第17話
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「ん?おいどうした?」
急に立ち止まったルフィに疑問に思うサンジ達だったけど彼が見ている先にいた人物を見て納得の表情に変わる。
「レイリー!」
このルフィの名前に聞き覚えのある海兵たちは私達を追いかける足を止め彼らと同じ方向を見る。
「一応様子を見に来たが、問題はなさそうだな。
さらに力が洗礼されている」
「うん!レイリー!2年間本当に色々ありがとう!」
「フフ、改まる柄じゃない」
早く行け、
と推すレイリーさんの言葉を聞かず背負っていたリュックを下ろして数歩彼に近付き立ち止まる。
それをみて私もルフィの真横に立つ。
「ん?」
「レイリー!俺はやるぞ!」
「""海賊王"に・・・俺はなるっ!!"」
と"海賊王"の副船長である彼に堂々と宣言した私達の船長。
後ろにいるゾロ達へ振り向いてみると、彼らもルフィの発言を満足そうに笑みを浮かべていた。
「ルフィ急げ!」
「ああ、レイリー!世話になった!
行ってくる!」
「・・・ああ」
"頂点まで行ってこい!!"
~~~~~~~~~~
「だがここからどうする?
集合場所まで結構距離があるぞ?」
レイリーさんのおかげで海兵を撒くことのできた私達にサンジが口を開く。
「集合場所の方角はわかるな?」
「え?そりゃわかるが」
「なんかいい案でもあるのか?」
そう問いかけてきたゾロの言葉にルフィは笑いながら私の頭をポンポンと軽くたたいた。
「メイナ?」
「そうだ!」
「なんか新しい技を覚えたのか?」
「"覚えた"なんてモンじゃねェ!
強くなったんだ!」
この2年間、それぞれの場所で強くなった俺達のようにな!
と笑みを浮かべたままで言うルフィに納得の表情を浮かべた。
「じゃあ見せてもらおうか、メイナの力をな?」
「よし、メイナ。
あの"業"をやってもらうけど3人は大丈夫だったよな?」
"うん!5人までなら大丈夫♪"
「うし!いくぞ!」
~~~~~~~~~~~~
「お~~~~~い!!」
とオレ達を呼ぶ懐かしい声に空を見上げると、この2年間の修行を提案したオレ達の船長とその仲間達がこっちへ向かってきていた。
「ルフィ!ゾロ!サンジ!」
「Σえっ!?あれメイナなの!?」
「姿が変わってるわね♪」
「男上げてるなァ!」
「へへ、無事に皆揃ったな!」
と嬉しさにそれぞれ声を上げる仲間達だったけど、
ブバアァァアア!!
「サンジ!?」
鼻血を物凄い勢いで噴出して空高く跳んでいったサンジ。
そうしている間にもメイナ達は船に降り立った。
「やっぱりメイナなのね?
綺麗になったわね♪」
"ありがとロビン♪"
「礼を言ってるぞ!」
「チョッパー!このサンジの流血を止めてくれ!」
と早くも賑やかさを取り戻している船に攻撃を始めていた海軍の砲撃がピタリと止まる。
それを不思議に思った私が縁から周囲を見渡す。
すると私の目に映ったのは私達の頼もしい仲間の救援だった。
「誰じゃわらわの通り道に軍艦を置いたのは?」
「あれは九蛇のマーク」
「くじゃ?」
「"七武海"海賊女帝の統べる屈強な女人海賊団よ」
「あ、ハンコック達だ!」
"来られないって言ってたのに、きてくれたんだね♪"
と手を振る私達にウィンクをして合図してくれたハンコック。
「助かった!今の内に出航だ!」
「あの"七武海"と知り合いなの?」
「ああ、俺"女ヶ島"に飛ばされたから皆友達なんだ♪」
ザパァッ!
浮袋外したぞォ!
と女ヶ島に飛ばされたルフィに怒りと悲しみをぶつけてくるサンジの言葉を遮って聞こえたフランキー。
「了解!沈むわよ、
皆すぐに帆を張って!」
「コーティング帆船は海流を風のように受けて動かすそうよ?」
「沈めば勝手に着くんじゃねェのか」
ナミの言葉に「帆!?」と聞き返したウソップたちがロビンの補足を聞いて相槌を打つ。
「出航か?ナミ」
「ええ、どうぞ?船長」
「ほんじゃ野郎共!
ずっと話したかったことが山ほどあるけど…」
"・・・あ!"
ルフィが話しているとき、私はある気を感じ取り完全にこの島の独特の文化であるシャボン玉に包まれた船から外を見て声を漏らす。
そこにはレイリーさんとシャッキーさんが見送りに来てくれていた。
"2人共!"
