第十二話
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「ふ~ん、でも"ひとつなぎの大秘宝"は俺が見つけるぞ?」
大半の海兵をふっ飛ばした後赤髪の男性の言葉にルフィが笑いながら答えた。
"そうなの、ワンピースはルフィが手に入れるの!"
他の人には渡さない!
~~~~~~~~~~~~
その後海兵の人数が更に増え、私達は老人を連れて彼の家まで帰ることにした。
けど・・・、
"・・・・"
「メイナ…?」
「トラファルガー・ロー!」
「ァ?」
「さっきはよくも同胞を!」
と武器を構えてモフモフ帽子の男性に攻め寄る海兵。
"モフモフさん待って!"
仲間を呼ぼうとした彼の言葉を途切らせて私は火炎放射を放った。
"ふぅ、間に合ったの"
「お前、助けてくれたのか?」
不思議そうに聞いてくる彼へ振り返りながら小さく頷いた。
さっきまでは私を狙っている悪い人にしか見えなかったけど、
「"新世界で会おうぜ?"」
とか言ってた赤髪の人やルフィの言葉に反論とかしなかったから、
この人は私が思ってるほど悪い人じゃないのかもと思った。
「そうか、ありがとな?」
モフモフ帽子の男性は私に礼を言って会場の入り口の近くにいる巨人に向かって行った。
「メイナ~行くぞ?」
"今行くの!"
私は急いでルフィ達の元へ向かった。
~~~~~~~~~~~~~~~
「"東の海"ならバギーという海賊も知らんか?」
無事に辿り着いた老人の家で彼が私達に話しかける。
彼の素性はあの海賊王、ゴール・D・ロジャー率いるロジャー海賊団の副船長のシルバーズ・レイリーだった。
(私達は何とも不思議な出会いをしてしまったの・・・!)
バギーとシャンクスという海賊が海賊王の船に乗っていたことに驚いているルフィを見やったあと私を見て、
「君なら、"ハクリ"という竜を知っておるか?」
"Σハクリ!?"
懐かしい名前に私は目を見開き唖然とする。
"私の父さんなの!"
「そのハクリっていう竜はメイナの父さんなんだって」
「そうか、彼はロジャーの補佐として一緒に冒険をしてくれていたのだよ」
"そうなんだ・・・"
私の父さんが、海賊王の補佐・・・。
凄いの・・・、
「彼の力はとても役に立った。
時には私達の道標にもなった」
その血を継いでいるのであれば、
「君も努力しだいで父親に並ぶことが出来るだろう」
"うん、頑張るの!"
「がん「ああ、言わなくてもよい」え・・・」
レイリーさんはチョッパーの言葉を止めただけでなく、
「私は彼女の言葉が分かるのでな」
今までルフィ達が得たかったであろう言葉を発した。
「本当に分かるのか?」
「ああ、勿論」
「それも何かしらな技なのか?」
「技と言えば技となるが・・・」
彼はルフィ達を見渡し、
「これは君達も来る時が来れば得ることが出来る」
「「Σ!?」」
「フフ…その時を心待ちにして冒険を楽しんでくれ」
そういってレイリーさんは目を見開いているルフィ達に微笑んだ。
「全員!逃げることだけ考えろ!」
今の俺達じゃ、コイツらには・・勝てねェ!!
レイリーさんと別れた後、私達の目の前に突如として現れた七武海のくま。
私達は本気でぶつかっていき、何とか倒すことが出来た。
けどそれも束の間で、休憩しようとした私達に襲い掛かってきたのはもう一人のくまと戦闘丸という防御力が高い男性と海軍大将黄猿。
彼らだけでもう十分すぎるくらいピンチだというのに・・・、
「生きていたか、ロロノア・・・」
「お前の、慈悲のお蔭でな・・・」
本物らしきくまが私達の元に現れ、
「旅行するなら何処に行きたい?」
と彼の能力により、ゾロから始まりブルック・ウソップ・サンジ・フランキー・ナミ・チョッパー、そしてロビンが私達の傍から姿を消した。
私は身体が震えた。
こんな簡単に、仲間を失ってもいいの?
(こんな普通に消えてしまっても・・・)
こんなに・・・っ!
顔を上げると戦意を失っているルフィにくまが手を翳そうとしている所だった。
私は無我夢中でルフィの元へ駆け出す!
