短編
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「話には聞いてたが、派手に面白い事になってるな!!」
煉獄は任務の前に宇髄の屋敷を訪ねていた。自分を抱いている煉獄より大きい宇髄に紗雪はキョトンとする。その目が宇髄の額当てについている飾りを見つけた。
「キラキラー!」
「おう!これに目をつけるとは派手にやるな!!んで?紗雪をここに連れてきた理由は何だ?」
飾りに必死に手を伸ばす紗雪を押さえながら煉獄は一連の出来事を説明した。驚く宇髄に頭を下げる。
「すまないが任務が終わるまでの間でいい!椎名を預かってくれないか!」
「そいつは千寿郎も災難だったな。良いぜ、ウチで預かってやるよ!雛鶴ー!」
「はーい!」
宇髄に呼ばれて来た雛鶴は紗雪を見るとパァッと笑顔になった。可愛いを連発して紗雪を見つめる。
「きゃー!可愛ぃ〜!!煉獄様、いつの間に隠し子なんて?」
「本当にそうならば楽しいんだがな!この子は紗雪だ!紗雪椎名だ!!」
楽しいのかよ!と言うツッコミを宇髄は飲み込んだ。こいつは紗雪の事になると相変わらずだなと思う。
「おいで!」
手を伸ばしてくる雛鶴に紗雪は不安そうに煉獄を見た。
「大丈夫だ!任務が終われば必ず迎えにくる!ここで遊んでいると良い」
「おいで椎名ちゃん。甘いお菓子もあるわよ?」
優しく微笑む雛鶴にか、お菓子という単語に釣られたのか紗雪は雛鶴の腕に移った。行ってらっしゃい!と煉獄に手を振る。
「すまんが頼む!」
宇髄の妻達がもったのは四日だった。
「それでうちに来たのね!兄妹も沢山いるし慣れてますから良いですよ!」
「すまねぇ!助かる!!」
紗雪は甘露寺の恋屋敷に来ていた。宇髄が良い子にしてろよ?と頭を撫でると立ち去る。紗雪はポカンと甘露寺と、たまたま一緒にいた伊黒を見上げていた。
「椎名ちゃん、何して遊ぼうかしら?お手玉やおはじきは知ってる?」
屈むと紗雪と目線を同じにする甘露寺に伊黒は優しいなと思った。紗雪がじっと甘露寺を見つめる。正確には甘露寺の開いた胸の部分を。
「椎名ちゃん?」
「ぽんぽん、痛いたいしゅるよ?ないないね」
言いながら甘露寺の隊服の前を閉じようとする。伊黒が紗雪の額を指で突いた。
「おい、甘露寺がこの程度で腹など壊す訳がないだろう。いくら子供とは言え甘露寺のやる事に異を唱えるのは許さんぞ」
「蛇しゃん!」
紗雪は伊黒の台詞を丸っと無視すると鏑丸を鷲掴んだ。驚いた鏑丸が牙を剥くのを伊黒が抑える。
「こら!よさないか!鏑丸が苦しいだろう!!」
「そうよ椎名ちゃん。良い子だから離しましょ?」
二人にいっぺんに言われて紗雪は驚いて手を離すと甘露寺にしがみついた。それに甘露寺がキューンとする。
(可愛いー!可愛いわ椎名ちゃん。いつもキリッとしてるから落差がたまらないわ!)
