第十四話
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「まだ息はありそうじゃのう…」
ともう一発振りかざされた拳は…、
「これ以上は…!」
"援護するの!"
水を纏った尻尾をジンベエの手の甲に当て、彼の手を支えるようにした。
ジュワァアァ…と凄まじい音で蒸発していく水。
「つまらん時間稼ぎはよせジンベエ、元七武海だわしの力は十分に知っとろうが」
「この身を削って…時間稼ぎになるなら結構!」
元より命などくれてやるハラじゃい!
と庇ってくれたジンベエの手は私の水圧に敵うことのなかったマグマの力で焼けていく…、
"誰か、魚人さんを助けて!"
それに応えるようにマグマの男性に立ち向かったのはマルコと、彼とは別の隊長、"華剣のビスタ"
「あ~うっとうしいのォ…"火拳"はもう手遅れじゃと分からんのか?」
"え…"
「悔み切れん一瞬の抜かり!」
「何てことに…!」
"エースが・・・手遅れ・・・?"
メイナは動揺した様子で力なくルフィに覆いかぶさっているエースに近寄る。
「約束したじゃねェか!
お前絶対死なねェって…言ったじゃねェかよォ!エースゥ~~!!」
「そうだな、サボの件と…お前みてェな世話のやける弟がいなきゃ・・・俺は生きようとも思わなかった・・・」
"サボ・・・"
彼の言葉に何を思ったのか、
メイナはエースに近寄り何かを呟いた。
その言葉はルフィには届かなかったようだが・・・、
「・・・今の、お前なのか?」
エースは目を見開いて彼女を見る。
なぜ驚いているか分からず首を傾げていた2人だったが・・・、
「今、お前の・・・メイナの言葉がちゃんと聞き取れた」
"∑本当!?"
「ああ・・・いい声してるな・・・」
そして、
「お前の言ったことも信じられねェが、本当なら嬉しい・・・」
"本当なの!本当に・・・"
「ああ、信じるよ。
俺の大切な・・・メイナだからな」
エースは彼女に微笑んだあと、再び会話をルフィへ向ける。
「俺の心残りは一つある、お前の"夢の果て"を見れねェ事だ・・・。
だけどお前ならやれる・・・」
・・・俺の弟だ、
「もう…大声も出せねェ、
ルフィ、俺がこれからいう言葉を後から皆に伝えてくれ・・・」
オヤジ…みんな・・・そして、ルフィにメイナ・・・。
「今日までこんなどうしようもねェ俺を、
鬼の血を引くこの俺を…!」
愛してくれて・・・ありがとう!!!
「エース・・・!!」
"∑…!?"
そういった後、エースの身体は崩れ落ちる。
その時のエースの表情を見てメイナは驚くが、
次には抑えきれないほどの怒りと悲しみが彼女を襲った!
"う、うぅ「うわあぁあぁぁぁあぁぁ!!!!!」
エース~~~~~~~~~~!!!!!
と叫ぼうとしたメイナを遮るように出たルフィの劈くような叫びは戦場に轟き、その後ルフィは白目を向いて気を失った。
それを好機と見た赤犬が再び彼に襲い掛かる!
"駄目ッ!"
ドゴォン!!
とマグマと化している彼の腕を半透明の円形のレンズのような形をしたものを出現させて守る。
メイナのリフレクター!
「何ィ!?」
"ルフィの命は失わせない!"
「よくやったよい!」
上手く防いだ事を褒めながら体を不死鳥に変えて赤犬に対抗する。
「エースの弟を連れてけよい!」
"分かったの!"
「"その命"こそ生けるエースの"意志"だ!
エースに代わって俺達が必ず守り抜く!!」
もし死なせたら"白ひげ海賊団"の恥と思え!!
「「「ウオオオォ~!!!」」」
私が運ぼうとするとあの魚人さんがやってきて「わしが運ぼう」と言ってくれたので言葉に甘え、守りに専念することにした。
ふと後ろを見ると頭が半分なくなった白ひげさんが赤犬と戦っている。
"白ひげさん・・・"
「メイナ、守りを頼むぞ?」
"分かって「ゼハハハ!!」Σ!!?"