(いや)
いやだ・・・、
(ルフィを・・・)
彼を失うのは・・・嫌だ!
"やめてえぇえぇぇぇっ!!"
と叫んだ直後だった!
シュウゥゥ・・・!
とみるみる姿が変わっていき…、
"Σ!?"
私の身体は淡い青色から綺麗な空色に変わり、体長も倍以上に伸びた。
「メイナ?」
「なんだ?姿が変わって・・・」
「"進化"したか…」
よく分からないけど、この姿には見覚えがあった。
(母さんや父さんと同じ・・・)
という事は、父さんみたいに戦える。
彼らを・・・倒せる!
"うわあぁぁぁ!!"
「よく分からないが戦闘力が上がった見たいだねェ~」
と向かって行く私に余裕な表情を見せる黄猿。
"何のん気な事を ポンッ! え・・・?"
聞こえてしまった音に私は動きを止めてその方、ルフィがいた方を向く。
そして目を見開いた。
彼の、ルフィの姿が消えていたから・・・。
"ル、フィ・・・ ドゴォッ! あっ!!"
思いっきり地面へ叩きつけられ意識が朦朧とする私。
「ソイツを、どうするんだァい?」
「本部へ連れて行く」
「そうだね、それが君にとっては一番いいかもしれないねェ~」
一味の一人を捕まえたのなら本部の人達も納得だろう。
とくまの案に乗った黄猿は帰宅すべくその場所を去る。
"ぅ・・・"
「・・・・・」
周囲にレイリーさんと私以外にいなくなった中、くまは掴んでいた私の頭を自分の顔近くに上げ呟いた。
「唐突ですまなかった…」
"・・・・・"
「だが、あの場で違う方法をすれば君が殺されてしまう可能性も出てくる」
そして、
「俺は"あの少年"に会わせる顔がなくなってしまう」
"・・・?"
あの少年?
あの少年って一体・・・?
「連れて行く、殺させはしない。
信じてくれるか?」
くまの言葉に無言で小さく頷いたレイリーさんをみて、
「あとでお前の家に失礼する」
といって私を掴んだままここ、シャボンディ諸島から姿を消した。
大半の海兵をふっ飛ばした後赤髪の男性の言葉にルフィが笑いながら答えた。
"そうなの、ワンピースはルフィが手に入れるの!"
他の人には渡さない!
~~~~~~~~~~~~
その後海兵の人数が更に増え、私達は老人を連れて彼の家まで帰ることにした。
けど・・・、
"・・・・"
「メイナ…?」
「トラファルガー・ロー!」
「ァ?」
「さっきはよくも同胞を!」
と武器を構えてモフモフ帽子の男性に攻め寄る海兵。
"モフモフさん待って!"
仲間を呼ぼうとした彼の言葉を途切らせて私は火炎放射を放った。
"ふぅ、間に合ったの"
「お前、助けてくれたのか?」
不思議そうに聞いてくる彼へ振り返りながら小さく頷いた。
さっきまでは私を狙っている悪い人にしか見えなかったけど、
「"新世界で会おうぜ?"」
とか言ってた赤髪の人やルフィの言葉に反論とかしなかったから、
この人は私が思ってるほど悪い人じゃないのかもと思った。
「そうか、ありがとな?」
モフモフ帽子の男性は私に礼を言って会場の入り口の近くにいる巨人に向かって行った。
「メイナ~行くぞ?」
"今行くの!"
私は急いでルフィ達の元へ向かった。
~~~~~~~~~~~~~~~
「"東の海"ならバギーという海賊も知らんか?」
無事に辿り着いた老人の家で彼が私達に話しかける。
彼の素性はあの海賊王、ゴール・D・ロジャー率いるロジャー海賊団の副船長のシルバーズ・レイリーだった。
(私達は何とも不思議な出会いをしてしまったの・・・!)
バギーとシャンクスという海賊が海賊王の船に乗っていたことに驚いているルフィを見やったあと私を見て、
「君なら、"ハクリ"という竜を知っておるか?」
"Σハクリ!?"
懐かしい名前に私は目を見開き唖然とする。
"私の父さんなの!"
