第十三話
名前変換
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「メイナ様、いらっしゃいますでしょうか?」
噴水前で呼びかけられた声に私は顔をヒョコッとだして相手をみる。
「あ、センゴク元帥からの指示で"彼ら"の相手になってほしいと」
"彼ら?"
一体誰の事なんだろう?
と首を傾げているとそれに気付いてくれた海兵さんが言葉を付け足してくれた。
「彼らが何者なのかは実際会ってもらった方があなたには都合がよいかと、案内します」
"あ、うん。お願い"
頷いた私を連れて長い廊下を歩いていく海兵さんは立派なカーペットが敷かれている場所に並んでいる大きな扉の前に辿り着く。
「こちらです、どうぞお入りください」
ギイィ、と少し重そうな扉が開きその先にあるテーブルを囲むように座っている彼らと対面した私。
「ん?主は・・」
"あ、鷹の∑!?"
"偉大なる航路"に入る前に対面した事のある人に出会うことのできた私は彼に歩み寄ろうとした体がピクリとも動かないことに気付く
(なに?体が全く動かない・・・?)
「よさぬか"天夜叉"」
「フッフッフッフッ、お前の所に行きたがってたんでな」
「好きにさせればよかろう」
「普通の生き物ならそうさせるが"コイツ"はそう出来ねェ対象物だ」
とピンク色のモフモフしたコートを羽織っている鷹の目さんより背の高い人が指をクイッと動かすとそれに従うように勝手に歩きだし、彼の傍にまで来てしまった私
「フフフフッ!これは確かに高貴な生き物だ!
まさかこんな所で拝めることになるとはなァ!」
"・・・・・・・"
「んン?随分と大人しいな?
もう動けるはずだが?」
そう、確かに体は自由になってる。
けど、私は動かないんじゃない・・・、
"動けない"の・・・、
モックタウンで金塊を取り返した後に感じた強い気配・・・、
それが今、私の目の前にいるこの男性の気配とほぼ一致しているから・・・。
(だから「あ~!てめェは!?」あ!)
驚いた声が聞こえ、そこへ視界を映してみるとそこにいたのはルフィにやられたはずの影の能力者の人がいた。
よくみると彼の隣にはモックタウンでチェリーパイを食べていた黒い髭の男性もいる。
「モリア、お前も知り合いだったのか?」
「知り合い所じゃねェ、俺はこいつらのせいでこんなにボロボロにされたんだよ!」
「ほォ、この竜達がねェ・・・」
彼は私に顔を近づけてまじまじと見つめてくる。
「俺は強いやつは好きだ、どうだ?俺のファミリーにならないか?」
「ドフラミンゴ、お前ェが勧誘するとは珍しいじゃねェか!」
ま、俺も勧誘したいクチだがな!
と言って豪快に笑う黒ひげの男性。
「その言い方、コイツにゃもう主人がいるのか?」
「あァ、最近噂になってるだろ?
"麦わらの一味"」
「!」
「コイツはその船長のお気に入りなんだ」
「そうか…フフッ、あの"麦わら"小僧のお気に入りか」
黒ひげの男性の言葉にますます興味を持ったのか常に笑っているような口元が更に弧を太くした。
「一体どこで仲間にしたのか知らねェが、その場に俺がいたかったもんだな」
「同感だぜ!ゼハハハ!」
「・・・子竜よ」
笑いあう二人を横目に聞こえてきた静かな声、
彼の方を見ると軽く手招きをしていて、
「俺の傍に来たければ来い、俺は主を否定せぬ」
"・・・・・"
私は彼に近寄り、寛いでいる腕に自分の顔を乗せる。
すると彼の手が伸びてきて私の頭を優しくなでた。
「おいおい、随分と好かれてるじゃねェか」
「お主らと違って荒療治なことはしない男なのでな」
「フフフッ、まるで俺らが悪人みてェな言い方だなァ」
「違うのか?」
「いや、違わねェよ」
海賊はどこまで行こうと海賊だからなァ、
と言ってドフラミンゴと呼ばれた彼は高価そうな酒瓶を手に取り、口付けた。
噴水前で呼びかけられた声に私は顔をヒョコッとだして相手をみる。
「あ、センゴク元帥からの指示で"彼ら"の相手になってほしいと」
"彼ら?"
