ぬら孫
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若菜さん成り代わり
妄想がたぎって吐き出したかったからとりあえず書き綴る。
もしかしたら若菜さん成り代わりを書いてる人もいるかもしれないけど私は見たことないから…自給自足してみる…読みたい。
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リクオ5歳ぐらいかな
乙女さんが実は生きてました設定で。もしくは乙女さんの性格とか諸々似てる人とか。
若菜さん何歳だ??この頃なら20代で大丈夫だよね?
ひたすら若菜さんの独白的な。
*
私は、いつまで貴方を待ち続けばいいのですか?
最近の貴方は、全く私と関わろうとしませんよね。まあ、その方に夢中みたいですし当たり前でしたね。
私は、貴方を信じ続けてきました。妖怪一家に後妻として嫁いだから、ただお嫁に行くのとは違ってもっと肩身が狭くて。気の許せる場所も限られてて。
そんな中でも貴方が隣に居てくれたから、貴方の側に居させてくれたから、なんとかやってこれた。
子供を身ごもってからは、この環境がどうこうではなく、この子のために生きなきゃ、この子を守らなきゃいけないという一心で生活して。
可愛い、貴方に似たリクオという息子が生まれて。
リクオと貴方との3人で過ごす毎日がとても幸せでした。この5年ほどの時間があっという間に過ぎ去っていきました。
そんなある日、前妻である乙女さんが見つかったと聞いた貴方は真っ先に駆けつけて行きましたね。
貴方にとって望んでいなかった乙女さんとの離縁でしたから、仕方がなかった事だったかもしれませんが、あんまりではありませんか。
貴方と乙女さんの間には待てども子供が出来なかったと聞きます。でも、私と貴方との間には5歳になる息子がいるのです。必ず優先しろという訳では無くって、私たちを愛しているという証をきちんとくれていれば、私も文句はありませんでした。
なのに、この有様はなんですか?乙女さんが見つかり"我が家に住むことになった"と何故事後報告したのですか。そんなに乙女さんが大好きで、周りが見えていなかったのなら、何故当時乙女さんがいなくなった時に必死になってなりふり構わず探さなかったのですか。
私はもう、疲れました。
貴方を待ち続けて、なのに貴方は乙女さんとの幸せそうな時間を過ごし、顔を、見ることに疲れたのです。
夫婦の部屋に貴方が戻って来ることが無かったので、気付かなかったでしょうね。私の荷物が、着々と減っていっていることに。
必要最低限の衣類とお金。いざとなったら換金出来るような貴重品。それ以外の貴方との思い出や使っていたものは、今はもう、何もないのです。貴方の物が仕舞ってあるだけ。
リクオも連れて、どこか貴方の手の届かない場所へ、田舎の方へ行こうと思います。
後妻である私が居なくなっても気付くことは無いでしょうが、リクオはこの奴良家唯一の子供。跡取りが居なくなってしまいますね。ザマァミロって嘲笑って言ってやりたいぐらいです。
リクオの周りにはお世話をしてくれていた妖怪の子たちが居るから、すぐバレてしまうでしょう。それでもいいと思えるぐらい、この家から離れたいのです。リクオと一緒に暮らしたいのです。
死にたいぐらい辛いことがたくさんあったけれど、リクオを1人置いて死ぬなんて出来ないから。貴方と乙女さんの子供として育てられれば、もしかしたらリクオは幸せだったかもしれない。だけど、貴方が隣に居ない時に、私の側で笑顔を見せてくれたリクオを、手放す事なんて出来ないのです。
私にリクオという可愛い息子を授けてくれてありがとうございました。
貴方にとっては長い生の中のたった数年かもしれませんが、私にとっては長い、とても長い年月に感じられました。
これからは乙女さんと幸せにお暮らし下さいませ。
何も伝えずに出て行ったことは貴方にとっても有難い話ですよね。
リクオを連れて行くこと、お許しください。
お世話になりました。
若菜
『りっくん。行こっか』
リ「うん!どこいくの?」
『ここからちょっと遠いけれど、空気が澄んだ緑の多い、いいところよ…』
リ「そっか!たのしみだなあ!!」
だいぶ書くの疲れた長い。
やりきった感ぱねぇ。文脈も意味もわかんないけど。これで結構満足した感。笑