短編
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ポンっと軽い音と同時に紗雪の驚くほど伸びた髪が広がった。太腿まで伸びた髪が視界を遮るが構わず刀を振るう。
ーー炎の呼吸 肆ノ型 盛炎のうねりーー
「ひゃっひゃ!」
紗雪の刀を身軽にかわすと鬼が舌なめずりした。
「女は30になるちょっと手前がいちば…」
ーー風の呼吸 伍ノ型 木枯らし颪ーー
そこで鬼の首は宙に飛んだ。不死川が日輪刀を納刀すると紗雪を覗き込む。
「テメェ、血気術なんぞ食らってんじゃねぇよ」
「申し訳ございませっ!?」
髪をのれんのように分けて顔を上げた紗雪の羽織を不死川が鷲掴んだ。そのままギュッと前を閉じられる。不死川が見た事ないほど慌てた顔をしていた。
「ばっ…お前、羽織の前押さえたまま蝶屋敷に行けぇ!」
「え?ですが…」
血気術にはかかったが怪我はしていない。隠との後始末も終わっていない紗雪が首を横に降ろうとすると、不死川が空いてる手で長い髪を掴んだ。
「呪いの人形みたいになってるじゃねぇか。隠がビビんだろぉ。俺がやっとくからテメェは行け」
「わかりました。ではお言葉に甘えさせていただきますね」
しっしと追い払われて紗雪は苦笑しながら蝶屋敷に向かった。胡蝶に事情を話すと羽織を脱ぐよう促される。素直に従った紗雪の姿を見て胡蝶は困った顔で笑った。
「隊服、苦しくありませんか?」
「?」
どう言うことかと自分の体を見下ろした紗雪は固まった。隊服の胸の部分がパッツパツになっていて今にも弾け飛びそうだ。固まってしまった紗雪に胡蝶は薬を差し出すとニッコリ微笑んだ。
「薬を飲んで二、三日陽に当たっていれば治りますよ。戻るまではここの看護服でも着ていて下さい」
すぐに戻るならば隊服を新しくするほどではない。紗雪は大人しく頷くのだった。
ーー炎の呼吸 肆ノ型 盛炎のうねりーー
「ひゃっひゃ!」
紗雪の刀を身軽にかわすと鬼が舌なめずりした。
「女は30になるちょっと手前がいちば…」
ーー風の呼吸 伍ノ型 木枯らし颪ーー
そこで鬼の首は宙に飛んだ。不死川が日輪刀を納刀すると紗雪を覗き込む。
「テメェ、血気術なんぞ食らってんじゃねぇよ」
「申し訳ございませっ!?」
髪をのれんのように分けて顔を上げた紗雪の羽織を不死川が鷲掴んだ。そのままギュッと前を閉じられる。不死川が見た事ないほど慌てた顔をしていた。
「ばっ…お前、羽織の前押さえたまま蝶屋敷に行けぇ!」
「え?ですが…」
血気術にはかかったが怪我はしていない。隠との後始末も終わっていない紗雪が首を横に降ろうとすると、不死川が空いてる手で長い髪を掴んだ。
「呪いの人形みたいになってるじゃねぇか。隠がビビんだろぉ。俺がやっとくからテメェは行け」
「わかりました。ではお言葉に甘えさせていただきますね」
しっしと追い払われて紗雪は苦笑しながら蝶屋敷に向かった。胡蝶に事情を話すと羽織を脱ぐよう促される。素直に従った紗雪の姿を見て胡蝶は困った顔で笑った。
「隊服、苦しくありませんか?」
「?」
どう言うことかと自分の体を見下ろした紗雪は固まった。隊服の胸の部分がパッツパツになっていて今にも弾け飛びそうだ。固まってしまった紗雪に胡蝶は薬を差し出すとニッコリ微笑んだ。
「薬を飲んで二、三日陽に当たっていれば治りますよ。戻るまではここの看護服でも着ていて下さい」
すぐに戻るならば隊服を新しくするほどではない。紗雪は大人しく頷くのだった。