第六話
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「いやいや、もうほんと何も知らねェから俺は・・・」
「オイ何目ェ逸らしてんだ、ちゃんと俺の目を見ろ」
ドラム島を出て早5日、船でとある事件が起きていてその犯人だと思われているルフィへサンジが問いかけている真っ最中。
ちなみに私はサンジの肩に乗ってます。
「じゃあ聞くがな、しっかりアラバスタまで持つ様に俺がちゃんと配分しといた9人分の食料が夜中のうちになぜ消えるんだ?」
無駄な抵抗はしねェ方が身のためだぜ?
と頬をつまんで言うサンジに横目で無視を決め込む。
だがその時小さく「ゲプ」とゲップをしたルフィ。
"黒なの"
「・・・おい、口の周りになんか付いてんぞ?」
「Σあぁっ!しまった食べ残し・・・!?」
と焦って口を塞ぐもやや遅いの、
「やっぱりお前ェじゃねェか!
メイナ、火を吐け!」
"せ~のっ!"
メイナの火炎放射!
「熱ちちち…!!」
「肩肉ショット!」
ドゴオォォォン!!
と熱さに飛び跳ねるルフィを壁へ吹っ飛ばしたサンジ。
「ったく・・・あぁナミさん見ただろ?もう大型ネズミ捕りじゃ敵わねェ~鍵つき冷蔵庫買ってくれよ~」
「そうね~考えとくわ、命に関わるから」
とサンジの話を聞いているナミの視線は釣りをしているウソップ・チョッパー・カルーの3人。
…あれ?
なんだか3人の口が動いてるの?
"サンジ、サンジ"
「ん?」
私は尻尾で3人を示した。
彼らの様子に気付いたサンジは再び私を乗せ近寄った。
「・・・さ~ってサンジ君のために釣らなきゃな~」
「グエ」
「よう、お前ら釣れてるか?」
「「「Σ!!?」」」
とサンジが話しかけたのに異常な反応を見せた3人。
「あ、あぁ」
「クエ…」
と作り笑顔をサンジに向けた後海へ向きなおした。
サンジは私を真ん中にいるチョッパーの頭の上に乗せる。
「お、お前もするか?」
「つ、つ釣竿作ってやろうか?」
そう問いかけてくる2人にジトーっと睨み付ける。
「電気放出」
メイナの電気ショック!
カルー・チョッパーに効果抜群だ!
「ちったァ頭を冷やせ」
"全く、同じ動物として恥ずかしいの"
と2人はほぼ同時に溜め息をついた。
「ルフィ!てめェがエサ食っちまうからいけねェんだろうが!」
エサがなきゃ釣れるもんも釣れねェよ!
と再びつりを再開しているウソップとルフィ。
「お前だって食っただろエサ」
「お、俺はエサの箱のフタの裏についてたヤツだけだ」
そこで2人の視線がなぜか私へ向いたので首を傾げる。
「そういやお前も食ってないのに痩せ細らねェな」
「言われてみれば確かに・・・何かしてんのか?」
何かって言われても、
"お腹が空いた時に海に潜って海草や小魚をとって食べてるだけだよ?"
「あー聞いた俺が馬鹿だった」
「えぇっ!?」
と溜め息を漏らすウソップの後に驚くチョッパー。
「チョッパー?」
「どうしたんだ?」
「メイナ、空腹になったら海へ飛び込んで食べてるんだって」
「「「えぇえぇぇぇっ!!?」」」
皆が驚いたから思わずビクッとなる私。
「お前食ってたのか!?」
「何で俺達にも寄越さねェんだ!?」
"だって小さすぎるから持ってきたとしても膨れないでしょ?"
「小さくてお腹が満たされないから意味ないと思ったんだって」
私の言葉をチョッパーが解説してくれる。
本当に助かるの♪
「でもないよりはマシだ!」
「メイナ!今すぐ潜ってとって来い!」
「大きいやつ頼むぜ?」
"大きいよ?"
「大きい奴って言ったら本当に大きい奴がいるらしい」
「ソイツで頼む!」
"了解なの♪"
私は海へ飛び込んだ。
「じゃあお前らも釣りをしてろ」
「エサはこれでいいか?」
とルフィが見せたものにサンジは声を荒げた。
「タワシで釣れるか!?」
「じゃあ"あれ"は?」
「ん?いいんじゃないか?」
「Σ!?」
次にルフィが見せたものにサンジは納得したが1人は驚きと焦りを隠せなかった。
"ただいまなの!"
ザッパアァン!!
と捕らえた生き物を海面に出しながら甲板に飛び降りる。
「おぉ~!」
「でけェな~!」
「これだけデカけりゃあの変な猫を取らなくて済みそうだ」
とサンジが言う変な猫って言うのは・・・。
"あの魚猫は海ねこって言う生き物でアラバスタの人から大切にされてるから駄目だよ?"
