短編
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煉獄との巡回任務でやってきた森の中で紗雪は夜空を見上げていた。街の明かりが届かない場所のせいか星が見事だ。紗雪は冬の寒さも忘れて見惚れた。
「何か気になるのか?紗雪」
後ろからやってきた煉獄が紗雪の顔を覗き込む。紗雪が笑って空を指差した。
「すいません師範。星があまりに綺麗だったので」
「そうか?」
煉獄にとっては見慣れた景色だ。紗雪が再び空を見上げた。
「私のいた東京は街の明かりが眩しくてこんな綺麗に星が見れなかったので。任務中は空を見上げる余裕はありませんでしたし…」
紗雪はハッとすると慌てて煉獄を見た。
「い、今も決して気を抜いている訳では無いですよ!?」
「はっはっは!それはよく分かっているから安心していいぞ!!」
快活に笑うと煉獄は紗雪の手を取った。目を瞬く紗雪に眉を寄せる。
「動きが鈍いと思ったが、ずいぶん冷えているな」
「申し訳ありません。ただ…手に関しては師範が暖かすぎるんだと思います」
もはや人間懐炉状態である。紗雪はあまりの暖かさに両手で煉獄の手を握った。
「ぬくぬくですね」
「君が冷たすぎるんだ!」
煉獄が更に手を重ね紗雪の両手を包み込む。紗雪は空を見上げると白い息を吐き出した。
「これだけ星が見えるという事は、この後更に冷えますね」
放射冷却が大変仕事をするだろう事を告げると煉獄が紗雪の手を摑まえたまま歩き出した。
「では巡回を終わらせて急いで帰る事としよう!」
「師範の手が暖かいから大丈夫ですよ」
「俺も君もこのままでは刀を振れないからな!」
そこは手を離せば良いだけなのでは…紗雪は喉まで出かかった台詞を飲み込んだ。
(何でそんな嬉しそうなんですかね)
だが煉獄が楽しそうなのは紗雪も嬉しい。走り出した煉獄に紗雪は慌てて自らも走り出した。
「さ、流石に無茶ですっ」
「すまん!」
巡回終了まで腕を引いて走らされた紗雪は汗だくで帰宅する羽目になったのだった。
「何か気になるのか?紗雪」
後ろからやってきた煉獄が紗雪の顔を覗き込む。紗雪が笑って空を指差した。
「すいません師範。星があまりに綺麗だったので」
「そうか?」
煉獄にとっては見慣れた景色だ。紗雪が再び空を見上げた。
「私のいた東京は街の明かりが眩しくてこんな綺麗に星が見れなかったので。任務中は空を見上げる余裕はありませんでしたし…」
紗雪はハッとすると慌てて煉獄を見た。
「い、今も決して気を抜いている訳では無いですよ!?」
「はっはっは!それはよく分かっているから安心していいぞ!!」
快活に笑うと煉獄は紗雪の手を取った。目を瞬く紗雪に眉を寄せる。
「動きが鈍いと思ったが、ずいぶん冷えているな」
「申し訳ありません。ただ…手に関しては師範が暖かすぎるんだと思います」
もはや人間懐炉状態である。紗雪はあまりの暖かさに両手で煉獄の手を握った。
「ぬくぬくですね」
「君が冷たすぎるんだ!」
煉獄が更に手を重ね紗雪の両手を包み込む。紗雪は空を見上げると白い息を吐き出した。
「これだけ星が見えるという事は、この後更に冷えますね」
放射冷却が大変仕事をするだろう事を告げると煉獄が紗雪の手を摑まえたまま歩き出した。
「では巡回を終わらせて急いで帰る事としよう!」
「師範の手が暖かいから大丈夫ですよ」
「俺も君もこのままでは刀を振れないからな!」
そこは手を離せば良いだけなのでは…紗雪は喉まで出かかった台詞を飲み込んだ。
(何でそんな嬉しそうなんですかね)
だが煉獄が楽しそうなのは紗雪も嬉しい。走り出した煉獄に紗雪は慌てて自らも走り出した。
「さ、流石に無茶ですっ」
「すまん!」
巡回終了まで腕を引いて走らされた紗雪は汗だくで帰宅する羽目になったのだった。