第八話
名前変換
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「いい?カルー」
「クエッ!」
エースと別れた後、私達は近くの砂浜に一時停泊した。
そして私はカルーの背中に乗っている。
「あなたにしか頼めない重要な仕事があるわ」
ビビはカルーに一通の便箋を取り出す。
「このままアルバーナへ先行して父にこの手紙を渡すの、イガラムと私が調べ上げた全てが記してある」
「でも、何でメイナまでいくんだ?」
チョッパーは私を指差してビビに問いかける。
「メイナは水が出せるから、
この砂漠地帯で水が欠けてしまうことはとても恐ろしいことなの」
「そっか、喉が乾いたらメイナに出してもらうんだな?」
「そういうことよ」
「・・・・・・」
ルフィは無言で私に近寄り、ペタと頬に触れた。
「少しの間だけど、離れ離れだな」
"・・・うん"
「そんな寂しい声だすなって、アルバーナって所に俺たちも行くんだから!」
この言葉に私は俯く、
ルフィに逢えなくなるのは確かに寂しい・・・、
でも、それだけじゃない。
「"こいつにゃ手を焼くだろうが、よろしく頼むよ"」
"あのときのエースの言葉・・・"
何かを認識して、覚悟を決めたような口調だった。
「いいな、メイナ?」
"・・・うんっ!"
「じゃあ父に伝えて!"この国は救えるんだ"って!」
「クエーッ!」
そういってカルーは私を乗せたまま駆け出した。
~~~~~~~~
それから数日後、アラバスタ宮殿
「チャカ様!ペル様!」
と城内を慌しく走り、目の前にいる白い肌の男性と茶色い肌をした男性に呼びかけた衛兵。
「なんだ?」
「かっ、カルーが帰ってまいりました!」
「カルーが…?」
「ええ、それに」
続けようとした衛兵の言葉に「それに?」と問い返したのは白い肌の男性。
「カルーと共になにやら変な生き物がついてきておりまして・・・」
「変な生き物?何だそれは?」
「とりあえず国王の寝室へ!2匹はそちらに通してあります!」
「わかった」
そう頷いて2人は衛兵の後を追い、寝室へむかった。
~~~~~~~~~~~~
「これは、確かに変な生き物だ」
ペルと呼ばれた白い肌の人が呟いた言葉に小さく頷くチャカ。
二人が見る先には水が入った樽の中でクルクルと気持ち良さそうに泳いでいるメイナの姿があった。
「名前はなんと言うのだ?」
"!・・・"
「お前、字が書けるのか?」
チャカは衛兵に紙とペンを持ってくるように指示を出し、メイナは届いたペンを尻尾でもち、カクカクとした文字でメイナと書いた。
「そうか、メイナというのだな」
"よろしくなの"
「国王様、一体その文書にはなんと・・?」
「見てみるがいい」
そういって国王は頭を抱え呟いた。
コイツは少々ショックが強すぎるな・・・。
更に数時間後、
城の渡り廊下から外の様子を眺めているメイナ。
"カルーはどっか行っちゃったし、街もなんだか火薬の匂いと悲鳴がいっぱいなの"
まるで、"あの時"みたいに・・・。
昔を思い出したメイナはブンブンと首を振り、想いをかき消す。
そして、
"~っ!"
彼女は戦場へと駆け出した!
~~~~~~~~~~~~
"あの声・・・"
メイナは街中を駆けていた足を止め空を見上げていた。
"数時間前に一緒にいた兵士さんの声だったの・・・"
(世界を守る為にあの爆弾を自ら・・・?)
"・・・なら!私も何かをしなきゃ!"
「士気が下がらない!?
一体どういうことなの?」
"・・・!"
この声は・・・!
駆けようとした私の耳に聞こえてきた声に私はそっちに足を進める。
すると私の予想通り、そこにはあの女海兵さんがいた。
「いったいなぜ・・・?」
"(海兵さんも困ってるの)どうすれば・・・Σ!?"
確かこの戦が起きているのは雨が降らないからだって言ってた。
なら!
