第五話
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「「「ようこそ!歓迎の街、ウイスキーピークへ!!」」」
霧が晴れた先で周りにいる人達が歓声を上げる。
さっきまで起きていた嵐や吹雪が嘘みたいな大歓迎ぶり。
「海賊だ!」
「ようこそ我が町へ!」
「"偉大なる航路"へようこそ!」
「何だ?化け物どころか歓迎されてるぞ俺達…?」
唖然となりながら呟くウソップと同じことを思いながら私は周囲を見渡す。
「海の勇者達に万歳~!!」
「いらっしゃぁ~い!」
「か、感激だァ…//////」
と若い女の子の歓迎を受けて目をハートにさせている女に弱いサンジ。
「やっぱ海賊ってのは皆のヒーローじゃねェのか!?」
「うおぉ~い!!」
とウソップと一緒にハシャぐルフィを見たあと私はあまり嬉しそうにしていないゾロをみて近寄る。
"ゾロ・・・"
「お前、偉いな…」
私に気付いたゾロが頭を撫でてくれた。
そして腕を目の前に下ろす。
(乗れってことかな?)
腕に乗って肩に移動すると体勢を直したゾロ。
「お前、今日は俺の傍にいろ」
"へ?"
ゾロから発せられた一言は思ったより意外な言葉でちょっとびっくりした。
「ルフィ達はこれから大いに盛り上がるだろうからな、お前に気遣いなんてしないと思う」
私はゾロの話を聞く。
「それにアイツらに警戒しておけ、怪しまれないようにしろよ?」
"わかったの"
コクンと頷いた私にゾロは「頼むぜ?メイナ」と笑いかけながら言ってくれた。
「あ、あそこに大きな人が指差しながら手を振ってる!」
「あそこに泊めろってことか?」
「よし!野郎共!あの場所に前進だー!」
「「「おぉーっ!」」」
「お気楽な奴らだな」
"・・・・・"
だからこそルフィ達なの。
そう言いたかったけどあえて言わなかった。
きっと、いや絶対にゾロも分かってくれてると思ったから。
島に入ると盛大に宴が始まった。
ゾロの言うとおりルフィは食べ物に食いついてて私のことを気にもかけない。
私は強制的に参加する形になったゾロの肩に乗ったまま様子を伺ってる。
右にはウソップが嘘の冒険談を語ってるし、左にはサンジが女の人を口説きまくってる。
なんか中におっさんが一人混ざってるけど…。
"でも・・・"
私は正面で飲んでる聖服を着てる女の人を見て、
(この人が飲んでる物からゾロと同じ飲み物の匂いがしない…)
"本当に怪しい雰囲気になってきた"
そう確信した私だった。
時間が過ぎて、ルフィ達が食い潰れてしまった中リタイアしていたゾロがむくっと起き上がった。
"やっぱり起きてたの?"
「ん?お前も起きてたのか?」
そう聞かれて頷くと「そうか」と小さく応えて、
「やっぱりこいつ等は"黒"だな」
"うん、今外で悪い話をしてる"
「外に全員集合か?」
出入り口を見て言うといいたいことを分かってくれたゾロに再び頷く。
「うし、じゃあいくか」
"うん"
「もしかしたらお前の力を借りる事があるかもしれねェ。
そん時は俺を巻き込んでも構わねェからブッ放せ」
そう言うとゾロは外へ向かった。
「「3000万と1500万!?」」
「海賊共の力量を見かけで判断しようとはおろかだなミス・バン…ん゙ん!ミス・マンデー」
「あいつ等が・・・!?」
「面目ない…」
「だがまァ、もう片は付いている。
ボスにもいい報告が出来そうだ」
「"やはりな・・・"」
「さっそく船にある金品を全て押収、奴らを縛り上げろ!」
"この人たちは黒なの…"
「殺してしまうと3割も値が下がってしまう、
政府は公開処刑をやりたがっているからな」
ここで話し合っていた背の高い人たちに聞こえるようにゾロが口を開く。
「・・・なァ悪ィんだが、あいつら寝かしといてやってくれるか?」
「「「!!?」」」
「昼間の航海で皆疲れてんだ」
「ミ、Mr.8!ミス・マンデー!
