第十六話
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「お前は行かなくてよかったのか?」
とローが口を開く、
あの後、目を覚ましたルフィが頂上戦争の記憶を否定するかの如く暴れまわり、森の奥へと入っていったのだ。
そこでなぜか追いかけようとしなかったメイナにローが問いかけたというわけだ。
"確かに私が行きたかったけど・・・意味がないの"
「自分が行っても意味がないと思ったって」
「なぜだ?麦わら屋とは随分と親しい関係なんだろ?」
そういった彼にメイナは俯きながら答えた。
"行ったとしても、言葉が通じないから・・・"
「メイナの言葉が分からないから説得しようとしても理解出来ないからだって」
白熊、ベポの訳した内容に理解したのか意見を言うのをやめたロー。
"でもジンベエが代わりに行ってくれたし、
きっと・・・大丈夫よ"
「ジンベエが行って説得してくれてると思うから大丈夫だって信じてるんだって」
「・・・そうか」
なら、俺達と一緒にここで待っていような?
とローは慰めるように優しい手つきで彼女の頭を撫でた。
「メイナとか言ってたな?
釣りでもするか?」
つーか見るか?
と釣竿を持っているローのクルーが問いかけてきた。
"みる!
トラファルガーさんも見ようよ♪"
「キャプテンも一緒に見ようだって♪」
「随分好かれましたね船長ww」
「・・・悪くないな」
そう呟いて下ろしていた腰をあげて海岸沿いに移動する彼の表情はとても柔らかかった。
~~~~~~~~~~~~
「船がシケで沈められて・・・泳ぐハメになった」
と釣りをしていた海岸に上がってきたのはシャボンディ諸島で対面したあの老人だった。
「シケ!?"凪の帯"にシケはねェぞ!?」
「・・・てことはそんな遠い海で遭難してずっと泳いできたのか!?」
"レイリーさん!"
シュルルッ!と彼女は彼に飛びつき喜ぶ。
「おぉ!君がここにいるなら間違いないな」
「・・・何の話だ?」
「この島にルフィ君がいるという事だよ」
"うん!いるの!"
「そうかそうか!」
彼女の言葉に答えるように笑顔で頷く彼に驚くローとそのクルー達。
「おいおい、ソイツにいる事を教えちゃ不味いんじゃないのか?」
"大丈夫、レイリーさんはいい人なの♪"
「彼女の言う通りで私はルフィ君に何かしら悪事を企んでなどいない」
信じてくれ、
とローにいう彼は真っ直ぐな目をしている。
「・・・分かった。
冥王・・・お前を信じよう」
「すまないな、
で、ルフィ君は?」
"森に行ってるの。
傷口が開かないか心配で・・・"
「とりあえず無茶をしない限り開かねェよ」
と言ってローは肩にかけていた刀を手に取り立ち上がり…、
「冥王、これからアイツに何をしようというのかはあえて触れないが」
「なんだね?」
「麦わら屋は2週間、絶対安静だ」
「ああ、わかった。
ありがとうな?」
"トラファルガーさん!"
その言葉にあることを察したメイナはレイリーからローの傍に移動した。
"ルフィを助けてくれてありがとう!
また、会えるよね?"
「またキャプテンと逢いたいんだって」
「あァ、縁がありゃまた会えるさ」
その時までには完成させておく。
そういって彼は仲間を連れて船へと向かう。
"トラファルガーさん!本当にありがとう!"
と高く鳴いた彼女に片手を振って答え、女ヶ島を後にした。
「え~~!?
レイリーのおっさん!?」
森の奥から出てきたルフィがいつもの彼に戻っていたことに私はホッと胸を撫で下ろした。
「おお、ルフィ君。
早速会えてよかった♪」
「何でこんな所にいるんだ?俺今からビブルカードでシャボンディ諸島に行くつもりだったのに!」
皆に会いたいということとレイリーさんがいたことに頭が追い付かないのかルフィは私の方を見てくれない…。
「皆は!?」
「まだ集まってはおらんだろう…、
私のビブルカードはシャッキーに渡してきた」
でければ私が自由に動けんからな。
とレイリーさんはそんな彼に笑いかけながら問いかけに応える。
「"冥王"レイリー?本物か?こりゃ驚いた!」
"ジンベエ!"
「おお、ルフィ君はこの通りじゃぞ?」
"うん!ありがと!"
「お!メイナ!
お前ここにいたのか!」
ようやく自分に気づいてくれたルフィに近づくとジンベエに背負われたままで頭を撫でてくれる。
でもさっきまで気付いてくれなかったことがあってなのかあまり喜べない私がいる。
「ここに海賊がおりゃせんかったか?」
「トラファルガー・ローなら今船を出したぞ?
もう2週間は安静をするようにと」
救われたようだな?