前を向こうとした私に聞こえてきたのは海軍本部で私に親しくしようと話しかけてきた人で・・・、
「"黒ひげ海賊団"」
「久しいな!死に目に会えそうでよかったぜオヤジィ!」
エースの仲間を殺し、逃亡した張本人だった!
「お前じゃねェんだ・・・」
「Σまだ生きてんのかよ!?」
「ロジャーが待ってる男は少なくともティーチ、お前じゃねェ」
顔を半分失った上、"黒ひげ海賊団"の総攻撃を食らった彼が口を開き言葉を発するのを聞いて驚くティーチ。
「ロジャーの意志を継ぐ者達がいるように、いずれエースの意志を継ぐ者も現れる・・・」
"血縁"を絶てど、あいつらの炎が消えることはねェ・・・。
「――そうやって遠い昔から脈々と受け継がれてきた!」
そして未来・・・いつの日かその数百年分の"歴史"を全て背負ってこの世界に戦いを挑む者が現れる・・・。
「センゴク・・・お前達"世界政府"は・・・いつか来るその世界中を巻き込むほどの"巨大な戦い"を恐れている」
興味はねェが・・・"あの宝を誰かが見つけたとき・・・・世界はひっくり返るのさ・・・!
その彼の言葉を聞いてセンゴクは目を見開き顔を強張らせる。
「誰かが見つけ出すその日は必ず来る・・・」
"ひとつなぎの大秘宝"は・・・実在する!!!
「Σ貴様っ!!」
"白ひげさん・・・"
立ち去りながらも聞こえた言葉にメイナは涙を流す。
それに気付いたジンベエはあえて何も言わず駆けていく足を止めない。
(許せ息子達・・・とんでもねェバカを残しちまった)
「俺はここまでだ」
(お前達には全てをもらった・・・)
「感謝している。
さらばだ、息子達・・・」
そう呟いて彼は静かに目を閉じた・・・。
「・・・・!オヤジィ!!」
"白ひげ"一切の"逃げ傷"無しにして死す!
ともう一発振りかざされた拳は…、
「これ以上は…!」
"援護するの!"
水を纏った尻尾をジンベエの手の甲に当て、彼の手を支えるようにした。
ジュワァアァ…と凄まじい音で蒸発していく水。
「つまらん時間稼ぎはよせジンベエ、元七武海だわしの力は十分に知っとろうが」
「この身を削って…時間稼ぎになるなら結構!」
元より命などくれてやるハラじゃい!
と庇ってくれたジンベエの手は私の水圧に敵うことのなかったマグマの力で焼けていく…、
"誰か、魚人さんを助けて!"
それに応えるようにマグマの男性に立ち向かったのはマルコと、彼とは別の隊長、"華剣のビスタ"
「あ~うっとうしいのォ…"火拳"はもう手遅れじゃと分からんのか?」
"え…"
「悔み切れん一瞬の抜かり!」
「何てことに…!」
"エースが・・・手遅れ・・・?"
メイナは動揺した様子で力なくルフィに覆いかぶさっているエースに近寄る。
「約束したじゃねェか!
お前絶対死なねェって…言ったじゃねェかよォ!エースゥ~~!!」
「そうだな、サボの件と…お前みてェな世話のやける弟がいなきゃ・・・俺は生きようとも思わなかった・・・」
"サボ・・・"
彼の言葉に何を思ったのか、
メイナはエースに近寄り何かを呟いた。
その言葉はルフィには届かなかったようだが・・・、
「・・・今の、お前なのか?」
エースは目を見開いて彼女を見る。
なぜ驚いているか分からず首を傾げていた2人だったが・・・、
「今、お前の・・・メイナの言葉がちゃんと聞き取れた」
"∑本当!?"