「そのハクリっていう竜はメイナの父さんなんだって」
「そうか、彼はロジャーの補佐として一緒に冒険をしてくれていたのだよ」
"そうなんだ・・・"
私の父さんが、海賊王の補佐・・・。
凄いの・・・、
「彼の力はとても役に立った。
時には私達の道標にもなった」
その血を継いでいるのであれば、
「君も努力しだいで父親に並ぶことが出来るだろう」
"うん、頑張るの!"
「がん「ああ、言わなくてもよい」え・・・」
レイリーさんはチョッパーの言葉を止めただけでなく、
「私は彼女の言葉が分かるのでな」
今までルフィ達が得たかったであろう言葉を発した。
「本当に分かるのか?」
「ああ、勿論」
「それも何かしらな技なのか?」
「技と言えば技となるが・・・」
彼はルフィ達を見渡し、
「これは君達も来る時が来れば得ることが出来る」
「「Σ!?」」
「フフ…その時を心待ちにして冒険を楽しんでくれ」
そういってレイリーさんは目を見開いているルフィ達に微笑んだ。
「全員!逃げることだけ考えろ!」
今の俺達じゃ、コイツらには・・勝てねェ!!
レイリーさんと別れた後、私達の目の前に突如として現れた七武海のくま。
私達は本気でぶつかっていき、何とか倒すことが出来た。
けどそれも束の間で、休憩しようとした私達に襲い掛かってきたのはもう一人のくまと戦闘丸という防御力が高い男性と海軍大将黄猿。
彼らだけでもう十分すぎるくらいピンチだというのに・・・、
「生きていたか、ロロノア・・・」
「お前の、慈悲のお蔭でな・・・」
本物らしきくまが私達の元に現れ、
「旅行するなら何処に行きたい?」
と彼の能力により、ゾロから始まりブルック・ウソップ・サンジ・フランキー・ナミ・チョッパー、そしてロビンが私達の傍から姿を消した。
私は身体が震えた。
こんな簡単に、仲間を失ってもいいの?
(こんな普通に消えてしまっても・・・)
こんなに・・・っ!
顔を上げると戦意を失っているルフィにくまが手を翳そうとしている所だった。
私は無我夢中でルフィの元へ駆け出す!
(いや)
いやだ・・・、
(ルフィを・・・)
彼を失うのは・・・嫌だ!
"やめてえぇえぇぇぇっ!!"
と叫んだ直後だった!
シュウゥゥ・・・!
とみるみる姿が変わっていき…、
"Σ!?"
私の身体は淡い青色から綺麗な空色に変わり、体長も倍以上に伸びた。
「メイナ?」
「なんだ?姿が変わって・・・」
「"進化"したか…」
よく分からないけど、この姿には見覚えがあった。
(母さんや父さんと同じ・・・)
という事は、父さんみたいに戦える。
彼らを・・・倒せる!
"うわあぁぁぁ!!"
「よく分からないが戦闘力が上がった見たいだねェ~」
と向かって行く私に余裕な表情を見せる黄猿。
"何のん気な事を ポンッ! え・・・?"
聞こえてしまった音に私は動きを止めてその方、ルフィがいた方を向く。
そして目を見開いた。
彼の、ルフィの姿が消えていたから・・・。
"ル、フィ・・・ ドゴォッ! あっ!!"
思いっきり地面へ叩きつけられ意識が朦朧とする私。
「ソイツを、どうするんだァい?」
「本部へ連れて行く」
「そうだね、それが君にとっては一番いいかもしれないねェ~」
一味の一人を捕まえたのなら本部の人達も納得だろう。
とくまの案に乗った黄猿は帰宅すべくその場所を去る。
"ぅ・・・"
「・・・・・」
周囲にレイリーさんと私以外にいなくなった中、くまは掴んでいた私の頭を自分の顔近くに上げ呟いた。
「唐突ですまなかった…」
"・・・・・"
「だが、あの場で違う方法をすれば君が殺されてしまう可能性も出てくる」
そして、
「俺は"あの少年"に会わせる顔がなくなってしまう」
"・・・?"
あの少年?
あの少年って一体・・・?
「連れて行く、殺させはしない。
信じてくれるか?」
くまの言葉に無言で小さく頷いたレイリーさんをみて、
「あとでお前の家に失礼する」
といって私を掴んだままここ、シャボンディ諸島から姿を消した。