とレイリーさんはまた笑った。
とローが口を開く、
あの後、目を覚ましたルフィが頂上戦争の記憶を否定するかの如く暴れまわり、森の奥へと入っていったのだ。
そこでなぜか追いかけようとしなかったメイナにローが問いかけたというわけだ。
"確かに私が行きたかったけど・・・意味がないの"
「自分が行っても意味がないと思ったって」
「なぜだ?麦わら屋とは随分と親しい関係なんだろ?」
そういった彼にメイナは俯きながら答えた。
"行ったとしても、言葉が通じないから・・・"
「メイナの言葉が分からないから説得しようとしても理解出来ないからだって」
白熊、ベポの訳した内容に理解したのか意見を言うのをやめたロー。
"でもジンベエが代わりに行ってくれたし、
きっと・・・大丈夫よ"
「ジンベエが行って説得してくれてると思うから大丈夫だって信じてるんだって」
「・・・そうか」
なら、俺達と一緒にここで待っていような?
とローは慰めるように優しい手つきで彼女の頭を撫でた。
「メイナとか言ってたな?
釣りでもするか?」
つーか見るか?
と釣竿を持っているローのクルーが問いかけてきた。
"みる!
トラファルガーさんも見ようよ♪"
「キャプテンも一緒に見ようだって♪」
「随分好かれましたね船長ww」
「・・・悪くないな」
そう呟いて下ろしていた腰をあげて海岸沿いに移動する彼の表情はとても柔らかかった。
~~~~~~~~~~~~
「船がシケで沈められて・・・泳ぐハメになった」
と釣りをしていた海岸に上がってきたのはシャボンディ諸島で対面したあの老人だった。
「シケ!?"凪の帯"にシケはねェぞ!?」
「・・・てことはそんな遠い海で遭難してずっと泳いできたのか!?」
"レイリーさん!"
シュルルッ!と彼女は彼に飛びつき喜ぶ。
「おぉ!君がここにいるなら間違いないな」
「・・・何の話だ?」
「この島にルフィ君がいるという事だよ」
"うん!いるの!"
「そうかそうか!」
彼女の言葉に答えるように笑顔で頷く彼に驚くローとそのクルー達。
「おいおい、ソイツにいる事を教えちゃ不味いんじゃないのか?」
"大丈夫、レイリーさんはいい人なの♪"
「彼女の言う通りで私はルフィ君に何かしら悪事を企んでなどいない」
信じてくれ、
とローにいう彼は真っ直ぐな目をしている。
「・・・分かった。
冥王・・・お前を信じよう」
「すまないな、
で、ルフィ君は?」
"森に行ってるの。
傷口が開かないか心配で・・・"
「とりあえず無茶をしない限り開かねェよ」
と言ってローは肩にかけていた刀を手に取り立ち上がり…、
「冥王、これからアイツに何をしようというのかはあえて触れないが」
「なんだね?」
「麦わら屋は2週間、絶対安静だ」
「ああ、わかった。
ありがとうな?」
"トラファルガーさん!"
その言葉にあることを察したメイナはレイリーからローの傍に移動した。
"ルフィを助けてくれてありがとう!
また、会えるよね?"
「またキャプテンと逢いたいんだって」
「あァ、縁がありゃまた会えるさ」
その時までには完成させておく。
そういって彼は仲間を連れて船へと向かう。
"トラファルガーさん!本当にありがとう!"
と高く鳴いた彼女に片手を振って答え、女ヶ島を後にした。
「え~~!?
レイリーのおっさん!?」
森の奥から出てきたルフィがいつもの彼に戻っていたことに私はホッと胸を撫で下ろした。
「おお、ルフィ君。
早速会えてよかった♪」
「何でこんな所にいるんだ?俺今からビブルカードでシャボンディ諸島に行くつもりだったのに!」
皆に会いたいということとレイリーさんがいたことに頭が追い付かないのかルフィは私の方を見てくれない…。
「皆は!?」
「まだ集まってはおらんだろう…、
私のビブルカードはシャッキーに渡してきた」
でければ私が自由に動けんからな。
とレイリーさんはそんな彼に笑いかけながら問いかけに応える。
「"冥王"レイリー?本物か?こりゃ驚いた!」
"ジンベエ!"
「おお、ルフィ君はこの通りじゃぞ?」
"うん!ありがと!"
「お!メイナ!
お前ここにいたのか!」
ようやく自分に気づいてくれたルフィに近づくとジンベエに背負われたままで頭を撫でてくれる。
でもさっきまで気付いてくれなかったことがあってなのかあまり喜べない私がいる。
「ここに海賊がおりゃせんかったか?」
「トラファルガー・ローなら今船を出したぞ?
もう2週間は安静をするようにと」
救われたようだな?
とレイリーさんはまた笑った。