「うん、それさっきビビから聞いたぞ?」
"ならいいの♪"
チョッパーの言葉に安心したのもつかの間、
この船とは違う鉄の臭いがした。
"Σあれは!"
「どうした・・・Σぎゃあぁっ!?」
私が見た先には何隻もの船が私達が向かっているのと同じ方向へ向かってきていた。
チョッパーはその光景を見て叫んでる。
「船があんなにいつの間に!」
「おいあれ全部BW(バロックワークス)のマークが入ってんじゃねェか!?」
「あれは恐らくビリオンズ、"オフィサーエージェント"の部下よ」
「敵は200人は固いって訳だ」
「それもウイスキーピークの賞金稼ぎとはわけが違う!」
キュルキュルキュル…、
「速いトコやっちまおうぜ!」
と大砲を準備しながら涙目で言うウソップに講義を仕掛けるがお腹が鳴って「いやまて!飯食うのが先だ!」と呼び止めるルフィ。
「気にすんな、ありゃ雑魚だ」
「そうさ、本物の標的を見失ったら終わりだぜ?」
こっちには9人しかいねェんだ。
とサンジとゾロが言ったけど、
"いい方法があるの?"
「とにかくしっかり締めとけ、今回の敵は謎が多すぎる」
キュッ!と白い包帯のようなものを腕に締めながら私達に言うゾロ。
「なるほど」
「これを確認すれば仲間を疑わずに済むわね」
「・・・でも本当に似ちまうのか?」
"マネマネの実"で変身されちまうと・・・?
と私の尻尾にも同じように巻きつけながらウソップたちに問いかける。
どうやら私が潜っている間に出来事が起きていたらしい。
「そりゃもう"似る"なんて問題じゃねェよ、俺達なんか思わず踊ったほどだ」
「あんな奴が敵の中にいると分かると迂闊に単独行動も取れねェからな!」
"ゾロ、ゾロ"
私はあることを聞く為にゾロの肩に乗った。
「ん?どうした?」
"私は何をすればいいかな?"
「メイナは自分のすべき事を聞いてるぞ?」
「お前は頭が偉いから思うがままに行動していい」
「いざとなりゃ炎や電撃を放て」
「メイナは本当に便利よね~能力者でもないのに色んな光線を放出できるんだもの」
"了解なの!"
「何かいい案が浮かんで俺達にやって欲しい事があったら言うんだぜ?」
うんっ!
私は大きく頷いた。
「オイ何目ェ逸らしてんだ、ちゃんと俺の目を見ろ」
ドラム島を出て早5日、船でとある事件が起きていてその犯人だと思われているルフィへサンジが問いかけている真っ最中。
ちなみに私はサンジの肩に乗ってます。
「じゃあ聞くがな、しっかりアラバスタまで持つ様に俺がちゃんと配分しといた9人分の食料が夜中のうちになぜ消えるんだ?」
無駄な抵抗はしねェ方が身のためだぜ?
と頬をつまんで言うサンジに横目で無視を決め込む。
だがその時小さく「ゲプ」とゲップをしたルフィ。
"黒なの"
「・・・おい、口の周りになんか付いてんぞ?」
「Σあぁっ!しまった食べ残し・・・!?」
と焦って口を塞ぐもやや遅いの、
「やっぱりお前ェじゃねェか!
メイナ、火を吐け!」
"せ~のっ!"
メイナの火炎放射!
「熱ちちち…!!」
「肩肉ショット!」
ドゴオォォォン!!
と熱さに飛び跳ねるルフィを壁へ吹っ飛ばしたサンジ。
「ったく・・・あぁナミさん見ただろ?もう大型ネズミ捕りじゃ敵わねェ~鍵つき冷蔵庫買ってくれよ~」
「そうね~考えとくわ、命に関わるから」
とサンジの話を聞いているナミの視線は釣りをしているウソップ・チョッパー・カルーの3人。
…あれ?
なんだか3人の口が動いてるの?
"サンジ、サンジ"
「ん?」
私は尻尾で3人を示した。
彼らの様子に気付いたサンジは再び私を乗せ近寄った。
「・・・さ~ってサンジ君のために釣らなきゃな~」
「グエ」
「よう、お前ら釣れてるか?」
「「「Σ!!?」」」
とサンジが話しかけたのに異常な反応を見せた3人。
「あ、あぁ」
「クエ…」
と作り笑顔をサンジに向けた後海へ向きなおした。
サンジは私を真ん中にいるチョッパーの頭の上に乗せる。
「お、お前もするか?」
「つ、つ釣竿作ってやろうか?」
そう問いかけてくる2人にジトーっと睨み付ける。
「電気放出」
メイナの電気ショック!
カルー・チョッパーに効果抜群だ!