一体誰の事なんだろう?
と首を傾げているとそれに気付いてくれた海兵さんが言葉を付け足してくれた。
「彼らが何者なのかは実際会ってもらった方があなたには都合がよいかと、案内します」
"あ、うん。お願い"
頷いた私を連れて長い廊下を歩いていく海兵さんは立派なカーペットが敷かれている場所に並んでいる大きな扉の前に辿り着く。
「こちらです、どうぞお入りください」
ギイィ、と少し重そうな扉が開きその先にあるテーブルを囲むように座っている彼らと対面した私。
「ん?主は・・」
"あ、鷹の∑!?"
"偉大なる航路"に入る前に対面した事のある人に出会うことのできた私は彼に歩み寄ろうとした体がピクリとも動かないことに気付く
(なに?体が全く動かない・・・?)
「よさぬか"天夜叉"」
「フッフッフッフッ、お前の所に行きたがってたんでな」
「好きにさせればよかろう」
「普通の生き物ならそうさせるが"コイツ"はそう出来ねェ対象物だ」
とピンク色のモフモフしたコートを羽織っている鷹の目さんより背の高い人が指をクイッと動かすとそれに従うように勝手に歩きだし、彼の傍にまで来てしまった私
「フフフフッ!これは確かに高貴な生き物だ!
まさかこんな所で拝めることになるとはなァ!」
"・・・・・・・"
「んン?随分と大人しいな?
もう動けるはずだが?」
そう、確かに体は自由になってる。
けど、私は動かないんじゃない・・・、
"動けない"の・・・、
モックタウンで金塊を取り返した後に感じた強い気配・・・、
それが今、私の目の前にいるこの男性の気配とほぼ一致しているから・・・。
(だから「あ~!てめェは!?」あ!)
驚いた声が聞こえ、そこへ視界を映してみるとそこにいたのはルフィにやられたはずの影の能力者の人がいた。
よくみると彼の隣にはモックタウンでチェリーパイを食べていた黒い髭の男性もいる。
「モリア、お前も知り合いだったのか?」
「知り合い所じゃねェ、俺はこいつらのせいでこんなにボロボロにされたんだよ!」
「ほォ、この竜達がねェ・・・」
彼は私に顔を近づけてまじまじと見つめてくる。
「俺は強いやつは好きだ、どうだ?俺のファミリーにならないか?」
「ドフラミンゴ、お前ェが勧誘するとは珍しいじゃねェか!」
ま、俺も勧誘したいクチだがな!
と言って豪快に笑う黒ひげの男性。
「その言い方、コイツにゃもう主人がいるのか?」
「あァ、最近噂になってるだろ?
"麦わらの一味"」
「!」
「コイツはその船長のお気に入りなんだ」
「そうか…フフッ、あの"麦わら"小僧のお気に入りか」
黒ひげの男性の言葉にますます興味を持ったのか常に笑っているような口元が更に弧を太くした。
「一体どこで仲間にしたのか知らねェが、その場に俺がいたかったもんだな」
「同感だぜ!ゼハハハ!」
「・・・子竜よ」
笑いあう二人を横目に聞こえてきた静かな声、
彼の方を見ると軽く手招きをしていて、
「俺の傍に来たければ来い、俺は主を否定せぬ」
"・・・・・"
私は彼に近寄り、寛いでいる腕に自分の顔を乗せる。
すると彼の手が伸びてきて私の頭を優しくなでた。
「おいおい、随分と好かれてるじゃねェか」
「お主らと違って荒療治なことはしない男なのでな」
「フフフッ、まるで俺らが悪人みてェな言い方だなァ」
「違うのか?」
「いや、違わねェよ」
海賊はどこまで行こうと海賊だからなァ、
と言ってドフラミンゴと呼ばれた彼は高価そうな酒瓶を手に取り、口付けた。