第十三話
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彼が監獄、インペルダウンからここ"海軍本部"に運ばれてきたと海兵さん達が話しているのを聞いて私は海軍本部にある地下へと続く長い階段を真っ直ぐ降りていく、
するとたどり着いたのは一つの大きな牢屋。
その牢屋に両手を真後ろで固定された状態で床に座っている人物を見て私は切なく、辛そうな表情になる。
"エース・・・"
「ん…∑!?」
メイナっ!?
と目の前にいる人物は私の姿を目でとらえると驚きを隠せない顔で私を見る。
"久しぶりだね・・・"
「何でここに居るんだ?
ジジイに連れてこられたのか?」
"違う"
「違うのか?じゃあ誰が一体・・・?」
首を横に振った私に問い返すエースを見て私は隙間の大きい牢屋の柵から中に入り、彼に近寄った。
「メイナ?」
"エース・・・っ!"
「・・・悪かったな、メイナ」
傷だらけで弱っているというのに、エースは私に優しい口調で謝る。
"やだ、謝らないでよエース!"
「俺はもうすぐお前に逢えなくなるが、お前はまだ一人じゃない」
迫ってきている自分の死を受け入れているような話し方に否定する私に顔をもたれかけ…、
「メイナ、お前は俺が昔言った願いを叶えてくれ」
"∑!?"
「俺はそれを叶えてくれりゃ満足なんだ」
"・・・・・"
彼の言葉に少し戸惑ったけど死なせたくないから反対する言葉を返そうとした時!
「処刑、3時間前です。
罪人を処刑台へ送ります」
と海兵さんがやってきて、私を見ると少し驚いたような顔をする。
「こんな所にいたのか」
「ガープ中将が捜している。
お前は我らより先に登りなさい」
檻に入っていることは許してやる。
そういった海兵さんを見た後、私はエースを見返す。
「行け、メイナ」
"・・・・・"
名残惜しくも私は階段を上っていく。
最初は遅かったスピードも無意識に早足になっていき…、
"じいちゃん!"
「おぉ、探してたんじゃ ガバッ! ・・・」
私が飛びついたことで何かを言おうとした言葉は途切れ…、
「アイツの所に行っておったのじゃな?」
"うん"
「そうじゃろうな、お前さんらはいつも一緒だったからのう」
と泣いている私を優しく慰めてくれる。
「おや?この子は?」
「エースの友人じゃ、手配書じゃ"生のみ"になっておる子竜の・・」
「ああ、それがこの子かい」
そういって泣いている私にじいちゃんと同じように頭を撫でてくれる海兵の服装に身を包んだおばあちゃん。
「彼が処刑されることに反対しているようだね」
「当たり前じゃ、コイツらの仲の良さは兄妹も同然なほど」
「だが、罪人は罪人…」
どんな悪党でも、正義の為とあらば処罰をせねばならんのだ。
と後ろから言ってきた男性は確か"海軍本部"の元帥…、
「じゃが、誰がどんな理由で泣いていようが勝手じゃないか?」
「邪魔をしないならこのままでいさせる」
「いや、ワシと一緒に下におる」
「構わんがガープ、全て伝えるぞ?」
「…好きにせい」
何を言うつもりなのか疑問に思ったけど、私はじいちゃんと一緒に下へ降りて行くが…。
その間にも私の心はある決意を固めていた。
するとたどり着いたのは一つの大きな牢屋。
その牢屋に両手を真後ろで固定された状態で床に座っている人物を見て私は切なく、辛そうな表情になる。
"エース・・・"
「ん…∑!?」
メイナっ!?
と目の前にいる人物は私の姿を目でとらえると驚きを隠せない顔で私を見る。
"久しぶりだね・・・"
「何でここに居るんだ?
ジジイに連れてこられたのか?」
"違う"
「違うのか?じゃあ誰が一体・・・?」
首を横に振った私に問い返すエースを見て私は隙間の大きい牢屋の柵から中に入り、彼に近寄った。
「メイナ?」
"エース・・・っ!"
「・・・悪かったな、メイナ」
傷だらけで弱っているというのに、エースは私に優しい口調で謝る。
"やだ、謝らないでよエース!"
「俺はもうすぐお前に逢えなくなるが、お前はまだ一人じゃない」
迫ってきている自分の死を受け入れているような話し方に否定する私に顔をもたれかけ…、
「メイナ、お前は俺が昔言った願いを叶えてくれ」
"∑!?"
「俺はそれを叶えてくれりゃ満足なんだ」
"・・・・・"
彼の言葉に少し戸惑ったけど死なせたくないから反対する言葉を返そうとした時!
「処刑、3時間前です。
罪人を処刑台へ送ります」
と海兵さんがやってきて、私を見ると少し驚いたような顔をする。
「こんな所にいたのか」
「ガープ中将が捜している。
お前は我らより先に登りなさい」
檻に入っていることは許してやる。
そういった海兵さんを見た後、私はエースを見返す。
「行け、メイナ」
"・・・・・"
名残惜しくも私は階段を上っていく。
最初は遅かったスピードも無意識に早足になっていき…、
"じいちゃん!"
「おぉ、探してたんじゃ ガバッ! ・・・」
私が飛びついたことで何かを言おうとした言葉は途切れ…、
「アイツの所に行っておったのじゃな?」
"うん"
「そうじゃろうな、お前さんらはいつも一緒だったからのう」
と泣いている私を優しく慰めてくれる。
「おや?この子は?」
「エースの友人じゃ、手配書じゃ"生のみ"になっておる子竜の・・」
「ああ、それがこの子かい」
そういって泣いている私にじいちゃんと同じように頭を撫でてくれる海兵の服装に身を包んだおばあちゃん。
「彼が処刑されることに反対しているようだね」
「当たり前じゃ、コイツらの仲の良さは兄妹も同然なほど」
「だが、罪人は罪人…」
どんな悪党でも、正義の為とあらば処罰をせねばならんのだ。
と後ろから言ってきた男性は確か"海軍本部"の元帥…、
「じゃが、誰がどんな理由で泣いていようが勝手じゃないか?」
「邪魔をしないならこのままでいさせる」
「いや、ワシと一緒に下におる」
「構わんがガープ、全て伝えるぞ?」
「…好きにせい」
何を言うつもりなのか疑問に思ったけど、私はじいちゃんと一緒に下へ降りて行くが…。
その間にも私の心はある決意を固めていた。