「クエッ!」
エースと別れた後、私達は近くの砂浜に一時停泊した。
そして私はカルーの背中に乗っている。
「あなたにしか頼めない重要な仕事があるわ」
ビビはカルーに一通の便箋を取り出す。
「このままアルバーナへ先行して父にこの手紙を渡すの、イガラムと私が調べ上げた全てが記してある」
「でも、何でメイナまでいくんだ?」
チョッパーは私を指差してビビに問いかける。
「メイナは水が出せるから、
この砂漠地帯で水が欠けてしまうことはとても恐ろしいことなの」
「そっか、喉が乾いたらメイナに出してもらうんだな?」
「そういうことよ」
「・・・・・・」
ルフィは無言で私に近寄り、ペタと頬に触れた。
「少しの間だけど、離れ離れだな」
"・・・うん"
「そんな寂しい声だすなって、アルバーナって所に俺たちも行くんだから!」
この言葉に私は俯く、
ルフィに逢えなくなるのは確かに寂しい・・・、
でも、それだけじゃない。
「"こいつにゃ手を焼くだろうが、よろしく頼むよ"」
"あのときのエースの言葉・・・"
何かを認識して、覚悟を決めたような口調だった。
「いいな、メイナ?」
"・・・うんっ!"
「じゃあ父に伝えて!"この国は救えるんだ"って!」
「クエーッ!」
そういってカルーは私を乗せたまま駆け出した。
~~~~~~~~
それから数日後、アラバスタ宮殿
「チャカ様!ペル様!」
と城内を慌しく走り、目の前にいる白い肌の男性と茶色い肌をした男性に呼びかけた衛兵。
「なんだ?」
「かっ、カルーが帰ってまいりました!」
「カルーが…?」
「ええ、それに」
続けようとした衛兵の言葉に「それに?」と問い返したのは白い肌の男性。
「カルーと共になにやら変な生き物がついてきておりまして・・・」
「変な生き物?何だそれは?」
「とりあえず国王の寝室へ!2匹はそちらに通してあります!」
「わかった」
そう頷いて2人は衛兵の後を追い、寝室へむかった。
~~~~~~~~~~~~
「これは、確かに変な生き物だ」
ペルと呼ばれた白い肌の人が呟いた言葉に小さく頷くチャカ。
二人が見る先には水が入った樽の中でクルクルと気持ち良さそうに泳いでいるメイナの姿があった。
「名前はなんと言うのだ?」
"!・・・"
「お前、字が書けるのか?」
チャカは衛兵に紙とペンを持ってくるように指示を出し、メイナは届いたペンを尻尾でもち、カクカクとした文字でメイナと書いた。
「そうか、メイナというのだな」
"よろしくなの"
「国王様、一体その文書にはなんと・・?」
「見てみるがいい」
そういって国王は頭を抱え呟いた。
コイツは少々ショックが強すぎるな・・・。
更に数時間後、
城の渡り廊下から外の様子を眺めているメイナ。
"カルーはどっか行っちゃったし、街もなんだか火薬の匂いと悲鳴がいっぱいなの"
まるで、"あの時"みたいに・・・。
昔を思い出したメイナはブンブンと首を振り、想いをかき消す。
そして、
"~っ!"
彼女は戦場へと駆け出した!
~~~~~~~~~~~~
"あの声・・・"
メイナは街中を駆けていた足を止め空を見上げていた。
"数時間前に一緒にいた兵士さんの声だったの・・・"
(世界を守る為にあの爆弾を自ら・・・?)
"・・・なら!私も何かをしなきゃ!"
「士気が下がらない!?
一体どういうことなの?」
"・・・!"
この声は・・・!
駆けようとした私の耳に聞こえてきた声に私はそっちに足を進める。
すると私の予想通り、そこにはあの女海兵さんがいた。
「いったいなぜ・・・?」
"(海兵さんも困ってるの)どうすれば・・・Σ!?"
確かこの戦が起きているのは雨が降らないからだって言ってた。
なら!