「ちったァ頭を冷やせ」
"全く、同じ動物として恥ずかしいの"
と2人はほぼ同時に溜め息をついた。
「ルフィ!てめェがエサ食っちまうからいけねェんだろうが!」
エサがなきゃ釣れるもんも釣れねェよ!
と再びつりを再開しているウソップとルフィ。
「お前だって食っただろエサ」
「お、俺はエサの箱のフタの裏についてたヤツだけだ」
そこで2人の視線がなぜか私へ向いたので首を傾げる。
「そういやお前も食ってないのに痩せ細らねェな」
「言われてみれば確かに・・・何かしてんのか?」
何かって言われても、
"お腹が空いた時に海に潜って海草や小魚をとって食べてるだけだよ?"
「あー聞いた俺が馬鹿だった」
「えぇっ!?」
と溜め息を漏らすウソップの後に驚くチョッパー。
「チョッパー?」
「どうしたんだ?」
「メイナ、空腹になったら海へ飛び込んで食べてるんだって」
「「「えぇえぇぇぇっ!!?」」」
皆が驚いたから思わずビクッとなる私。
「お前食ってたのか!?」
「何で俺達にも寄越さねェんだ!?」
"だって小さすぎるから持ってきたとしても膨れないでしょ?"
「小さくてお腹が満たされないから意味ないと思ったんだって」
私の言葉をチョッパーが解説してくれる。
本当に助かるの♪
「でもないよりはマシだ!」
「メイナ!今すぐ潜ってとって来い!」
「大きいやつ頼むぜ?」
"大きいよ?"
「大きい奴って言ったら本当に大きい奴がいるらしい」
「ソイツで頼む!」
"了解なの♪"
私は海へ飛び込んだ。
「じゃあお前らも釣りをしてろ」
「エサはこれでいいか?」
とルフィが見せたものにサンジは声を荒げた。
「タワシで釣れるか!?」
「じゃあ"あれ"は?」
「ん?いいんじゃないか?」
「Σ!?」
次にルフィが見せたものにサンジは納得したが1人は驚きと焦りを隠せなかった。
"ただいまなの!"
ザッパアァン!!
と捕らえた生き物を海面に出しながら甲板に飛び降りる。
「おぉ~!」
「でけェな~!」
「これだけデカけりゃあの変な猫を取らなくて済みそうだ」
とサンジが言う変な猫って言うのは・・・。
"あの魚猫は海ねこって言う生き物でアラバスタの人から大切にされてるから駄目だよ?"
「うん、それさっきビビから聞いたぞ?」
"ならいいの♪"
チョッパーの言葉に安心したのもつかの間、
この船とは違う鉄の臭いがした。
"Σあれは!"
「どうした・・・Σぎゃあぁっ!?」
私が見た先には何隻もの船が私達が向かっているのと同じ方向へ向かってきていた。
チョッパーはその光景を見て叫んでる。
「船があんなにいつの間に!」
「おいあれ全部BW(バロックワークス)のマークが入ってんじゃねェか!?」
「あれは恐らくビリオンズ、"オフィサーエージェント"の部下よ」
「敵は200人は固いって訳だ」
「それもウイスキーピークの賞金稼ぎとはわけが違う!」
キュルキュルキュル…、
「速いトコやっちまおうぜ!」
と大砲を準備しながら涙目で言うウソップに講義を仕掛けるがお腹が鳴って「いやまて!飯食うのが先だ!」と呼び止めるルフィ。
「気にすんな、ありゃ雑魚だ」
「そうさ、本物の標的を見失ったら終わりだぜ?」
こっちには9人しかいねェんだ。
とサンジとゾロが言ったけど、
"いい方法があるの?"
「とにかくしっかり締めとけ、今回の敵は謎が多すぎる」
キュッ!と白い包帯のようなものを腕に締めながら私達に言うゾロ。
「なるほど」
「これを確認すれば仲間を疑わずに済むわね」
「・・・でも本当に似ちまうのか?」
"マネマネの実"で変身されちまうと・・・?
と私の尻尾にも同じように巻きつけながらウソップたちに問いかける。
どうやら私が潜っている間に出来事が起きていたらしい。
「そりゃもう"似る"なんて問題じゃねェよ、俺達なんか思わず踊ったほどだ」
「あんな奴が敵の中にいると分かると迂闊に単独行動も取れねェからな!」
"ゾロ、ゾロ"
私はあることを聞く為にゾロの肩に乗った。
「ん?どうした?」
"私は何をすればいいかな?"
「メイナは自分のすべき事を聞いてるぞ?」
「お前は頭が偉いから思うがままに行動していい」
「いざとなりゃ炎や電撃を放て」
「メイナは本当に便利よね~能力者でもないのに色んな光線を放出できるんだもの」
"了解なの!"
「何かいい案が浮かんで俺達にやって欲しい事があったら言うんだぜ?」
うんっ!
私は大きく頷いた。