紗雪は暫くモジモジすると伊黒の首に戻った鏑丸を見上げた。
「何だ?何か言いたいのか?」
威圧的な伊黒にちょっと怯むが紗雪は真っ直ぐ伊黒を見上げた。
「蛇しゃん痛かった?めんね?」
「〜っえらいわ!ちゃんとごめんなさい出来るなんて!!」
「…どうする?鏑丸」
感極まった甘露寺が盛り上がるのを他所に伊黒が鏑丸を紗雪の前に差し出す。チロチロっと鼻先を鏑丸に舐められて、紗雪は驚いて尻餅をついた。
「…蛇しゃんペロって!」
目を丸くする紗雪の顔に浮かんだのは歓喜による興奮だった。頬を赤くして伊黒を見上げる。伊黒の視線が柔らかく変わった。
「許してやると言っている」
鏑丸が伊黒から降りて紗雪の側に寄ってくる。紗雪はそーっと鏑丸を撫でた。
「つるつるー」
「そうね!鏑丸君はいつもヒンヤリしてるわよね」
鎹鴉が伊黒と甘露寺に任務を告げにくるまで、楽しく遊んで貰う紗雪だった。
煉獄は任務の前に宇髄の屋敷を訪ねていた。自分を抱いている煉獄より大きい宇髄に紗雪はキョトンとする。その目が宇髄の額当てについている飾りを見つけた。
「キラキラー!」
「おう!これに目をつけるとは派手にやるな!!んで?紗雪をここに連れてきた理由は何だ?」
飾りに必死に手を伸ばす紗雪を押さえながら煉獄は一連の出来事を説明した。驚く宇髄に頭を下げる。
「すまないが任務が終わるまでの間でいい!椎名を預かってくれないか!」
「そいつは千寿郎も災難だったな。良いぜ、ウチで預かってやるよ!雛鶴ー!」
「はーい!」
宇髄に呼ばれて来た雛鶴は紗雪を見るとパァッと笑顔になった。可愛いを連発して紗雪を見つめる。
「きゃー!可愛ぃ〜!!煉獄様、いつの間に隠し子なんて?」
「本当にそうならば楽しいんだがな!この子は紗雪だ!紗雪椎名だ!!」
楽しいのかよ!と言うツッコミを宇髄は飲み込んだ。こいつは紗雪の事になると相変わらずだなと思う。
「おいで!」
手を伸ばしてくる雛鶴に紗雪は不安そうに煉獄を見た。
「大丈夫だ!任務が終われば必ず迎えにくる!ここで遊んでいると良い」
「おいで椎名ちゃん。甘いお菓子もあるわよ?」
優しく微笑む雛鶴にか、お菓子という単語に釣られたのか紗雪は雛鶴の腕に移った。行ってらっしゃい!と煉獄に手を振る。
「すまんが頼む!」
宇髄の妻達がもったのは四日だった。
「それでうちに来たのね!兄妹も沢山いるし慣れてますから良いですよ!」
「すまねぇ!助かる!!」
紗雪は甘露寺の恋屋敷に来ていた。宇髄が良い子にしてろよ?と頭を撫でると立ち去る。紗雪はポカンと甘露寺と、たまたま一緒にいた伊黒を見上げていた。
「椎名ちゃん、何して遊ぼうかしら?お手玉やおはじきは知ってる?」
屈むと紗雪と目線を同じにする甘露寺に伊黒は優しいなと思った。紗雪がじっと甘露寺を見つめる。正確には甘露寺の開いた胸の部分を。
「椎名ちゃん?」
「ぽんぽん、痛いたいしゅるよ?ないないね」
言いながら甘露寺の隊服の前を閉じようとする。伊黒が紗雪の額を指で突いた。
「おい、甘露寺がこの程度で腹など壊す訳がないだろう。いくら子供とは言え甘露寺のやる事に異を唱えるのは許さんぞ」
「蛇しゃん!」
紗雪は伊黒の台詞を丸っと無視すると鏑丸を鷲掴んだ。驚いた鏑丸が牙を剥くのを伊黒が抑える。
「こら!よさないか!鏑丸が苦しいだろう!!」
「そうよ椎名ちゃん。良い子だから離しましょ?」
二人にいっぺんに言われて紗雪は驚いて手を離すと甘露寺にしがみついた。それに甘露寺がキューンとする。
(可愛いー!可愛いわ椎名ちゃん。いつもキリッとしてるから落差がたまらないわ!)
紗雪は暫くモジモジすると伊黒の首に戻った鏑丸を見上げた。
「何だ?何か言いたいのか?」
威圧的な伊黒にちょっと怯むが紗雪は真っ直ぐ伊黒を見上げた。
「蛇しゃん痛かった?めんね?」
「〜っえらいわ!ちゃんとごめんなさい出来るなんて!!」
「…どうする?鏑丸」
感極まった甘露寺が盛り上がるのを他所に伊黒が鏑丸を紗雪の前に差し出す。チロチロっと鼻先を鏑丸に舐められて、紗雪は驚いて尻餅をついた。
「…蛇しゃんペロって!」
目を丸くする紗雪の顔に浮かんだのは歓喜による興奮だった。頬を赤くして伊黒を見上げる。伊黒の視線が柔らかく変わった。
「許してやると言っている」
鏑丸が伊黒から降りて紗雪の側に寄ってくる。紗雪はそーっと鏑丸を撫でた。
「つるつるー」
「そうね!鏑丸君はいつもヒンヤリしてるわよね」
鎹鴉が伊黒と甘露寺に任務を告げにくるまで、楽しく遊んで貰う紗雪だった。