第十話
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「知らずともよいことだ・・・」
"真意を心に口を閉ざせ"
読めないというひげの生えたおじさんに読んであげる。
あのシュラも分かったのならこの人も分かるかな?と思ったから。
でも、私の気持ちは通じなかったようだけど・・・。
「!?」
おじさんは何か違う意味で私に驚いているようだった。
"おじさん、どうしたの?"
「なんですかこの生き物は…?」
「この子竜、まさか・・・」
と何かを言おうとした時、後ろからロビンがやってきて私が読んでいた言葉をそのまま言ってくれた。
「シャンドラの遺跡にそう刻んであったわ、あなた達が代々これを守る"番人"ね?」
「凄いな、お前といいこの子竜といい!
この文字が読めるなんて!」
「え…!?」
ロビンは私を見て驚く、
その様子に私は首を傾げる。
"なに?大抵の人達はこれを読めるんじゃないの?"
不思議に思ったけど、ロビン達はそれ以上私に何も聞こうとしなかった。
"一体なんだったんだろう??"
~~~~~~~~~~
空島から元いた青い海に落ちて帰って来た私達が最初に辿り着いた島は木も動物も何もかもが長い島だった。
ルフィ・ウソップ・チョッパーと一緒に島に降り立った私は頭が割れてる変な人とその仲間らしき人に出会い、彼の話を聞いたことでルフィは提案された決闘のようなものにのった。
最初の"ドーナツレース"には私はナミ・ロビン・ウソップとチームを組んで樽で作った船に乗りレースに挑んだ。
途中で大量の渦潮がある場所に差し掛かったけど・・・、
"私なら問題ない!"
私は海に潜り渦潮の下へ移動して身体をグルグルと回し竜巻を起こすようにした。
すると、
ゴゴゴ・・・ドッパァン!!
と凄まじい音と共に私達の船が中を舞い、渦潮のコースを抜けたところに着地した。
「ありがとっ、メイナ♪」
礼を言われた事に嬉しくなっていた私だけど、
最後の最後であの割れ頭の人の何かしらな能力によって私達のチームは負け、
「まずは一人目、俺が欲しいのは・・・お前!」
小さな竜のメイナだ!
この決闘のルールである負けたチームの船員を一人自分のクルーに出来るというルールで私が選ばれた。
「「「えぇっ!?」」」
「さー!こっちへ来い!」
と選ばれた私を連れて行こうと割れ頭の仲間が私を掴むが、
"・・・・・・・・"
バリバリバリっ!!
と電気を放ち倒すと私は無言のままルフィの元へ、
「コラ~!ルールなんだから従え!!」
「黙ってろ割れ頭!」
「割れ・・・頭・・・」
ゾロの一言で地面が陥没するほど沈んでいく割れ頭の人を横目に私はルフィを見上げる。
ルフィも無言で右肩を降ろして私を登らせてくれた。
「いぐなァ~~メイナ~っ!」
"ルフィ・・・"
私は小さく彼の名前を呟きながら頬擦りすると地面に降り立ち割れ頭の人の元へと一直線に向かう。
"大丈夫・・・"
ルフィならきっと…いや、絶対に取り戻してくれる!
"そう信じてるの!"
俺の・・・仲間は・・・、
「誰一人・・・」
死んでもやらん!!!
そういってくれたルフィは見事に割れ頭の人をやっつけてくれた。
お蔭で私は"麦わら海賊団"に帰る事ができた。
でも、
「あららら、こりゃいい女になったな。
ニコ・ロビン」
といつからいたのか突っ立って寝ていた背の高い人がロビンに言って、その人を見たロビンが顔を真っ青にして動揺した。
その人は海軍本部大将"青雉"と名乗り、最初は戦う意思もなくルフィと仲良くしてたんだけど・・・。
「やっぱお前ら・・・今死んどくか?」
突如言い出した彼はらしくなく我を忘れかけてる様子で向かっていったロビン、ナミ達を逃がそうとして立ち向かったゾロの腕とサンジの足、そしてルフィを自分の能力で凍らせた。
そして今、私の目の前に立っている。
「コイツのじいさんから聞いてたが、本当の話だったとはな」
"・・・・?"
「メイナ、だったな?
ここでお前を殺めるのも容易い」
だが、お前らには借りがある。
"借り?"
「アラバスタのクロコダイル討伐の件だ。
それをチャラにさせてもらうぞ?」
とりあえずルフィは助かる。
それが分かった私は何度も頷いた。
「それと、スモーカーの話だ。
馬鹿馬鹿しいが聴くか?」
"スモーカー?確かルフィがケムりんって言ってた人…"
「ソイツの首を取りたいと必死になって日々鍛錬してるとのこと」
そして、
と私を指差して・・・、
「理由は知らんがお前を海軍(こっち)側に引き入れようとしている」
"え・・・!?"
「精々気をつけるこった」
そういって青雉は私の傍を去っていった。
「いたぞ!」
「ルフィ!メイナ!」
「・・・砕かれちゃいねェ、メイナに対しては無傷だ!」
「よかった!」
少しして凍ったところを戻して来たゾロとサンジが駆けつけてくれた。
「運ぶぞ!」
「急いで船へ!」
私はゾロの肩に乗り、メリー号へ戻った。
「ここの"記録"を辿るとあいつらの次の行き先は・・・んん?」
ウォーターセブン、"水の都"か。
「コリャ何とも、だいぶ本部に近付いてるじゃないの」
"真意を心に口を閉ざせ"
読めないというひげの生えたおじさんに読んであげる。
あのシュラも分かったのならこの人も分かるかな?と思ったから。
でも、私の気持ちは通じなかったようだけど・・・。
「!?」
おじさんは何か違う意味で私に驚いているようだった。
"おじさん、どうしたの?"