「ああ・・・いい声してるな・・・」
そして、
「お前の言ったことも信じられねェが、本当なら嬉しい・・・」
"本当なの!本当に・・・"
「ああ、信じるよ。
俺の大切な・・・メイナだからな」
エースは彼女に微笑んだあと、再び会話をルフィへ向ける。
「俺の心残りは一つある、お前の"夢の果て"を見れねェ事だ・・・。
だけどお前ならやれる・・・」
・・・俺の弟だ、
「もう…大声も出せねェ、
ルフィ、俺がこれからいう言葉を後から皆に伝えてくれ・・・」
オヤジ…みんな・・・そして、ルフィにメイナ・・・。
「今日までこんなどうしようもねェ俺を、
鬼の血を引くこの俺を…!」
愛してくれて・・・ありがとう!!!
「エース・・・!!」
"∑…!?"
そういった後、エースの身体は崩れ落ちる。
その時のエースの表情を見てメイナは驚くが、
次には抑えきれないほどの怒りと悲しみが彼女を襲った!
"う、うぅ「うわあぁあぁぁぁあぁぁ!!!!!」
エース~~~~~~~~~~!!!!!
と叫ぼうとしたメイナを遮るように出たルフィの劈くような叫びは戦場に轟き、その後ルフィは白目を向いて気を失った。
それを好機と見た赤犬が再び彼に襲い掛かる!
"駄目ッ!"
ドゴォン!!
とマグマと化している彼の腕を半透明の円形のレンズのような形をしたものを出現させて守る。
メイナのリフレクター!
「何ィ!?」
"ルフィの命は失わせない!"
「よくやったよい!」
上手く防いだ事を褒めながら体を不死鳥に変えて赤犬に対抗する。
「エースの弟を連れてけよい!」
"分かったの!"
「"その命"こそ生けるエースの"意志"だ!
エースに代わって俺達が必ず守り抜く!!」
もし死なせたら"白ひげ海賊団"の恥と思え!!
「「「ウオオオォ~!!!」」」
私が運ぼうとするとあの魚人さんがやってきて「わしが運ぼう」と言ってくれたので言葉に甘え、守りに専念することにした。
ふと後ろを見ると頭が半分なくなった白ひげさんが赤犬と戦っている。
"白ひげさん・・・"
「メイナ、守りを頼むぞ?」
"分かって「ゼハハハ!!」Σ!!?"
前を向こうとした私に聞こえてきたのは海軍本部で私に親しくしようと話しかけてきた人で・・・、
「"黒ひげ海賊団"」
「久しいな!死に目に会えそうでよかったぜオヤジィ!」
エースの仲間を殺し、逃亡した張本人だった!
「お前じゃねェんだ・・・」
「Σまだ生きてんのかよ!?」
「ロジャーが待ってる男は少なくともティーチ、お前じゃねェ」
顔を半分失った上、"黒ひげ海賊団"の総攻撃を食らった彼が口を開き言葉を発するのを聞いて驚くティーチ。
「ロジャーの意志を継ぐ者達がいるように、いずれエースの意志を継ぐ者も現れる・・・」
"血縁"を絶てど、あいつらの炎が消えることはねェ・・・。
「――そうやって遠い昔から脈々と受け継がれてきた!」
そして未来・・・いつの日かその数百年分の"歴史"を全て背負ってこの世界に戦いを挑む者が現れる・・・。
「センゴク・・・お前達"世界政府"は・・・いつか来るその世界中を巻き込むほどの"巨大な戦い"を恐れている」
興味はねェが・・・"あの宝を誰かが見つけたとき・・・・世界はひっくり返るのさ・・・!
その彼の言葉を聞いてセンゴクは目を見開き顔を強張らせる。
「誰かが見つけ出すその日は必ず来る・・・」
"ひとつなぎの大秘宝"は・・・実在する!!!
「Σ貴様っ!!」
"白ひげさん・・・"
立ち去りながらも聞こえた言葉にメイナは涙を流す。
それに気付いたジンベエはあえて何も言わず駆けていく足を止めない。
(許せ息子達・・・とんでもねェバカを残しちまった)
「俺はここまでだ」
(お前達には全てをもらった・・・)
「感謝している。
さらばだ、息子達・・・」
そう呟いて彼は静かに目を閉じた・・・。
「・・・・!オヤジィ!!」
"白ひげ"一切の"逃げ傷"無しにして死す!