつかくまの真意がわかればいいな」
「話は以上だ」
と話を終えたのをきっかけにまたサニー号の甲板は明るい雰囲気へと変わっていた
それから数10分ほどたった後
私は何かしらな気配を察した
"Σ…ルフィ!"
「どうした、メイナ?」
「どうしたんだルフィ?」
私の呼びかけに気付き、こっちを向いてくれたルフィに不思議そうに問いかけるウソップ。
「メイナが俺を呼んだんだ」
「Σえ!お前メイナの言葉がわかるのか!?」
「ああ!2年間の修行でな♪」
「ちなみに俺も言葉がわかる」
「クソマリモもかよ…俺もだ、
だから俺達以外の奴に通訳してやってくれればいい」
私の言葉がわかるといったサンジ達に驚きの声をあげるナミ達。
でもそれどころじゃないの!
"ルフィ!敵船なの!"
「え!?どこにだ!」
"あっち!こっちへ向かってきてる!"
と尻尾で凄いスピードで深海を進んできている船を示す。
「チョッパー!」
「"後ろから船が来てる"って」
「Σ本当だ!
おいみんな!後ろから船らしき船が」
「モ゙ォ~~~~!!」
ドスゥ・・・ン!!
と海獣が鳴くのと同時に勢いよくサニー号にぶつかって来たのは私達の船より一回りほど大きな船。
「船を押し付けてくる!」
「まさかシャボン越しに乗り込んで来る気じゃ!?」
「誰だ一体!?」
"わかんないの!"
「乗り込むぞ野郎共ォ!」
と船長らしき人の掛け声に「「「はぇっ!」」」と返事する仲間らしき人達。
「・・・!ちょっと待って、アレ…」
「え!ちょっ、おい!ナミ!?」
何を思い出したのかナミは海獣の元へ駆け出していき…、
「あんたアーロン一味のモームでしょ!?」
「!?」
「私!わかる!?」
「ん?コイツ見た事あるよなルフィ」
「そうだっけ?」
とナミの言葉に気付いたサンジとわからず首を傾げて海獣を見るルフィ。
でも私は思い出した。
"「出てこォいモーム~~!」"
この海獣はハチが口をラッパ代わりにして呼び寄せてた海獣のモームで…、
「野郎共ォ、俺に続いちゃえ~!」
「「はえ~!」」
「わーー!誰か船に入ってきたァ!?」
「ケヒヒヒ!コイツらが呆気に取られてる内にィ~~船内皆殺しにしちゃいや~~がれぇ~い!」
と船長らしき人がゾロ達に向かって行こうとした時!
「モ゙ォオオオ~~~~!!!!」
と目を回しながらこっちに向かってきていた時とは全く違う速さのスピードでサニー号から離れていくモーム。
(モーム・・ルフィ達にコテンパンにされてたもんね。
"この人達イヤだ~!"っていってた…)
「さァ挨拶代わりにィ~ガトリング銃をぶっ放せェ~!
"麦わらの一味"を全員ブゥチ殺して・・・」
鈍感なのかその様子に全く気付くことなくナミ達に敵意を示す言葉を投げかけていてようやく自分が1人だってことに気付いたみたい。
「ΣΣΣ!!?」
「どうする?」
"とりあえずこっちに投げる?"
「海に投げるかだって」
「よし任せろ」
チョッパーの通訳した言葉を聞いてフランキーはヒョイッという言葉が似合いそうなほど軽々しくその人を持ち上げる。
「おおよしィィ!!
海に放り出しちゃうのだけァおよしったらばよォウ~~!」
持ち上げられた彼はさっきと性格が打って変わり弱くなってオドオドしくなっている。
「なに調子のいいこと言ってやがる!
皆殺しだのガトリング銃だの言ってたろてめェ!」
「よく知らせてくれたなメイナっ!
また何かあったら頼むぞ?」
「このお調子馬鹿は俺達に任せろ」
"了解なの♪"
褒めてくれたルフィと監視を続けてほしいといったゾロに頷いて私は船から少し距離を置いた。
目を疑った・・・。
~~~~~~~~~~~~
"「――待っていた・・・」"
"「Σ!?
おめェそこで何を!?」"
とオレは武器を構えるも奴はそう言った動きを見せることなく、
"「"任務・・・完了"だ」"
そう呟いて俺の傍を去っていったくまを見送った俺がサニー号を見ると船には傷1つなかった。
~~~~~~~~~~~
「あとでレイリーに話を聞きゃあ…実はあの時戦いの最中、奴から耳打ちをしてきたらしい」
"「俺は革命軍の幹部・・・縁あってこの一味をここから逃がしたい」"
「おめェらも薄々気付いてたと思うが…俺達は命を救われてたんだ」
――そして俺達が島から消えた後レイリーを訪ねたくまさんの言う事にゃあどんな弱みを握られたか知らねェが、
「奴は"実験体"として海軍によって少しずつ体をサイボーグ化され"頂上戦争"の前には完全に人格を奪われる契約を交わしていた」
「・・・でもよ!バラバラに飛ばしてもその後オレ達がどうするかはアイツに分かるハズない!」
それでも船で待ってたのか!?
人格も失ったのに!?