いつの間にか一人と一匹が部屋から逃げ出して…」
とゾロが言い切った直後に宴をやっていた部屋からワラワラと人が出てくるなり叫ぶように言う。
それを聞いてMr.8と呼ばれた男性は私達のほうを見返し、
「貴様…完全に酔いつぶれたハズじゃ・・・・!?」
その問いかけにゾロはスゥッと刀を抜いて、
「剣士たる者、いかなる時も・・・
酒に呑まれるようなバカはやらねェモンさ」
"おぉ・・・カッコいいの//////"
「つまりこういうことだろ…?
ここは"賞金稼ぎ"の巣。
意気揚々と"偉大なる航路"へやってきた海賊達を出鼻からカモろうっわけだ・・・!」
ゾロはその場に立ち上がると出てきた人たちを見渡し・・・。
「賞金稼ぎ・・・ざっと100人ってとこか?」
相手になるぜ?"バロックワークス"
「「「!!!?」」」
"バロックワークス・・・?"
その言葉を聴いて驚く賞金稼ぎさん達と聞き覚えのない言葉に首を傾げる私。
「き、貴様!なぜ我が社の名を・・・!?」
「昔俺も似たような事をやってた時にお前らの会社からスカウトされた事がある」
当然ケったけどな。
と淡々と言うゾロはなんだかとても頼もしい♪
「・・・社員達は社内で互いの素性を一切知らせずコードネームで呼び合う。
勿論ボスの居場所・正体も社員にすら謎」
ただ忠実に指令を遂行する犯罪集団"バロックワークス"
「・・・!こりゃ驚いた!
我々の秘密を知っているのなら消すしかあるまい・・・」
また2つ、サボテン岩に墓標が増える・・・!
霧が晴れた先で周りにいる人達が歓声を上げる。
さっきまで起きていた嵐や吹雪が嘘みたいな大歓迎ぶり。
「海賊だ!」
「ようこそ我が町へ!」
「"偉大なる航路"へようこそ!」
「何だ?化け物どころか歓迎されてるぞ俺達…?」
唖然となりながら呟くウソップと同じことを思いながら私は周囲を見渡す。
「海の勇者達に万歳~!!」
「いらっしゃぁ~い!」
「か、感激だァ…//////」
と若い女の子の歓迎を受けて目をハートにさせている女に弱いサンジ。
「やっぱ海賊ってのは皆のヒーローじゃねェのか!?」
「うおぉ~い!!」
とウソップと一緒にハシャぐルフィを見たあと私はあまり嬉しそうにしていないゾロをみて近寄る。
"ゾロ・・・"
「お前、偉いな…」
私に気付いたゾロが頭を撫でてくれた。
そして腕を目の前に下ろす。
(乗れってことかな?)
腕に乗って肩に移動すると体勢を直したゾロ。
「お前、今日は俺の傍にいろ」
"へ?"