「なんですかこの生き物は…?」
「この子竜、まさか・・・」
と何かを言おうとした時、後ろからロビンがやってきて私が読んでいた言葉をそのまま言ってくれた。
「シャンドラの遺跡にそう刻んであったわ、あなた達が代々これを守る"番人"ね?」
「凄いな、お前といいこの子竜といい!
この文字が読めるなんて!」
「え…!?」
ロビンは私を見て驚く、
その様子に私は首を傾げる。
"なに?大抵の人達はこれを読めるんじゃないの?"
不思議に思ったけど、ロビン達はそれ以上私に何も聞こうとしなかった。
"一体なんだったんだろう??"
~~~~~~~~~~
空島から元いた青い海に落ちて帰って来た私達が最初に辿り着いた島は木も動物も何もかもが長い島だった。
ルフィ・ウソップ・チョッパーと一緒に島に降り立った私は頭が割れてる変な人とその仲間らしき人に出会い、彼の話を聞いたことでルフィは提案された決闘のようなものにのった。
最初の"ドーナツレース"には私はナミ・ロビン・ウソップとチームを組んで樽で作った船に乗りレースに挑んだ。
途中で大量の渦潮がある場所に差し掛かったけど・・・、
"私なら問題ない!"
私は海に潜り渦潮の下へ移動して身体をグルグルと回し竜巻を起こすようにした。
すると、
ゴゴゴ・・・ドッパァン!!
と凄まじい音と共に私達の船が中を舞い、渦潮のコースを抜けたところに着地した。
「ありがとっ、メイナ♪」
礼を言われた事に嬉しくなっていた私だけど、
最後の最後であの割れ頭の人の何かしらな能力によって私達のチームは負け、
「まずは一人目、俺が欲しいのは・・・お前!」
小さな竜のメイナだ!
この決闘のルールである負けたチームの船員を一人自分のクルーに出来るというルールで私が選ばれた。
「「「えぇっ!?」」」
「さー!こっちへ来い!」
と選ばれた私を連れて行こうと割れ頭の仲間が私を掴むが、
"・・・・・・・・"
バリバリバリっ!!
と電気を放ち倒すと私は無言のままルフィの元へ、
「コラ~!ルールなんだから従え!!」
「黙ってろ割れ頭!」
「割れ・・・頭・・・」
ゾロの一言で地面が陥没するほど沈んでいく割れ頭の人を横目に私はルフィを見上げる。
ルフィも無言で右肩を降ろして私を登らせてくれた。
「いぐなァ~~メイナ~っ!」
"ルフィ・・・"
私は小さく彼の名前を呟きながら頬擦りすると地面に降り立ち割れ頭の人の元へと一直線に向かう。
"大丈夫・・・"
ルフィならきっと…いや、絶対に取り戻してくれる!
"そう信じてるの!"
俺の・・・仲間は・・・、
「誰一人・・・」
死んでもやらん!!!
そういってくれたルフィは見事に割れ頭の人をやっつけてくれた。
お蔭で私は"麦わら海賊団"に帰る事ができた。
でも、
「あららら、こりゃいい女になったな。
ニコ・ロビン」
といつからいたのか突っ立って寝ていた背の高い人がロビンに言って、その人を見たロビンが顔を真っ青にして動揺した。
その人は海軍本部大将"青雉"と名乗り、最初は戦う意思もなくルフィと仲良くしてたんだけど・・・。
「やっぱお前ら・・・今死んどくか?」
突如言い出した彼はらしくなく我を忘れかけてる様子で向かっていったロビン、ナミ達を逃がそうとして立ち向かったゾロの腕とサンジの足、そしてルフィを自分の能力で凍らせた。
そして今、私の目の前に立っている。
「コイツのじいさんから聞いてたが、本当の話だったとはな」
"・・・・?"
「メイナ、だったな?
ここでお前を殺めるのも容易い」
だが、お前らには借りがある。
"借り?"
「アラバスタのクロコダイル討伐の件だ。
それをチャラにさせてもらうぞ?」
とりあえずルフィは助かる。
それが分かった私は何度も頷いた。
「それと、スモーカーの話だ。
馬鹿馬鹿しいが聴くか?」
"スモーカー?確かルフィがケムりんって言ってた人…"
「ソイツの首を取りたいと必死になって日々鍛錬してるとのこと」
そして、
と私を指差して・・・、
「理由は知らんがお前を海軍(こっち)側に引き入れようとしている」
"え・・・!?"
「精々気をつけるこった」
そういって青雉は私の傍を去っていった。
「いたぞ!」
「ルフィ!メイナ!」
「・・・砕かれちゃいねェ、メイナに対しては無傷だ!」
「よかった!」
少しして凍ったところを戻して来たゾロとサンジが駆けつけてくれた。
「運ぶぞ!」
「急いで船へ!」
私はゾロの肩に乗り、メリー号へ戻った。
「ここの"記録"を辿るとあいつらの次の行き先は・・・んん?」
ウォーターセブン、"水の都"か。
「コリャ何とも、だいぶ本部に近付いてるじゃないの」