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短編未満

地位なんてものにこだわりはなかったが、今は革命軍全軍を動かせる立場がありがたかった。白ひげ海賊団の残党が潜んでいるその場所を知ればいても立ってもいられず駆けつける。
酒の瓶と三つの盃。
この行為に意味があるのかなんて知らない。
弔いも葬送も生き残った人間のための行為だ。
そう思ってすらいた。
でも、その島にたどり着いて不死鳥と呼ばれる男の案内を受けると、どうしても足は急いた。
海に面した丘の上、そこにあいつが眠っている。
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