第五話
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"う・・・ん?"
「!メイナ大丈夫か!?」
目を覚ました私を気遣ってくれるゾロに頷いて答えた。
「そうか、で目を覚ましたところで悪いがまたお前の力が必要になっちまうみてェだ」
といいながら視線を建物の前へ向けたゾロを追ってみてみるとボロボロになっている3人と黄色い服に身を包んで同じ色の傘をさしている女性と赤茶色の服を着たアフロに近い髪形をした男性が向かい合って何か話をしていた。
"あの人たち、敵同士なの?"
と首をかしげたのもつかの間で宴のときに司会を務めてた人がアフロの男性達に向かって銃弾を放った。
「イガラム!!」
「いがらむゥ!?」
「身内内での乱戦らしいな」
と呟くとゾロは私を肩に乗せ飛び降りると間に横たわって寝ていたルフィを掴んで彼らの元から離れていった。
「その直後だった!」
ボゴオォン!!
と煙を上げて飛ばされた男性。
「おいおい、なんて危ねェハナクソだ・・・!」
ガシッ!
「ん!何だてめェ!」
と司会の男性に足を掴まれたゾロは振り払おうとする。
「貴殿殿!貴殿の力を見込んで理不尽な戦い申し奉る!」
「まつるな!知るかよ、手を離せ!
メイナ、水を放て!」
"任せてな「あの2人組両者とも"能力者"ゆえ私には阻止できん!
変わって王女を守ってくださらないか!?」
"え、能力者?王女・・・?"
状況が分からないの・・・一体何が?
と私は頭を抱える。
「遥か東の大国"アラバスタ王国"まで王女を無事送り届けてくだされば・・・!
必ずや莫大な恩賞をあなた方に・・・」
その説明をやめようとしない人にゾロが刀を構えようとした時だった。
「莫大な恩賞ってホント?」
「え?」
「その話のった♪
10億ベリーでいかが?」
と聞こえてきた声のほうを向くとそこにはナミがいた。
「・・・!
私のような一兵隊にそんな大金の約束は・・・!」
「まさか一国の王女の値段はそれ以下だっていうの?」
金額を聞いたイガラムと呼ばれてた男性は唖然とした表情をしていたがナミの言葉を聴いて目を見開く。
「出せ」
「脅迫じゃねェか」
"・・・・・・"
「!
王女に直接交渉していただければ確実です!」
「・・・・・」
まず先に助けろってわけね?
「こうしている今にも、王女は奴らに命を・・・!」
というイガラムの目は真剣で必死な顔をしていた。
「分かったわ、おたくの王女をひとまず助けてあげる」
そう言うとナミは真横を指差して。
「さァ!行くのよゾロ!」
なぜかゾロを指名した。
新たな敵になった彼らの元へ向かったゾロを見送る私。
「"お前はナミについてろ!"」
あんな強引に言われたのにナミのことを気遣ってる・・・。
"なのに・・・"
「面目ない・・・!
私にもっと力があれば王女をお守りできたのに!」
「大丈夫よ、あいつらはバカみたいに強いから」
「・・・王女にもしもの事があったら・・・王国はもう終わりだ!」
あの方は生きねばならん・・・!
「・・・?"ナミ!!"きゃあっ!」
私は隙をついてナミに頭突きをした。
"ナミ!あなたは最低な女なの!"
「痛い痛い!」
「!その生き物は一体・・・!?」
「この子、ルフィのペットみたいなものなんだけど・・・痛いって!」
振り解かれ投げ出された地面に受身を取って着地する私。
「メイナ!一体・・・!?」
ナミは私を見て言葉をとめる。
「なに・・・怒ってんのよ?」
"・・・・"
私は尻尾を使って地面に文字を書く。
ナミが新聞を読んでるときに少しずつ教えてくれた。
だからまだあまり書けないけど・・・。
["ナミ、お金は関係ない"]
「・・・何でよ、さっきも言ったけど私は私達の資産を・・・」
["この人は必死に願ってる。
国の・・・王女の安全を"]
この言葉に2人は目を見開く。
["ナミの島の時、ルフィは金、いらないといった"]
「・・・」
["なのに、ナミは!"]