「武運を祈ってるわ」
「油断禁物な新世界、だが今の君達なら乗り越えて行けるだろう」
この"偉大なる航路前半の海"にて朗報を待っている。
とルフィ達には聞こえないような声で言ってくれた2人に私は大きく頷き、ルフィの傍へと降り立った。
そして、
「出航だァ~~~~!!」
「「「[オォォオオォ~~!!]」」」
私達は"偉大なる航路前半"と"新世界"の間の島、魚人島へ向けて出航した。
急に立ち止まったルフィに疑問に思うサンジ達だったけど彼が見ている先にいた人物を見て納得の表情に変わる。
「レイリー!」
このルフィの名前に聞き覚えのある海兵たちは私達を追いかける足を止め彼らと同じ方向を見る。
「一応様子を見に来たが、問題はなさそうだな。
さらに力が洗礼されている」
「うん!レイリー!2年間本当に色々ありがとう!」
「フフ、改まる柄じゃない」
早く行け、
と推すレイリーさんの言葉を聞かず背負っていたリュックを下ろして数歩彼に近付き立ち止まる。
それをみて私もルフィの真横に立つ。
「ん?」
「レイリー!俺はやるぞ!」
「""海賊王"に・・・俺はなるっ!!"」
と"海賊王"の副船長である彼に堂々と宣言した私達の船長。
後ろにいるゾロ達へ振り向いてみると、彼らもルフィの発言を満足そうに笑みを浮かべていた。
「ルフィ急げ!」
「ああ、レイリー!世話になった!
行ってくる!」
「・・・ああ」
"頂点まで行ってこい!!"
~~~~~~~~~~
「だがここからどうする?
集合場所まで結構距離があるぞ?」
レイリーさんのおかげで海兵を撒くことのできた私達にサンジが口を開く。
「集合場所の方角はわかるな?」
「え?そりゃわかるが」
「なんかいい案でもあるのか?」
そう問いかけてきたゾロの言葉にルフィは笑いながら私の頭をポンポンと軽くたたいた。
「メイナ?」
「そうだ!」
「なんか新しい技を覚えたのか?」
「"覚えた"なんてモンじゃねェ!
強くなったんだ!」
この2年間、それぞれの場所で強くなった俺達のようにな!
と笑みを浮かべたままで言うルフィに納得の表情を浮かべた。
「じゃあ見せてもらおうか、メイナの力をな?」
「よし、メイナ。
あの"業"をやってもらうけど3人は大丈夫だったよな?」
"うん!5人までなら大丈夫♪"
「うし!いくぞ!」
~~~~~~~~~~~~
「お~~~~~い!!」
とオレ達を呼ぶ懐かしい声に空を見上げると、この2年間の修行を提案したオレ達の船長とその仲間達がこっちへ向かってきていた。
「ルフィ!ゾロ!サンジ!」
「Σえっ!?あれメイナなの!?」
「姿が変わってるわね♪」
「男上げてるなァ!」
「へへ、無事に皆揃ったな!」
と嬉しさにそれぞれ声を上げる仲間達だったけど、
ブバアァァアア!!
「サンジ!?」
鼻血を物凄い勢いで噴出して空高く跳んでいったサンジ。
そうしている間にもメイナ達は船に降り立った。
「やっぱりメイナなのね?
綺麗になったわね♪」
"ありがとロビン♪"
「礼を言ってるぞ!」
「チョッパー!このサンジの流血を止めてくれ!」
と早くも賑やかさを取り戻している船に攻撃を始めていた海軍の砲撃がピタリと止まる。
それを不思議に思った私が縁から周囲を見渡す。
すると私の目に映ったのは私達の頼もしい仲間の救援だった。
「誰じゃわらわの通り道に軍艦を置いたのは?」
「あれは九蛇のマーク」
「くじゃ?」
「"七武海"海賊女帝の統べる屈強な女人海賊団よ」
「あ、ハンコック達だ!」
"来られないって言ってたのに、きてくれたんだね♪"
と手を振る私達にウィンクをして合図してくれたハンコック。
「助かった!今の内に出航だ!」
「あの"七武海"と知り合いなの?」
「ああ、俺"女ヶ島"に飛ばされたから皆友達なんだ♪」
ザパァッ!
浮袋外したぞォ!
と女ヶ島に飛ばされたルフィに怒りと悲しみをぶつけてくるサンジの言葉を遮って聞こえたフランキー。
「了解!沈むわよ、
皆すぐに帆を張って!」
「コーティング帆船は海流を風のように受けて動かすそうよ?」
「沈めば勝手に着くんじゃねェのか」
ナミの言葉に「帆!?」と聞き返したウソップたちがロビンの補足を聞いて相槌を打つ。
「出航か?ナミ」
「ええ、どうぞ?船長」
「ほんじゃ野郎共!
ずっと話したかったことが山ほどあるけど…」
"・・・あ!"
ルフィが話しているとき、私はある気を感じ取り完全にこの島の独特の文化であるシャボン玉に包まれた船から外を見て声を漏らす。
そこにはレイリーさんとシャッキーさんが見送りに来てくれていた。
"2人共!"
「武運を祈ってるわ」
「油断禁物な新世界、だが今の君達なら乗り越えて行けるだろう」
この"偉大なる航路前半の海"にて朗報を待っている。
とルフィ達には聞こえないような声で言ってくれた2人に私は大きく頷き、ルフィの傍へと降り立った。
そして、
「出航だァ~~~~!!」
「「「[オォォオオォ~~!!]」」」
私達は"偉大なる航路前半"と"新世界"の間の島、魚人島へ向けて出航した。