人造人間となったくまの行動に異論を持ったチョッパーが食事をしながらフランキーに問いかけている。
「改造の執刀医Dr.ベガパンクとの間に1つだけ任務をプログラムするという約束をしてたらしい」
「じゃあそれにくまは・・・!」
「あァ、""麦わらの一味"の誰かが再び船に戻ってくる日まで海賊船を死守せよ"この約束があったから奴は本来の記憶も持たないまま2年間」
"人間兵器"として過去の自分の命令を全うし俺達を待っていた。
その言葉に周囲がしんとなり、食事する音さえも聞こえなくなった・・。
「・・・やり方がメチャクチャすぎる、なぜ俺達にそこまで」
「"革命軍"・"縁"とくりゃ俺にはルフィの親父が革命軍のボスだって事しか思いつかねェな」
再び食事を始めながらウソップがルフィに言葉を投げかける。
「俺父ちゃんの事よく知らねェもん、
でも"くまみてェな奴"やっぱいい奴だったのかー」
(・・・くま…)
「実際俺達にとって意味のあるこの2年間を生み出してくれたのはあの男だって事は間違いねェ…!
今となっちゃ本人にその胸の内を訪ねる事も出来ねェが」
心に留めとけ――この一味にとってバーソロミュー・くまは結果的に"大恩人"だって事をな…。
「そしてまたいつかで逢う日が来てもくまはもう心無き"人間兵器"だ…!」
「ありがてェが疑問が残る・・いつかくまの真意がわかればいいな」
「話は以上だ」
と話を終えたのをきっかけにまたサニー号の甲板は明るい雰囲気へと変わっていた
それから数10分ほどたった後
私は何かしらな気配を察した
"Σ…ルフィ!"
「どうした、メイナ?」
「どうしたんだルフィ?」
私の呼びかけに気付き、こっちを向いてくれたルフィに不思議そうに問いかけるウソップ。
「メイナが俺を呼んだんだ」
「Σえ!お前メイナの言葉がわかるのか!?」
「ああ!2年間の修行でな♪」
「ちなみに俺も言葉がわかる」
「クソマリモもかよ…俺もだ、
だから俺達以外の奴に通訳してやってくれればいい」
私の言葉がわかるといったサンジ達に驚きの声をあげるナミ達。
でもそれどころじゃないの!
"ルフィ!敵船なの!"
「え!?どこにだ!」
"あっち!こっちへ向かってきてる!"
と尻尾で凄いスピードで深海を進んできている船を示す。
「チョッパー!」
「"後ろから船が来てる"って」
「Σ本当だ!
おいみんな!後ろから船らしき船が」
「モ゙ォ~~~~!!」
ドスゥ・・・ン!!
と海獣が鳴くのと同時に勢いよくサニー号にぶつかって来たのは私達の船より一回りほど大きな船。
「船を押し付けてくる!」
「まさかシャボン越しに乗り込んで来る気じゃ!?」
「誰だ一体!?」
"わかんないの!"
「乗り込むぞ野郎共ォ!」
と船長らしき人の掛け声に「「「はぇっ!」」」と返事する仲間らしき人達。
「・・・!ちょっと待って、アレ…」
「え!ちょっ、おい!ナミ!?」
何を思い出したのかナミは海獣の元へ駆け出していき…、
「あんたアーロン一味のモームでしょ!?」
「!?」
「私!わかる!?」
「ん?コイツ見た事あるよなルフィ」
「そうだっけ?」
とナミの言葉に気付いたサンジとわからず首を傾げて海獣を見るルフィ。
でも私は思い出した。
"「出てこォいモーム~~!」"
この海獣はハチが口をラッパ代わりにして呼び寄せてた海獣のモームで…、
「野郎共ォ、俺に続いちゃえ~!」
「「はえ~!」」
「わーー!誰か船に入ってきたァ!?」
「ケヒヒヒ!コイツらが呆気に取られてる内にィ~~船内皆殺しにしちゃいや~~がれぇ~い!」
と船長らしき人がゾロ達に向かって行こうとした時!
「モ゙ォオオオ~~~~!!!!」
と目を回しながらこっちに向かってきていた時とは全く違う速さのスピードでサニー号から離れていくモーム。
(モーム・・ルフィ達にコテンパンにされてたもんね。
"この人達イヤだ~!"っていってた…)
「さァ挨拶代わりにィ~ガトリング銃をぶっ放せェ~!
"麦わらの一味"を全員ブゥチ殺して・・・」
鈍感なのかその様子に全く気付くことなくナミ達に敵意を示す言葉を投げかけていてようやく自分が1人だってことに気付いたみたい。
「ΣΣΣ!!?」
「どうする?」
"とりあえずこっちに投げる?"
「海に投げるかだって」
「よし任せろ」
チョッパーの通訳した言葉を聞いてフランキーはヒョイッという言葉が似合いそうなほど軽々しくその人を持ち上げる。
「おおよしィィ!!
海に放り出しちゃうのだけァおよしったらばよォウ~~!」
持ち上げられた彼はさっきと性格が打って変わり弱くなってオドオドしくなっている。
「なに調子のいいこと言ってやがる!
皆殺しだのガトリング銃だの言ってたろてめェ!」
「よく知らせてくれたなメイナっ!
また何かあったら頼むぞ?」
「このお調子馬鹿は俺達に任せろ」
"了解なの♪"
褒めてくれたルフィと監視を続けてほしいといったゾロに頷いて私は船から少し距離を置いた。