といってまたナミを睨む。
「メイナ・・・」
「ミス・ウェンズデー、もしかして仲間に!?」
「おい、状況を説明しろ!」
とさっきまでの出来事が理解できずに戸惑うサンジ達。
「Σうわっ!ダチョーが乗ってるぞ!?」
「クエッ!」
"!!"
「私、本当に乗ってていいのかしら・・・皆に迷惑を・・・」
「なーに言ってんの?」
と溜息をつきながらナミは彼女に近付いて額を指で小突き、
「あんたのせいで私達の顔はもう割れちゃってんのよ!
メーワクかけたくなかったら初めからそうしてよ!」
「う・・・ごめんなさい」
ナミは甲板に立っているルフィに振り向いて、
「そうでしょ?ルフィ?」
「朝だー!サンジ朝メシー!」
と叫ぶルフィに(どうでもいいのかしら?)と思う彼女、ビビ。
「さァ日が昇った・・・とりあえず」
「船を進めるぞ?」
「はァ、そりゃ惜しい事をしたが・・・まだ俺にも活躍の場は残ってるわけだ」
「は~~~っ、寝てて良かった~~」
「大丈夫!この眠れる騎士が目覚めたからには君の安全は保障する」
ナミさんちょっとジェラシー?
と事情を聞いた2人が思い思いに呟いている中・・・。
"そうなの?それで君達は旅を?"
私はビビと一緒についてきていたカルガモと話をしていた。
「"うん、バロックワークスは結構不気味な場所だった。
そんな所にビビを連れて行くのは気が引けたんだ"」
"でも行かなきゃいけなかったのね?"
「"そう、オイラは国の一大事を救うため、潜伏しなきゃいけなかった"」
"それが社長であり王下七武海のクロコダイルの正体だね?"
「"そう!それを知る事が出来たから機を乗じて逃げるつもりだったけど・・・"」
そういってカルガモは私を見て、
「"君達を利用して脱出しちゃう事になったね、ごめんよ?"」
"いいの、気にしないで?"
「"それと"」
"?"
「"ありがとう、オイラ達のことを案じてくれたんでしょ?"」
"!いいの、私が思ったことだから"
そう応えるとカルガモは小さく笑って、
「"へへ♪オイラ、カルーって言うんだ"」
"私メイナなの、よろしくね?"
「"うん、よろしく♪"」
「!メイナ大丈夫か!?」
目を覚ました私を気遣ってくれるゾロに頷いて答えた。
「そうか、で目を覚ましたところで悪いがまたお前の力が必要になっちまうみてェだ」
といいながら視線を建物の前へ向けたゾロを追ってみてみるとボロボロになっている3人と黄色い服に身を包んで同じ色の傘をさしている女性と赤茶色の服を着たアフロに近い髪形をした男性が向かい合って何か話をしていた。
"あの人たち、敵同士なの?"
と首をかしげたのもつかの間で宴のときに司会を務めてた人がアフロの男性達に向かって銃弾を放った。
「イガラム!!」
「いがらむゥ!?」
「身内内での乱戦らしいな」
と呟くとゾロは私を肩に乗せ飛び降りると間に横たわって寝ていたルフィを掴んで彼らの元から離れていった。
「その直後だった!」
ボゴオォン!!
と煙を上げて飛ばされた男性。
「おいおい、なんて危ねェハナクソだ・・・!」
ガシッ!
「ん!何だてめェ!」
と司会の男性に足を掴まれたゾロは振り払おうとする。
「貴殿殿!貴殿の力を見込んで理不尽な戦い申し奉る!」
「まつるな!知るかよ、手を離せ!
メイナ、水を放て!」
"任せてな「あの2人組両者とも"能力者"ゆえ私には阻止できん!
変わって王女を守ってくださらないか!?」
"え、能力者?王女・・・?"
状況が分からないの・・・一体何が?
と私は頭を抱える。
「遥か東の大国"アラバスタ王国"まで王女を無事送り届けてくだされば・・・!
必ずや莫大な恩賞をあなた方に・・・」
その説明をやめようとしない人にゾロが刀を構えようとした時だった。
「莫大な恩賞ってホント?」
「え?」
「その話のった♪
10億ベリーでいかが?」
と聞こえてきた声のほうを向くとそこにはナミがいた。
「・・・!
私のような一兵隊にそんな大金の約束は・・・!」
「まさか一国の王女の値段はそれ以下だっていうの?」
金額を聞いたイガラムと呼ばれてた男性は唖然とした表情をしていたがナミの言葉を聴いて目を見開く。
「出せ」
「脅迫じゃねェか」
"・・・・・・"
「!
