第十六話
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ニューハーフの軍団と途中で別れた後、メイナ達は彼女、ハンコックの島・・・"女ヶ島"に到着した。
大きな門をくぐるとそこに出迎えた人達はみな彼女と同じような衣装に身を包んだ女性達だった。
「いい匂いがする~/////」
「頭がくらくらする~/////」
「ここは天国だ~/////」
「おいお前ら、
いい加減船内に入らねェと・・・」
死ぬぞ?
といいながら顔を横に避けた瞬間、弓矢がローの傍に突き刺さる!
それを合図にしたのか沢山の矢が船向けて飛んできた!
「「「うわぁあぁぁっ!!?」」」
"彼らに傷はつけさせない!"
ローの隣にいたメイナは宙へ舞い、降りかかる矢を電気で一掃した。
メイナの放電!
「何だあの生き物は・・・?」
「者共やめぬか!この者達は敵ではない!」
「「蛇姫様?」」
再び弓矢を放とうとした彼女を制したハンコックに彼女達の視線が集まる。
それを確認したハンコックが彼女へ事情を説明した後、案を提出するも老婆が彼女の言葉を否定する。
「例え医者であろうと男の立ち入りは断じてにゃらぬ!
この国にも優秀な医者は大勢おるわい」
「・・・まぁ、どっちでもいいが。
この島には俺の船と同等の医療設備と技術があるんだろうなァ?」
そのローの言葉に老婆の言葉が途切れる。
「傷口がまた開いたら今度は死ぬぜ?」
"Σ!?"
「それでも構わねェなら、麦わら屋を連れて行け」
"トラファルガーさん、それは・・・!"
ローの言葉を聞いたメイナが反論しようとすると、彼は横目で彼女を見て人差し指を自分の口元に当てた。
その動作はまるで・・・、
"黙ってみてろ"?
「ルフィ君を救うためには彼の力が必要なのは明白」
彼を同行出来ぬと言うのなら仕方ない、この島を出るしか・・・。
とジンベエが発言した言葉にハンコックは海軍と海王類による危険を案じて焦り、頭を抱える。
すると、
「しかたにゃいのう。
あくまで特例としてじゃが・・・」
島の湾岸にいきにゃされ、
と渋々と言った様子だが、老婆より滞在の許可が下りた。
"やった!"
「うまくいって良かったな?」
そういったローはこうなる事を予測できていたのか、余裕の笑みを浮かべていた。
~~~~~~~~~~~~~
「それはそうとお前には借りが出来ちまったな」
湾岸に停泊して数日が立ったある日、
ローが自分の隣で渦巻いて休んでいるメイナに話しかけた。
"え?だってあの時は・・・"
「あの場では麦わら屋を助けたのは"義理もねェ"と言ったが、シャボンディ諸島の借りだ」
"あれは気にしなくてよかったのに・・・"
「お前の願い、1つだけ叶えてやるよ」
ローは通訳の為、ベポを呼んだ後にメイナに言った。
言われた彼女は首を傾げて考え込む。
"何でもいいの?"
「どんな事でも叶えてくれるかだって」
"あァ、大抵の事は可能だ"
「じゃあ・・・」
人間になりたい・・・。
「人になりたいんだって」
「人か・・・確かにお前が人語を話せたりすりゃ動物以外にも言葉が通じて便利だろうな」
"うん!"
「・・・一定時間人になれるっていう薬なら出来るかもしれねェがそれでいいか?」
返ってきた彼の言葉に目を見開いて驚きながら何度も頷く。
"いい!お願いします!"
「お願いしますだって」
"ああ、任せろ"
と目を輝かせている彼女の頭をローが優しく撫でた。
――ちなみに、メイナが人間になりたいと願ったことで、彼女を乗せた船の行く末は他の者達とは大きく違ったものになる。
その事実と理由を本人達が知るのは少し先のお話・・・
大きな門をくぐるとそこに出迎えた人達はみな彼女と同じような衣装に身を包んだ女性達だった。
「いい匂いがする~/////」
「頭がくらくらする~/////」
「ここは天国だ~/////」
「おいお前ら、
いい加減船内に入らねェと・・・」
死ぬぞ?
といいながら顔を横に避けた瞬間、弓矢がローの傍に突き刺さる!
それを合図にしたのか沢山の矢が船向けて飛んできた!
「「「うわぁあぁぁっ!!?」」」
"彼らに傷はつけさせない!"
ローの隣にいたメイナは宙へ舞い、降りかかる矢を電気で一掃した。
メイナの放電!
「何だあの生き物は・・・?」
「者共やめぬか!この者達は敵ではない!」
「「蛇姫様?」」
再び弓矢を放とうとした彼女を制したハンコックに彼女達の視線が集まる。
それを確認したハンコックが彼女へ事情を説明した後、案を提出するも老婆が彼女の言葉を否定する。
「例え医者であろうと男の立ち入りは断じてにゃらぬ!
この国にも優秀な医者は大勢おるわい」
「・・・まぁ、どっちでもいいが。
この島には俺の船と同等の医療設備と技術があるんだろうなァ?」
そのローの言葉に老婆の言葉が途切れる。
「傷口がまた開いたら今度は死ぬぜ?」
"Σ!?"
「それでも構わねェなら、麦わら屋を連れて行け」
"トラファルガーさん、それは・・・!"
ローの言葉を聞いたメイナが反論しようとすると、彼は横目で彼女を見て人差し指を自分の口元に当てた。
その動作はまるで・・・、
"黙ってみてろ"?
「ルフィ君を救うためには彼の力が必要なのは明白」
彼を同行出来ぬと言うのなら仕方ない、この島を出るしか・・・。
とジンベエが発言した言葉にハンコックは海軍と海王類による危険を案じて焦り、頭を抱える。
すると、
「しかたにゃいのう。
あくまで特例としてじゃが・・・」
島の湾岸にいきにゃされ、
と渋々と言った様子だが、老婆より滞在の許可が下りた。
"やった!"
「うまくいって良かったな?」
そういったローはこうなる事を予測できていたのか、余裕の笑みを浮かべていた。
~~~~~~~~~~~~~
「それはそうとお前には借りが出来ちまったな」
湾岸に停泊して数日が立ったある日、
ローが自分の隣で渦巻いて休んでいるメイナに話しかけた。
"え?だってあの時は・・・"
「あの場では麦わら屋を助けたのは"義理もねェ"と言ったが、シャボンディ諸島の借りだ」
"あれは気にしなくてよかったのに・・・"
「お前の願い、1つだけ叶えてやるよ」
ローは通訳の為、ベポを呼んだ後にメイナに言った。
言われた彼女は首を傾げて考え込む。
"何でもいいの?"
「どんな事でも叶えてくれるかだって」
"あァ、大抵の事は可能だ"
「じゃあ・・・」
人間になりたい・・・。
「人になりたいんだって」
「人か・・・確かにお前が人語を話せたりすりゃ動物以外にも言葉が通じて便利だろうな」
"うん!"
「・・・一定時間人になれるっていう薬なら出来るかもしれねェがそれでいいか?」
返ってきた彼の言葉に目を見開いて驚きながら何度も頷く。
"いい!お願いします!"
「お願いしますだって」
"ああ、任せろ"
と目を輝かせている彼女の頭をローが優しく撫でた。
――ちなみに、メイナが人間になりたいと願ったことで、彼女を乗せた船の行く末は他の者達とは大きく違ったものになる。
その事実と理由を本人達が知るのは少し先のお話・・・