ゾロから発せられた一言は思ったより意外な言葉でちょっとびっくりした。
「ルフィ達はこれから大いに盛り上がるだろうからな、お前に気遣いなんてしないと思う」
私はゾロの話を聞く。
「それにアイツらに警戒しておけ、怪しまれないようにしろよ?」
"わかったの"
コクンと頷いた私にゾロは「頼むぜ?メイナ」と笑いかけながら言ってくれた。
「あ、あそこに大きな人が指差しながら手を振ってる!」
「あそこに泊めろってことか?」
「よし!野郎共!あの場所に前進だー!」
「「「おぉーっ!」」」
「お気楽な奴らだな」
"・・・・・"
だからこそルフィ達なの。
そう言いたかったけどあえて言わなかった。
きっと、いや絶対にゾロも分かってくれてると思ったから。
島に入ると盛大に宴が始まった。
ゾロの言うとおりルフィは食べ物に食いついてて私のことを気にもかけない。
私は強制的に参加する形になったゾロの肩に乗ったまま様子を伺ってる。
右にはウソップが嘘の冒険談を語ってるし、左にはサンジが女の人を口説きまくってる。
なんか中におっさんが一人混ざってるけど…。
"でも・・・"
私は正面で飲んでる聖服を着てる女の人を見て、
(この人が飲んでる物からゾロと同じ飲み物の匂いがしない…)
"本当に怪しい雰囲気になってきた"
そう確信した私だった。
時間が過ぎて、ルフィ達が食い潰れてしまった中リタイアしていたゾロがむくっと起き上がった。
"やっぱり起きてたの?"
「ん?お前も起きてたのか?」
そう聞かれて頷くと「そうか」と小さく応えて、
「やっぱりこいつ等は"黒"だな」
"うん、今外で悪い話をしてる"
「外に全員集合か?」
出入り口を見て言うといいたいことを分かってくれたゾロに再び頷く。
「うし、じゃあいくか」
"うん"
「もしかしたらお前の力を借りる事があるかもしれねェ。
そん時は俺を巻き込んでも構わねェからブッ放せ」
そう言うとゾロは外へ向かった。
「「3000万と1500万!?」」
「海賊共の力量を見かけで判断しようとはおろかだなミス・バン…ん゙ん!ミス・マンデー」
「あいつ等が・・・!?」
「面目ない…」
「だがまァ、もう片は付いている。
ボスにもいい報告が出来そうだ」
「"やはりな・・・"」
「さっそく船にある金品を全て押収、奴らを縛り上げろ!」
"この人たちは黒なの…"
「殺してしまうと3割も値が下がってしまう、
政府は公開処刑をやりたがっているからな」
ここで話し合っていた背の高い人たちに聞こえるようにゾロが口を開く。
「・・・なァ悪ィんだが、あいつら寝かしといてやってくれるか?」
「「「!!?」」」
「昼間の航海で皆疲れてんだ」
「ミ、Mr.8!ミス・マンデー!
いつの間にか一人と一匹が部屋から逃げ出して…」
とゾロが言い切った直後に宴をやっていた部屋からワラワラと人が出てくるなり叫ぶように言う。
それを聞いてMr.8と呼ばれた男性は私達のほうを見返し、
「貴様…完全に酔いつぶれたハズじゃ・・・・!?」
その問いかけにゾロはスゥッと刀を抜いて、
「剣士たる者、いかなる時も・・・
酒に呑まれるようなバカはやらねェモンさ」
"おぉ・・・カッコいいの//////"
「つまりこういうことだろ…?
ここは"賞金稼ぎ"の巣。
意気揚々と"偉大なる航路"へやってきた海賊達を出鼻からカモろうっわけだ・・・!」
ゾロはその場に立ち上がると出てきた人たちを見渡し・・・。
「賞金稼ぎ・・・ざっと100人ってとこか?」
相手になるぜ?"バロックワークス"
「「「!!!?」」」
"バロックワークス・・・?"
その言葉を聴いて驚く賞金稼ぎさん達と聞き覚えのない言葉に首を傾げる私。
「き、貴様!なぜ我が社の名を・・・!?」
「昔俺も似たような事をやってた時にお前らの会社からスカウトされた事がある」
当然ケったけどな。
と淡々と言うゾロはなんだかとても頼もしい♪
「・・・社員達は社内で互いの素性を一切知らせずコードネームで呼び合う。
勿論ボスの居場所・正体も社員にすら謎」
ただ忠実に指令を遂行する犯罪集団"バロックワークス"
「・・・!こりゃ驚いた!
我々の秘密を知っているのなら消すしかあるまい・・・」
また2つ、サボテン岩に墓標が増える・・・!