王女に直接交渉していただければ確実です!」
「・・・・・」
まず先に助けろってわけね?
「こうしている今にも、王女は奴らに命を・・・!」
というイガラムの目は真剣で必死な顔をしていた。
「分かったわ、おたくの王女をひとまず助けてあげる」
そう言うとナミは真横を指差して。
「さァ!行くのよゾロ!」
なぜかゾロを指名した。
新たな敵になった彼らの元へ向かったゾロを見送る私。
「"お前はナミについてろ!"」
あんな強引に言われたのにナミのことを気遣ってる・・・。
"なのに・・・"
「面目ない・・・!
私にもっと力があれば王女をお守りできたのに!」
「大丈夫よ、あいつらはバカみたいに強いから」
「・・・王女にもしもの事があったら・・・王国はもう終わりだ!」
あの方は生きねばならん・・・!
「・・・?"ナミ!!"きゃあっ!」
私は隙をついてナミに頭突きをした。
"ナミ!あなたは最低な女なの!"
「痛い痛い!」
「!その生き物は一体・・・!?」
「この子、ルフィのペットみたいなものなんだけど・・・痛いって!」
振り解かれ投げ出された地面に受身を取って着地する私。
「メイナ!一体・・・!?」
ナミは私を見て言葉をとめる。
「なに・・・怒ってんのよ?」
"・・・・"
私は尻尾を使って地面に文字を書く。
ナミが新聞を読んでるときに少しずつ教えてくれた。
だからまだあまり書けないけど・・・。
["ナミ、お金は関係ない"]
「・・・何でよ、さっきも言ったけど私は私達の資産を・・・」
["この人は必死に願ってる。
国の・・・王女の安全を"]
この言葉に2人は目を見開く。
["ナミの島の時、ルフィは金、いらないといった"]
「・・・」
["なのに、ナミは!"]
といってまたナミを睨む。
「メイナ・・・」
「ミス・ウェンズデー、もしかして仲間に!?」
「おい、状況を説明しろ!」
とさっきまでの出来事が理解できずに戸惑うサンジ達。
「Σうわっ!ダチョーが乗ってるぞ!?」
「クエッ!」
"!!"
「私、本当に乗ってていいのかしら・・・皆に迷惑を・・・」
「なーに言ってんの?」
と溜息をつきながらナミは彼女に近付いて額を指で小突き、
「あんたのせいで私達の顔はもう割れちゃってんのよ!
メーワクかけたくなかったら初めからそうしてよ!」
「う・・・ごめんなさい」
ナミは甲板に立っているルフィに振り向いて、
「そうでしょ?ルフィ?」
「朝だー!サンジ朝メシー!」
と叫ぶルフィに(どうでもいいのかしら?)と思う彼女、ビビ。
「さァ日が昇った・・・とりあえず」
「船を進めるぞ?」
「はァ、そりゃ惜しい事をしたが・・・まだ俺にも活躍の場は残ってるわけだ」
「は~~~っ、寝てて良かった~~」
「大丈夫!この眠れる騎士が目覚めたからには君の安全は保障する」
ナミさんちょっとジェラシー?
と事情を聞いた2人が思い思いに呟いている中・・・。
"そうなの?それで君達は旅を?"
私はビビと一緒についてきていたカルガモと話をしていた。
「"うん、バロックワークスは結構不気味な場所だった。
そんな所にビビを連れて行くのは気が引けたんだ"」
"でも行かなきゃいけなかったのね?"
「"そう、オイラは国の一大事を救うため、潜伏しなきゃいけなかった"」
"それが社長であり王下七武海のクロコダイルの正体だね?"
「"そう!それを知る事が出来たから機を乗じて逃げるつもりだったけど・・・"」
そういってカルガモは私を見て、
「"君達を利用して脱出しちゃう事になったね、ごめんよ?"」
"いいの、気にしないで?"
「"それと"」
"?"
「"ありがとう、オイラ達のことを案じてくれたんでしょ?"」
"!いいの、私が思ったことだから"
そう応えるとカルガモは小さく笑って、
「"へへ♪オイラ、カルーって言うんだ"」
"私メイナなの、よろしくね?"
「"うん、よろしく♪"」